高松宮記念

実力的にはどれも大差なく、馬場、枠順、展開が大きく結果を左右しそう。それにしてもこの時期の中京はほんとによく雨が降りますね。昨年のこのレースの考察を参考にすると、レースの最中に雨が止んでいれば内枠有利、雨が降ったままなら外枠有利。天気予報によると降水確率70-90%となっていて微妙なところ。内枠に人気馬が多く入ったし、外枠有利な状況を想定したい。

 

ルガルはスタートに不安がある。好スタートを切れればそのままスピードに乗って強い所を見せられるけど、いったん差しに回ると、加速がつかないうちにレースが終わってしまう。GIでモズメイメイとテイエムスパーダに挟まれた枠から自分の競馬に持ち込むのは難しそうな気がする。1番人気の重圧と騎手も経験値も不安。

ナムラクレアは末脚は安定しているけど多頭数のGIでは外を回して突き抜けるほどのキレがない。昨秋のスプリンターズSではせっかく最内枠を引いたのに勝負所で我慢できずに外に持ち出してしまった。今回も内枠。桜花賞やシルクロードSのときのように内に拘って抜け出す展開になれば頭まで狙えるかもしれないけど、前走京都牝馬Sでは後ろからゆっくり行く競馬を試してしまった。今回このメンバーで内枠だと後方に下がって包まれてしまう危険性の方が高い気がする。

スパッと切れる差し脚が武器なのはトウシンマカオ。こういう末脚特化型のタイプはハマれば怖いけど多頭数のGIで人気では買いたくない。内枠を引いたときの成績も良くないし、道悪も良い方向には働かない気がする。

ソーダズリングも前走京都牝馬Sは典型的な前潰れレース。スプリントGIとなると全く違う展開になるはずで未知数の要素が大きすぎる。

 

このあたりの勢力よりは、スプリントGIで連対実績がある大一番に強い馬たちから買いたい。

本命はGII2連勝中のウインマーベル。もともと3歳でスプリンターズS2着に好走した実績馬。去年のスプリンターズSもスタートの出遅れがなければ3着争いに加わっていたはず。

相手はロータスランド。最近は1400で極端な競馬が続いているけど大きく崩れていない。1200でこそ本領を発揮する気がする。

もう一つ気になる穴馬はウインカーネリアン。逃げなきゃダメと言うタイプでもないし、淀みないペースで押し切るのが得意なので意外とスプリント適性あるかも。

 

◎ウインマーベル

○ロータスランド

▲ウインカーネリアン

△ママコチャ

△マッドクール

 

 

フェブラリーS

フェブラリーSといえば一昔前は外枠絶対有利だったけど、近年はそうでもない。土曜競馬も内の前残りだった。そして時計も結構かかる様子。速いダートの成績はあてにならないかも。

本命は最内イグナイター。1600が持たないってことはなさそうだし、今の充実具合も思えば内でスルスルと粘りこめないか。相手にドンフランキーも抑えておきたい。

 

◎イグナイター

○ドンフランキー

▲ウィルソンテソーロ

△ドゥラエレーデ