仮面ライダーディケイド #4「第二楽章 キバの王子」

キバはつい先日まで放送していたのと、前回までのクウガの世界がなかなかいいリ・イマジネーションぶりだったからどうかなーと思ってたら、キバの世界もなかなかに見ていた身からすると面白いことになってた。ただ適当にインパクト優先で変えるんじゃなく、元作品のテーマを汲んだ上でそれを短期間で表せる構成にしているのは普通に上手いなぁ、これは続く龍騎と剣の世界にも期待できそう。

キバーラお届け

ユウスケの「コウモリちゃん」にちょっと笑ってしまった。思ったよりちっちゃいなキバーラ、キバットの掌サイズより更に小さい指サイズとは。あの小ささで悪女系キャラっていうギャップがなんともいえん味がある。
鳴滝に騙されて指示通りに行動してるんだと思ったら、世界を越えてユウスケを連れてくることを提案したみたいだったり鳴滝とは対等な協力者っぽいなぁ。レギュラーで付いてくるうちに心変わりするんだろうけど。鳴滝の血を吸うシーンは吹いた、鳴滝の顔がすごすぎ。

キバの世界における士

バイオリン奏者、しかも音也や渡に匹敵するほどというチート具合。でもそのバイオリンケースの色はないと思う。
夏海、「なんですかそのホスト風の格好は」ってホントにもっと他に言い様はないのか(笑) 普段士の抑え役に回ってるけど、夏海も夏海でかなり変人だなぁ、「士君、レッツ変身!」だし。

キバの世界

とりあえずビルに突き刺さって擬態もしてないキャッスルドランがシュールすぎて吹いた。王の城も内装以外は近代的な建築様式になったようで。メイドさんにちゃんとファンガイアの模様が浮かんでたのが芸コマ。
ファンガイアと人間が共存する世界といえど、その共存は掟によって縛られた結果でお互い腫れ物を触るような有様。特に種族の拘りとかなさそうな糸矢や、「ちょっと怖いけど」と言いつつ糸矢と親しくしている幼稚園児や、人間を襲いまくるビートルファンガイアを止めようとしたファンガイアを見るにそうそうギスギスしすぎてるわけではないみたいだけども。

糸矢僚=スパイダーファンガイア

士を突き飛ばして夏海に挨拶し、「お見合い写真が必要なお年頃」と写真を撮ってもらおうとし、キャッスルドランのバックスクリーンを見てファンガイア態になり、脅されると通りがかりの幼稚園児に泣きついて慰めてもらう……ああ、このフリーダムっぷりは糸矢だわ(笑) 美味しいキャラではあったけど、まさかキバの世界の特徴を士達に教えるという大役をもらうとは。

王の側近

ガルル、バッシャー、ドッガ、キバの時の役者さんにちゃんと声合わせてて声優ってすごい。この世界ではファンガイア扱いなのかなー、ビートルファンガイアの特殊能力と次回の展開を見るに。
ワタルには不満を持っていて、前王であるビートルファンガイアの帰還を望んでいるっていうのはキバとは真逆な設定に見えて、『父親との繋がりで渡に仕えている』というところは共通してるのね。

ファンガイアの王子、渡

元作品ではハーフとして忌み嫌われ、隠れるように暮らしていたのにこの世界のワタルはちゃんと世継ぎとして認められて、顔も広く知られている。それでも王になることを拒んでいるのは、危うい均衡で成り立っている共存を知っていてそれを維持していく自信がないからかな。ビショップに始末された掟を破ったファンガイアから顔を背けてたし。

笑いのツボ押し

ワタルに因縁付けてた時はともかく、バイクの運転中にちょっと悩んでるだけで押すとか普通に事故るぞ夏みかん(笑) さすがの士も死ぬぞってぼやいてたし。

親衛隊ルーク

何も悪いことしてなかったのに、問答無用でディケイドに殺されて……多分ユウスケが士は自分と同じ異世界の人間で、この世界のルールは知らなかったって弁護したんだろうけどよく無罪放免になったもんだ、士。

