成長

買った時は若干ゆとりのあったスーツのウエストも今やすっかり、ジャストサイズな訳で、職場の人とそんなことをおしゃべりしているとき、「太ったのか?」との直球に、「いえ、自分、器用なんで、スーツに体型を合わせただけです」と言ったら思った以上に好評な切り返しだったようだ。東京を理解しつつある。

仕事

Excelを使っての集計作業・データ分析作業が多い。こと、9月末という半期のシメを向けるといよいよ作業量が増える。ちょこっと勉強して詳しくなって色んな人に楽するテクを教えてあげていたらようやく、部内で立ち位置を確立できたかなぁと思っていたら、「お、こいつ意外と使えるじゃないか」と思われたのかどうか、、、今のグループと別のグループとの間で、水面下でおれ争奪戦みたいなことになってて最近気を遣う。水面下でやってくれればまだ気は楽なのだが、そのやりとりがたまに氷山の一角みたく飛び出してきて、業務中、「あぁ〜、そろそろオレも使える若手が欲しいわ〜」とか、「そっすねー、○○(←おれ)とかうちのグループ来たらいいじゃないですかね〜」とか、これみよがしに隣のシマから背中に浴びせられた日には、どうしてよいのかわからず「聞こえない振り」でやり過ごししかない。派閥に属さなかったシマコウサクはえらい。

読んだ本

哲学 (幻冬舎文庫)

哲学 (幻冬舎文庫)

いつも風を感じて

いつも風を感じて

えせ田舎暮らし

えせ田舎暮らし

興味の対象

部屋からTVが無くなった。部屋に帰ってきて寝るまでの間に、だらだらとテレビを見れないので、その分、本を読むようになった。そういえば、昔はもっと本を読んでいて、週に1・2度はブックオフへ行っていたなぁと。時間が浮いたので、昔、夢中だった本を読み返している。相変わらず面白い本もあるのだけれど、もう昔のように夢中になれないものが多くてなんとなくさみしい気持ちになる。ひょっとして自分はかつて感動したことに感動できないように感性がさび付いてしまったのではないだろうか、とか思ってしまう。反面、昔は全く興味の無かった本がすごく面白かったりもするので、おれも大人になったのだろうかとも思う。だいたい割合は、面白くなくなったもの:35%、面白くかんじるようになったもの:30%くらいなので、まぁ、イーブンというところだろうか。でも、これは「読書」ということに関してだけで、昔に比べれば、新しい興味の対象も広がっているので、トータルでは、多分、面白く感じるようになったものの方が多いのだろう。

今の仕事

一言で言っていまえば「効率化」ということなのだが、非効率な現在のシステムを「効率」的なものに変えるためには、
1.現在のシステムが適切に理解できていなければならない
2.効率的なシステムが想像できなければならない
3.「効率」なシステムから「非効率」な要素を取り除き、重複している無駄を省く
こんな感じなのだろうか。
自分の仕事が年齢もキャリアも上の人たちの行動に影響を与えるかと思うと、やや方に力が入る。
でも、今までの経験上、こうゆう問題は、最適解を追い求めすぎずに、とりあえず手を動かし、とにかく手を動かし続けるしか「効率」的なものには至らないのではないだろうか。

六本木ツアー【初級編】

えー、友人が東京に来てました。というわけで土曜日に六本木をご案内しました。おのぼりさん4人が夜の街をブラブラしました、とさ。

<予定>
1:幻の隠れ家料亭で生ビールを1杯カツンと飲み干してアジのタタキをペロリ。そこで元気に「お会計っ!」粋な酔っ払いは長居しないのだ。
2:ビールの酔いの覚めない距離で、土曜日なのにすいている穴場へ直行。すいてるけど、もちろん美味しい店。「酢モツ・もつ鍋っ!」見たことないカラフルなお箸で食す。焼酎・ワイン・カクテル…、2杯目以降はそれぞれ好きなものを。この辺りで思い出話に華が咲き、「結婚」について射程が及ぶ。
3:場の空気に任せ、そのまま解散、or、夜のヒルズをぶらっと流しながら社会人4年目、3年目、について普段は口にしないようなことをポロっとこぼし合う。夜の帳の中で肩を叩きながら「ま、あんまり難しく考えすぎるな。楽しく行こうや」

<実際>
1:幻の名店で生ビールを1杯カツンと飲み干してアジのタタキをペロリ。そこで元気に「お会計っ!」俺達には時間がないのだ。店員が思わず、「すいません、1人1品お願いします。」うえ、昔はそんなのなかったのに。「キュウリ・枝豆・手羽先」、すかさず注文。ペロペロペロっと平らげて再度「お会計っ!!」
2:小雨に降られながら、ビールの酔いの覚めない距離で、土曜日なのにすいている穴場へ直行。すいてるけど、もちろん美味しい店。「酢モツ・もつ鍋っ!」見たことないカラフルなお箸で食す。焼酎・ワイン・カクテル…、2杯目以降はそれぞれ好きなものを。この辺りで思い出話に華が咲き、「結婚」について射程が及ぶ。「そういえば、H君は髪型マシになったな。前はシカク(角刈り)やったのに」「散髪代も小遣いから出せって嫁に言われて1000円のとこ行ったで。」(…、結婚は当分先でいいかな。)
3:場の空気に任せ、夜のヒルズをぶらっと流しながら、なぜかコロナ片手に踊る。「いぇい、いぇい」とか見知らぬ他人と盛り上がる。夜の六本木では見知らぬ酔っ払い同士世界人類皆兄弟。夜のヒルズをぶらっと流しながら社会人4年目、3年目、について普段は口にしないようなことをポロっとこぼし合う間もなく「おい、せっかくやからヒルズのスカイデッキ行こうや」「おう、皆で行こうや」「え、入場は7時半で終わり?今11時?ほな、ええわ、また今度」「終わるのえらい早いがな。」
日比谷線の改札でバイバイ。気持ちよくベッドへ倒れこむ。