喜界島酒造の焼酎「喜界島」
が、私は好きであります。例の三笠フーズのコメ問題で出荷先のリストにあったのでびっくり。そこらへんの酒屋では売っていないので、あると余分に買っていた。在庫2本。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/wepps2nd/item4076748.html
で、捨てちゃったのですが、後で「未出荷」という報道。あちゃー。損したわ。w
工業用ノリというのは、コメでなくタピオカを使っているのがほとんどらしい。役人が知らなかったわけがない。農水省というのがかなり怪しい役所だという現実が改めて浮かび上がった。
利権もあるでしょう。松岡も死んだしね。よくわかりませんが、かなり根が深そうであります。
個人的にはとりあえず本日はウイスキーを飲むのであります。
でも食い物の恨みならぬ、食い物に対する安心の毀損は、影響がかなり大きいはず。どう落とし前を付けるんですかね、農水省。
マニトウの呪いと朝日新聞
昨日は珍しく朝の7時半まで起きられなかった。眠い。酒の飲みすぎであります。軽い二日酔い。近所の温泉へ行って、中華料理屋でスープ中心の昼食。帰るとまた睡魔。夕食をとるとまた睡魔。
今日は4:30に起きて、久しぶりにウオーキング。気になっていた植木の手入れなんぞを早朝からやっておりました。ちょっと汗をかいたが気持ちがいい。
ところで昨日の夕方、TBS系で韓国の「保導連盟事件」の調査について特集していて、発掘現場かごろごろ出てくる白骨の映像を眺めていたわけであります。ごらんになった方も多いのではないか。
事件の内容についてはwikiあたりで見られます。1950年の朝鮮戦争のときに起こった20万人虐殺ともいわれる悲劇ですが、今まできちんとした報道がされたことがなかった。韓国政府が隠し捲っていたからです。
殺されるのがいやで日本に密航してきた朝鮮人も多いのですが、そういう話が表面化することもなかったしね。
スピねたでサーフィンしていて引っかかったのが、「歴史の泉」:
http://blog.livedoor.jp/ninzya5/?blog_id=1946310
2008年09月06日 保導連盟事件 TBSの報道特集で、保導連盟事件についての報道をしいました。
保導連盟事件で有名なのが朴 泰赫氏が著作した
醜い韓国人 (歴史検証編) 出版社:光文社
です。
この勇気ある韓国人が行った告発に対して、日本国内では、おおくのインテリ日本人、知性派日本人が、罵声を浴びせかけ、嘘つき呼ばわりし、日本の右翼による偽装だと決めつけました。(中略)
結果、近年になって、韓国政府はこの保導連盟事件という大量虐殺を認め、究明委員会をたちあげました。この行為は立派だと思います。
韓国政府が究明を開始すると、アメリカではリベラル勢力がアメリカを全面支援することを表明している親米政権の安部政権に対する非難決議の準備をはじめました。
日本人には何の事かわからないでしょうが、彼ら日本人以外の人種は歴史を知っています。
つまり、歴史には原因と結果があります。
アメリカのリベラル勢力は、日本に大量の在日韓国人が居住しているのは、日本人が韓国で大量虐殺や奴隷狩りをやり続け、大量の韓国人を日本に強制連行してきたのだと結論づけています。
なぜ、そう結論づけて日本を恫喝しつづけるのか?
