こんな感じで過ごしてた

■2007年12月7日
 妊娠検査薬にタテ線。あわー。この時点で2ヶ月。
 着床出血、もしやと思ったがやっぱり知らせだった。


■12月8日
 吉祥寺の某産婦人科で初診。尿検査+エコー撮影。子宮内にはまだ袋しか見えず(胎のう)真っ暗な画面しかうつっていない。おもわず「ほんとに妊娠してるんですか…?」と尋ねたら「妊娠してます」と即答され頭が真っ白になる。30半ばになってさすがに子供について考えたり人に相談した事はあったけど、すっかり忘れていた。

 夜連れに報告。もういい加減、年なんだから自分以外の人の事も考えれる(=面倒見れる)になりなさいと天から告げられたような気がした。神様はうまいこと次の課題?を用意しはりますな〜。平穏が訪れたらと思ったら「じゃあ、はい、これが次の君たちのテーマね!」って差し出されたみたいに妊娠したのだもの。これぞまさにタイミング。妊娠する半年前に、毎晩寝ながら人の死について考えていた期間があったのもなんとなく象徴的。

 夜、連れに報告。両親に報告するのはもっとハッキリしてからにしようと相談。


■12月9日
 初台でスケッチ会。シマロンのピチっとしたパンツをはいていたせいか、帰りにキューっとお腹が痛くなって(やばかった…?!)とちと反省。


■12月某日
 今月会う友達2人に告げたらものすごく驚かれた。あのちっさかったおんち(旧姓)が?!とか、マトリョーシカか?!とか、…とにかく落ち着け!!とか夫にお茶をいれさせろ!とか、予想以上の反応がかえってきた。みんなの反応が面白い。母性とか母さんキャラじゃないから意外性があるように見えるのかな。
 しかしまだ今の時期ってグレーゾーン。「この先どうなるかわからない」的心境なのでした。妊婦の自覚も全く無し。


■12月某日
 昼間ドラマの再放送で玉置浩二管野美穂が出てる「あいのうた」を見ては毎回ぐわーっと泣く。主題歌もすごくいいし演技もいい。玉置浩二の良さ再確認。

 困った問題が起こると、話を聞いてもらっていた人から「元気か?」と偶然、携帯にメールがきた。妊娠のことを返信していたら、今までの出来事が一気にかけめぐった+戸惑いで涙が止まらなくなってしまった。泣く姿を見られるのが嫌で慌ててトイレで嗚咽した。まだまだ自分は子供なのにこのまま親になっちゃっていいのかな。


■12月中旬
 みるみる味覚が変わっていく。ご飯の炊ける匂いにウエっときて、魚の油の匂いが完全にダメになった。あんなに焼き魚食べてたのに。味噌汁もダメ。うどんとかヨーグルトとかパンしか入らない。とにかく油っこいものが完全に駄目に。ジャンクフードやスナック菓子も一切食べたくない。食欲は無くなったけど、胸焼け程度でつわりのうちに入らないレベル。ほんとはもっと気持悪くなったり、食べたものを吐いて体重が数キロ減ってしまうらしい。

 体温が高いせいか頭がいつも以上にぼんやりする。とりあえず寝る日々。どれだけ寝ても後ろめたさ感はまったく無い。


■12月某日
 お風呂中に鼻血がでやすくなった。突然ブっと血がボタボタお湯に落ちたのでびっくりした。初期の頃は粘膜が弱くなるらしい。


■12月23日
 クリスマス会。友達から「顔つきから女の子が産まれそうな気がする」等、聞くたびなんだか「そっかー」と頷いてしまう。フカフカしたお猿の耳をつけたまま…。←クリスマス用コスプレ中だったのだ…。
 連れは女の子がいいらしい。今の住環境を考えるとノビノビわんぱくに育てるのは無理。今住んでる環境はバスやトラックがバンバン通る場所だもんね…。喘息になったたらどうしよう。


■12月某日
 そろそろ検診行かないと思いつつ風邪をひいてしまい、家でコンコン咳こむことに。咳こむ振動がお腹にやばいと思いつつハードに咳き込む。げーほげほ。


■12月27日 3ヶ月目
 三鷹で評判のレディースクリニックへ。看護婦は親戚のおばちゃんみたいな人がたくさんいてアットホーム。先生はサバサバした口調のさっぱりした気性の女性で、相性もいい感じ。尿検検査+エコー+血圧検査。そんでもって妊娠3ヶ月。ババーン!出産予定日も同時に告げられる。
 
 前の時は赤子の影カタチもうつってなかったけど、今日はハッキリ確認。2.5センチ。なのにもう足とか心臓とか見えたー!すげー!なんじゃこら!くるくる動いてる!人の中に人が!!!(マトリョーシカ
 今日初めて妊娠を自覚←遅い。こりゃ本当に産むことになりそうだと実感した。

 帰りに啓文堂で出産系の本をなんとなく立ち読み。どこで産むかもそろそろ決めて予約しなきゃいけない。早々に予約しないと産めないなんてせちがらい世の中だ。
 
 夜、連れに報告したら「よかった!」と安心した様子だった。あとなぜかデジタル一眼レフの購入を考えているようであった。そうきたか!。子供の記録をたくさん残したいんだろう。というか単純にデジイチが欲しいんだろう。
 もっといい環境に住みたいね…と、福井・茨城/田舎育ちの2人でしみじみ話した。


■12月28日
 両親に電話で報告。あれ?おもったよりも反応が薄いような?電話だからかな?(つーか35歳にして初懐妊だからか?)喜んでるのは伝わってくるけどやっぱり直接報告したかったな。しかし報告したからには元気な赤さんを産んでうちの親に真っ先に会わせたい。ホカホカのうちに是非とも見せたいなー。


■12月29日
 連れも今日から休み。カメラの話から自然にお子の話に移る。連れと話をしていて、自分の親がしてくれた事は、やっぱり生まれてくる子供にもしてあげたいんだね。彼スタイルの愛情表現がわかった瞬間。あと、連れの言葉にグっときた(後になってこの部分を読み返したけど何の言葉にグっときたのか思い出せないや! まあそんなもんだ。わはは)
 とにかくがんばれ腹の子。


■12月30日
 今日から栃木の温泉だ。ゴロゴロするぞー。(いつもしてるけど)旅館の近くに神社があって、私が部屋の炬燵で横になっている間、連れはそこで色々祈ってくれてきたみたい。普段神社に寄っても参拝はしないのに。泣けるね。


■1月1日
 温泉から帰宅。「初めてのおつかい」とか見るたびいちいち泣ける。泣き過ぎて目の上がかゆい。目のまわりがボロボロ。


■1月2日
 茨城の家に新年のごあいさつ。腹の子についてもちょっと話が出て、いよいよ公に。(お義姉さんの言葉:「小さく産んで大きく育てた方が良い」)


■1月6日
 出産について過剰に調べてつい余計な事を心配してしまう。私の体格(150センチ満たない身長)で普通分娩できるのかな。骨盤の大きさが重要なのだが。妊婦が身体に一番良くないことはストレスをためる事。妊娠中眠くなるのは余計な事を考えなくてもすむように、ってことなのかなと思う。
 実際、妊婦が眠くなるのは黄体ホルモンの作用による。これは胎児の成長にも必要だし、妊婦がリラックスするのは大変重要なので、妊娠時眠くなるのは胎児の健康にとっても理にかなっていることだ。


■1月10日
 三鷹市市役所へ母子手帳を貰いに。係の人から「おめでとうございます」の言葉。先月末から今月初めにかけてたくさんの「おめでとう」の言葉をかけられているんだけど、段々プレッシャーに。何しろ無事にちゃんと産まれる保障なんて無いのだ。五体満足で大きな病気ひとつなく生まれ育つってすごいことなんだようううううう。
 
 アレルギーや喘息持ちでガタガタ悩んでちゃイカン…と思いつつも、産む側としてはなるべく健康に産まれてきて欲しいとどうしても願ってしまう。重度のアトピーだった自分はアレルギー遺伝の確率が高い。しんどい思いを子供にはさせたくないなぁ。でも子供のための心配って結局親の都合なんだよなー。

 三鷹市母子手帳の表紙はジブリではなくミッフィー。手帳の他にも色んな書類や冊子がごっそり。帰りにガストに寄ってグラタンを食べながらしみじみとそれらを読んだ。ふー。


■1月15日
 胸のむかつきがおさまってきたような。食欲も復活。


■1月17日
 下腹が大きくなってきたかも、と言われる。もともとでかいが。


■1月某日
 キッチンさんからツアーの件でメール。子供の名前に「ガンボ」はどう?と、あきらかに晩酌ついでなネーミングを提案される。セカンドラインのリズムで踊るような子供になりそうだ。試しにドクター・ジョンを聴かせてみるか。
 ちなみに家ではRCサクセションARBの曲がかかる率が多い。


■1月23日
 先輩母さんである友達と電話。いろいろ相談できてちょっとスッキリ。すでに数人お子さんがいる友達はたくましい。一言一言が頼もしかった。母ちゃんであるっていうだけで大きい存在だ。


■1月25日 13週6日 43.2kg(朝)
 最近体重が重く感じるので量ってみたら妊娠前の体重とさほど変わらず。まだこの時期では増えないか…。
 三鷹のレディースクリニックに検診へ。今日は血圧、尿検査、血液検査。血圧、尿検査の方は異常無し。血液検査の方は再検査の可能性があったら報告するとのこと。心臓の音も今日初めて聴いた。ひょードクドクいってるっ!生きてる実感!超音波検査ではお子は腹の中ですやすや寝てる感じ。時々びくんと起きて(ジャンピングという現象だそうな)手をゆらっと振っているように見えたーーぐっはー!たまらん!

