週間00とセブンX+本日の散財

>ガンダム00
 刹那の育ての親みたいなの登場?
 なんかフルメタを思い出すのは気のせいでしょうか?
 CVは藤原啓治さんかぁ。


 今回はスメラギさんの伏線があったり、
 オペレーター二人のいちゃつき(?)があったり、
 最後のキャッチまででちゃったAEUのナントカさんが、
 適当に巻き込まれて墜ちたりと、
 なんというか、大きな動きの幕開けのような話。


 悪く言えば、少々散漫な印象も受けるが…。
 かなり多方面から描くつくりをしているので、
 元からといえば元からか。


>セブンX
 今回は完全につなぎの話。
 とはいえ、唐橋さん(スネークオルフェノクの方)の名演もあり
 夢と開放のために、異星人についていくという、
 やはりセブンっぽい話をやってくれました。

 
 そして、エキストラに混ざって脚本の小林さんがいたらしい。
 なんでもあんまりお金が使えないということだけど、
 エキストラも……?


 いや、でもなんだか唐橋さんと仲よかったらしいんで、
 かつて仮面ライダーBLACKに石ノ森さんが出たり、
 555のラスで、井上敏樹さんがぐりぐりしに来たり、
 用は記念参加の会だったんだろうなぁ。


>本日の散財
 仕事で電気消耗品を買いにアキバへ。
 ついでに昼休みをとって、外付けHDDを物色したりする。


 そして、メロンブックス
 大丈夫です。
 仕事の休憩時間は1時間あります。きっと大丈夫。
 ちなみに、買ったもの。


ヘルシング9巻

・サークル「明日はどっちだ!」
 みかげ貴志 『こーどぎあちゅ 災難のルルーシュ

・サークル「JEWEL BOX」
 相田 裕『ITALIA 2006-2007』

・サークル「規格外。」
 itotin初音ミクの凹凸が変更可能な件について』

・サークル「不可思議」
 山田 石人ほか『ふじょし はやて』


 しかし、レジで意外な遭遇。
 同じTRPGサークル所属のたんたんさんと会う。
 
 気まずいものを買っていなくてよかったというか、
 そういやあんまりエロい同人って買わないなぁ。
 自宅に積んであるものも、
 9:1くらいなんですよね、バランス的に。

ヘルシングとか

HELLSING 9 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 9 (ヤングキングコミックス)


 相変わらず大暴走。
 ウォルター氏の裏切りというか、
 もくろみはイマイチまだピンとこないのですが、
 絵の書き込みから、台詞回しから、引き込まれます。


 本日は会社でおこぼれの弁当をいただいて、
 夕飯代が浮いたと喜び勇んで帰ったのですが、
 結局箸をとめて全部一気に読んじゃいましたねー。


 しかしまさかのルーク・バレンタイン復活にはビビリました。
 巻末コーナーでもいい気になってるし。


 でもさらに末期的なのは、裏カバー下の表紙。
 京都アニメーションに向かう少佐たちの図。
 意味がわからない。



>先月のゲーマガの「以下略。」
 またあんまりゲームと関係ない。
 全開はまだウェスカーこき下ろしてたのに。
 今度は何か別のものを酷い解釈で漫画化を頼みたいところ。


 しかしゲーマガ
 地味にゲーム雑誌として面白いと思うのですよ。
 任天堂系からSCE系、X箱までやってるし。
 かと思ったら恋愛SLG系ゲームの記事もあるし。 


 月刊総合誌としては、かなりいいんじゃないかなぁ。
 スパロボ系の情報も、最近はゲーマガ早いしねぇ。
 逆に遅いのが電撃PSだったり。うーん。

仮面ライダー The NEXT

 観てきました。

 
 ……微妙!
 えーと、仮面をかぶれた兄貴と、かぶれなかった妹、
 という対比は出来てきていたし、それに絡む物語も、
 悪くはなかった。


 しかし、1作目の回収をしつつというのが、重かったか。
 少々散漫になってしまっている印象でした。
 最終的に中途半端な形で落ち着いてしまって、残念です。


 しかし、アクションシーンは見所たっぷり。
 V3反転キックがおがめるとはおもわなんだ。
 最後のシーンも、折角逆ダブルタイフーンで炎吸ったんだから、
 使われていない幻の業、
 『V3火柱キック』を見せてくれればよかったのに……。


 ともかく、バイクアクション、殺陣とも良作。
 本当に、物語の緊迫感がそこに乗らなかったのが悔やまれる。

 
 あとは、微妙に小道具凝ってるところが、
 井上さんの脚本だなぁとか思ったり思わなかったり。

文章と、伝達するということ

 庚申塚――母校文芸誌をレビューするにあたって、
 一度思考の原点に立ち返ってみる必要があると感じた。

 すなわち「人はなぜ文章を書くのか」。
 僕は少なくとも、文章は情報伝達手段の一つであり、
 それ以上でも以下でもないと考えている。

 たとえばここで今見ていただいている文章は、
 上記の理由により、文章について僕が考えていることを、
 『伝えるため』のものであり、それ以上ではない。

 手紙・メールは文章が伝えるものという最たる例で、
 論文は、論理をまとめ、伝えるためのものであり、
 小説は、物語をまとめ、伝えるためのものであり、
 自分のために取るメモや、ノートなども、
 最終的な対象が自分であるだけで、
 やはり伝達のものだといえる。 

