ブログやめます


 突然ですが、当ブログ『ハンサム二等兵』やめることにしました。


 今までのご愛顧ありがとうございました。











 このブログは、やめることにしたんです。





 …ええ、このブログは。









 で、今後はアメブロの方に移籍します。



 はい、単なる心境の変化です。マンネリ打破です。


 8/3開始予定でしたが既に書き始めております。
 新しいブログはこちら↓


 やぶさめ三銃士(仮)
 http://ameblo.jp/torubez



 ええ、基本的には何ら変わっておりません。


 変わらぬご愛顧を宜しくお願いいたします。



 成願トオル

図鑑に載ってない虫


 久々に土日っぽい土日でした。
 普通っていいね。
 今週は追徴課税です。成願です。


 そういえば図鑑って全然見ないですね。
 子供の頃はあんなに図鑑見てたのに。
 みんなファーブルすげーとか思ってたのに。
 この歳になって近くにファーブルみたいに虫ばっか探してる奴いたらちょっとしたキチガイとして捉えちゃいますもん。
 何処行ったの童心。
 カンバック、童心。


 脳内活性化第三弾は「時効警察」の三木聡監督作『図鑑に載ってない虫』。
 くだらなかったー。
 いい意味でね。
 「時効警察」は事件を追うっていうスジがあるからいいけど、ま、一応こっちも「死にモドキ」ってのを追うっていうロードムービー的アレだけど、これはどうも小ネタと小ネタを紡ぎ合わせた小ネタ王国。小ネタの応酬。小ネタのバイブル。
 小ネタっていいよね。
 小ネタだらけでもいいんだよ。
 そんなエールをもらったような気がします。
 くだらな最高。
 マメ山田最高。
 内容はあれだ。観ればいいよ。観ないと語れないよ。


 予告編で三木監督の次回作『転々』を観た。
 オダギリジョーと何故か海原雄山みたいな髪型の三浦友和が東京を散歩するつう話。
 原作モノらしい。
 それでトラックの「バックします」ってのを「ガッツ石松」っつって笑うシーンがあって、そういうとこをわざわざ予告編に入れてくるあたりが好きです。


 


図鑑に載ってない虫
【監督・脚本】三木聡
【出演】伊勢谷友介/松尾スズキ/菊地凛子/岩松了/ふせえり/水野美紀/松重豊/高橋恵子/嶋田久作/マメ山田/森下能幸/渡辺裕之


 菊地凛子って前は菊地百合子って名前で活動してたんですね。
 寺島進と『空の穴』って映画で主演してる。俺観てた。あれ良かった。
 こんなにエキセントリックな人だとは知らなかったわ。


 それと『腑抜けども〜』に続いて今作にもはえぎわのノゾエさんが出演してた。
 売れっ子ですやん。 


 


 
 

今回は選挙に行ってみようかと思う


 だのでK党関係の電話とか不要ですから。


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 ブラジル『天国』また観ちゃいました。どんだけ面白かってん?そんだけ面白かってん。
 好きな物は毎食食べても大丈夫な成願です。


 高円寺でいい感じのサンダルを買ったんですがその時に履いてたのが百均で去年買ったビーサン。足裏で地面の凹凸がわかるくらいすり減ってる。どんだけ物持ちええのん?そんだけ物持ちええのんよ。
 あ、これもう要らねえなあ、新サンダルすぐ履きてえなあと思い、「あ、すぐ履きます」「はい」「で、これ(ビーサン)捨てちゃってください」。
「え?いいんですか?」と店員さん。
「百均のなんで」
 これで店員さん破顔一笑。「じゃあお預かりしますね」
「すいません、ホカホカで」
 他の店員さんからも笑いが起きて好印象を与えてきました。たぶん二度と行かない店だけど。
 なんつうか、一期一会ってやつですね。


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 高円寺駅前で街宣車にて又吉イエスが演説していた。
 目が完全にイッちゃってる。
 生で見れてラッキー、これも一期一会だけど投票はしませんからね。


 もう都民じゃないから。


 選挙ポスターが並んでるのを見ると丸川珠代がすごく美しく見えるんだけど、なんかまあ、2軍でならホームランがしがし打てますよみたいな感じがしてならない。

ハンザキ始動と拓哉キャプテン


 しばしの休養も吹っ飛ばし、いよいよハンザキ始動。
 とはいえ二人ですから。
 車でもろもろ運び出し、びっくりドンキーで打ち合わせ。やること山積みですが色々決まりいざ観音への道をひた走る次第です。


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 帰りに車を走らせているとラジオからキムタクこと木村拓哉の声がする。
 普段の三倍くらいの明るいトーンでエロトーク。本人曰わく木村エロ拓哉だそうだ。
「俺エロだからね。倖田來未のエロかっこいいに対抗してエロかっこエロいってのはどうよ。エロに始まりエロに終わんのね、これ輪廻に通じるね」などと楽しげにオナPやら青梅っ子やら言っている様はポスト福山雅治狙いかなどと勘ぐってしまうが青梅っ子のくだりで不覚にも吹いてしまい結局は好印象だよ、拓哉キャプテン。やけにハイテンションながら優しい感じも好印象だよ、キャプテン。
 でも何で?何でリスナーにキャプテンって呼ばしてんの?教えてキャプテン!