 現在腹の子は約8センチ。頭の回り2.5センチ。ちゃんと耳や指の形も見えたし人間だー。かあちゃんがダラダラ寝てたりグダグダ悩んでいる間にも成長していくもんなんだなぁ。ビバ女体の神秘。ここの診察所はベテラン看護婦さん達がものすごくアットホームな雰囲気で安心。


■1月26日 4ヶ月目(14W)
 昨日先生に言われた事が気になって分娩先の第一候補だった「T産婦人科」へ。家から徒歩15分、閑静な住宅街の中にあるこじんまりした民家のような個人病院だ。当時井の頭に在住だった漫画家の石坂啓さんがここで産んだことを著書で取り上げている。(後にこの本「赤ちゃんが来た」を読んだのだけど、T先生の描写がほんとにその通り。)病院に着くなりかわいい野良猫が病院の回りをとことこ散歩しているのを見て、それだけでこの病院に親近感をもった。

 小さな個人病院のせいか問題のある初産の人は分娩を受け付けておらず、入院は最短1日(←これは経産婦の場合。)
 初産の人は2泊3日。初産+世話を頼める人手も無いのにここで出産を決めるのは大胆な選択? 

 母子ともに異常は無いけど体格的に普通分娩できますか?…と先生に伝えたら骨盤と恥骨のサイズを検査することに。結果は問題無し。きれいにカーブしている骨盤だったらしく赤子にかかる負担が無いらしい。普通分娩できる第一関門突破だ。緊急で問題が出たら総合病院の方に回すとのこと。再来診は3月の中旬頃。その前に三鷹のクリニックの方で血液検査の結果を貰ってくるのを忘れないように。
 
 T先生は穏やかで優しそうな初老の先生。雰囲気が父と重なる。もし自分の父が産婦人科医でもさすがに親に子供を取り上げてもらうのは抵抗あるよなー。

 ここで決めちゃおうぜ腹の子よ。帰る時病院のドアを見たら、ドア越しに外からさっき見かけた猫が顔だけ出してこっちを覗いている。なんだかふわっとした気分になった。


■1月29日 14週3日
 妊娠してからお通じが出なくて困っていたけど、ラブレを飲み初めてから快腸。お通じ対策は解決した感じ。


■1月30日 14週4日
 動物を飼う夢をたて続けに見る。犬を飼う夢を見た。吠えられたり噛まれたりする内容とは違う。夢占いの結果で見ると安産の暗示。今年になってから実際のワンコにも縁があることだし、ポジティブシンキングつーことで頼むぜ安産!

 最近腹がせり出てきた感あり。階段の上りとかもちょっとだけしんどくなってきた。まだ4ヶ月なのに。


■2月5日 
 目の周りのアトピー最高潮。かゆい。かゆかゆ。真っ赤。普通の人でさえ妊娠するとホルモンバランスが崩れてアレルギー体質に傾くらしいので、もともとハードなアレルギー体質の私は症状が顕著にでてつらい。しかも目のまわりなので目立つ。下手に薬も塗れずベビー用の保湿クリームを塗ってしのぐ。身体が身軽なうちに会いたい人がいるんだけど、こんな顔じゃ会えないなぁ。とほほ。


■2月10日 5ヶ月目(16W)
 鏡に全身を写して見たらお腹が出てきたのを実感。5ヶ月入る前でこれか…。…うう、成長してる証だけど内心複雑。
 
 夜は武道館でキヨシロ君の復活ライブ。九段下から武道館に辿り着くまで道のりが暗い。転ばないように慎重に歩いた。始まる前は(おとなしく見ていよう…)と思ってたけど、客電が落ちた途端、たまらず立ちあがって身体を揺らしまくった。お腹に手をあてながら(落ち着かなくてゴメンよ…)と心の中で謝った。子が生まれたら(お前はお腹にいる時からキヨシロ君を聴いてたんだよ)と言おう。ライブには親子で来てる人もたくさん。親子で体験できるなんてうらやましいなー。

 夜中寝ていたら急にお腹に超・下痢!のような激痛が走った。(ん、さっき食べたヨーグルトのせいか、ライブのせい?)いたたたたたたた…横になった途端お腹に波が襲う。原因がわからない!なんだこの乱れ打ちは!!…腹の子がびっくりしちゃったのかなぁ?!5回ぐらいトイレに行ったら治まった。ふ〜。冷や汗かいた〜。


■2月11日
 両親と三鷹で食事。母からこんな話を聞いた。半年ほど前に、家の通用口にツバメの巣ができたらしい。長年住んでいてツバメが家に巣を作ったのは初めて。ツバメが巣を作るとその家に幸せがもたらされる迷信があるので、母は(何かしらね…)と不思議に思ったらしい。

 半年前といえばちょうど(子供を持つか持たないのかそろそろ考えなきゃ…)と考えていた時期だ。年齢的には34歳と半年。ツバメが巣を作ったら「子安神社」の御札をその巣のそばの壁に貼ると安産や順調な子育てを叶えられる言われがあるらしい。

 父からはうちの町で一番大きい産婦人科が潰れたことを聞く。数年前に場所を移し建て替えて立派だった病院だ。少子化が進んで産婦人科の経営が難しくなってきているのを実感。田舎だと産む場所がますます限られてくる。

・妊娠、出産にかかる費用は保険適用外である。分娩にかかる費用は35万だったら戻ってくるが、妊婦検診は基本自己負担だ。病院によってかなり差が出るが検診だけで10万円前後かかる。
・深刻な産婦人科医の不足。地方な程特に顕著だ。

 こっち(都内)でも産婦人科医が足りなくなってきている事情は一緒だけど、助産院・個人病院・総合病院、または環境さえ整っていれば自宅出産で、と選択肢が多く、個人に合ったお産を選ぶことができる。子育ては田舎の方がいいけど色々選べるという点で個人の思いに添ったお産は都会の方が自由がきく。


■2月14日
 バレンタインデーかー。妊娠してからチョコ欲が減った。全く食べてない。むしろ食べたくない。ロンロンで「ノーカフェインコーヒー」を買って飲んでみたけどまずかった。


■2月20日
 ひさびざに体重計に乗ったら…ぎゃー!びっくりするぐらい増えてる!!!
45.6kg。あわわわわわわわわわわ…。1ヶ月で2.5kg近く増えたらやばいだろー!いつの間に!!!


■2月21日
 妊婦検診へ。増え過ぎの体重に注意された…(やっぱり…)。後期になったらますます増えやすくなるのでやばいよー。やばいとわかっているのに、検診前に三鷹の「文蔵」でつけ麺を食べる。(反省してない)一応、体重を意識して小盛を頼んだ。でもちゃんと体重管理しなくちゃな…。
 
 血液検査はすべて正常。お腹のお子の成長は、1ヶ月前にくらべて4センチ大きくなって12センチに成長していた。めっちゃ人!腹の中に人がおるで〜〜。大抵、お腹の中をみている時は眠っているんだけど、時々顔をフニフニってする動作が、めっさめんこーーい!たまらん!親バカモードにスイッチオン。性別が分かるのはまだ先だけど、たぶん女の子じゃないかな?エコーを見て、身体つきの感じがなんとなく。

 今日で三鷹クリニックでの検診も終わり。味のあるおばちゃん看護婦さんや、サバサバした先生とはお別れかー。さびしい〜。来月からいよいよ産院で検診だ。


■2月22日
 体重が増え過ぎたのを気にして意識的に外を歩く。歩きながら思った。現在妊娠5ヶ月、体調12センチ…、えーと、最終的には50センチになるんだよね…50センチですと?!…150センチ弱の私に50センチの塊が収まるものなの???…外をテクテク歩きながら軽くパニクった。


■2月25日
 にょえー!また腹を壊した。定期的にこの波がくるなぁ…。2週間ごとに腹を壊してる。


■2月27日
 お腹がいよいよ大きくなってきた感じ。椅子に座っていても圧迫感を感じるように。思考も春から夏にかけてどんどん鈍くなってくるんだろうな〜…。


■2月28日
 電車に乗っていても、座るとお腹が圧迫されて苦しい。立っている方が楽?


■3月1日
 妊娠中はあまりカフェインを摂っちゃいけないので、ハーブティーを買ってみた。ハイビスカスとかローズヒップとかカモミールがMIXされてるやつ。
 …やっぱりお茶はカフェイン入りがおいしい。


■■3月3日
 炊飯器に続いてデジカメが壊れた。レンズのカバーが閉じなくなってしまった。修理に出したらそれだけで2万円かかってしまう。デジカメも随分使ってきたので買い替えてもいいのだけど、家電が壊れ続けるのは財政的にきびしい。ただでさえ検診代や出産時に必要な物でお金がドンドン出ていく時期なのに。給湯器も最近取付けたばかりだしなー。

 運の変わり目の時って、やたら眠くなったり物が次々壊れるって聞いたことがあるけどそういうことなのかね? 確かにやたら眠い時期はあったけど、そりゃ妊婦だからね。


■3月5日
 まぶたの上の腫れがずっとおさまらないので皮膚科に行った。妊娠を説明したのだけど、軽いステロイドの塗り薬と、保湿剤を処方してもらった。眼の廻りは薬の吸収がいいので、やっぱりステロイド系は気になる。そんなに気にしているのなら、はじめから病院に行くなって話だよ。今まで年に2度ぐらいの頻度で、ひどい時だけ2、3日ほどステロイド系の薬を使っていた。今回も最低限の量だけ使おう。


■3月7日
 母さんキャリアの友達と3人でごはんを食べながら、いろいろ妊娠の疑問を答えてもらった。今まで(いざとなれば大丈夫さ!)と自分をおちつかせていたけど、目の前でリアルな話を聞いておちつきも吹っ飛んだ。やっぱり産後の生活を甘く見過ぎていたかも…。たたた、たいへんだよね…。やっぱり…。とりあえず話を通しておけるところは通しておいて、市のやってる産後支援ヘルパーや一時保育も頼りたい時は頼る!

