春の栃木3連戦ハシゴ

同じ日に小山→足利→佐野と、違う分野の野球をハシゴしてきました。


4/23 関甲新大学リーグ 作新学院大 x 白鴎大白鴎大学野球場

とてものどかな雰囲気の中に球場が現れます。入場無料。入口には開催中の旗。

スタンドは300人台ですが、かなり人が入っていました。中にはBCリーグ栃木のキャップを被った人も。

名前はわからないけど、作新大のピッチャーが左からなかなか打ちづらそうな球を投げていました。

白鴎大は9回裏に劇的な攻撃でサヨナラ勝ち。見事でした。

しかしのどかでしたねぇ。


足利市長杯 決勝 全足利クラブ x オールフロンティア @足利市硬式野球
小山から足利まで、下道で40分くらいだったろうか。道も空いていたのでスイスイいける。



とにかくよく晴れたこの日の栃木県、試合前になるとお客さんも増えました。応援旗も相変わらずたくさん。

序盤からリードされた全足利ですが、中盤で見せてくれた4番・一澤孝一のタイムリ三塁打は見事でした。

昨年秋は活躍できなかった中田智暁。春先から好調を維持しているようでなにより。

初回にエラーが続いてしまい、ズルズルひっぱってコールド負けに終わった全足利。予選でなくてよかったと前向きにとらえましょう。


BCリーグ公式戦 栃木 x 巨人3軍 @佐野市営球場

続いてやってきたのは足利のおとなり・佐野で行われたナイター。今季から参戦した栃木ゴールデンブレーブスを初めてみました。
佐野市営球場は足利の球場から車で15分程度で着きます。近い。

佐野で初めてのナイトゲームとあって出店で盛り上げようという雰囲気を感じます。
僕は栃木地元のハム会社「タキザワハム」のソーセージ1皿500円を買いましたが、うまかったです。

この野球場はネット裏の上にもネットがあったり、バックネットにまでガードが伸びてたり、ちょっと解放感には欠けます。

お客はそこそこの入り。ただ応援団がいません。まだ結成されていないのかもしれない。

僕が楽しみにしていたのは全足利から移籍した吉田情志(国学院栃木〜仙台大)。この日は好走塁を見せましたがノーヒット。

試合は栃木の先発が打たれまくり、2回に10点も取られるとんでもないゲームになってしまいました。

それでもこの栃木の地に娯楽としての野球ができたことにおおいに期待しています。
全足利との交流戦を早くやってほしい。

NPB・社会人交流戦 全足利 x 巨人3軍


ご無沙汰しています。
もうすっかりブログに書かなくなってしまいました。
野球を見に行けてはいるものの、それ以外の部分でいろいろ忙しくなり、記事を書くことがかなわないまま、twitterで済ませてしまっています。


そこで、もはや文字で観戦記を書くことはやめ、ひたすら写真倉庫として使わせてもらおうかと思っています。twitterに載せるには写真が多い場合に使おうかと。
では、昨日行った交流戦の写真を。


全足利クラブ 5 - 1 巨人
4/9 足利市硬式野球場 観衆約1500人(目測)

午前11時過ぎについたときにはまだ雨模様。巨人のバスは8時半くらいにG球場を出たそうです。

スタンドに入るときに、メンバー表を兼ねたチラシと「素通り禁止足利」缶バッジをくれました。これは欲しかったんです。毎度おなじみのとみやさんの焼きそばと共に。

この日は球場外に珍しく出店がありました。飲み物と焼きそば、唐揚げなど。ただしビールは無し。

試合開始1時間前くらいにようやく雨が弱まり、スタッフと選手総出でグラウンドの整備に当たりました。しまいには巨人の選手まで加わってました。
何が何でも試合がやりたいという、足利の皆さんの熱意を感じます。

なんとか整備が終わり、予定より15分遅れで開始。試合前には君が代と、川相監督への花束贈呈。

全足利の先発は中田智暁。落ちる球のキレが良く、ランナーをためても巨人打線を抑えて5回1失点。今年が楽しみ。

巨人の先発は、昨年1軍に抜擢されて注目された長谷川潤(BCリーグ・石川)。2者連続ホームランを浴びるなど6回を4失点。マウンドではしっくり来ずに迷うような感じを受けました。

雨にもかかわらず、試合開始ごろにはぞくぞくと人が集まり始め、普段の足利では見られない観客の数です。巨人の追っかけの女性達もけっこう来ていました。

中田智暁 vs 青山誠(13年育成1位)。専修x日大という東都対決。

足利の2番手は石崎啓太。アウトコースギリギリの直球が決まりまくり4回を9奪三振

そして僕が一度見て見たかった高井俊(BCリーグ・新潟)。フォームは本当に野茂そっくり。ただこの日は1失点。

試合は全足利が5-1で逃げ切りました。巨人の選手のファインプレーもあり、地元のお客さんもかなり楽しめる内容でした。

プロとアマの試合後ミーティングの形態の違い。

巨人の選手は試合後もコーチと反省点の確認など。

外での出待ちも多くいました。川相監督を待っている人も多かったけど、帰っちゃったかな?



