Burlesque

British Airwaysの機内で観た映画Burlesque

ゴージャスですごく気に入って3回も観ちゃいました。が、世間の評価はあまり高くないんですね。確かにストーリーはないに等しいけれど純エンターテイメントとしては面白いのになあ。出来の良い2時間のMusic videoとでも言うんでしょうか、良い意味で。Christina Aguilera、かわいくてとても30歳近くには見えません。歌声の迫力とのギャップが最高。Cherが60代というのも信じがたい。私より若々しい。お美しい。。。
Cherの歌声と容姿から記憶を辿り、高校生のころ好きだった曲がBrenda Russellの"Piano in the dark"であることを発見したのでここにメモ。

スポーツというものは

年月と共に記録が破られて進歩していくものだと思っていました。でも違う競技もあるみたい。

これは凄い。次元が違う。ジャンプも、ステップも、迫力も、格が違う。何度でも見てしまうし、何度見ても飽きません。
このヤグディン以外にもプルシェンコも活躍していて、高い技術と表現力で競い合っていた10年前。SPにも4回転が入るし。それに較べると2010年のバンクーバー・オリンピックで優勝したのは4回転を飛ぶことの出来ない人。いや、別にその人が悪いとか嫌いとかいう訳じゃなく、全体のレベルとしてどうなのかと思ってしまいます。トップレベルの選手の多くが小粒になってしまったような。。。。
天才的な人が現れるかどうかにもよるんでしょうが、ルールや審判の主観が大きく影響する競技は難しい。。。

大地震から1週間。

4月1日から赴任予定の街は今回の大地震の被災地に隣接しています。街自体には大きな被害がなかったものの、街は復興支援の拠点となり、普段とは全く様子が違うらしい。ガソリン不足もかなり深刻なよう(東京でもそうらしいですが)。何よりも東京からのアクセスが悪くなり、新幹線も復旧見通し断たず、いつもの夜行バスは当然運休、残されているのは日本海側を回る遠回り迂回ルートか飛行機。人間1人の移動はなんとかなりますが、引越荷物は当然動かせません。そこで赴任先の事務に「4月1日赴任は予定通りですか?」と問い合わせたところ、「予定通りです。復興に向けて教職員が行う業務は多大です、是非一緒に頑張っていただきたい。電気、ガス、水道等は使えます。」との返事。ううむ。まあ行くことは出来ますが、電気器具も調理器具も暖房器具もない、布団すらないんですけど。。。当然現地でも物不足が激しいだろうし。う〜〜〜〜。自分から被災者の仲間入り、みたいな感じにならないと良いんですが。仕事以前に生活できるのかが心配です。
おまけに、今度の帰国で利用するルフトハンザは、福島原発放射能の危険性を理由にして、本日成田着の便を中部国際・関空に着陸させたらしい。関空なんかに降ろされたらすごく困る。ヤケクソでお好み焼きとたこ焼き食べてやるぞ。ああ、原発、痛いなあ。。。

いざという時

日本では大きい地震があったようですね。最も被害が大きいのは宮城・福島あたりだと聞きます。中高時代の友人が福島に沢山いて、津波被害を受けた相馬にもいるハズなのでとても心配です。東京もかなり混乱している様子。昼間の地震だったので帰宅難民続出だとか。。。
都心に住む家族に電話してみたのですが、地震直後から現在(地震から10時間後)まで、見事に通じません。話し中の音になったり、"I'm sorry, but the number you dialed is not recognized. Please check the number, and dial again"というアナウンスになったり。家の電話も携帯も全て駄目。災害の中心地でもないのに。。。災害時の都市機能?のもろさを思い知らされました。たまたま出張していた父には電話が1回だけ通じ、浜松で新幹線に缶詰になっているとのことでした。両親共に高齢なので、帰宅出来ずに疲れ果てているのではないかと不安になります。
こういう時、例えば『災害用伝言ダイヤル』は心強いですね(録音する側、再生する側共に171にダイヤル)。平時に言われてもどうしても頭に残らないものですが、この機会に使用法がきちんと浸透すると良いな、と思います。
もう一つ便利だと思ったのはTwitter。普段は時々読み流すだけですが、現在は避難所情報や各地の状況がどんどん流れてきます。ガセもあるかもしれませんが、新聞会社等のニュースサイトよりもずっと迅速で、都内の状況も何となくつかめました。知り合いが「無事だよ」とつぶやいてくれるとさらに安心ですが、ネットに接続出来ないかもしれないし、そこまでは難しいかな。
何はともあれ、少しでも早く混乱が収まり平常の状態に戻りますように。。。

試験監督は雑用。。。じゃないの?