 そんなわけでやっぱりいちごミルクは美味しい。

ブラジルの妖精、習わぬ経を読む。


 読まない読まない。
 木魚のリズムでサンバ踊っちゃうから。


 女子バレーブラジル代表のエース、エリカ・コインブラ選手は『ブラジルの妖精』と称される人気選手だそうだ。
 エリカ・コインブラ
 あれか、手ブラとか貝殻ブラとかの仲間なのか、コインブラ沢尻エリカコインブラ
 十円玉で隠すんだと大きめのサイズの方は大変だろうし、十円玉だと遠くから見たら何もつけてないように見えちゃいますね。


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 脳内活性化運動第二弾として中野ポケットにてブラジルの『天国』を観劇する。
 そこに出て来る女優さんがエリカ・コインブラのように(見たことないけど)スラッと長身で高い位置からアタック右腕を振り下ろしていた。


 HPに載っていたあらすじ的文章。
『寂れた街の居酒屋に仕事を終えた期間工たちが集まる。美しい女将が、客の話に笑みを浮かべ相づちを打つ。男たちはわずかな金で酔い、下らない冗談でバカみたいに笑う。そして、言い訳で固めた過去と行き先のない未来を忘れる。
 ここは、未来のない行方不明の今。だからこそ、天国。』


 なんでわざわざあらすじまで載せるかというとまたいつものように陳腐な言葉しか出て来ないからである。
 要するに、面白かった。
 凄まじく面白かった。今年一番。久しぶりに観劇後に凹んだ。
 台本も役者さんも何もかも上手い。
 いやさ、巧い。
 まいりました。


 日曜まで中野ザ・ポケットでやってます。
 こで、観た方がいいよ。


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 そんなことよりダンボール肉まんはヤラセって!
 今さら遅いよ。
 ホームレスの皆さん、こぞってダンボール食っちゃってるよ。

腑抜けでも、逞しく育ってほしい


 僕なら息子にこう言ってやりたい。
 でも腑抜けでは困るか。間抜けならハマジみたいで愛嬌があるんだが。
 間抜けで逞しい子ならあらゆる状況下においても生き残ってくれそうに思える。


 公演が終わって空っぽになった腑抜け頭に色々詰め込んでいこうと思い、先ずは『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を観る。久々にスクリーンで永瀬さんを観る。


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 両親の葬儀で帰ってきた女優志望の身勝手妄想暴力女、澄伽。サトエリは実際こんな感じなんじゃねえのかってくらいのハマり具合で、こんなんなら海老蔵に逃げられる。そんなことより海老蔵はラブラブな時期には海老ちゃんとか呼ばれてんのか。むしろ海老たんか。どっちでもいいが。
 僕の回りには女優という人がたくさんいますが澄伽を見ていると女優とは「人として憂いのある女」という意味なんじゃないかと思いつつ、あながち間違いでもない。要は誰しもそういう部分があって際立たせてみれば案外みんな滑稽なくらい身勝手だ。


 そんな澄伽に対するのが澄伽に言いなりの兄と虐められまくる妹と兄嫁。その辺の攻防は映画観てナンボですからさておいて、そんな中にいる兄嫁=永作の存在感が強い。
 矢沢永作じゃなく永作博美ね。元ribbonの方ね。
 この兄嫁こそ前述の「間抜けでも、逞しい育ってほしい」タイプの人間ーとはいえ実際は間抜けなだけではないんだがーで、この逞しさこそが生きるためにはやはり必要である。
 人間関係って本当面倒くさくて、いくつになってもニートに憧れてしまうが、気疲れで肩腰パンパン眼精疲労にまでなりそうな時には多少間抜けにしておこうと、時にはダッシュで逃げるのもアリなんだなと思えてきた。
 なんか芯にずーんとくる、地味ながらなかなかの傑作ではないんでしょうか。


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 観終わってから畠山鈴香の事件を思い出す。澄伽と鈴香で名前が似ているだけでなく、何も無い田舎の山村での暮らしでは報道にもあった鈴香がチョメチョメ云々ってのも理解出来なくはない。それを肯定するわけではないけど、抗えないであろう可能性は否定出来ない。


 


腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
【監督・脚本】吉田大八
【出演】佐藤江梨子/佐津川愛美/永作博美/永瀬正敏/他