それは、保導連盟事件当時、アメリカと韓国は北朝鮮に対抗するために、共同戦線をはっており、その時期に韓国国内で保導連盟事件によって、20万人以上の民衆が殺戮され、おおくの人々が日本に逃げてきた事実を隠ぺいしたいからです。
当然、殺戮を行ったのは韓国軍で、アメリカ軍は関与していないのですが、アメリカの白人リベラルは自分たちの存在が完璧でなければ許されないとおもっているふしがあります。
このため、韓国国内で激減した20万人と日本国内に大量に流入した韓国人の数値的つじつまを合わせるために、韓国政府が真相究明に乗り出したタイミングで、日本政府に謝罪を突き付けたのです。
というような話で、これの処理の仕方は注目でしょう。なお、日本の朝鮮報道ですが、大昔なら金日成賛美一本やり。韓国が軍事政権だったときはT.K生の「韓国からの通信」みたいなデンパを岩波が流したり、だいたいロクでもなかったわけです。
なお私が「歴史の泉」に注目したのは、これがスピ系ブログであると言う点です。
なにしろご本人は過去のリーディングができるのだそうで、過去の歴史的有名人に関するリーディングが中心。美輪・江原マンセーの人でもあります。
しかし、自分のリーディングと江原のリーディングが違うこともたびたびだそうで、この辺が面白い。で、表題のネタになるわけですが:
http://blog.livedoor.jp/ninzya5/archives/50197390.html
2006年10月09日 歴史の泉のルーツ?美輪さんを見ていると、色々恐ろしいものが見えてくるし、恨みを呑んで死んだ人の波動を感じるんだけど、テレビ朝日の元となっている朝日新聞社にはものすごい怨霊に突き動かされているのが見えた。
「マニトウ」と名乗っている。
すごい波動だ。
「聖地を侵したるものを永遠に呪う」といっている。
どこか外国からもってきた霊に取り付かれている。なんで、どこからこんな霊をつれてきたのかと、不思議に思う。(中略)そこまで書いたところで、外国の霊、マニトウに関する情報が入る。
何でもアメリカのネイティブアメリカンの強力な精霊らしい。驚きつつ書き込みを続けた。マニトウに関する記述をしていたら、キーボードが非常に重い、コピーしようとしてもマウスが動かなくなる。危険なものを感じたので、この件に関してはこれ以上ふれないようにします。
ということで、なにやら恐ろしいものが憑依しているようであります。へー。インディアンと朝日新聞とはこれまた面白すぎるのですが、単なるヤジウマとしての当方も、祟りを恐れてこれ以上は書きません。w
追加======
なお、TBSの報道はこのあたりで見られます:
丹波・赤い海と恐竜
今日はちょっと亀岡へ。亀岡は以前も書いたように、大本教の本部が亀岡城跡を占領していたりする。弾圧で派手に爆破されたのは綾部のほうだったか。
出口王仁三郎が若い頃修行をした山なんてのも、亀岡の穴太寺(あなおおじ)の近くにある。(行った人のレポートがありますがリンク省略)
穴太寺にはニッポンでは珍しい、スリーピング・ブッダがあります。タイなんかに比べるとおもちゃみたいに小さい。布団被って寝てるモンね。ローカル気分満点なお寺ではありますが、西国三十三箇所札所という位置づけですから、朱印マニアが一定量訪れる。これはすごい発明だと思いますね、何箇所というネットワーク。
亀岡には、スピ系どもが泣いて喜ぶ出雲大神宮があります。
http://www.izumo-d.org/
少し前に行ったら、「パワーストーンはこちら」なんて看板がある。私はこういうのは好きではないのですが、最近はまた外したらしい。めでたい。
てな話をもっとしても良いけれども、本日のテーマではない。この辺がかなり特異な地域であると言う話を少し。
亀岡は大きく言えば丹波に分類されるわけですが、丹波・丹後という「丹」は「に」であって、「レッド」。大昔のこのあたりは海、しかも真っ赤な海だったという話があります。
丹波の赤海のことは亀岡の「桑田神社」「請田神社」「鍬山神社」に [ 歴史・社寺・史跡など ] / 2006-11-23 17:21:38
八津良神社の由来に関して「丹波の赤海」のことを書きました.ここに書かれている、
>保津峡を切り開き、亀山・園部の平野をお造りになりました
という伝説に関しては、亀岡平野の南端、保津峡に入るところにある桑田・請田・鍬山という三つの神社の由緒沿革を見てみるとにその事がはっきり出ていますね.赤海(丹の海)だった今の亀岡盆地の水を保津峡を切り開いて流し干拓して桑田に変えた大山咋命(おおやまくいのみこと)や市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)などを祀ったのが桑田神社、その行事を請け負った神を祀ったのが請田神社、その時使った鍬が山のようになったとわれるのが鍬山神社ということです.
