いったん凍結しようかと思いましたが、ゆるゆる営業を続けます
更新滞っております。何をしているかというと、ゲームしたり寝たりしています。スンマセン。読書はちょっとお休み中。
本読む気分じゃないぜーメモなんてしたくないぜーなんて思っているんですが、どうせしばらくしたらまた本いっぱい読みたい!って時期が来るんですよね、不思議なもので。成人してからずっとこんな感じ。本読んで音楽聴いて映画見てゲームしてご飯食べて、そんなののグルグル繰り返し。文化のおかげで毎日楽しく過ごせています。ありがとう文化的な社会!
また思い出したように更新していきますので、どうぞどうぞ、引き続きよろしくお願いします。
藤田晋『渋谷ではたらく社長の告白』(アメーバブックス/単行本)
マザーズ上場後の、倒産しそうなあたりが面白かった。上場益は株主たちの先行投資であり、企業は新規事業開発や既存事業の拡大に投下して回収・増益しなくちゃならないって基本原則を思い出した。ゴリゴリの営業マンがメディアにも強みを持つ企業を育ててるってのが興味深い。なんだかんだ言って魅力的な商品持ってる企業が強いってことだよなー。
- 作者: 藤田晋
- 出版社/メーカー: アメーバブックス
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 198回
- この商品を含むブログ (116件) を見る
スタニスワフ・レム(著)、沼野充義(訳)『完全な真空(文学の冒険シリーズ)』(国書刊行会/単行本)
イマジネーションの素がてんこ盛り。
- 作者: スタニスワフ・レム,沼野充義
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1989/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 94回
- この商品を含むブログ (71件) を見る
小島信夫『抱擁家族』(講談社文芸文庫/文庫)
妻とアメリカ兵の不貞、病気、家の建設。自らの属する社会を再構築しようとする夫の努力と、その喪失。
夫がアイデンティティを保つために関係性に依存してるのが、戦後すぐの話なのに、なんだかすごく今っぽい。狂気をこんなにも冷静に書けるもんなんだなー。薄氷の上をそろりそろりと進むアリのような、慎重で清潔な文体が激しく好み。
- 作者: 小島信夫,大橋健三郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/01/27
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
沼野恭子『ロシア文学の食卓』(NHKブックス/単行本)
スタニスワフ・レム(著)、飯田規和(訳)『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫/文庫)
惑星ソラリスでの未知の生物との邂逅を描くSF。
人間の概念では理解しえない存在を、人間はどうとらえるのか、とらえられるのか。示唆に富みすぎててなんつったらいいのかわからんな。すげー面白かったです。
- 作者: スタニスワフ・レム,飯田規和
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/04
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 377回
- この商品を含むブログ (151件) を見る