macbook

去年の末ぐらいになるんだけど、macbook買いました。
いやー、いいね、mackbook。
以前使ってたibook G4がさすがに時代遅れになってもう重くてしかたないもんで新しいの買ったんだけど、まあサクサクだね。
そしてmacbookは日曜プログラマ&日曜クリエーターには最適のおもちゃだなあって思う。
買ったその日からプログラミング環境が一通り揃ってるし、appleの開発環境もただで手に入る。
さらに昔はソフトがwinに比べて全然少なかったけど、最近ではかなり充実してる。
特に創作に使えそうなソフトの充実ぶりはなかなかで、ちょっとした同人小説や脚本なんかを書きたい人にもお勧め出来る。
この間紹介した「Contour」の会社からも、映画の脚本作成ソフトや小説の創作支援ソフトなど、他にも色々出ているようだ。


っていうことで、タイトルも一新して、今日からこのブログではmacbookを使ってのプチクリ支援をやって行きたいと思います。


Apple MacBook 2.0GHz 13.3インチ MB466J/A

Apple MacBook 2.0GHz 13.3インチ MB466J/A

Age of empire III

久々にRTSをやりたくなって買ってみた。
日本語版はやたら高い&英語の勉強にもなるかなと思って輸入版を。
ここの通販サイトで買ったんだけど、3本以上買うと500円引きな上に代引き手数料も無料なので、1,980円のソフト2本(kohan IIとheroes of might and magic IV)も一緒に購入。
持ってるWINデスクトップはスペックがもうしょぼしょぼなので最近購入したmacbook(bootcamp)にインストール、無事プレイ出来た。
英語の勉強になるかななんて思ったけど、リアルタイムに進行するゲームで英語聞く&読むの無理だなあ。
最初のチュートリアルぐらいはなんとかなるけど、もう俺の貧弱な英語力じゃ全然無理っす。
リスニングが絶望的なもんで、字幕に目が釘付けに…ゲームどころじゃありません。
まあ、ストーリーとか分からなくてもゲーム進める分には支障がないんだけど、せっかくだからイベントムービーだけでも繰り返し見ながら進めて行こうかな。

Age of Empires III Gold Edition (輸入版)

Age of Empires III Gold Edition (輸入版)

Kohan 2 (輸入版)

Kohan 2 (輸入版)

Heroes of Might and Magic IV Complete (輸入版)

Heroes of Might and Magic IV Complete (輸入版)

シナリオ作成補助ソフト「Contour」

シナリオ創作の手助けをするソフト、「Contour」を購入してみた。
海外のソフトだが、ドル安&新年割引でかなり安く買えた。
ソフトとしては大した機能がある訳でもないが、その解説部分が相当充実している。
それと始めから入っている映画のサンプルがまたなかなか役に立つ。
が、しかし、このソフトの最大の欠点は英語であることだ。
そのほとんどが解説に当てられているこのソフトにとって、文章を読むことはかなり重要で、それゆえ俺みたいに英語が得意ではない人間は正直つらいものがある。
英語自体は大変分かり易く、おそらく英語が出来る人なら全く問題なくすらすら読めるのではないだろうか。

一言でこの本を説明すると、ワークショップ付きの書籍のようなものだろうか。
このソフトだけでシナリオがかけるようになるかと言うと難しいだろうが、他の脚本創作本を合わせて読みつつ実際に書いてみようという人には良いかもしれない。
シナリオ創作本の欠点は、内容が抽象的で、実際に書いてみようと思うと何をしてよいのかさっぱり分からないというろころだが、実際にガイドにそって、穴埋めして行くこのようなソフトは次のステップに進むにはなかなか良いのではないかと思う。

実際に俺もこのソフトで書いてみようかなと思っているので、そのうち経過をブログで報告するかもしれない。

楽しいプログラム

最近プログラミングにはまっている。
今までも時々プログラムに興味を持っては挫折してを繰り返して来たが、今回もまたそんな感じで手を出した。
3月ぐらいからrubyを勉強し始めて、テキスト変換ツールなんかを作っているのだけど、これが結構楽しい。今までで一番楽しんでるかも。
このrubyという言語からは、というか最近の言語はどれもそうなのかもしれないけども、数学的な抽象性が感じられて、なんだかわくわくする。
今ここにはない、存在しないものを想像したり、構築したりする楽しさって、どこから来るんだろう。多分人間にしかない感覚なんだと思うけど、人間って、つくづく不思議な形に進化した生き物だよなあ。

そんでまあ、最初に買った書籍紹介。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

これはお勧め。
とても分かりやすくrubyの基本が説明されている。
よくあるチュートリアル本みたいに、やったつもりにはなるものの、結局何を学んだのか分からないようなものと違って、rubyの基本をしっかり学ぶことが出来る。
俺みたいなにわかプログラマーは最初に押さえておきたい書籍。

プログラミングRuby 第2版 言語編

プログラミングRuby 第2版 言語編

たのしいrubyの後に買った。
基本部分だけじゃなく、たのしいrubyでは全くふれられていない、ruby周辺のことも書いてある。プログラミングに関する知識が無いとちょっと読みづらい。翻訳ゆえの分かりにくさもちょっとある。
たのしいrubyにはcgiのことすらも全くふれられていないので、色々補う意味でも持っていてもいいかも。

