再就職 2nd シーズン建設中

ご無沙汰しております。再々就職して半年以上経ち生活リズムも安定してきたのでブログを再公開します。

壮絶だった前回の再就職後、さらに再就職をしました。そのときの体験を現在ツイート中です。つぶやき終わったらまたここに転載する予定です。

http://twitter.com/35_de_kubi

もう転職活動は懲り懲りでござるよ…。


1st シーズンは再就職までのよくあるお話、始めますを御覧下さい。

7. 運命はホントわかんない

B社を辞めるとき引継ぎに3ヶ月かけろ、とか意味不明の一悶着があったりしましたがなんとか退職し、C社へ入社したのが2011年6月。仕事もやり甲斐がありすぎる素晴らしい職場でね。何より開発元締めであったりするので派遣を使う側の立場になりました。これがもの凄く不思議なんですよ。今までペコペコというのは言いすぎですが、ユーザーを立てる感じで接していたのですが、逆に接してもらえるというか、派遣の人がペコペコしてくるので逆に気を遣います。メーカーの方もペコペコしてくるのでこっちとしては非常にこそばゆいんですよ。

今までは逆の立場、以前はペコペコしていた側なのでそっちの気持ちがよくわかるから、色々お膳立てしてあげることができるので、向こうも私に好意を持ってくれているようです。なので非常にスムーズに仕事が出きて気分いいです。

気づくと部下も数名いたりして、希望だった福岡で就職も出来たし、マジ最高です。なぜこんなラッキーな再就職が出来たのか本当に理由がわかりません。何より(贅沢しなければ)お金に困ることがなくなったことが大きいです。ツイッターでも書きましたけれど、

生活に余裕が生まれると優しくなれるんだな。リストラ前は当たり前の感覚だったけど、収入激減して家庭がギスギスになって初めてわかったよ。おいらには必要な試練だったのかな。


これは真実ですよ。衣食足りて礼節を知るってことだと思うんですよ。近頃嫁は、近所のママ友と娘を連れて遊んだりバザー開いたりと、人生を楽しみ始めてます。今度こそ、今度こそこの生活が破綻しないように少なくとも娘が成人するまではバリバリ働いて生活費を稼ぎ続けたいと思います。

人生を振り返ってみて、前半はイベントが少なかったから神様が気を使ってくれたのだと、いいように受け取りたいと思います。実際問題、半導体業界にいたままだと、もっと酷いリストラを食っていたでしょうし、B社で苦労したけれど今の仕事の基礎になってますから、なにが幸いするかなんて人知の及ぶ所ではないな、とつくづく思います。

今、再就職や新卒で仕事が決まっていない方も沢山いらっしゃると思います。このブログを見たら分かる通り、こんな人間でも仕事にありつけるのですから諦めずにしつこく喰らいついて下さい。なんとかなりますよ。ホント、なんとかなります。

そして、今度こそ、

 ~ Fin ~

6. 神風きた!


そして4月。仕事をしていると午後3時に頃に携帯に着信。出てみると応募していた会社(以下C社)から「急で悪いのだが本日夜に面接したいのだが」と。忙しくて伸ばしてもらおうと思ったのだが、なにかピンと来るものがあり了承。鬼のような勢いで仕事を片付け自転車で博多駅まで急行し面接。

面接はスキルのことはほとんど聞かれず、仕事の内容を延々と説明され「できますか?やりがいを感じますか?」ぐらい。過去のこともあったのでキチンと条件について話ました。 今までの会社と違い色々具体的な話が出来ました。その姿勢から景気がよいんだなと感じました。好感触で面接は終了。