ディケイド(カメンライド・クウガ)対キバ

今までの平成ライダーではありそうでなかった、多段フォームチェンジを持つライダー同士の戦いがまさかたった4話で出るとは。この番組ほんと出し惜しみはなしだな。元々キバのフォームチェンジ自体が色と能力がクウガリスペクトだっただけに、見てて面白い。押され気味だったとはいえ、ユウスケのクウガよりは善戦してたキバはさすが王の鎧か。
ところでタイタンソードやペガサスロッドに変えられたドッガさんはどんな気分だったんでしょーか。

親衛隊ユウスケ

ユウスケも士と同じく、その世界での役割を自動的に与えられるのかと思ったらキバーラが連れてきた男ってことで親衛隊になってたのね。
「本当にそこに行きたければ、俺が必ず連れて行く。どこにでも、どこまでも」という台詞が五代雄介っぽいのがよかった。
でも「だって俺、クウガだし」って雄介の名台詞をあんなしょーもないとこで使うのには参ったぞ正直!(笑)

意外にモテる栄次郎

ホントいつの間にチョコなんかもらってたんだこのじーさん(笑)

謎の男

まあワタルの父親でビートルファンガイアなのはほぼ丸わかりなのですが。単純に人間を見下してるだけじゃなく、ファンガイアすら忌み嫌っているようなのは興味深い。
バイオリンの腕などで、元作品の音也・渡親子と対比のような関係になっているのが面白いなぁ。

仮面ライダーカイザ

前回の地獄兄弟はカブト世界から転移させられたっぽかったけど、今回はどうも士をファイズ世界に飛ばしたっぽいな。台詞は「そのベルトをもらう……」「邪魔なんだよ……俺の思い通りにならないものは、全て!」の二つだけだったけど、最高に草加イズムしてました。

次回「かみつき王の資格」

なんだこのサブタイはー(笑) ともあれキバ世界の完結編、人間とファンガイアの共存にどんな答えがあるのか、キバアローのメチャクチャさをどう話と演出で誤魔化してくれるのかに期待。

今度の映画

電王&ディケイドっていうのは本当なのかなぁ。井上公造氏筋の情報らしいけど。追記:本当だった。しかも超電王としてシリーズ化とか。こりゃ真剣にディケイドの次のライダーが電王2な可能性も出てきたな。
電王単体で続けるのは何の問題もないし人気の続く限りやってくれればいいと思うけど、ディケイドの中ですら電王は特別扱いだとなんだかなーって気分になる。電王は他のライダーを押し退けて道を開けさせる資格があるくらい特別ですかと。まだ確定情報も出てない段階でグチグチ言うのは感心しないというのは十分わかっておりますが。

仮面ライダーディケイド #3「超絶」

うわあ、この番組本当の意味で最初からクライマックスだ
各世界の事情は中途半端に終わらせるんじゃないかと思ったら、まさか第3話にして本当に『クウガの最終回』をやってしまうとは驚き。レギュラーになるユウスケの紹介&決意編という意味合いもあったとはいえ、これは後の世界にも期待しちゃうなぁ。しかし、1〜3話の色んな意味での豪華さ見ると全30話なのもわかるわこれ(笑) このペースで丸一年やったらとても予算とか諸々が持たないだろう。

地獄の兄弟

とりあえずライダーだから襲い掛かる→クウガがパンチホッパーを笑った(ようにキックホッパーが感じた)→「貴様、今相棒を笑ったな……」→二人がかりでクウガぼっこ→鳴滝にあっさり帰される→「兄貴、行こうよ……」「ああ……また別の地獄が待っている」
ほんっと何しに来たお前ら! 自由過ぎるにも程があるわっ!(笑) そりゃ鳴滝も呆れるって話で。
東映公式で「アメリカ帰りのスーツで出ます!」と書かれてたタイガはどこに出るのかと思ったら、デルタと一緒にたったあれだけとは。タイガはともかくデルタって敵だったのは北崎が変身してた時だけだし、もし出てくるなら声は藤田玲氏があててくれるんだろうか。