個人的には最近出た、初めてのrubyが非常に気になるけど、こっちはどんな感じなんだろ。

Rubyレシピブック 第2版 268の技

Rubyレシピブック 第2版 268の技

たのしいrubyの姉妹品。
こういうことやりたいんだけど、どうやるんだろって時に便利。
暇な時にだらだら読むのにもいいし、辞書的に調べるのにも便利。
特に初心者は押さえとくといいんじゃないでしょか。

私小説的ニュータイプ新書の可能性

モテたい理由 (講談社現代新書)

モテたい理由 (講談社現代新書)

面白い部分がたくさんあるのだが、全体としてはなんだかちぐはぐな違和感を受けた。
映画や小説、マンガなどではそのちぐはぐというか不可思議な違和感というものが、読者にずっしりと重い何かを刻みこむことがある。しかしそれが新書という形を撮っている本書では、マイナスに作用してしまっているのではないだろうか。


女性誌を調査することで、現代社会の病理、女性の病理を見いだして行くのだが、最後の章あたりで、その焦点が一気に赤坂真理自身の個人的な病理に移って行く。
社会の病理に自分の病理を投影しているわけだが、その飛躍があまりに唐突な為に混乱してしまった。
これが小説として書かれていれば、あるいはこの飛躍も受け入れることが出来たのかもしれない。
高橋源一郎東浩紀との対談で、「小説を書いていて実感するのは、魔法を使えるという感覚」であると言っていた。小説という磁場の上では自由に魔法が使えていた作者が、新書という魔法を効かせる為の磁場が弱い場所では、魔法がうまく作動しなかったのかもしれない。
しかし、この本ではうまく作動しなかったかもしれないが、新書で魔法を使うという試み自体は面白いと思うし、今後そういった新書が出てくるかもしれない。
最後の方でぐっと赤坂真理自身の病理にピントが迫って行く感覚は面白いし、突然どろりと粘度が増して
いくぞっとする感触にもはっとした。


映画、マンガなどで、現実的な日常から入って行って、いつの間にかありえない不条理な世界に引き込んで行く様な作品があるが、客観的な事実調査から入って行って、個人的な病理に引き込んで行くという手法は、うまくつかえば面白いものを生み出すかもしれない。

女の友情は存在するか

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

対談の中で、男同士の相棒関係みたいなものに憧れるなんて書いているけど、この対談見てると女同士の関係にだって憧れるよなあって思う。羽海野チカとの対談なんかはすごい楽しそうで、ああいいなって思う。特にお互いに褒め合う感じがいい。
男同士だとあんまりこういうのないんだよね。本人を目の前にするとどうしても言えない。別の友だちに「あいつはすごいよ」みたいなことを言う状況はよくあるんだけど、本人の前では照れくさくて言えないんだよねえ、言わなくてもあいつは俺が評価してることは分かってるはずだなんて言っちゃって。だけど男なんていつでも褒められたくてしようがないわけで、ほんとはもっと本人目の前にして褒め合うべきなんだろうなあって思う。


女の友情なんて存在しないってことに、そんなことないっ!って反論してたけど、その是非はともかくとして、なんとなくそういうことになってしまってるのは確かだよね。結局人それぞれなんだろうけど、女の友情否定説ばかりが流れてくる。
女の友情を描いた作品が少ないというのもあるんだろう。少女マンガには結構それがあるって言ってるけど、おっさんはそういうのを受け付けたがらないとも言ってたな。
きらきらひかる」というマンガ原作のドラマで描かれていた女の友情にふれられていたけど、女性脚本家が多いテレビドラマではしばしば女の友情が書かれてたりするな。そういえば「カバチタレ」なんかもそうだよなあなんて思ったり。あれは元々原作では両方男だった訳で、それを女性に置き換えて成り立たせているのはなかなか力量のいることなんだろうなあ。あの二人の関係もなかなか良かったし。


男の友情の方がシンプルで分かりやすいから、簡単に成り立ちやすいのは確かなのかな。プライドの方向もそれほど違わないから、気を使う箇所も少なくて済む。対談の中にもあったけど女性は抑圧ポイントが人それぞれだから、それぞれにいろんなスイッチを持っていて、気を使うポイントも多くて大変なんだろうなあ。だからこそ共感出来るポイントが見つかるとがっちり離さない、その共感ポイントを大事にして、お互いに褒め合って。男同士の「あいつは分かってるはず」を前提とした関係とは違う物になるのかも。女性からしたらそのぬるい信頼関係、根拠のない信頼関係にあこがれるし、男からしてみたら女同士の友情はあまりに私秘的で、自分たちには入り込めない疎外感から嫉妬に似た感情が生まれてしまうのかもしれない。俺に分からない所で自分たちばっかり楽しそうなことしやがって、のび太(女)の癖にずるいぞっていう。そういえば、この対談のタイトルも「あのひととここだけのおしゃべり」だし。
女の友情否定説も、案外そんなところから来ているのかもしれないな。

戦前の少年恐るべし

戦前の少年犯罪

戦前の少年犯罪

最初の方をちょっと読んだだけだけど、これは衝撃的だ。
小学生がナイフで人を刺すわ刺すわ、あげくの果てには3歳だとか4歳だとかの幼児までもが人を殺す始末。
ナイフで刺すだけならついかっとなってとか、魔が差してとか言えるけど、メートル尺で撲殺とかまであるから恐ろしい。一体人は物差しでどれだけ叩けば死ぬのだろう……。
最近は子供までもが殺人を犯すようになってしまったなんて嘆いている人は、立ち読みでもいいから最初の数ページだけでも読んでみてほしい。