http://blog.goo.ne.jp/mfujino_1945/e/5cfb979442be4f1c38ea8d89d820a63f
なぜ赤い海だったかというと、ウルシのせいであった、というのが「巨人・出口王仁三郎」(出口京太郎著)のイントロだったはずです。
しかしもっとわからない話があって、それが恐竜なんですね。丹波竜という化石が発見されているわけです。詳しくは:
http://www.tambaryu.com/index.html
ということで、丹波は恐竜の里にもなってしまった。
恐竜が赤いウルシの海を泳いでいたというのも相当ヘンなので、今後の研究に待つとしか言いようがない。でも結構ワクワクする地域ではあります。
可愛そうな現実と、わけのわからぬ政策
派遣労働禁止なんて法律ができるようで、引越し業者などがあわてているようであります。
これはたぶん悪法の典型になるでしょうね。ものすごい対症療法ですから、根本的な解決にはならない。負のスパイラルがいっそう増幅するだけでしょう。
正社員と言いながら、まともな結婚もできない薄給で、いい年をしたおっさんを雇っている会社もある。腐るほどある。でもワーキング・プアみたいな報道についつい踊らされるのはアタマの悪い政治家や官僚の悪い癖でしょう。
私は勤めていた会社の関連企業の給料レベルを調査したことがある。企画屋ですから、結構何でもありだった頃。私の名刺を見せたら相手はひれ伏す、わけはないですが、まあそれなりに力はあったわけであります。
で、調査なんですが。これは普通では出てこないデータ。ある人のちょっとした発言がヒントになって、データを集められた。労働組合? そんなもんはクソの役にも立ちません。これは断言できます。
結果ですか。愕然とした、とだけ言っておきます。これは20年くらい前の話です。つまり構造が元々あって、それがたまたま派遣の話になったに過ぎない。根は深いですから、永遠のいたちごっこになるでしょう。
鎌田慧が描いた「自動車絶望工場」はいわゆる期間工の話ですが、重労働だと言うなら正社員も同じ重労働をしている。これは慣れというファクターも大きいので、鎌田サンの批判はかなり的外れ。批判するのはいいのですが、これは期間工で入ったやつの限界でしょう。負け犬では大きな批判ができないからね。トヨタのやつとは結構喧嘩したので、結構色々知ってはいるが、書く気もない。
為替と日本経済
昔の話ですが、会社の業績と為替の関係と言うのを分析したことがあります。なんせ企画業者だった頃ですので、エクセルを使いながら、こういう分析も結構真面目にやったのであります。
割合に便利にできておるのであります、我ながら。
カイシャというのはなかなか面白い場所でありまして、私の場合はメーカーでしたから、社員には東大卒もいるし、中卒もいる。この辺を結構満遍なくお付き合いする必要があるわけです。学部で言うと、理工系もあるし文系もある。
文系のガクブというのが結構えーかげんなのは、私の個人的経験でも察しはつく。
1年目は、ほとんどが雑教養でしょ。
2年目と3年目は少しまともに、お勉強をするかなあ。
4年目なんてあーた、就職活動で忙しすぎて。
つまり実質2年だけのインプット。ここを読みに来る諸氏も胸に手を当てて考えていただきたい。たった2年だけでどんな専門知識を教えてもらったのか。
こんなもんで法律だ経済だ文学だと分類されているのが不可解であります。私はたまたま法学部で、勉強より遊ぶネタのほうが面白すぎたタイプ。
後で苦労したわけですが、一応ツケは払ったぞ。w
でも久しぶりに経済学部卒の若いモンと話をしたら、見事に経済学について何も知らないのでびっくりした。「へーそうなんですか、初めて聞いた」なんて台詞の連発。有名大学経済学部の元ガクセイさんであります。にわか経済学学徒の私としては、なんと言うべきかがわからない。
まあそれはともかく。
企業業績と為替なんですが、結論は「結果としてニュートラル」だった。
「結果として」というのは、企業のフレキシビリティといってもよい。そうでも言わなければ、360円から80円を切るレベルまで為替が変動してもなんとかなっている現実を説明できない。
現場でどうしているかと言うと、輸出先の選別やシフトを結構大胆にやる。これはすべての企業で大なり小なりやっている話なのですが、ノーテンキな経済学者たちは、結果だけを見てテキトーなことを言うのにはムカツキましたね。
例えばアラブ絡みだと、ディーラー権をいったんテキが取得したらまず解除不可能だという現実がある。これは悪い白人どもがむちゃくちゃをやった結果の遺産。違反したやつは鞭打ちの刑であります。
こういう場合にどうするかと言うと、「犠牲者をあらかじめ特定する」わけですね。
「悪いやつはあれ→」
と、全員一致で誰かを指すように決めておくわけであります。鞭打たれ役に指名されたおっさんはしおしおと刑場に引き出されて・・・。
そのあとの悲惨な状況は、かけねー、かけねー、もうかけねー。(冗談です)