「それが君の本当の敵だ」

やはりユウスケにディケイドを倒すよう吹き込んだのは鳴滝だった。しかし士とユウスケが接触するのを邪魔する様子もなかったり、よりによって選んだ刺客ライダーが地獄兄弟だったり鳴滝も相当抜けてるな(笑)

ポトフ

なんかこの場面好きだ、どこだどう好きかと言われると説明に困るけど。

ン・ガミオ・ゼダ、復活

ゲキバスゲゲルは失敗したのに、士の世界と同じ「滅び」のせいでこの世界におけるグロンギの長であるガミオが復活。グロンギを必殺技も使わず蹴散らしクウガのどのフォーム相手でも終始優勢だったディケイドを、拳の一撃で吹っ飛ばす強さは確かに「ン」に相応しい。
ディケイドを自分と同じ『あってはならない存在』だと見抜いたり最期の言葉が「闇が晴れるぞ」と自分を倒したことを祝福するような言葉だったり、どこかただの敵ではない雰囲気があった。多分声の効果も高いだろうけど。

究極の闇

ダグバの『対象をプラズマ化する発火能力による無差別大量殺戮』に対して、ガミオは『体から黒煙を出し、それを吸った人間を殺して死体をグロンギ化する』。これは多分、狼男(ゾル大佐)の『ビールスで人間を狼男化させる』っていう作戦へのオマージュかな。
病院で、職員と救急隊員がガスを吸った人は未確認になるから運ぶなとかまだ息はあるとか言い合う描写がクウガっぽい容赦のなさでよかった。

「俺はこの世界の人間じゃない」

傲岸不遜で出鱈目な態度の中に、記憶がなく世界に拒絶されている不安や熱い正義感が垣間見えるのが士の魅力だなぁ。「もしかしたら、元はグロンギと同じような存在かもしれない」と言いながらも、ユウスケが戦意喪失した今自分しか戦えないから戦いに向かうというのが格好いい。

誰かの笑顔のために

今まで八代の笑顔のために戦ってきたユウスケに、八代が「私の笑顔のために戦ってあんなに強いなら、世界中の人の笑顔のためだったらあなたはもっと強くなれる」と諭すのが……ユウスケが行った後、夏海に気持ちを打ち明けるのも泣ける。

「来たか」
「ああ」

八代が本当に笑うのは、みんなの笑顔を守った時だと悟ったユウスケが駆けつける! この盛り上がる場面で階段を駆け下りるビートチェイサー! 来るのが当然と思ってたような士もいいなぁ、ほんと叫んだりの演技はいい。

「あんた1人で戦わせたら、あの人が笑ってくれない!」

「自分のため」に戦っていた小野寺ユウスケが、五代雄介と同じく「誰かのため」に戦うことを決意した瞬間。このタイミングで『カメンライド・クウガ』『ファイナルフォームライド・クウガ』『ファイナルアタックライド・クウガ』のカードに力が戻ったということは、前回予想した通り士達は「誤った世界を元の世界と同じ形に戻す」ことが使命なのかな。

「自分一人が闇に堕ちたとしても誰かを笑顔にしたい、そう信じてる!
 こいつが人の笑顔を守るなら、俺はこいつの笑顔を守る!
 知っているか? こいつの笑顔……悪くない」

そんなユウスケの言葉と姿で、士も失ったものを取り戻していくと。この双方向に影響を与え合っていくのが、ディケイドのストーリーの肝かな。最後に士が「俺も思いださなければならないことがある」って言ってたし。
しかしこの台詞、一条さんや未確認対策本部の刑事達という心強い仲間がいたとはいえ、たった一人で「体が自分のものじゃなくなるかもしれないという恐怖の中で、弱音も吐かず、皆の笑顔を守るために」戦った五代雄介のことを知ってると泣けてくる。しっかりとクウガを踏襲しつつも、新しいクウガを作ろうという意気込みを感じるなぁ。

