今後の情報は、以下のサイトで公開する予定です。
よろしくお願いいたします。
明日の午後、知のネットワークの講演会で、「中間貯蔵施設周辺復興地域の融合的な環境再生・環境創生に向けた研究の紹介」について、講演します。
環境省とか地元の方もお話になるので、福島関係の現状に興味がある人は是非聞いてみてください。(締切は今日の午後1時だそうです。)
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知のネットワーク
第19回 環境放射能除染学会 講演会
2023年1月20日 [金] 13:30-16:30 開催
★「申込み期限:1月19日 午後1時
https://www.jesconet.co.jp/content/000010604.pdf
村上先生が第一著者のレターが、リスク研究学会誌掲載されました。
インタビュー調査やオンラインアンケート調査の実施における注意点やTipsを掲載しております。最近、インタビューやオンラインアンケート調査が多くなっており、色々経験しながら進んでいるのですが、皆さまの苦労がわかるレターになっているかと思います。
対象者の協力を必要とする調査に関する注意事項と対応方法について
村上 道夫, 大沼 進, 柴田 侑秀, 高田 モモ, 小林 智之, 後藤 あや, 保高 徹生
https://doi.org/10.11447/jjra.SRA-L-22-021
要旨
個人情報保護への意識の高まりやオンライン調査など、参加者の協力を必要とする調査を取り巻く環境は変化している。参加者からの問い合わせにどう対応するか、調査について事前に関係機関に何を伝えるか、参加者へのインセンティブやフィードバックをどうするかなどは、参加者と研究者、あるいは研究者と関係機関との間の緊張を緩和し対立を防ぎ、研究者や科学に対する社会の信頼を高めるために重要な問題である。本レターでは、筆者らの経験をもとに、参加者の協力が必要な調査を実施する際の注意点をまとめる。研究の社会的インパクトが注目される中、フィールド調査を実施する上での実践的なヒントや見解が広く共有されることが期待される。
今日は下記の2つのシンポジウムで講演をします。2つの講演を掛け持ちできるのは、オンラインのおかげですね。一昨年、千葉大、東大、福島と移動して2講演をしたのは大変だった記憶があります。
大阪大学Cider主催のイベントで、産総研やMARCOが共催です。
オリパラの中村GOD、村井チェアマン、分科会の大竹先生など、多くの方の話がショートで聞ける内容となっております。保高も産総研の成果についてJリーグの村井チェアマンの前に講演をしますので、ご興味がある方がいらっしゃれば、是非ご参加ください。
日本生態学会 関東地区会主催のオンラインシンポジウムです。休廃止鉱山の最近の研究動向の全体像が見ることができるかと思います。保高は利水点管理ガイダンスについて説明します。
現在進められている政府の技術実証について、Jリーグ・日本代表線の10月分の試合の調査結果(マスク着用率、音声解析等)を産総研のHPで報告しました。また、当該内容が11月16日の政府分科会で紹介されましたのでお知らせします。
(最近備忘録的に始めたTwitterに書いている内容の復唱ですが。。)
政府の技術実証による大規模イベントでの感染予防対策の調査(第一報)
— 産業技術総合研究所(産総研) (@AIST_JP) 2021年11月10日
2021年10月のJリーグ・日本代表戦におけるワクチン・検査パッケージ導入試合の調査結果https://t.co/Ir2hSkzfE4 pic.twitter.com/3LBpL9mKdt
また、これらの内容が分科会で報告されました。
10月の調査結果を11月10日に速報するというかなり荒業でしたが、重要な科学的なエビデンスは早く公開するべき、という大西さん、内藤さん、坂東さんを始めとしたプロジェクトメンバーのおかげです。感謝申し上げます。(福島第一原子力発言書の事故の対応のときの除染の費用と効果は政府の意思決定に間に合わなかったので、政府や事業者の意思決定に間に合うリスク評価を出していきたい、という部分も重要視しています。)
今回の分科会では大幅な緩和策が示され、100%も可能となりましたが、声出し応援は禁止されています。このあたりのリスク評価を突き詰めたいと思っています。
昨日の新型コロナウイルス感染症対策分科会(第 11 回) の資料3 ワクチン・検査パッケージに関する技術実証の中間報告 において、Jリーグ・JFA・産総研の実証試験結果が報告されました(P40以降)。https://t.co/WbJeKDMGUx
— TetsuoYasutaka (@TetsuoYasutaka) 2021年11月17日
日経新聞、朝日新聞、産経新聞等で報道を頂きました。ありがとうございます。
まず、マスク着用率は、ワクチン接種が進む前の時期、ワクチン接種が進んだ後の時期で大きく変化をしませんでした。試合中のマスク着用率はワクチン検査パッケージ席で93%、通常席で95%であり、大きく変化していないことが確認されました。
また、声出し応援については、現状では、政府の制限では、大声ありに分類をされると、緊急事態制限等が解除になっても最大で収容人数の50%が制限になっています。Jリーグが声出し応援を規制している中で、スタジアム内で大声が出ているかについての調査もしています。その結果、「観客の応援は主に拍手であり、試合時間に対してチャンス等で歓声が発生した割合は平均2.8%」という我々の調査結果が一つの基礎情報になれば、と思っています。(ほとんど、チャンスやピンチ、得点時の、アーとかウォーとか非意図的な声です。)
最後にリスク評価の結果も加えています。今回はワクチンの効果も加えていますので、ご興味がある方はぜひ、ご参加下さい。
現在、政府の技術実証ツアーの真っ只中ですが、報道等を多数頂いておりますが、WEBで見れる記事をご紹介します。
先日、横浜市の日産スタジアムで、新たな技術をご紹介いただき、「ワクチン・検査パッケージ」の導入に向けた技術実証の現場を初めて視察し、その後、Jリーグの村井チェアマン、横浜F・マリノスの黒澤社長、ベンチャー企業の方々と意見交換をさせていただきました。 pic.twitter.com/JsoBbandz9
— 山際 大志郎 (@yamagiwa001) 2021年10月18日