 帰宅してぐるぐる考えていたら、お腹の下が少しきゅううと下に引っ張られた。心配が子供に伝わってるのかな。「だいじょうぶだよー、安心して元気に産まれてこーい」と言いながら腹に手をあてた。心配性の母さんでごめんよ。夜も寝つけなかった。寝てるとき「にょわわん」と胎動らしきものを感じたけれどどうなんだろう。


■3月9日 6ヶ月目(20W)
 6ヶ月目突入。今日になって急に腹がでかくなったような気がする。いよいよズーンと重たくなってきたー。「よいしょ!」や「どっこいしょー」はすっかり口グセ。膀胱が押されてトイレも近い。集中力もだんだん鈍くなりがち。


■3月11日
 友人と会う。去年の11月以来。お腹をしみじみとさわられたらなんだか神妙な気持になってしまった。「産後の仕事は本人の気合い次第だ」(ごもっとも…)「産後無理しらなきゃいけないぐらいなら、1か月くらい帰ればいいんだ」(産んでみないとどれだけ大変さかわからないんだもー…泣)

 弱気な私に強気な発言パンチを浴びせてくる。さすが相手は男だけあってこちら側の気持に少しも歩み寄ってくれないもんだ。自分にも他人にも厳しい人なのでビシビシ言葉をくれる。まあでも適当にへいへい、と頷いておいた。
「どんな性格になるんだろう。」「とにかく元気な子を産めよ。」の言葉を貰った。ちょっと泣けた。


■3月13日 46.5kg
 ネガティブMAX!毎日メソメソ。妊娠6か月に入った今、別の感情の波が襲う。はー。今は産後の生活が不安でたまらない。本当に育てられるのかとか、自分がいっぱいいっぱいになってしまって乳飲み子を抱えながら夜の街を彷徨い家庭不和になってしまったらどうしようとか、子育て、仕事、家事(省略せざるを得ないと思うけど)やらなきゃいけないことに押しつぶされそうだ。
 
 毎日ウワっと不安の波が襲い、涙がボロボロ出る。うわー。もっとおおらかに過ごさなきゃなぁとは思いつつも、あきらかに情緒不安定気味。まいったなぁ。こんなんで子供を育てていけるのかなあ。今もウワっときてる。はー。

 初産の人で同じような時期に、私と似たような感情になる人はたくさんいるだろう。自分だけ不安なわけじゃないんだ。みんな不安なんだ。ってわかってるんだけど…妊婦は「早く子供に会いたいナ☆」なんてことばかり思っていると思ったら大間違いだ。


■3月14日
 初めて赤子の夢を見た。連れと父が野外のイベントか何かで先に外に出かけていて、母と私が後追いで赤子と一緒に出かけようとしている夢だった。赤子を抱いたり授乳する感触が夢の中なのにヤケにリアル。連れに似てるとか私に似てるとかは特に無く、赤子は白い肌をしていて、髪の毛は茶色、頭と顔の大きさが小さく、スッとした顔立ちだった。雰囲気は女の子ぽい。やけにハッキリした夢だった。

 昨日1人でメソメソしていたせいなのか、夢に出てきてくれて私を落ち着かせようとしているのかな?そう思うとちょっと不思議な感じがする。今までも思いつめすぎた時に、後で下腹の方がギュウウと押されるような感触があって、赤子と一体感を感じる時があった。この神秘な体験はお腹に子を宿す者だけの特権!はやく胎動がハッキリわかりたいよ。元気なのかなぁ…?おーい、返事をおくれよー

 …と布団に横になって、おなかに手を当てたら、ポコン!と胎動キターーー!!!!…このポコン、つーの胎動だよね?!やっぱ気持を察してくれてるのか??おーい!!返事してくれ!


■3月15日
 胎動を感じてしみじみしたり、でもまたすぐ不安になったり、すでに気持を消耗。感情がクルクル変わる。あほか…。まだ産まれる前だっつー!身体が重いと気も重くなるなあ。

 連れから今後の出張や仕事のスケジュールを聞いてちょっとへこむ。出産後ちょうど忙しくなるようだ。帰宅時間も今よりも遅くなりそう。彼も私の気持を察してくれてるのは分かるし、ノリノリで仕事してくれた方がいいのだけど、この心もとない感じ、誰とも共感できないのつらい。産後の生活を今から想像してもしょうがないけど、見えないプレッシャーでぺちゃんこになりそう。まあ産む前のマタニティブルー。誰でも持つ感情だけど。はー。

 そんな色んな感情でぐるぐるしていたら、母さんキャリアの友達からメールをもらって、ハっと我にかえった。


■3月16日
 胸がおっきくなったなーと試しにいっちょぎゅううとやってみたら、無色の分泌物がじわ〜っと出たぞ?!乳????まじで???早くないすかーーー?調べてみたら、6ヶ月ぐらいで半透明の液体が出ることがあるらしい。ふえー。まじすか。


■3月17日
 腹がおっきくなってきたので、楽天で「妊娠線予防クリーム」を購入。

 ペリカン便の人が届けに来てくれたのだけど、商品の販売元の会社は、そのおじさんの学生時代の知り合いが経営していた会社だった。
「おめでたですか?おめでたですか?」とニコニコしながら商品を手渡してくれた。おもわず玄関で「うははは!」と笑い合ってしまった。こういう偶然も楽しい。


■3月18日 47kg
 今月からT産婦人科へ。妊娠6ヶ月目検診。すぐ終わるあっさりした検診だろうな〜と思ったら本当にそうだった。今まではエコーを毎回撮ってもらっていたけれど、今回から無しだからさびしい。エコーで胎児の画像を確認するとテンションが上がったからなあ。検診代は\4000。安い! 心音も「きれいな心音ですね」とほめられたし問題なく育っていることであろう…。

 4月1日から保険が切り替わったようで、「健康保険課」で公費の負担を確認しておいてと言われた。この負担額や回数は各自治体によって違うらしい。自宅に帰ってか、出産準備品のリストアップ。あれもこれも必要な気がしてくる。

 家でひとりいるとやっぱり不安の波に押されてくる。


■3月22日 
 俄然おなかが苦しくなってきたぞーい!腹の皮がピンと伸びてる。パッツンパッツン。そのままおなかがどんどんふくれて分裂しそう!もしくは割けて中からエイリアンが「ウギャギャーッ」と出てきそう!
 座っている姿勢が一番圧迫されてつらい。鏡で確認すると、本当に大きくなった。たくさん食べ過ぎると後でつらくて大変なので、食べる量をセーブするようになってきた。


■3月23日
 友達の自宅へおじゃまさせてもらった。1ヶ月後に満1歳を迎える息子君とも初対面。デレデレ。「にぱっ☆」と笑う表情がかわいい!つかまり立ちしながら歩いていて、そのうちテクテク歩き出すのも時間はかからなさそう。どんどん加速的に彼の世界が広がっていく。かわいいけど大変/大変だけどかわいい、のループなんだろうな…。
 
 ああっと思ったのが、息子君の動作を見ながら私が「すごい!パチパチパチ」と笑って喜ぶと、彼も「にぱっ☆」と喜びの表情を見せてくれたこと。ちゃんと人の反応を確認しているんだな〜(感心)
 
 1歳前後の時期は、目に入る物をつかみたがったり、口にいれたくなる時期のようでした。動けるようになってくる頃が親の体力が一番必要とされてきそう。泣く理由として目安になるのは→・ミルク・おむつ・気温が暑い寒い・眠たい・黄昏泣き。眠たくなってくると手足が暖かくなってくるとか、皮膚の温度でもいろいろサインがあるみたい。

 あと友達の家で見て、これは役立ちそうと思ったのは「ハイ・ローチェア」。赤ちゃんを固定させてお互い存在を確認しながらお母さんは家事ができるし、結構長く使えそうだ。横抱きもできるおんぶ+前だっこ紐は便利そう。あと腰にフィットできる授乳クッションも便利だね。
 
 一番目の離せない時期なのに、快く迎えてくれて、おもに一番気がかりだった出産後について色々聞かせてもらうことができました。大感謝!気持も今日を境にだいぶ前向きに切り替われた。ほんとにありがとう。


■3月26日 46.7kg
 昨日友達に借りた本を持参してガストへお昼を食べに行ったら、目の前の席におなかの大きな妊婦さんが3人着席。母親学級の帰りか何かかな?

 ガストから帰宅してメールをチェックしたら、ひさびさに以前お会いした事のある方からうれしいメールが!彼女は現在安定期に入ったらしい(おめでとう!)そして、あと数週間で出産予定の友人からも(会おうよ)メールが。私も今のうちに会いたい。でないと会うのがまた1年後以上空いてしまうじゃないか。今日はなんだか妊婦さんに縁がある。類は友を呼ぶ?