「ファイナルフォームライド・クウガ

ピカーッと光ったりして変身するのかと思いきや、玩具そのままの変形を無駄にCGで見せてくれてさっきの感動も吹き飛ぶくらい笑った。いやこれ酷いよマジで、周りのグロンギがドン引きしてるようにしか見えなかったし!(笑) 「これが、俺とお前の力だ!」や、縦横無尽に飛び回るクウガゴウラムとディケイドの名連携には燃えたけどー(笑)
ファイナルフォームライドの顔見せでやられたとはいえ、ディケイドとクウガの連携必殺技を二回も打ち込んでやっと倒れたガミオは天晴れ。たった1話の出番だけど、立派に『クウガのラスボス』やってた。

八代刑事、殉職

夏海の「八代さん……最期まで笑ってました」という言葉が、ユウスケにとっては救いだっただろうか。栄次郎が「士君にしてはよく撮れてる」と言った写真が、笑顔のユウスケと八代だったのが切ないなぁ……

青空になる

「なんだか……今ならできそうな気がするよ、八代さん」と八代の墓前で「誰かの笑顔のために」生きることを誓うユウスケ。青空を見上げ、バイクを走らせるその後を追うのは……
ハイ出てきましたキバの世界からレギュラーになる、キバットバット三世の妹キバーラ! 声はローゼンメイデン第5ドール・真紅ことアルルゥこと沢城みゆき氏で悪女系……いったいどんなキャラなんだ……(笑) クウガのパワーアップの鍵になるって噂もあるけど、はてさて。

次回「第二楽章 キバの王子」

おお、ちゃんとキバのサブタイ形式だ! で、なんで糸矢さんだけ本人なんだよ!(笑) いやキバット三世も本人っぽいけどさ! 「気を付けろワタル!」の言い方がたった数週間ぶりなのに懐かしい。
紅邸でバイオリンを弾いてる池内万作氏は、あの世界における紅オトヤなのかな。東映公式見るとビートルファンガイアっぽくもあるけど。
そしてカイザ! カイザですよカイザ! しかもあの「邪魔なんだよ……!」の言い方は紛うことなき村上幸平氏の草カイザですよ! 地獄兄弟並みに鳴滝の言うことなんかこれっぽっちも聞かない暴れっぷりに期待。

仮面ライダーG

「いくらスタッフが東映の人とはいえ、どーせおふざけ全開のなんちゃってライダーになるんだろー?」とか思ってたら、おふざけもあるとはいえ結構まともに作ってて驚いた。特に恋人に正体を明かさず戦い続けることを誓うラストシーン、正統派ヒーローだわ。
ディケイドの声がちゃんと士だったり、1話で出てきた世界の壁を通って現れたりゲストライダーの扱いもちゃんとしてた。この辺はさすが本家東映+テレ朝。

仮面ライダーディケイド #2「クウガの世界」

あ、あれ、なんか前回よりも士の演技がすごくアレに感じる……普通の状況での出番も増えたからかなぁ。平成ライダーではいつも……とは言うけど、去年一昨年が上手かっただけに気になる。てゆーかこれといい勝負できるのは剣崎くらいな気が(笑)

テレビ朝日開局50周年御祝

仮面ライダーでまでするんかい!(笑)

ン・ガミオ・ゼダの声 立木文彦

立木氏といえばクウガのナレーション。やっぱりそれ意識したキャスティングだろうなぁ。

クウガの世界

駆け足ながらも、対策本部でゲゲルの法則性を探るとか節々にクウガらしさを感じる話と演出が上手い。一瞬しか見えなかったとはいえ、ちゃんとクウガに倒されたグロンギは封印エネルギーがベルトに伝わって爆発してたしね。

仮面ライダークウガ

ああー、棒状のものをドラゴンロッドにとか刑事から拳銃借りてペガサスボウガンにとか懐かしい、懐かしすぎる。さすがに動きそのままとはいかないとはいえ、高岩氏もクウガっぽい動きしてるし。

ユウスケと八代

自分に自信がなく、八代に認めてもらうためと気を引くためにクウガとして戦っているユウスケ。そんなユウスケを心配する八代。唯一正体を知る刑事がクウガのことを心配するという構図は変わらないのに、クウガが「みんなのため」じゃなく「自分のため」に戦っているのは面白い。やはりカタカナ名前のライダー世界は、どこか本来の形から悪い方にずれた「間違った世界」なんだろうか。次回予告のユウスケの「みんなの笑顔のために!」という叫びから察するに、それを正していくのがディケイドや夏海のやるべきことなのかな。士だけじゃなく夏海も重要な役目を持ってるように見える。