こんな記事を見つけました。
【居眠り・私語・「雑用」公言…試験監督に問題も】2月25日に行われた京都大の2次試験会場。各大学の監督態勢が問われている。京都大や早稲田大など4大学の入試問題がインターネット掲示板ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、入試会場での監督態勢の甘さを問う声が出ている。逮捕された男子予備校生(19)は「一人でやった」と供述しており、試験会場で断続的に携帯電話を操作していたとみられるが、試験監督らがこうした不審な動きを見逃していた可能性があるからだ。大学側は「不正防止に万全の態勢をとってきた」とするが、試験監督態勢の不十分さや、先端電子機器への対応の遅れを指摘する声もある。京都府警の調べでは、予備校生は2月26日、京都大の英語の試験中に携帯電話で掲示板に投稿した上、寄せられた回答も閲覧していた疑いが持たれている。京大によると当時、受験生約8000人に対し、監督約400人を配置。受験生も椅子を一つずつ空けて座らせるなどしており、京大幹部は不正発覚直後の会見で「十分な数の監督を置いていた」としていた。しかし、長年、センター試験の大学責任者を務めていた60歳代の国立大学の元教授は、「監督の数が多ければいいというわけではない。試験監督を『雑用』と呼んではばからず、いいかげんにやる教員も多い」と証言する。センター試験では会場に2人以上の教授を試験監督として配置。しかし、元教授によると、試験中に自分の講義のテスト採点を行ったり、いびきをかいて眠ったりする教授もおり、試験後、「試験監督のおしゃべりがうるさかった」と、苦情を寄せられたこともあった、という。(2011年3月4日15時02分 読売新聞)

私も何度も入試試験監督をやったことがありますが。。。教員側の意識としては、大学教員の本業は『教育』と『研究』、やっぱり試験関連業務(試験問題作成や試験監督)は『雑用』なんじゃないでしょうか。とは言っても雑用だってお給料のウチですから(どんな仕事だってそういう面があるでしょう)、私自身は真面目にやってましたけど。完璧で臨むことは難しい入試、受験生がズルしたい衝動を抑えてあげなくちゃ、と思っていました。しかし今回の試験は結構ショッキングでした。基本的に受験生はみんな真面目に頑張っていて、気合い入れてカンニングする人はいないと思って監督しているわけですから。。。どんなに真面目に頑張っても監視のプロではないし、カンニング法にも精通していないし、すべての不正が監督官だけで抑えられるとは思えません。いっそ空港みたいに会場入口に金属探知機を付けておいて、引っかかる物は全部没収しちゃえばいいのに。
このニュースだと教員が悪いことになってますが(確かに私語や居眠りはヒドイ)、休日出勤でも手当が出るわけでもなく、代休が取れるわけでもなく(制度上は取れるけれど、平日には講義や学生の世話が!)、教員側は結構キツい。試験問題作成はともかく、監督は事務の人でも可能なはずなのに、いつも教員が使われていました(某私大)。納得いかなかったなあ。。。居眠りしちゃうような疲れた教員を使うのは止めて、毎日定時で帰れる事務方がもっと負担してくれたら良いのに。結局は人手が足らなすぎるのかも。もっと教育に関わる人員を増やして、なんでもかんでも教員をかり出すのは止めて欲しい。。。
「受験生は受験に人生賭けてるんだから、大学教員は真面目にやれ」というご意見もよく見かけますが、教員側は完全なオーバーワークです(文系なんかだと講義以外出勤しないお気楽な先生もいらっしゃると聞くので、分野によっても大きく違うんだとは思いますが。。。)。小学校から大学まで共通ですが、なんでもかんでも教員に押しつけるのはよくないと思うんですよ。。。

仕事再開間近。

仕事を再開するまであと1ヶ月弱となりました。4月1日の辞令交付・研修等の連絡も来て、いよいよだな〜という感じです。
このところすっかりノンビリしていたから、ちゃんと仕事出来るのかどうか不安です。体力・気力共に心配。でも楽しみでもあります。

When Harry met Sally

3つ好きな映画を上げろと言われたら絶対に入れます。1989年のアメリカのラブコメ。邦題は『恋人達の予感』だったでしょうか。最近UKのAmazonからDVDを購入。カットされたシーンやメイキング・インタビュー映像(it's called "How Harry met Sally", isn't it cute?)まで入っていて得した感じ。映画本編に合わせて音声で監督の解説まで聞けちゃって、作成秘話が面白い。映画を作るのって大変そう、だけどととても楽しそう。

キュートなMeg Ryanも良いのですが(最近はあまりお見かけしませんが)、何が好きってやっぱりBilly Crystal!外見は全然格好良くないのに(失礼)その彼がとても素敵。沢山出てくるイケメンが全てタダの木偶の坊に見える。アドリブ満載の弾丸トークもジム・キャリー的な大げさな表情の変化も、そして常に何となく冷めた感じなのも、何度観てもツボにはまります。今回はDVDで字幕表示が出来たので(今までは字幕なしのVHSしか持っていませんでした)彼のトークをきちんと追いかけることができて新鮮でした(でも字幕は結構省略されてます)。この主役の2人、実年齢が10才以上離れているハズなので同級生という設定にはちょっと無理があります。それでもベストの配役だと思います。彼ら以外ではこの映画は考えられません。脇役のレイア姫も良い味出してる。
この映画のBilly Crystalのように「よく喋って魅力的な人」というのは、実生活ではあまりお会いしたことがありません。どっちかというとよく喋る人といると「うるさい」と感じがち。こんな人は実在するものなんでしょうか、それとも自分と相容れないものへの憧れなんでしょうか。。。
ちなみに仏語タイトルは英語の直訳"Quand Harry rancontre Sally"。rancontrer(出会う)とraconter(説明する)という2つの動詞を混同しがちな私は、困ったらこの映画のタイトルを思い出すようにしています。