■3月27日
 「ミナクア」という新商品のミネラルウォーターのCMに、妊婦に扮した?モデルさんが登場するのだけど、見るたびおなかの膨らみが不自然でギョッとする。もしCGとかメイクだったらあざといよー。あのおなかが本物なのか知りたい。


■3月某日
 数日内に出産予定日の友人と池袋でランチ。その後カラオケへ。ランチでは友人の隣に妊婦さんが座った。最近ほんとに妊婦さんと遭遇する。そのあとのカラオケではお互い熱唱。おなかの子よこの音どう聴こえてる? それにしても間際になって再度お互い元気で会えて良かった〜!


■3月某日
 最近仕事中聞いているのは「松本人志高須光聖の放送室」。4月から東京FMの坂上みきさんのラジオ番組が終わっちゃって昼間聞く番組が無くなってしまってから、過去分の放送をかなり聞いている。
 この前子供について2人がまじめに話していて、聞きながら頷くことばかりだった。(「少子化で子供が大事に大事に育てられ過ぎて、危険なものや汚いものを遠ざけすぎて親や子供の感覚がどんどんおかしな方向に狂ってきている」みたいなこととか。)
 TVで見る松ちゃんの感覚は毒とか過激要素の塊みたいに思われているけれど、彼のことを伝える報道はあまりに一部抜粋でしかも誤報が多い。私ですら、えええ!ってハラがたつ時がある。
 松ちゃんや高須さんの感覚はごくごくまっとうだ。TVでは伝わらない面がラジオには反映されてる。


■4月1日 47.2kg
 今年の4月1日から妊婦検診の公費負担の切り替わる。多摩地方の場合4月1日以前の母子手帳交付の人は妊婦検診の公費負担は2回のままという事実が!!日にちをさかのぼることもできないらしい。ものすごく釈然としないなあ。武蔵野市三鷹市を、多摩市とひとくくりにしてしまうのがおかしい。

 多摩地方の場合4月1日以降に届け出をした人は、公費負担が2回から5回へ。区内だと14回のところが多いそうだ。妊婦検診はトータル通うと10万前後かかるのだけど、都内でもどこに住んでるかによってかなり検診費用が大きく変わってくるということなのだ…。武蔵野市三鷹市だけ見るとそんなに財政難でもなさそうになのにー。

 国や都から財政の援助が出るシステムではないので自治体によってうんと差が出てくる。東京でも区内と市内では妊婦の医療の公費負担でも色々反映される…というお話でした(涙)ガックリうなだれ中。お金が無いと安心して産めない社会をまさに身を持って感じた。


■4月6日 7ヶ月目(24W)
 友人宅へしゃぶしゃぶをごちそうになってきた。毎回彼女達とわいわい喋るのは本当に楽しい。話題が多岐に渡るからだ。仕事や人間関係の不満、愚痴のこぼしあいに終始するような関係だったら会わなくなっていただろうし、そういう話ばかりするする人と過ごす時間が苦痛なので、友達といえども疎遠になっちゃうだろうな。今後ばかな話をして過ごせる事がしばらく無いかと思うと寂しい。

 友人達から「ベビーリング」「ダーリンは外国人with BABY」「草木染め?の5本指ソックス(笑)」を貰った。ありがとう。アクセサリーは出産前に欲しかったんだけど、他に必要なものが多過ぎて買うのをためらっていただけにベビーリングは本当にうれしい。「ダーリンは外国人with BABY」は前日「王様のブランチ」の本の紹介コーナーで見ていて、小栗さんに子供ができたんだーと思っていたところだった。
「5本指ソックス」実際履いてみると気持いい。貰ってその場で履いた時「カエルみたい」とか「宇宙人みたい」とぎゃははは笑いあった。


■4月8日
 おなかの皮がピ−ンと張って辛い時期:第2回目到来中。うひゃーくるしーーー圧迫のされ方が次の段階に気ている感じ。今胎児の重さは1kg、体長は30cmぐらい? 8ヶ月、9ヶ月目になったら加速度的に重くなる。重くなるのは構わないんだけど、皮膚がこれ以上伸びるのかと思うと!!ブルブル…。


■4月9日 47.8kg
 「ビッグダディ」…TVに映し出されていない真実を思うと複雑な心境に。溜め息をつきながらTVを見ていたら、気のせいかいつもより胎動も激しい。1人産む事にものすごく色々考えまくる人もいればビッグダディの母ちゃんみたいな人もいる。なんなんだろうなぁ。生命って。


■4月13日
 友達に第3子無事誕生!!女の子!おめでとう!!!!


■4月14日
 「産科医不足で首相、5月に改善策・救急医療」〜日経ネット・社会ニュースより〜
福田康夫首相は14日午前、産科や小児科の医師不足による救急医療体制の不備への改善策を来月に打ち出す方針を明らかにした。…だって。

 個人的には、もっと助産師の職業がアピールされたり見直されればいいなと思う。でも助産師になるのって、精神的な事とか資格以外の部分がたくさん必要とされる仕事だ。資格を取ったからとかで誰でもなれるわけでもないし、第一体力的に相当しんどい仕事だろう。
 
 もしくは仕事を見つけたい、ボランティアとして社会に積極的に関わりたいシニア世代の人が、育児支援の団体に気軽に登録できて、派遣されればいいのに。

 パートナーがいない女性や男性が頼りない場合でも、安心して子供が持てる世の中になるのが理想。子供を育てるのに、父さん母さんが揃っているからいいのではなく、愛情をかけてあげれる人がそばにいれば子供はきちんと育つものだと思う。父さんがいても「何もしない→ただいるだけ父さん」はいらないのだ。2人で育てる、1人で育てるではなくて、もっと大勢でみんなの複数の子供を育てるイメージ。

 妊娠する前はこんな時代に子供を持ちたいなんて純粋に思えなかった。どんなに環境汚染が進んでいようが、各地で戦争や人種問題で火の海だろうが、天災で何万人と死者がでようが、もうすぐ赤子は産まれてくる。


■4月15日 47.6kg
 今日は性別を聞こう!と心に決めて7ヶ月目検診へ。結果は予想通り。呆気なく判明しちゃった。男女の性別は男の精子で決まるらしい。子供の性別がわかってこれでますます具体的になってきたぞー。

 三鷹の駅前で昼ご飯を食べながら連れに携帯で報告。もぐもぐ食べながら、あれこれ映像が浮かぶ…幸せになってもらいたいなーとしみじみ思った。
 でも子供にとっての幸せって? 親が決めることで無いことは確か。子供って親のクセや習慣は似てしまうものだけど親の思想や考えとは反して育つ。こんな雑多で俗な界隈で育って本人にとって正しい判断が備わるんだろうか?

 とりあえず大病せずに元気に育てばOKで、他にこういう風に育ってほしいっていう気持は今は全然無い。ただ、天職と思える仕事を持って自ら人生をどんどん切り開いてクリエイトできるようになれると、人生けっこう面白いよ、っていうのは教えたいなぁ。

 「子どもは母親が産むのではなくて、母親の体を借りて自分で生まれてくる、そのタイミングもすべて自分で決めて出てくる…」授かった時期もタイミングを感じたからこの世に出て来る瞬間もタイミングがあるのかな。子供自身にとって一番いい時期を決めて出てきてほしい。願わくば、私レベルぐらいでいいから、運の強い子として生まれてきてほしーよー!!!


■4月16日
 出産用品のリサーチをしに三鷹新川にある西松屋へ。店内には出産準備に備えた若い夫婦がカートにたくさん商品を入れて買物していた。2人で購入メモを見ては、旦那さんが強い口調で「ハイッ次!」ってテキパキ言ってる。うひゃ、ここんちの旦那さんは亭主関白そう。子供が産まれても、ちゃんと奥さんのサポートをしっかりするんだろうなー、…とスゴみたくなってきた。

 …しかし、商品を見ているだけでしんどい。赤ん坊ってなんでこんなに色々必要なんだろう。いつからこんなに必要になってしまったんだろう。いっそ南の島に住んで裸で暮らしたい。最低限の物しか買わないつもりだけど見てるとあれこれ必要な気になってくる。

 西松屋新川店、確かに安いけど、肌着の品揃えはぼちぼちだった。他の消耗品はドラッグストアで揃えられるし。肌着、どうせすぐ着られなくなるし家の中でしか着ないものだからって分かっているのに、どうしてもデザインや素材に目がいってしまう! 動物のキャラがくっついてるやつは嫌だとか、英単語いりとか意味の無いデザインは嫌だとかあれこれ好みが出てくる。以外と、安くてシンブルで品のいい柄って少ないんだよなぁ。


■4月17日
 娘さんを産んで3日目の友人の面会に練馬にある病院へ。産まれて5日以内!うひょー小さい!でももう爪が生えてるのにびっくり。産まれたてなのによくできてるなあ…。パーツがいちいち可愛い。友人も元気そうでよかった。

 声のトーンを落としてしばらく喋っていたら、粉ミルクの説明をしに(業者と病院が提携しているよう)看護婦さんがやってきて、なんとなく流れで一緒に説明を聞く。今は粉ミルクでも用途で色々あるんだね。アレルギー防止用の粉ミルクはお値段が高め。帰りがけにお母さん用の粉末ミルクティーのサンプルを頂いた。帰って早速飲んだ。


■4月18日
 福井に帰省。母親に同行してもらって市内にある「Peter mama」で出産用品を少しだけ買ってもらった。買ったものは、アフガン(おくるみ)、50cm肌着(ノースリーブ1着、半袖1着)、帽子付きの外出用着1着、タオルケット、スタイ1枚。柄が可愛いので正直自分が使いたいぐらいだ(どうやって?) しかしこの店の価格から判断すると西松屋はやっぱり安かったんだな…。東京に戻ったら何処の店で揃えたらいいのかまだ迷う。

