Amazing Race

最近テレビ番組のAMAZING RACEという番組にはまっています。アメリカの番組なんですが、
内容は2人1組のカップルが色んな挑戦を経て指定の場所から次の指定地へ移動していくというイメージ的にはアメリカ横断ウルトラクイズのクイズが色んなチャレンジに取って代わったバージョンであります。カップルはプロレスラー夫妻から、仲良し姉妹、熟年夫婦、元CIAの父親とセクシーな娘といった様に色んな人が参加していき、計20組のカップルが毎回1組落とされていくといった内容です。シンガポールのテレビ番組はあまり面白くないので、やはりアメリカの番組を見てしまいます。娯楽番組では日本とアメリカ、あとカナダが面白いですね

クレジットカード

とても恥ずかしいのですが(その必要はないと本人は思っているのですが)私はこれまでクレジットカードを所有したことがありませんでした。というのもクレジットカードは金銭感覚を麻痺させる悪魔のカードであるとまでは言いませんが、それに近い感覚を抱いており、なるべくならいつも現金で決算していこうと思っていたからなのですが、現代のカード社会においてはかえって持っていないから損するという場合が時折あります。特に私みたいに海外拠点で生活している
者にとってはクレジットカードを持ってないことで有する損失(そこまで大げさではないですが)が結構あるのに気がついき、とうとうクレジットカードを作りました。HSBCでゴールドカードなるものを作ったのですが、出来るなら必要最低限で使用していきたいと思っていること自体僕が古い体質の人間だということでしょうか。

伊集院静

伊集院静のエッセイを読みました。伊集院静と言えば故夏目雅子の旦那さんでファンも多い作家であるというイメージが強く、繊細な文面と爽やかな内容が印象的だったのですが、自己の告白本的要素を持つこのエッセイを読み、彼の知られざる一面を垣間見ることが出来ました。具体的には自身が在日韓国人であることとそれによる幼少時代の苦労と妻が若くして亡くなった時の悲壮感など、流行作家の前線を走っていて、華やかな人生を送っているのだろうとの印象とは違い、実際波乱万丈の人生を過ごしていたのを知り得ました。何人もそのイメージと実際の現状とは違いがあるのだということを知りました

ミュージカル”ママミア”

今オーストラリアから劇団が来ていてミュージカルを約1ヶ月に渡って行っております。
僕も先週末に見に行って来ました。タイトルは“ママミア”というものです。確かママミアとはイタリア語でI LOVE YOUという意味だったと思いますが、詳しくは知りません。このミュージカルはその楽曲を全てアバから引用しており、特に有名なアバの名曲ママミアが引用されているところからこのタイトルが付けられたみたいです。物語はギリシャのとある島に結婚を数日後に向かえた娘がいまして、その結婚式にまだ見たことのない彼女が幼少の頃に母と別れてしまった父親が参加してくれることを望んでいたところ、ふとしたきっかけで母の日記を読み、なんと父親に該当するであろう男性が3人いることが分かりました。そこでその父親該当者3人全てを結婚式に招待し、本当に誰が父親かを調べる決心をします。まあ物語としては恋愛物に属するのですが、その生き生きとした演技と随所に演出されるダンスと歌は、絶品です。終わったあとは賞賛の嵐でした。いやーいいものを見たという感じです。

ピアノコンサート

昨晩Boris Berezovskyというピアニストのソロコンサートに行ってきました。彼はロシア出身のピアニストで世界的にも有名だとのこと、楽しみにして行きました。前半はショパンを中心とした楽曲を中心に、後半は趣向を凝らしたもので、スクリーンに絵画が映し出され、その絵画に合わせて各楽曲を物語調に弾いていくといったものでした。絵画と楽曲の調和がとても素敵で、またこのような趣向でのコンサートは初めてだったので、すごく新鮮味を感じました。最後の曲が終わると観客が“ブラボー”と歓声を高め、それに答えて2曲アンコール曲を弾いて頂きました。僕はこのアンコール曲が好きで、これはピアニストが最も得意な曲を弾いてくるので、その情熱というか意気込みがひしひしと感じてきて、また観客も一層酔いしれて聞いてくるので、一種の神々しいような雰囲気を味わうことができます。昨晩は久しぶりに世界一流のピアノのメロデイを堪能しました。

クリスマス

もうすぐクリスマスが到来します。こちらでは町並みがクリスマス向けに既にイルミネーションなのどの装飾が施されていて結構それらしい雰囲気が醸し出されております。常夏の国なので、真夏のクリスマスといった感じになるのですが、それはそれで趣があるものです。昨年はクリスマスを2年ぶりの日本で過ごしましたが、今回は友人らを招いて我が家でパーテイでも開こうかと考えています。クリスマスが終われば直に正月が来てその一年を懐かしむことになるのだと思いますが、今年は我が人生の中でもこれほど目まぐるしく移動した一年は無かったと思います。
今年もあと1ヶ月と少しですが、その短い期間中にもいろんな出来事が出来るんでしょうね

司馬遼太郎の俄という本を読んでいます。これは江戸末期に存在した仁侠人、明石屋万吉が宿無しから出発し殴られ屋、を経て天下の大人物(極道人であるが)になっていく過程を描いた物語です。主人公のこの人物は天衣無縫な人物で、いつでも命を捨ててやるとの覚悟で数々の大仕事に挑むのは読んでいて爽快であります。人間死ぬ気があれば何でも出来るとはいいますが、実際死を覚悟して物事を成し遂げれる人はそんなにいないと思います。いつの時代にもすごい人はすごいのだなあと思いました。皆さんの周りでもすごい人っていますでしょうか