総合運動場のはずれには、川沿いにシダレ桜が咲いています。そろそろ満開かもしれません。
夕方にはすっかり雨もやみ、晴れてきました。


またこんな交流戦をぜひ見たいです。

マニー・ラミレス 高知へ

メジャー555発M・ラミレスと1年契約で合意 高知オーナーに聞く交渉の舞台裏 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―


3連休の最後の日、僕は布団の中から出られずにうだうだしていた。
寝ぼけ眼でtwitterを覗いて、この文面を見て一気に眠気が覚めた。


ラミレスがアイランドリーグに来るの?!


数か月前に噂に上がったときは、ガセネタで終わると思っていた。だからこの話もすっかり忘れていたから、まったく信じられなかった。


メジャー通算555ホーマー、シルバースラッガー賞9回。松坂大輔が最初にMLBに渡った時の、レッドソックスの強打者。その人そのものが、日本の高知県にやってくるのだ。


安心するのはまだ早い。本当に来るかどうか、春にならないとわからない。でも、僕はもう今からいつ四国に行こうか考えている。
実現するなら、松坂がILとの交流試合に来るタイミングに行きたい。よほど偶然が重ならないと無理だけど。

BCリーグ、茨城で準加盟の動き


群馬の次に埼玉、次に栃木と来て、茨城にもと考える人がいないとは思えなかったのは確かだ。とうとう茨城にも独立リーグの動きが出てきましたね。


ただしまだ構想が発表になっただけの段階だ。支援者を集めるのはこれからなので、まだまだ予断は許さないが、まずは構想が出てきたことを喜びたい。
構想の中心人物はひたちなかが本拠地だという。茨城のなかでもだいぶ北の方だ。基本的にはBCLの他の地と同じく県庁所在地を中心にしたほうがいいとは思う。水戸は、いまのところ硬式野球を見る環境は高校野球止まりである。社会人の企業チームは日立と鹿嶋に散っているし、都市対抗予選は県内ではほぼ日立市だけ。大学野球も南部に偏り、時々思い出したようにイースタンリーグがやってくるくらいか。


ただ気になることがひとつ。県内には、「茨城」と名のつく野球チームがもうひとつある。そう、茨城ゴールデンゴールズである。さてどうするか。
いっそのこと、「稲敷ゴールデンゴールズ」に名前を変えてみたらどうか。地元稲敷市に根付こうとしている(実際に稲敷市役所に後援会事務所がある)のを考えると、稲敷の名前を押し出したほうが良いようにも感じる。地元の人達もそのほうが嬉しいんじゃないかと思うのだが、どうだろう。

ドラフト会議へ行ってきました。


ある日、僕はメールを見ていると「プロ野球ドラフト会議 当選のお知らせ」なるメールが届いた。
まさか、と思って開いてみると、NPBからの当選メール。これは驚いた。なんでも当選倍率が20倍という狭き門で、僕は今年で応募したのは2回目。当選するとは思っていなかった。今年は大学生に楽しみな候補が多く、ドラフトも面白そうだったので余計に嬉しかった。


舞台となる新高輪プリンスホテルは僕の職場から歩いて行ける。仕事を早退させてもらい急いで歩いて行くと、20分くらいで着いた。

すごいゴージャスな(死語)ホテルのロビーにキョロキョロしつつ(←田舎者丸出し)ホールの3階に上がると、そこにはNPBの旗が。

スタートは17時。スポンサーさんのコーナーもあるらしいのだがそれは休憩時間に置いておいて、ホールでおとなしく待つことに。
 
後ろを見るとたくさんのテレビカメラが。しかも、カメラマンが正装。


17時定刻にスタート。本会議中は撮影禁止なのだが、どうもちらほらとシャッター音が聞こえている。しかも本会議中は入退室禁止と聞いていたのに、人の出入りがある。結構いいかげんなんだな。