 母から可愛くて素直で明るい子供がいいな〜と言われたけど、親である連れと私に、その3要素がまったく無いのが悲しい→・可愛くない・素直じゃない・明るくない。心の中で(ごめん)と謝ったおいた。
 小さいうちは人見知りがはげしい子になるだろうな。大人になって社会に出ると、また変わってくるんだろうけど。私がそうだったから。…せめて丈夫で健康に産まれてほしい。


■4月25日 47.5kg
 東京に戻って早々体調を崩した。ちょっと熱が出たくらいなのですぐ復活。


■4月30日
もうすぐ妊娠中期も終わり後期へ。さすがにおなかが重い。明らかに次のランクの重さだ。ズシリときてる。ちょっと外を歩くと結構疲れる。胎動も、ポコン(初期)→ぐにょん(中期)→ゴロリ、ビクビクビク、等バリエーションが増えてきた。時々「ウッ」と声が漏れるぐらいおなかの中で胎児が激しく動く。夜になると活動的なのは中期から変わらず。夜の眠りが浅くなる。


■5月1日
 連れと一緒に赤ちゃん本舗の出産用品を買い出しへ。五反田店だと混んでそうな気配がしたので多摩境店の方へ。空いてて良かった。妊娠でもしなければ普段まったく縁の無いような場所だ。
 事前に必要なものを書き出したメモを持っていったけどこのうち4分の1ぐらいしか買わなかった。やっぱり赤ちゃん本舗の方が肌着などバリエーションが多くて西松屋より品揃えがいい。真夏生まれなので迷わずガーゼで出来たセットをチョイス。肌着の色が大抵ブルー、ピンク、イエロー(白)の3種類の構成なのね…。もう性別が分かってるんだけど、ひねくれ体質なので素直な色を選ぶのがくやしい。新緑色とピンクの組み合せとか丸い大きいドット柄のやつとかあればいいのに。今日購入したのは肌着セット、ガーゼ(10枚)、沐浴用ガーゼ、赤ちゃん用爪切り、お昼ね用パッドセット、ガーゼでできてる上着。でした。

 おくるみのことを「アフガン」て言うけれど、一般的に「アフガン」つーとアフガニスタン人のことを指すんじゃないだろーか…。あとアフガンハウンドつー犬もいるよな。なんで「おくるみ」を「アフガン」て言うんだろ?


■5月2日 49.1kg
 ぐへえ!!!体重計に乗ったらドーンと増えてた…。このままじゃ簡単に50kgになっちゃうよ!!先月よりも1.5kg以上増えてるし!!アイスクリームをここんとか連続して食べてたからか…。


■5月4日 8ヶ月目(28W)
 相模原にいる友達ファミリーと公園ランチ&お宅におじゃまさせてもらった。(ありがとうございました)最初に彼等の息子くんに対面したのはまだ赤ちゃんだったのに、もう2歳。月日が経つのは早いなあ…。2歳になると骨格がしっかりして男の子!って感じ。なのに可愛さやあどけなさが残っているので甘えられたらメロメロだろうなー。男の子はママの最後の恋人、という言葉が脳裏によぎる。

 抱っこひも系は用途によって各種あった方がいいみたい。友達の場合はフェリシモが一番使ったそう。おむつはパンパースは足回りのサイズが大きめなので、細い赤ちゃんだと漏れやすいらしい。便利そうだなーと思ったのは「バウンサー」。やっぱりハイ&ローチェアか、バウンサー系のものは必要だろうなぁ…。
 産後1ヶ月が相当辛かったのを聞く。(1ヶ月以内に断れない系仕事が来たら、這いつくばってやるのかな…うううううう)友達に聞くと、産後の体調の復帰って大差があるなあ。自分は体力無いからガタガタになるのかな。

 帰りの井の頭線で、おじさんと、おばあさんに席を譲られてしまった…。恐縮。もう。どっからどう見ても妊婦なのね。「いつ予定日?」とか質問されてしまった。もうすぐのわりにはあんまりお腹出て見えないって言われた。


■5月7日 
 歩いてると子宮のあたりが重い…。はあああ…しんど。下に引っ張られる感じ。


■5月12日 49.5kg
 うわーそんなに食べてないのに体重が増えてく〜!!この分だと最終的に10kg以上増えちゃうんじゃないか? 朝起きる時も足首がぐっと痛むように。まだ腰痛はきてないけど、体が確実に不自由になっていく。妊婦になると、お年寄りや体の不自由な人の気持もわかるようになってきた…。といいつつ、産後体調が戻ったらすぐ忘れちゃうだろう!


■5月15日 48.9kg
 8ヶ月検診。毎度のごとく、尿、腹囲、心音、血圧、体重測定。あと子宮口が開いてないか久しぶりに内診も。逆子になっていないかの診断でおなかをぎゅむぎゅむ押された。そんなんでわかるなんてスゴイ。
 体重に関しては、先生から「あまり増えすぎなくていいですね。体質なのかなー」と言われたんだけど、それはここ最近節制していたからで…。この後ドカンと増える可能性大。

 帰りに三鷹の「プーの森」に寄って「ぐりとぐらのかるた」を購入。「プーの森」は商店街沿いにある絵本と自然食品や雑貨を扱っているお店。最近安くて可愛い肌着やおもちゃを見かけるとつい買ってしまう。子供のためというよりも本人が欲しいから買ってる感じ。これも実際使えるようになるのは当分先だよなあ。ははは。
 吉祥寺や三鷹には、「トムズボックス」「おばあちゃんの玉手箱」「ニキティキ」「りとる」そして「プーの森」と、絵本やおもちゃの専門店がかなり充実してる。帰り急におなかが張ってきてバスで帰宅。

【行きたい中古絵本専門店候補】
☆「みわ書房」(神保町)
  古い絵本や童話が揃っているそう。
☆「ビーラビッツ」(三鷹台)
 うちから一番近い中古絵本専門店。
 三鷹市井の頭1-31-19 TEL/FAX  0422-76-250
☆「えほんやするばんばんするかいしゃ」(高円寺)
  店名からして気になります。
☆「興居島屋」(西荻窪
 西荻に行くと大抵ここに寄るし、なにか1冊買わずにはいられない。素敵な品揃え。西荻はいい古本屋が多い。ゴゴシマヤ以外にも絵本の古本が置いてある店があるかも。


■5月19日 
 連れの友人に久しぶりに会った。正面で会ったらおなかの変化に気づかれず。からだを横に向けて見せたら、「…おおっ」という感じで気がついてくれた。
 お昼ごはんに行ったダーチャで「…俺も幸せになろうかな…。」とボソリ低い声でつぶやいていた。彼の場合は「パートナーを見つけたい」て意味でつぶやいたのだけど、パートナーができたところで1人より2人の方が幸せかというとはそうとは言いきれない。
 出産は結婚とちがって死ぬまで続く責任感の方が強すぎて、現時点では幸せだーなんてとても思えない。他人と一緒に住むのは大変だと何度も思ったけれど、今思えば、夫婦だけの生活ってなんて楽だったんだろう。


■5月20日
 吉祥寺パルコに入ってるナチュラルキッチンにスタイも扱ってた。ちゃんと3サイズ展開してるのがわかってる感じ。肌着もシンプルでいいから売ってくれないかなー。ここのフロアはほとんどの店がキッズの服や雑貨系の店で占められている。値がはるからパルコでは買わない予定だけど、品を見て歩くのは楽しい。


■5月25日
 どうやら赤子は体の左側にいるらしい。おなかの皮膚をじっとみていると、赤子の心臓がリズムを刻んでいる様子がわかる。人間の体の左側は大動脈、右側は大静脈が流れていて、寝る時は左側を下にして横になる方がいいそうだ。(静脈は動脈よりも弾力性が無いのが理由)でも赤子がいる左側を下にすると逆に圧迫しないかとちょっとヒヤヒヤする。腕から手にかけての血管も左側の方がクッキリ太く浮き出て見えるのでまるで男の腕&手みたいだ。


■5月30日
 9ヶ月目前。腰痛はまだ無いけど足首がギシシ…と痛むようになってきた。9ヶ月の重みを感じる。おなかの中で「シャクン、シャクン」とリズムを定期的に刻む感覚がある。これはどうやら腹の子がしゃっくりをしているらしい。胎動もさらに盛んでゴロリ、ゴロリとよく動く。

 体力は人並みだが、おなかが大きく重くなるのは結構つらい。重いのがつらいんじゃなくて、圧迫されるのが本当につらい。あと、まだ張り裂けそうな感覚がある。おなかが大きくなるたびに小さい頃読んだ童話を思い出す。カエルが嘘をつくたびに、自分のおなかが大きくなって最後にはパチンとおなかがはじけちゃう話(今思うと残酷な話だ)
 私の場合、嘘をつくたびじゃなくて、ちょっとでも食べ過ぎるたびにおなかが大きく膨らんでいくよー。そのうちパチンてはじけたりしてね!ぎゃー!