翌日昼にまた携帯の着信。「ぜひ来ていただきたいのですが」と。すぐに条件の話になったのですが、給与が手取りがリアルに最低でも当時の倍出しますと言ってくれて、ちょっと頭がクラクラしました。保険も当然あるし、退職金もある。当然正社員でのオファー。仕事の内容も、これがB社で経験したことがそのまま使える。半導体系だ、ということでハードに強いでしょう、と判断され、かつB社の経験が非常に好評で即戦力として見てくれたらしい。ボーナスも期末賞与も出るとかでなんだかんだで年収はリストラされた会社より100万以上増える!さすがに全国展開している企業は違うなーと感心しました。試用期間が1ヶ月でそこで判断があるそうなのだけれど、首になる人はまずいないということだったので、とりあえず家族と相談します、といって携帯を切りました。

当時はその他に面接を4社残していましたがキャンセル。で、内定を貰ったと嫁に話したときの嫁の顔といったらなかった。そして、
「信用できない」
と一言。正直私自身が信じられなかったのですが、内定通知書を受け取ってようやく2人して実感することが出来ました。その日の夜に久しぶりにエビスビールが出ました。うちの嫁はホント分かりやす過ぎる!

5. 上がったり下がったり

年が開けて、2011年なると求人の状況が一変。途端に面接が定期的に入りだす。1月2月とほぼ毎週面接に行けました、が内定には至らず。おまけにB社の給与が遅れるという事案が発生し我が家では嫁が発狂したりして、もうこんなんばっかりやなあ、ハハハ。義母も結構アレでして、この時期にいろいろ問題を引き起こしてたりと嫁の精神状態も結構来てましてた。娘だけが唯一しっかりしていました。こんな両親は頼りにならん、私がしっかりしなきゃ、と思ったのか当時2歳なのに随分大人びてた。甘えたい時分だろうになあ。

3月になると2次面接まで通る会社もちらほら出てきてまして、こういうのって季節的なものだったりするのかな。とか思ったりしてました。

4. 嫁のお言葉

その間も嫁から定期的に御託宣が下されておりました。以下抜粋。
「とにかく早く仕事探せ」
「すぐ行動」
「おまえは甘い」
「会社の状態が酷い」
「優先順位を考えろ」
発想の転換をしろ」
「穴場を考えろ」
「早く探して慌ててやるからろくな会社に入れないんだ」
「自分のペースでやりたがるだろ」
「ペース配分が下手」
「要点を掴むのが下手なのでは?」
掲示板に聞いてみれば?」
「方法を考えるために情報を集めろ」
「外す会社の基準を決める」
「最低限、厚生年金、退職金、賞与があるところ」
「業界を変えみる、というアイディア。どの業界だったら働けるか?」
コンサルタントにお金を払って客観的な適性を調べてみれば?」
「2、3年も(私を)苦労させるとかありえん」
「有名、上場もしくはその子会社、保険完備、ボーナス、退職金ありを希望します」

ノートに書き付けた嫁の言葉も、そのときの状況を忘れているのでどのような文脈で使われたか不明なものも多いけど、「すぐ行動」と言いつつ「早く探して慌ててやるからろくな会社に入れないんだ」とか矛盾した指摘をしてくるし、正論ばかりでウンザリしてました。

3. 就活を本格化


故に忙しさを理由にしてはいかん、ということで10月から細々と再開。まずはWeb応募、土曜日は昔通ったハロワへ。もう2度といくまい、と誓ったハロワ。就職している人だけは土曜日も利用できる。無職の人は入れないので、通常より人が少なくて快適になりますので、働いている人も一度社会見学のつもりで行ってみたらいいですよ。

有名就活サイトにログインし職歴を直し、仕事に結びつきそうなキーワードに片っ端からエントリーします。今回は、半導体、Web系、システム開発、管理職、かつ福岡県に絞りました。

半導体系が割りとたくさんヒットし、11月に面接が入ったので業界のことを色々聞いてみる。やはり福岡は仕事が少ないし、そもそも半導体設計しかも私がやっていたデジタル設計は需要がなさそうだった。以前に派遣されていた企業の状況を聞くとどこも青色吐息とのこと。で、そこの会社とも縁がなくご破算。

以降もサイト、ハロワでせっせと応募するも面接にすら到達できない日々を過ごす。「お祈りします」文書が入った封筒、どんだけ集まったと思ってんだ。