自転車活動記「こんな日に限って…」

気持ちが乗っているのに雨。あるいは、晴天なのにやる気がしない。気持ちと環境が噛み合わない、モヤモヤした日常「こんな日に限って」

十石峠~田口峠 南牧村で黒いラーメン

4/28(日)前回記事を書きながら、ひらめいたコースを走ってみようと自転車を出した。
GPSアプリが補足した軌跡は以下。

ひらめいたコースとは…
以前行った群馬県南牧村(なんもく村)の千歳屋さんで麺の黒いラーメンを食べ、その後まだ抜けたことのない「田口峠」を超えてみようというコース。

南牧村へのアプローチは「大上峠」を超えようかと思って予定していたが、曲がるのを忘れて十石峠まで登ってしまった。

これが帰りの脚に大きく影響することとなる。

6:00 カップヌードル「魚介ぶしカレー」を食べて出発!

朝から、4月下旬とは思えない強い日差しが降り注ぐ。

須玉で早めにモンスターエナジーを入れておく。

2週間前にも見た南清里のこいのぼり。

9:18 なんとか県境。家から3時間20分。暑くてトレーナーを脱いだ。

標高1400mなのにTシャツでちょうどいい。

市場坂の下りは爽快だった。ドーパミンが出まくった。帰りは自転車引いて登ったが…

小海線と並行して走る区間。運がいいと電車が見れる。

R141→R299。2週間前と同じだ。

この写真↓を撮ってすぐのところを左折し大上峠に向かう予定だったが、うっかり直進してしまった。気づいた時は十石峠数キロ手前。引き返してももったいない。
仕方ない。2週間前に通ったばかりだが、このまま十石峠を越え、上野村を経由し南牧村に入ろう。

まだ桜が見れたよ。

道を間違えたおかげで、前回は気が付かず通り過ぎてしまったお地蔵さんに久しぶりに会えた。文政12年(西暦1829年)2024年現在で195年前。

12:22 図らずもまた来てしまった十石峠。寒暖計は29℃を指す。暑い~

コース間違えた分時間が心配になってきたので、このまま上野村に下る。ホントだったら大上峠越えで直接目的地の南牧村だったのだが…

ホントに国道なのか?というR299。対向車に注意しつつ滝のように下る。

13:13 R299→県道41号。南牧村へ左折。ラストオーダーは14時。あと11Km。間に合うかな?

長ーい「湯の沢トンネル」南牧村へ下り基調。ここで一気に時間を稼ぐ。トンネル内は涼しくて気持ちよかった。

13:45 着いた!間に合った!「千歳屋」6年ぶり。


餃子が無かったのが残念だったが、お目当ての炭麺が食べられてよかった~

美味しくいただきました。

食べ終わって、お店前の自販機で飲み物を買い(先に自販機が無かったのでここで買っておいてよかった)、南牧川沿いにメインストリートを登っていく。

相変わらず「小渕優子」のポスターだらけだった。

立派な建物は民俗資料館。もとは学校だろうか?

分岐が見えてきた。ここを右折し県道93号、田口峠へ。ちなみにまっすぐ行くと本来超えて来るべきだった大上峠。

もう脚に坂を登る力が残ってない。こんなに自転車を押して歩いたのは初めてだ。
群馬/長野の県境に到達。ここが「峠」ではない。ピークとなる田口峠はまだ先!

いくつかの短いトンネルをくぐる。冒頭の地図でも確認できるが、この辺りは小腸みたいにうねうねした九十九折が続いている。下ると楽しいだろうな…

見上げると、うねうね九十九折。

16:33 家から140Km田口峠!標高1120m。やっと着いた。もっと楽に着くと思った。

疲れ果てた。遠くに妙義山が見えるね!もう一度書くがこんなに歩いたサイクリングは初めてだ。

このトンネルから待ちに待った下りが始まる!

長い下りを経て、やっとR141に出た!もう17時を回っていた。

佐久市臼田のセブンイレブンタフマン投入。僕には効果抜群!このまま野辺山を超えるよ。

朝、曲がった道を反対側から。

ここからは長野の南牧村(みなみまき村)漢字が同じで読み方が違うって面白いね。

ずっとTシャツ1枚だったが、さすがにこの時間の野辺山はもう一枚着ないとダメだ。汗でぬれたTシャツを着替え上にトレーナーを着る。とは言え手袋なしで標高1400m超えられるなんて、今日は本当に暖かだった。

サドルに巻いてあるタオルは、お尻が擦り剝けてちょっとした段差も痛いのでその対策。

20:07 山梨再突入。

夜の南清里こいのぼり。オートキャンプだろうか、車がたくさん停まってた。

22:00 帰宅。娘が作ったピザを食べた。出来立に間に合わなかった…

距離:231.83Km

乗車時間:13時間53分、経過時間:約16時間

久しぶりに標高断面。累積標高:6990m(カシミールによる)

ただラーメンを食べに行くにしてはハードモードになってしまった。途中で道を間違えなければもっと楽しいサイクリングになっただろう。