誤った仮定から導かれる結論はすべて正しい
というのを読んだのは、池田信夫さんのところ。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo
( 経済に「関数」なんて存在しない 2008-08-24 / Economics)
ちょっと考えたけれども、言わんとすることはわかる。ワタクシ的に言えば:
「誤った仮定から導かれる結論は、なんでもありである(だから、全部正しいとしかいいようがない。論証不能だけれども)」とでもなるんでしょう。
別のコラムでリチャード・クーを批判しているけれども、これもわかる話。クーのおっさんは、バブルがはじけた時にケインズ的なバラマキ政策しか言わなかったのを思い出した。ケインジアンというのはいまだに一定の力を持っているわけですが、日本のバブルの始末には全く役に立たなかったですね。
でも、経済学者が常に間違うのは今に始まったことではない。この原因は、リアルな経済を知らないことに尽きるし、リアルな経済を知る気もないというところに起因するのではないかと、昔から思っているわけです。
どこをつつけば(例えば金利を上げたら、とか)どうなるかと言う話のモデルなど腐るほどある。でもいまだにレオンチェフの「産業連関表」のパラメータの呪縛から抜け出してはいないはずです。
「産業連関表」は今現在ならどうなるかと言う話を数値化したにすぎない。日本では現在総務省の管轄だそうですが、時々改訂版が出ているはずです。つまり、「現状のあと付け」でしかない。
産業構造がドラスティックに変化したときには、まず役に立たないでしょう。
最近医師不足なんて話がでてきていますが、これも同じ。役人は理路整然と間違うのであります。
ここまで書いて強烈に眠くなった。まあ、この辺もいずれゆっくり書くかもしれない話。さっさと寝よう。
靖国はカルトか
久しぶりにグラフを整理していたら、あっという間に日曜の午後。
ちょっと面白い記事があった。カトリック教徒の靖国参拝の話です。
「ノムさんの時事短評」
http://www.nomusan.com/~essay/jubilus2006/09/index-jubilus0609.html
1.カトリック教徒がなぜ靖国へ来るのか?
私自身は兄を戦争で失っており、遺族である。本来カトリックに関係なく、個人または家族で、静かに参拝していた。
しかし一部カトリック聖職者がその「肩書」のもとで靖国を否定するので、それがカトリック全体の方針でないことを示すために、カトリックを名乗って参拝するようになった。2.反応はどうか?
意外に多くのカトリック信徒、プロテスタントのクリスチャンが、靖国へ来ていることを知った。又、他宗派の方々からも、非常に好意的な反応を得ている。(中略)3.宗教的な矛盾は感じないか?
私は靖国を、一般的に神道を、キリスト教的な「宗教」とは思わない。キリスト教の神と神道の神は、まったく別なカテゴリーのものであり、対立も矛盾もない。神道には教祖も教義も戒律もない。何もない、いわば一つの「雰囲気」です。私たちは会社で地鎮祭をしたり、一年の安全、繁盛を願って、初詣に行く。初詣で祈ったからと言って、商売が本当に繁盛するか、事故は起こらないか、実はさほどには信じていない。事故が起こっても仕事がうまくいかなくても、神さんに文句をいう発想はない。神道の神さんは私たちを戒律で縛らない。せいぜい、「清浄」を求めるくらいです。靖国の御霊も、私たちに何も要求していません。4.靖国に合祀されていることを苦痛に思う遺族・親族がいるが?
私は信教の自由とは、極論すれば「信じる者の自由」であり、「信じられる側」に自由はないと思う。(中略)
靖国はトランジット、ハブである。そこを通って、それぞれの宗派の墓地に葬られるのだ。靖国は「墓地」ではない。霊魂の通過点、交差点である。 「待合場所」と言ってもいい。東京駅の《銀の鈴》です。(中略)5.「国立無宗教追悼施設」については?
反対である。少なくとも私はそんなところへは行かない。
いま靖国へ来ている人は、その施設ができても靖国へ来ると思う。結局、別な分断をするだけである。6.靖国の国家保持(非宗教法人化)については?
賛成であるが、おそらく実現しないであろう。「国家神道の復活」と、大騒ぎになると思う。(中略)7.今のままで靖国は財政的に存続できるのか?
麻生太郎さんなどは心配されているが、私は大丈夫と思う。日本人は絶対に靖国を見捨てない。もし日本人が靖国を見捨てるなら、そのような日本は亡びてもかまわない。実際、亡びるであろう。(後略)
フフフの福田が靖国に参拝しなかったので、今年のマスコミはなにも騒がなかったですが、これは単にネタにならないと判断しただけでしょう。
このM.マリンズ教授(上智大学)の言葉は真実を突いていると思う。死者を弔う素朴な心を、無視したり批判する人々こそ問題であります。
「靖国を日本人が見捨てるなら、日本は滅びる」という言葉には重みがあります。