ディケイド対バベル

ディメンションキックがロイヤルストレートフラッシュだこれー! 同じカードライダーってことで意識はしてるのかな、あまりにもそのまんまな演出だし。
ディケイドは未確認生命体10号に分類。こんなところでも10か。

士の写真

「世界が撮られたがっていない」という台詞や、他のライダーの力が使えないことと関連付けられて語られてたり、やはりディケイドというのは本質的には「世界を破壊する者」なんだろうか。

名探偵士

37564ってどこの不良だよオイって思ったら士のでまかせでよかったよかった。出鱈目な推理で警察を動かしたりいきなり八代を殴り付けたりやり方は強引だけど、ちゃんと犠牲者を出さないためにしてるのはいいね。なんか承太郎思い出した(笑)
名推理はともかく、グロンギ語を知っていたってことはやはり士は「クウガの世界を知っている」ということ。ライダー大戦はあってはならない未来の光景かと思ってたけど、もしかしたら過去に起きたことなのかもしれない。

ディケイド対ベミウ、ビラン

しかしライドブッカーソードモードは先っぽの方にしか刃がなくて実に斬りにくそうだ、カードケースのせいで。

ディケイド対クウガ

ユウスケにディケイドは悪魔と吹き込んだのは、恐らく地獄兄弟を召喚した謎の男・鳴滝。ただその役目が「全てを破壊し、全てを繋ぐ」とすると破壊される方から見れば悪魔というのも間違っちゃいないだろう。
た、タイタンフォームが走るのは勘弁してくれー、いや設定的にはあれくらいは十分走れるスペックはあるんだけどさっ。ペガサスフォームで格闘するのも違和感あるな、短時間しか変身できない長距離狙撃専用フォームだったし。マイティキックが前転蹴りじゃないのも違和感あったけど、この辺はいちいち言ってるとキリないだろうなぁ(笑) 必殺技の演出があっさりしてるのはすごくクウガっぽいんだけどね。
他のライダーに変身しなくても、自身専用カードでライダーキック、斬撃強化、銃撃強化でクウガを圧倒するディケイドは強い。その世界のライダーでしか対抗できないアンデッドや魔化魍やワーム相手じゃなければ、変身する必要性を感じないなぁ。勿論これは演出の失敗じゃなく、各ライダーに変身できること自体に意味があるとは思うけど。

ディケイド対クウガアルティメットフォーム

何気に初お目見えのアルティメットフォームへの超変身、禍々しくて格好いい。目が黒い「凄まじき戦士」すらも圧倒するディケイドはもうすごいわ。

地獄兄弟登場

ラスト数十秒しか出てないのにこの存在感。やはり声だけとはいえ本編そのままなのは大きい。「兄貴、こんなところにもライダーがいるよ……」「いくぜ相棒……」ってちょっとはおかしいとかなんとか思えよお前ら(笑) しかし次回予告で全く姿が見えないのを見ると、アバンで軽く蹴散らされて二人仲良く川に流されていく光景が……
鳴滝はあの空間をカブトの世界にシフトさせたかカブトの世界のあの場所にいた地獄兄弟を転移させたか、どちらにしろ世界の壁を自在に操れるっぽい。

次回「超絶」

おお、サブタイがクウガっぽい。これからもサブタイは「〜の世界」→「その作品のサブタイ形式」でいくのかと思ったけど、アギト〜剣とかカブトとかサブタイないライダーが難しいか。
ガミオのザキバスゲゲルによるグロンギ大量発生と、背中を預け合うディケイドとクウガに期待。

仮面ライダーディケイド #1「ライダー大戦」

すごい番組が始まった
いやもう、冒頭の文字通りの『ライダー大戦』だけでもなんじゃこりゃー!なのに、その後のアンデッド、魔化魍、イマジン、ファンガイア、ワーム、オルフェノク大襲来とかそれを各ライダーに変身しつつばったばったと薙ぎ倒すディケイドとか、第1話からえらいテンション。去年のキバが掴みはやや弱かっただけに、この始まりにはやられたなぁ。これはいい方に転んでも悪い方に転んでも、前代未聞のとんでもない作品になりそうだわ。