■6月2日 32w 9ヶ月 50.4kg
 先日行った検診の血液検査で赤血球の数値が低い結果が出て貧血と判断。便秘解消のためにプルーンをたくさん食べていたのになあ。病院で処方箋をもらう。妊娠すると普通血圧が上がるものだけど、なぜか妊娠前よりも血圧が低くなった(多分食事を抜いて検査に行くせいじゃないかな〜なんて思うのだけど…)。それだけ血液が赤子に送られているんだろう。妊娠すると予想以上に鉄分を取られるみたい。

 今日は久しぶりに超音波検査も。成長は極めて標準らしく発育に問題なし。T先生はネガティブになるような言葉は一切言わない。もう赤子は2kgあるのかな?この時期だとかもう発育がかなり進んでいるので、顔の表情や全体の様子が確認できないのがちとさびしい。どんな様子でおなかの中にいるのやら。

 去年の12月の時は、まだ赤子ハウス(胎のう)しか無かったんだよなー。なのにあれよあれよという間にちゃんと腹の中で育って、来月はもう臨月か。


■6月5日 
 相模原の友人宅へ。たくさんベビーグッズを貸し出してもらった。本当にありがとう!大感謝です。今日は、雨の中車をだしてもらって、ベビーザラスやB-KIDSにも案内してもらった。新生児用のオムツ1パック、音の鳴るぬいぐるみ、にぎにぎ、1歳〜2歳用のサマードレスを購入。そろそろ布ものや、道具系、おもちゃ系と整理しないと。
 オムツもミルクも近いうちに値上げされちゃうんだよなー。ますます子供をもちにくくなる時代になっちゃうんだろうか。
 2、3年後に自分の周囲で誰か産まないかな〜と思う。これを1代だけで使い終わらせるのは非常に勿体ない。売っても微々たるお金にしかならないし。使用が済んだら誰かにゆずりたい!


■6月7日
 連れが宇都宮出張。臨月頃に中旬頃に韓国・釜山へ4日間の出張が入る予定。子供がいないうちはいいのだけど。ううむ。でも仕事優先でがんばってほしい。と、今はまだ冷静に思える嵐の前。
 安産用のお茶を今日から飲み始めた。ラズベリーリーフティーレモンバームの味が爽やかで飲みやすい。効き目がどれぐらいあるのか疑問だけど、子宮を強くする効果があるのでお産が軽くなるらしい。私の場合母乳の出に効果があればと飲むことに。(☆早産傾向の人は早くから飲まない方がいいらしい)
 そんなに一般的に飲まれているものでも無いので、こういうお茶を飲んでる人は他にもいろいろ努力している人が多いんだろう。このお茶の他の原因もあって安産なのかもしれない。私といえば外に出たらカフェイン2杯ぐらいは取るし特に食生活も変わらず。お酒を飲まないぐらいか。


■6月9日
 増血剤を飲み始めてから顔が肌荒れしているような。胎動もMAX。ごろごろよく動く。おなかの中がもう狭くなってきたよ〜って言ってるみたいだなー


■6月12日
 うちからバスで10分程の場所に住んでる友人のお宅へ。前回訪問した帰りに完璧に妊娠判明、そして彼女もその半年後に2子目を懐妊!とまるで数珠つながりのように妊婦に。おいしいハーブティーや、栄養抜群のナツメヤシの実(デーツ)、デザート、と身体にいいものを教えてもらった。
 娘さんはすっかり行動や言葉が成長していて、またも子供の成長は早いと実感。かわいいなあ。お子さんの成長ぶりから、いかにお母さんが日々愛情を持ってたくさん彼女に接しているのが伝わってくるんだよねえ…。


■6月13日
 出産まであと1ヶ月半あるのに8kg増加中。今日も検診へ。ここでさりげなく風向きが変わってしまったーーーー出産予定日の7月末〜8月頭は、分娩予定が重なっていて、近所のM病院に廻される可能性が大!次回からの検診はM病院に通院することに。 こればっかりはしょうがないことなんだろうけど…でもでもでも、せっかく問題の無く今日までこれたのに、ここにきて転院なんて嫌だーー


■6月15日
 現在34W。急に足のむくみがキタ!まるでゾウ足。足首なし子。こんなにむくむなんて初めてだ。急激な体重増加もむくみのせいか!足の甲を押すとへっこんだまま戻らない。うーん、特に普通の食生活なのに、これってもしかしてやばい? 今まで履いていた靴もはけなくなってしまったのにショック。パンパンに晴れたゾウ足を連れに見せてみたら、妊娠中毒症の心配をしていた。
 …やっぱ、妊娠てすげえ。急に身体がめちゃくちゃ変わりすぎちゅーくらい変わる。


■6月27日(金)35W1D 52kg
 転院先のM病院へ。初診で、血圧、尿、エコー、内診。今日はじめて尿に+−の結果。赤子は2200グラムと平均的に育っているらしい。分娩のことについて聞いてみたら「ウチで産むのですよ」という雰囲気と、先生の無表情な態度にびびってしまい、細かいことを聞けなかった。先生の表情とか、内診台の角度とか、それまで通っていた環境と違うのがなんか悲しい気持に。連れにも携帯で事情を報告。気がちょっと落ち込んだせいかお昼ごはんを食べていたら涙がでてきた。←泣く程のことでもないのだけど、検診後はナイーブになりやすく…とほほ。
 ずっと通ってきて先生にもすごく信頼を寄せていただけに転院のことはショック。扱える分娩に限りがあるって分かっていても「お産が混むからよそに行ってね」と言われてハイそうですか…なんて言いがたい。もちろんこれは先生側の事情があっての事だとわかっているのだけど。
 お産ってこれ以上ないぐらい自分をさらけだす行為だもの。施設云々よりもスタッフとの関わりの方が大事だ。自分が決めた場所で、信頼できる病院で普通に産みたいだけなのに、色んな事情が間に入ってきてむずかしい。


■6月27日(土)
 T病院に電話。説明を聞いてもよくわからなかった。M病院に先生が来て取り上げるとのことなんだけど、そこまでして先生に取り上げてもらうのもなんだか違うしなあ。
もう1回M病院で費用や部屋のことを聞こう。
昼間は連れと一緒に、青山、外苑界隈を、臨月迎える妊婦とは思えないぐらいの距離を歩く。これだけ元気なのに希望先の病院で産めないかもしれないなんて、お産は最後まで何がおきるかわからない。


■6月30日(月)
 昼間、休みの連れとM病院へ入院の流れ等について聞きにいく。頭がボ〜っとしてうまく説明が呑み込めない…連れは理解していたようだったからいいか。
 身体の圧迫がさらにヒートアップ。横になっても寝れない。胎動もおなかの中が狭そうな動き。おなかの中にいるのもあと1ヶ月くらいだぞ? もうすぐまぶしくて賑やかな世界に出て来れるよ?…いや?
 夜また足首がパンパンにはれてむくむ。睡眠の乱れ、おなかの重み、肩こりで頭痛気味。夜中に恥骨のあたりが軽くキュウウとなる感覚あり。ここ数ヶ月、昼間か夕方眠くなって、夜はほとんど寝れずキッカリ4時に目がさめる日が続く。


■7月1日(火)
 いよいよ臨月。仕事で関わる会社は3社。一応7月2週目には終わる仕事だ。それ以降は休業予定。集中力がとぎれまくって一向に進まない。8月に入る連載はもう完全にできなさそう。誰かに代打を用意してもらわないとやばい。一時的でも看板をおろすのはくやしい。
 子宮の高さも今が最高位置。とにかく内蔵が圧迫されて苦しい。この苦しさに邪魔されて、思ったよりも仕事ができない。まだ家事の方が楽かもしれない。

 友人達と連日のように会ったりやりとりしていたけれど、7月の2週目週末を境に落ち着きそうかな。妊娠初めは不安の連続だったけど、周囲の予想以上の反応に嬉しかったし、子供ができて疎遠になってしまった友達とたくさん交流できたのはほんと助かった。妊娠が縁で新たにできた人たちとの繋がりもあった。友達にはずいぶん気持を支えられた。


■7月2日(水)
 今日はT病院へ連れと一緒に分娩について再確認。先生や病院側の事情もあるしいつ産気づくかわからないだけに、今日の時点ではまだ分娩先をはっきり決定できなかった。(また骨盤をはかられた…。前回診断してもらったんだけどなあ。かっこいい骨盤とのお墨つきを貰ったけど、先生その言葉忘れないでくれよ〜〜)
 来週の金曜にM病院へ検診に行った際に「17日にT病院で検診を受けるように言われてその時最終的にどちらで分娩するかT先生が決断する」というのを伝えなければいけない。なんだかややこしい。
 今日内診してもらって、予定日よりすごく早まることもなく、遅くなることもなく、やはり予定日近日内に出産がきそうだとのこと。そしてまだマイナートラブルは治ってなかった…。くそー。
 最初の希望通りT病院で産めることに近づいたけれど産後のケアは殆ど無いところなので、それはそれでプレッシャー。産後しっかりしてなきゃいけないのはT病院なのだ。M病院はM病院でいいところもあるし、結局どちらに決まっても後悔はしない!と思う…。

 帰りに、もう来月には子供を抱っこしてるんだねえ…と2人で言いながら帰ってきた。子供の名前のことで連れと少しだけ意見しあう。意見が思いのほか分かれてしまった。うーん名付けって難しい。でも私は最初からこの名前以外思いつかなかったんだよなあ。


■7月4日(金)
 M病院へ。連日のように病院に通う日々。今日は病院主催の母親学級。母乳指導と陣痛の時の呼吸法を習う。参加者は当然のようにM病院で分娩する人ばかり。その中で私だけがどちらの病院で産むのか決まってないのであった…。
 入院する個室や分娩室も見学させてもらった。分娩室、独特な雰囲気!ピンクとかグリーンとか使ってあってもやっぱ手術室って感じなんだもん!びびる!ここに運ばれるのってすごい緊張しそう。T病院の分娩室はまだ見ていないけれど同じような雰囲気なんだろうか。