ドラフトは報道の通り、1位指名で田中正義(創価大)が6球団競合のうえ、ソフトバンクがクジを引き当てた。そして、場内が最も複雑などよめきに満ちたのが阪神の大山雄輔(白鴎大)がコールされたとき。大学ジャパンの4番もつとめた強打者だが、あのどよめきは何か。競合を回避した、との思いなんだろうけれど、彼にとっては失礼などよめきでもある。
そして、桜美林大の逸材・佐々木千隼が最初に誰も指名せず、外れた5球団がすべて佐々木を指名してしまうという異常事態に。最初から佐々木に行っていれば一本釣りだったのに、これは完全に相手の出方を読み過ぎてしまった。


1位がすべて確定すると、いったん休憩に入る。僕は隣の部屋のリポビタンD特設コーナーへ向かう。

なんかヘルメットのオブジェに皆で応援メッセージを書いていたり

アンケートに答えてリポDをもらえるコーナーもあったりした。


2位以降は順番に指名していくのだが、高校生の名前がコールされても、僕は高校野球を見ないのでどんな選手だかわからない。時々場内が沸くのだが、おそらく甲子園で活躍した選手だろう。


そんななか、ヤクルトの6位がコールされたとき、僕は耳を疑った。
ヤクルト、菊沢竜佑 相双リテック
「えっ・・・・・・!」
場内は静まりかえったままだった。
たぶん、誰ひとりとしてこの名前を知らないのだろう。ざわつきもしなかった。
しかし、僕は違う。僕は大声を出してしまいそうになった。
横浜金港クラブの、あの菊沢だ


実はスポーツ紙やテレビでも名前が出ていた。僕はそれをこの日の朝に知り、まさかと思った。
アメリカの独立リーグに行ったのは知っていたが、まさか日本に帰って、しかも軟式野球をやっていたとは、全く知らなかった。
それで、ヤクルトのスカウトの目に留まるとは。
いったい何なのだ?!僕は、目の前の光景が信じられなかった。どれくらい信じられなかったかと言えば、3年前の初夏、横浜スタジアムで見た、横浜金港が三菱重工横浜をあと1球まで追い詰めた、あの光景。あれと同じくらい信じられなかった。


通常指名が終わると、人がぞろぞろと帰り始めた。しかし、それでも半分に近いくらいは残っている。育成指名の時間まで残ってくれた人達は、僕にとっては同志と言えるかもしれない。
育成は8球団が指名に参加した。僕の近くにBCリーグの村山会長がいらっしゃったのだが、育成でBCLの選手が指名されるたびにガッツポーズをしたり画面をカメラで撮っていたり。やっぱり嬉しかったんでしょうね。
個人的にはベイスターズ早大の野球サークル出身で信濃GSの笠井崇正が指名されたのが興味深かった。今度横須賀に見に行こう。

会議が終わったのは8時前後だったか。僕の頭の中は菊沢君のことでいっぱいだった。後でtwitterを見たら社会人野球クラスタの人達も皆サプライズだったようで、過去の僕の試合観戦記を見てくれた人もいたようだ。これはもう、戸田に行かなくてはいけない。


初めてのドラフト会議は、ちょっと長かったが楽しかった。思ったより社会人が少なかったのが残念だったが、機会があればまた行ってみたいと思う。まあ、抽選に当たるのはこれが最後かもしれないけれど。

ドラフト会議へ行ってきます

明日20日に行われるドラフト会議の観覧に応募した僕は、なぜか当選してしまいました。


というわけで、明日は仕事を早退して高輪プリンスホテルに行ってきます。


果たして、どんなドラマが待っているのか。
ひょっとしたら一生に一回の機会かもしれません。

野球好きは今日も野球場を求めている

野球場にときめくのはなぜだろう。― スポニチ Sponichi Annex 野球


いいこと書きますねぇ。


電車に乗っていて、窓の外に野球場を見つけるとつい嬉しくなってしまう。窓から見えるというとすぐ思いつくのがロッテ浦和球場。あと、上越新幹線に乗っていても野球場の照明塔を見ることがある。あれは埼玉県の本庄総合公園だったかな。
逆に、どうがんばって窓から見ても見えないはずなのに、野球場を探してしまうことがある。静岡の草薙球場とか、思わず探してしまった。


もう何年も野球場へ通っているけれど、球場へ入るときのワクワク感はいまだに消えない。どれだけ通い慣れても、あの球場の階段を上がるときの感覚は変わることがない。