 強いて言えば、伝達でない文は日記くらいのものだろうか。

 ともかく、僕は文章を書く以上、そこには何かしらの
 書き手が「伝えようとする」意図が存在すると思っており、
 それをより効果的にすることが「文章の上達」であると
 考えてやまない。

 とはいえ、大学のサークルでときどき見るのは、
 なんというか、こう意図不明な文章である。
 物語も伝わってこないし、詩のように想像を掻き立てられない。
 もちろん、論文の理論性なんてものも存在しない。

 そういう文章を書いたひとに話をきいたところ、
 帰ってきた答えで多かったのはこの二つが多かった。

 「雰囲気をつくりたかった」
 「特に意図はなく、思うままに書いた」
 
 前者はまだなんとなくわかる。
 結局僕がわからない、で終わってしまっているのだから、
 意図の伝達に失敗している可能性が高い。
 ある後輩が「空気みたいな文章」という表現を使ったが、
 まさにそれで、結局想像させるに至らない、
 宙ぶらりんな文章の羅列で終わってしまっている。

 わからないのは後者で、
 少なくとも、僕の理屈の中では、
 意図もなく文章をつくることはありえないことなのだ。

 少なくともこういう文章は、読み解けない。
 書き手と逆に、読み手は文章から意味をとろうとする。
 それが、ないということなのだから読めるはずがない。

 それは未熟さで、自分の意図にすら気づけないだけ、
 というのはたやすい。
 文章を書く行為に、意図を含める以上の
 使用方法があるとしたならば、
 それは確かに興味深いとも感じるわけであるが……。


 つまり、何が言いたいのかというと、
 僕は残念ながら文章を伝達の道具としてしか見られない、
 人間であるということで、意図不明なものに関しては、
 意見を書けない可能性が高い。
 そんな予防線をはりたいのである。

 やはり、何度考えても、意図の乗っていない文章を、
 書き記す理由が浮かばない。
 思春期の青少年の奇行のように、
 意味のないことに意味があるという無難な結論しか、
 今のところ出せていない。

 ……。
 恐らくこの問題は、しばらくの間、心の隅っこに残り続ける。
 残って残って、ふとした瞬間に思い出し、
 今回のように自分の中にこびり付いている「当たり前」の、
 剥離剤となるに違いない。

タロットのご主人様

タロットの御主人様。 (電撃文庫 な 11-8)Bookタロットの御主人様。 (電撃文庫 な 11-8)


著者:七飯 宏隆

販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 職場の同僚が、マスクで出勤。聞けば曰く、
『全裸でガンダムエクシアのプラモ作ってたら風邪ひいた』
 とのこと。
 みなさん、風邪には気をつけましょう。
 
 さて、今回ご紹介する本は、
 以前こちらのブログで『ルカ』を紹介しました七飯氏の、
 「タロットの御主人様」です。

 キスで暴走し女の子に寄生したタロットを封印して、
 自分の「手札」とし、その能力をつかって戦う。
 その方法もやはり……と。

 えー、一直線狙い系です。
 うむむ、『ルカ』の独特の世界構築と、人々の動きが
 好きだった作家さんなので、その点は少々期待はずれでした。

 もっと壮年の男とかにタロット寄生して、
 心苦しい物語展開とかすれば思わず拍手なのですが、
 この設定ではやっぱり女の子量産型か。

 三十三間堂学院といいい、量産系増やしすぎても……。
 マガジンでネギまみたいなの二本やってたらウザイでしょうに。
 でも、まあ、単行本として別れているのならありなのかなぁ。

 ともかく、ちょいと頭を捻る一冊でした。

********
 関係ないけど学園祭で購入した庚申塚29号及び、
 一年生本、読ませていただいております。
 今回は比較的余裕がある時期に重なったので。

 ここでレビュー書いたら超・悪い先輩だろうなぁ……。
 言いたいこといい散らかしやがって、とか思うんだろうなぁ。

 でも、「金払って買ってる」のでレビュくらいさせてください。
 お金のやり取りがあった時点で、
 僕の中では上の文庫のように商業誌となんらかわりません。
 お金だして自らの時間をその作品に使った感想を、
 書かせていただきたいと思います。

 今後、ときどき書いてきますので、よろしく。 

乃木坂春香の秘密

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)Book乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)


著者:五十嵐 雄策

販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 読んでみました。
 1,2が連載、3,4とエピローグが書き下ろしということ。
 起承転結でみた場合、若干前半が間延びして見えたり、
 また後半強引に突っかかってくるキャラがいたりと
 アンバランスに見えるが、このせいなのでしょうか? 

 展開は王道ラブコメ一直線の亜種なので、
 ハラハラドキドキというものはないし、
 伏線もわかり易いので、安心して読める。
 悪い言い方をすれば、先を読ませようとさせてくれない感じ。

 秋葉原での友人遭遇イベントとか、
 もっと危機感を煽る感じで「秘密」の部分を強調させてくれると、
 展開にハリがあったように思います。
 そういう意味で、持ち物検査回避のシーンは好きでした。
 ピンチシーンはやっぱり面白いもんですね。
 ラブコメも大事ですが、その連続で畳み掛けて欲しかった。

 しゃあさんの絵も手伝って、キャラは結構いい感じ。
 でも文中で春香の髪は黒髪と表現されているのに、
 絵だと茶系の髪なのは少々気になった。
 五十嵐氏の中の春香はきっと別の姿なんだろうなあ。

 しかし、これ1巻で完結している様子。
 今後どう展開してるんだろ?
 少々気になるので、収入があったら続き買ってみよ。