■7月5日(土)
 友達が家まで様子を見に来てくれた。腹のなかの胎児に語りかけなんて、照れちゃって一切やってないよ〜話してたら「おなかに顔かけばいいじゃん!」と言われて笑った。その手があったか(笑)


■7月10日(木)37W 52.3kg
 連れは昨日から釜山へ3泊4日の出張だ。一応、緊急時の連絡先を知らせてもらった。
 午前中M病院で検診へ。今日から正期産の時期にはいる。もういつ産まれてもおかしくはない。血圧、尿検査、あとNSTテスト。胎児の心拍数を調べる検診で胎児は20分ごとに寝たり起きたりするものらしい。おなかに計測器をつけて病室のベッド横になること約20分。廊下の向こうで「ホニャーホニャー」と泣き声がするので、助産婦さんに聞いたら「昨日産まれた赤ちゃんですよ」とのこと。しばらくしたら、その泣き声の主を抱いて助産婦さんが現れた。うはー!めっさ小さい!産まれたてってほんと小さいなあ。

 検査の結果、私の方のおなかの赤ちゃんは元気ですよーとのことだった。結果が記された用紙をもらって診察室に移り内診。おなかの張りもあるし、子宮の方はもうお産の準備しているらしい。

 今日は今日でまた初めて診てもらう先生だったのだが、私の体格が小さいのでお産にリスクがかかるかもしれないと言われた。腹子が思ったよりも成長しているのかな…。あとむくみの警告が。(塩分を控えるように)来週末にT産婦人科で検診を受けることも報告した。産後は母乳管理が大変だから、ケアが無いT産婦人科で入院するのは大変ですよ…と言われて(それもそうだよな〜…)遠い目になる。どっちで産むにしろ、桶谷母乳相談室で診てもらうことになるだろう。

 三鷹のロンロンのトイレに入ったら鮮やかな出血が!うわわ、久しぶりに見た。さっき内診されたからだけど予想外の量の血だ。2週間前の検診後では出血はまだなかったから、いよいよ出産が近づいてるんだ…。


■7月12日(土)
 連れ、釜山の出張から帰宅。向こうにいる間、電話をかけてきてくれたりメールを送ってきてくれたりして、何かと様子を心配してくれてる様子。子供への洋服もお土産に買ってきてくれてうれしい。


■7月14日(月)
 朝11時頃、おなかに生理痛のような鈍痛とともに目がさめる。これのもっと痛いやつが前駆陣痛なのかなー…。昨晩外を歩いている時に、股関節の上あたりが少しだけ痛いような感覚があった。胎動はまだある。鏡でおなかの位置を確認したら、気のせいかちょっと下がってきたような? やはり、体はちょっとずつ出産への準備をしているのかね。
 キヨシロ君の左腸骨に新たにがん転移のニュース。…ショック。子供と一緒に日比谷の野音で彼のライブを見に行くのが夢なのに!ずっと彼の歌声を聴いていたいよ。どうかどうか、彼の体調がよくなりますように…。


■7月16日(水)
 子供が産まれて自分の時間が再び取り戻せるだろうとしたら、5、6年後ぐらいかなぁと夕暮れにぼんやり思う。今まで散々好きなことばかりしてきたので、特に何かをやり残してきたような後悔は無いのだけど、ふっと息をつけるようになった時期、その頃40歳か。
 少しはどっしりとした何でも受け止められるような40歳になれているだろうか。


■7月17日(木)38W 51.6kg
 T産婦人科へ検診。まだ子宮口は堅い様子。今月中には産まれなさそう?とのこと。はふー、そうすか〜…。先生の話し方だとT産婦人科で分娩決定、ということでいいんだよね?ここでまたM病院で分娩!ってなったらびっくりするよ!
 子宮口やわらかくするには
・とにかく散歩・床のぞうきんがけ・股関節のヨガ・ラズベリーリーフティー ぐらいしか出てこない。これらを全部やっても子宮口が開かない人もいるそうだし、産まれるタイミングっていうのはやっぱり腹子次第なのかな…。
 ここ最近グンと上がった気温により体重が減る。赤子の体重は今どれぐらいあるんだろう。


■7月20日(日)52.6kg
 体重が落ちたので、気が緩んでここ最近ハンバーグランチやら冷やし中華を食べていたら、いつの間にか体重が戻っていた…。うひー!体重が戻るのは簡単だなー!

 昼間連れと一緒に、三鷹西松屋へ最後の赤ちゃん用品買い出し。・ミルク缶・哺乳瓶セット・電子レンジ用消毒ケース(5分でチン、で簡単に消毒できるやつ)・おしりふきなど。結構な大荷物になったので連れと一緒に来て良かった。

 今日はベルメゾンで頼んでいた入院用パジャマと授乳用の服が届き、昨日はデーツ2kgが届き、明日はハーブに週末は無印で衣装ケースが届きと、ラストスパートの勢いで準備。赤さん用品は必要最小限でいいと思っていたくせに、猛暑と出産前のハイテンションで結局バンバン購入しまくってるじゃん(汗)。誤ってガーゼケットを2枚購入したりとか買わないでおこうと思っていた授乳クッションまで購入。買物に慎重さが欠けてる。請求が怖い。


■7月23日(水)
 肌着を水通しする。大量の肌着を干しながら、なんだかしみじみした気分になった。あと2回洗濯機を廻さないと水通し終了できなさそう。

 前回の検診で、まだ子宮口が堅そうな印象だったので、少しでも柔らかくせねばと夕方から吉祥寺まで散歩。井の頭公園を抜けて、七井橋商店街で両脇の店舗をふらふら見て歩き、ロンロンの文房具店で事務用品を買って、無印で引き出しの仕切りを買って帰った。散歩の前にお風呂掃除もしているし、真夏の臨月の妊婦の行動とは思えない!妊娠する前より動いているよ。

 促進剤を使われたくないので少しでも予定日近くに産みたい。もう来週出てきてもいいからね。おなかの子供に直接話しかけることをしていないので、今更「おーいそろそろスタンバイしておくれ」って言っても通じるのかな。


■7月24日(木)39W 52.1kg
 検診へ。前回貧血検査でひっかかったので、今日はいつもの検査に加えて血液検査もした。内診の結果、赤さんの頭が骨盤?にきれいに入ってきた様子(先生談)。昨日から股関節に妙な違和感があったからなぁ…。今日病院までの道のりもおなかが張っていつもより歩きづらかった。このまま散歩したり動く努力をすれば産道(子宮口)が順調に柔かくなるもんなんだろうか。

 理想としては30日に産気づいて31日に出産したいよーーー。もう来週出てきていいんだけどなああああああ。でも今日の検査結果では、8月の2週目になるのでは?との予想。うー、長引かせたくない。
 先生曰く、39週ぐらいで産むのがベストらしい。41週すぎると胎盤がどんどん古くなってくるんだって。42週になって産気づかなくて総合病院の方に搬送されちゃったらまずいので何が何でも8月の2週目末以内に出てきてください!

 病院への連絡のポイントとして、5分おきに陣痛がきたら病院へ電話すること。あと破水して8時間以内に陣痛が来なかったらまずいので、これも病院へ電話。おしるしがあっても、お産はまだ始まらないので、病院へ行くのはまだ早いらしい。あと先生がポツリ言った言葉「初産取り上げるの久々…」(もともと初産は扱っていない病院なのだ)うわうわ。色々プレッシャーだー。

 夜、横になりながらTVを見ていたら、骨盤にグリッとした違和感があっておもわず「…ウッ」と声が漏れる。赤さんの頭がさらに下へグっと下がってきているのかな。あーソワソワしてきた! あと足のむくみがひどい!

 夜中おなかに急に激痛が走る。何の痛みだ…!ううう、と腹を押さえながらトイレにしばらくこもる。


■7月25日(金)
 朝、連れに部屋の中で妊婦写真を撮ってもらった。やっぱり腹の出方が前回とは大違い。大きくなったなあと思う。私がソワソワしているので、連れにもソワソワがうつっちゃったような。「もう本当に産まれてきちゃうんだよね」「そうだねえ…」と言いあう。長かった2人暮らしもピリオド。いよいよ3人暮らしになるんだ。こんな時期になってもまだ想像できない。みんなで仲良く暮らせますように。

 ちなみに我が家の星は山羊座がキーワード。今年から社会全体の雰囲気も山羊座がキーワードになってるよね。連れの太陽(社会的目標)→山羊座 私のアセン(素、本来の自分)→山羊座 子供の木星(幸福感)→山羊座木星山羊座っていかにも真面目? 子供が我が家で一番真面目な性格になりそう。これを最初発見した時、偶然じゃなくて縁あって家族になってるんだな…と実感。家族の星に共通点を見つけると面白い。


■7月27日(日)
 予定日が迫って来たせいか友達や親から連絡が入り続けて、恐縮+ありがたい限り。親からの電話は心配感+待ち遠しい感が電話口から伝わってきた。や〜…しかし、いつ産まれるんだろう。おしるしある前に何かわかればいいのにねえ。へその廻りが赤く光る!とか。
 今のところまるで陣痛がおこりそうな気配が無いのだ。おなかの張りも殆ど無いし、前駆陣痛みたいな鈍痛も無いので1週間ぐらい遅れそうな予感。


■7月28日(月)
 髪を切りに美容室へ。3月に行った以来だ。いつもの担当さんから「お腹大きくなりましたねー」と言われ、ゲヘヘと照れる。鎖骨あたりぐらいまでカットしてもらった。


■7月29日(火)
 1週間前は、膀胱の前あたりに赤さんの頭がきているような違和感があったんだけどここ数日その感覚が無い。恥骨痛も無し。胎動はさすがに少なくなってきたかなぁ…。しゃっくりの感覚はまだある。
 鏡でおなかを横から見てみる。出産前ってもっとおなかの位置が下がるんだろうか?夕方散歩しようと思ったけど結局でかけたのはコンビニどまり。ただでさえ無精者なのに、暑い+体が重過ぎて歩くのがつらい。子供よ、そろそろおなかの中も狭いんじゃない?