ライダー大戦

いきなりサイドバッシャー! サイガに率いられるライオトルーパー部隊(フライングアタッカー装備)! ドラグレッダーとドラグブラッカー! ゼロライナー(緑牛)の上でゾルダ(緑牛)がエンドオブワールド! キャッスルドランの上に乗るキバと龍騎! 巨大ディスクアニマル! そしてそのライダー軍をたった一人で全滅させるディケイド!
すごい、すごすぎる映像。この戦いに何の意味があるのかとか、ディケイドは敵なのか味方なのかとかわからないことだらけで気になる気になる。

門谷士

演技は……うん、叫ぶところは悪くない、平常時の演技に比べたらだけど。逆に一番ヤバいと思ったのは笑いのツボを押された時かな……。夏海のことを「夏みかん」って呼んでるらしいけど、「夏海さん」って丁寧に呼んでるようにしか聞こえなかった。
キャラ的には、二年連続気弱系主人公だったので無駄に自信家そうな主人公は大歓迎。

「今日、あなたの世界が終わります」

渡、士にディケイドに変身することと世界を救うという使命を伝える大役に。それにしても堂々として立派になって……!(笑) ここで紅渡を持ってきたのは、役者をキバのついでに使えるし子供達にわかりやすいという事情もあるだろうけど、前のライダーをそのまま出すことで「世界の繋がり」を表す意味もあるのかな。
「十の世界が融合を始めた」「ディケイドは世界を巡り“破壊”しなければならない」か、わかるようでわからないような……
「僕達が世界の崩壊を食い止めます」の『達』は歴代平成ライダーだろうなぁ、ディケイドが巡ることになる世界じゃない方の。時間止めてたから次狼さん達がキャッスルドランで何かしてるのかもしれないけど(笑)

怪人大襲来

ただ使える着ぐるみ出してきて暴れさせただけじゃなく、ちゃんとファンガイアはライフエナジーを吸って透明化させて、ワームは擬態して蛹から脱皮してクロックアップして、オルフェノクは灰にして、イマジンは願い事を聞かないと実体化できないから砂時計状態で蹴散らされてとちゃんと各怪人の特徴を再現してるのがすごい。

カメンライド

各ライダーへの変身はカメンライドカードで、特殊能力の使用はアタックライドカードで行うのね。
ファイズが間に合わない、手が足らない時にヒロインを護衛するオートバジン、って絵は555で見たかったので嬉しいなぁ。相変わらず護衛・援護対象に当たるのも構わず撃ってるように見えるのも素晴らしい。

世界移動

写真館のバックスクリーンでっていうのは絵的に判りやすくていいかも。そしてディケイドの存在に危惧を抱く夏海の「借金踏み倒すかもしれないから」って適当な言い訳にめっちゃ顔を背ける士、お前そのつもりだったんかい(笑)

クウガの世界

なるほど、士は各世界でちゃんと身分というか立場を与えられるのね。いきなり調べても戸籍も何もない奴が現れた!とはならないわけだ。
警察無線の音と内容にやられましたよ! なんだよこれクウガじゃん!(当たり前
未確認生命体第9号がギャリドってことはほんとに全く違う世界なのね。ドルドまで出張ってきたし。
一条さん的ポジションが女性刑事っていうのも心地よい違和感だ。しかしあけぼの町のかおりさんと比べると痩せたなぁ……
そしてユウスケのクウガへの変身ポーズ、変身音、変身演出全てがあの時そのままで感動してしまった。やはりこの番組、侮れないわ。

次回

おどけて八代刑事に白い目で見られるユウスケ*1、『凄まじき戦士』対ディケイド、まさかのいきなり地獄兄弟とこれは次回も目が離せませんなぁ!

*1:雄介とは違い、ユウスケは八代刑事に惚れてて認めて欲しくて戦ってるらしいから無理もない。