● 「顔を洗って出直してこい」 立民・野田佳彦元首相が自民の政治改革案を痛烈批判 アハハ!痛快!
だけど一方で「殺人兵器共同開発・輸出」等では自民と変わらず。
「アルゼンチン1985」という映画を、Amazon primeで観た。
1976年から続いた軍事政権が倒れ、新政権ができたが、
軍事政権が「反政府ゲリラとの戦争」を理由に、
一般国民を、監視・拉致・拷問・殺人を犯した罪で告発した裁判の話だ。
その証拠を集め論告求刑まで持っていったのは検察で、
検事と副検事と若いスタッフ達だ。
まだ軍事政権の支持者が多数政府機関にいて、
脅しなど恐怖の中での仕事だったが、
僕が驚いたのは、
「それでも三権分立が残ってる」事だ。
日本は、表むき法律上は「三権分立」だが、
実際は、検察も裁判所も政府への忖度だらけで、独裁政権と変わらないからだ。
主任検事の論告求刑での、
「弁護側が何度も持ち出した『戦争だった』という論理を受け入れると仮定します。
しかし、匿名の集団が武器を持たない市民を明け方に襲い、拉致することが戦争行為と言えますか。
無抵抗の人たちを拷問し、殺すことが戦争行為と言えますか。
家を占拠し家族を人質に取ることが戦争行為ですか。
たった今産まれたばかりの子供が、軍の標的なのですか」
そして、最後の言葉、
「私は独創性を放棄したい。
これは全てのアルゼンチン国民の「合言葉」だ。
『二度と再び』」
画像の美しい夕焼けの山々のように、清々しい言葉が心に響いた。