■7月30日(水)
 2人とも朝の5時ぐらいに起きたので、散歩+最後の妊娠姿でも撮ってもらいにいくべ、と井の頭公園の方へ出かける。こんなに早い時間でも公園はウォーキングする人やマラソンする人、犬の散歩の人といろんな人がいた。そのまま駅前の方に出て、妊娠以来初めてマックに入って朝マックを食べた。家に戻ってそのままずっと眠りこんでしまう。それでも朝結構な距離を歩いたせいか子宮の方が押されてるような感覚が…。


■7月31日(木)40W
 とうとう予定日到来。妊娠中期以来、しばらく夢を見ていなかったのに、今朝方「おしるし」がきて「キターッ!今日だーーー」と叫んでる夢を見た。ので今日くるのかなぁと思ったんだけど変化は特に無さそうな気配。なので多摩川まで連れと散歩しに出かけた。

 いやーしかし今日もけっこう歩いたんではないかい?!病院に行くのは明日にしようか、明後日にしようか…。何て言われるか怖いよ。まだまだですね!とか言われたらどうしよう。
夜、茨城のお義兄さんからも電話をもらう。あわわ。…まだ産まれる気配がないです!
 みんな君に会うのを待っているよ〜…。


■8月1日(金) 52.1kg 
 とうとう8月。朝体重を計ってとりあえず増えてはいなかったのでほっとする。連れも今日は会社へ。「もう産まれた?」って勤務先の人に質問攻めになるんだろうなー。

 午後、検診へ。予定日超過については予想範囲内の事だったので特に何も言われなかった。子宮口はまだ1cm開いてるか開いていないかの状態、お産がつくにはあと1週間ぐらい後かな〜との事。子宮口が堅いわけではないので、薬を打たれたり導入しなくちゃいけない気配は無いけど、どうもトントン拍子にいかないものだ。風船いれられたり促進剤いれられたりするなんて普通にあるんだろうけど、できるだけ自然に産みたい!産ませてください!42週に入る前に産まれてちょうだい〜〜。えーん(泣) 6日が生まれ日としていい感じなので、手帳に「6日に産まれてきてくださーーい!」と赤ペンでグリグリ大きくかく。

 今まで順調だっただけに、ここにきてスローダウンペース。やっぱお産はそう簡単に進まないの。かあさんそろそろ体が限界になってきたよー。

 1ヶ月半違いの友達から出産報告。わーおめでとう! 女の子だったんだねえ。彼女もイラストレーター。もう働いていると聞いて「せ、先輩…すごいっす!」と思う。上の女の子はもう随分お姉ちゃんぽくなってるんだろうなぁ。妹が出来てうれしいだろうね。4月に出産した友達の娘さんも今日から4ヶ月目。すくすく健やかさんに育っている。ああ月日が経つのは早い。自分の子供が産まれたらもっと早く感じるんだろう。たくましい中年になりたい。


■8月2日(土) 
 夜中に何度も胃液があがってきて気持悪い。一旦起きる。おなかも痛いような。でもまだ特に予兆なし。朝の湿度が身重にはさらに重たく感じられ、でもダラダラしてちゃお産は進まねえぜっ!と首の後ろにヒエピタを貼って家事をこなす。

 以前から行きたかった三鷹台にある絵本専門の古本屋さん「ビーラビッツ」へ。中に入ると、ものすごい量の絵本でぎっしり!お店の人に「…あの、0歳からでも読めるような絵本の棚のコーナーはどこですか?」と聞いたら、快活なその女性は「年齢で本選びしない方がいいよ〜!」。このオーナーはパワフルな方で、次から次へと絵本を面白おかしく絵本を紹介してくれた。こんな人に絵本を読んでもらったら楽しいだろうなあ。ガハガハ笑いながら聞いていたら「この声もきっとおなかん中に届いてるよ〜!」とおなかの子供に向かって笑いかけてくれた。

 予定日を過ぎてもまだ予兆が無いのであせっていたのだけど、この店に来て絵本を選んだり店主と話して笑っていたら、なんだかすごく楽しい気分になった。子供のためって思うんじゃなくて、自分も楽しめるような絵本選びをしなきゃね。連れが買ってくれた絵本と合わせて家には10冊弱の絵本が揃ったよ。今日はあらためて絵本の素敵さ再発見。妊娠してからものすごくいろんな事に対して視野が広がったけれど、また1つ、絵本というジャンルで広がった。仕事用に眺めるのと子供の視点で眺める絵本とでは全然見え方が違う!…早く子供と一緒に読めるようになりたいな。

 夜、連れと絵本について話した。彼は「チムひとりぼっち」(とても悲しい設定な話)という話が子供の頃の記憶として刻まれてるらしい。また店にいった時に今度はその本も探してみよう。


■8月3日(日) 
 本日連れ休日デイ。産まれたら外出できなくなるからと休みのたびに積極的に外出している。今日も思いつくままどこかへ出かけようというわけで、三鷹駅前→ひばりが丘→川越まで行ってきた。川越は以前から行ってみたいと思っていたのだけど、着いたら予想以上に素敵で二人ともテンションが上がったー!いいとこじゃん川越!蔵作りの建物が並び、観光地特有のチカチカした雰囲気が無くてシック。大人な観光名所といった佇まいがとても気に入った。今日も相当な猛暑だったのだけどまるで旅行にきたみたいで歩いていて楽しい。妊娠していない状態でもかなりバてそうな距離を平気な顔で歩きました…。こんな状態も、もう飽きてきたので、そろそろ恥骨いてええ!股から何か出そう!とか叫んでみたい。


■8月4日(月) 
 夕方過ぎて、なんかお腹がいつもより張ってきた。うーん、なんかわかんないけど、いつもと違う感じが…。気のせいか…。夜になって、連れが率先して友人から貸して頂いた抱っこひもの装着の仕方をいろいろ試していたのに感動。お父さんだわ…。なかなか産まれてこないもんだから、彼も待ちくたびれただろうねえ…。でも子供をたくさん抱っこしてあげてほしいよ。むしろ私よりもいつも一緒にくっついていてほしい。ああ、今週中に産まれてほしいんです!できれば木曜日に入院して金曜日に産みたいよーーー。お願い!!!(涙)


■8月5日(火)
 昨日に続きおなかが引っ張られる感じ。動ける今のうちに携帯の登録をチェンジしておかないとやばい…、と吉祥寺の方に出る。夜、陣痛促進のツボを押してから寝る。


■8月6日(水)
 明け方、生理痛のような鈍痛で目がさめる。鈍痛の波が定期的に襲ってくるので、はかってみたら5分ごとに。まだ我慢できる痛さ。これってもしかして陣痛なの?その直後微量だけどおしるし。病院に電話したら、10時に入院の準備をして来てくださいとのこと。どんどん痛みが増してくるのに青ざめながら、連れと一緒にタクシーで病院に向かう。

 内診の結果子宮口が8センチ、9センチぐらい開いてるのこと!「もうすぐにいきんでもいいかもしんないね」と先生に言われ、診察室で「まじっすか!」と思わず叫んだ。(その声を待ち合い室で聞いて驚く連れ)でもってあれよあれよという間に分娩室へゴー。等間隔に襲ってくる痛みは腰をトントンしてしのいだ。まだこの時点でも生理痛のめっちゃ重い間隔程度。そのうち、おしりのあたりがガクガク震えてきた。痛みの波がくると、さすがに「痛いよ〜〜〜」と声が出る。左手に点滴を打たれて、先生の手によって破水されて、さらにお産モード突入に。この時11時。連れも分娩室に残って、肩越しで励ましたり腰をさすったりしてくれた。ちなみに先生は写真が好きな人らしく、私がいきんでるそばで連れと写真の話で談笑していた。そんな和やかモードな(私以外は)出産状況。

 両側のレバーを強く握って、いきんでください!といわれ、うぐーーーっといきむ。産道が堅いらしく、自分でいきんでるつもりでもなかなかお産が進まない。何度もいきんでいるうちに体力がどんどん無くなっていき酸素不足で途中何度も呼吸困難になる(くるしい!)。

 いきんで→深呼吸、いきみたくなるまで待機、のくり返し。何度やってもなかなか赤ちゃんの頭が見えてこないらしく、途中で掴みレバーはやめて、上に握るタイプの棒をつかんでいきむ。そのやり方が合っていたのか、やっとお産が順調に進む。助産士さんに「そうそう、上手上手」と言われながら、何度かいきみを繰り返しているうちに、股の間に何か挟まってる間隔がしてきたよーー。もう頭がでかかっているらしい。先生に「あと、1、2回で出ますよ」と言われ、チョキンと切られて、本当にポン!って感じで先生が勢いよく取り上げた!(イメージ:ライオンキング)
 ギニャース! 8月6日、14時36分、娘誕生でした。