スワンガンツカテーテルとは

スワンガンツカテーテル(Swan-Ganz Catheter)とは、肺動脈カテーテルの俗称です。
ちなみに、エドワーズライフサイエンス社の商品名です。
縮めてガンツって呼ばれる事もあります。

肺動脈カテーテルは重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられます。
侵襲度が大きく、それに耐えられる生命力があるかどうかの見極めが重要といわれています。

腹腔鏡下胆嚢摘出術とは

腹腔鏡下胆嚢摘出術(Laparoscopic Cholecystectomy)とは、カメラモニターの下で行い、最小の手術創で胆のうを摘出する、胆石症や胆嚢ポリープの先進的な外科的治療です。

腹部に開けた小さな穴から内視鏡を挿入し、お腹の中を二酸化炭素で膨らませてモニタリングしながら手術をします。

術後の痛みが開腹術に比べて少ないので、翌日から歩く事も可能です。

回復も早く、通常は手術翌日の午後から食事ができます。

経過が順調であれば手術後3日〜5日で退院できるとされています。

カンファレンスとは

カンファレンス(Conference)とは、医療現場において仕事についての問題点や、患者さんについての解決策を導き出す為の会議のようなものです。

それぞれの目的に対して意見を出し合い、時には看護師だけではなく医師、ケアマネ、ソーシャルワーカーなどを含めて話し合いを行います。

新人看護師は先輩に意見しずらかったり、自分の経験や知識に自信がないため意見を言いずらいという声をよく聞きますが、様々な角度から現状把握、そして問題提起へと至る為の大切なフローですので、カンファレンスでは誰でも意見を言えるような空気というか、システムを作る事が重要です。

業務改善の為のものですので、あまりケンカしないようにしましょう。

モジュール型看護方式とは

モジュール型看護方式とは、ひとつの病棟に2つ以上のチームを編成して、更にそこから数名ずつのモジュール(単位)に振り分けるという看護方式です。

プライマリーとチームナーシングの良いところを合わせた日本独自の看護方式で、プライマリーと比べて患者さんが受けられる看護に偏りが無く、またチームに位べ手看護師のやりがいも見いだしやすいという利点があります。

別名モジュールナーシング(Module Nursing)またはモジュラーナーシング(Modular Nursing)

プライマリーナーシングとは

プライマリーナーシングとは、1人の看護師が患者さんの入院〜退院までを一貫して担当するという看護方式です。

ちなみにプライマリーナースの勤務時間外はアソシエートナースが看護にあたる形になります。

この看護方式はアメリカで開発されたものですが、チームナーシングなどと比べて多くの看護職員が必要になるので、看護師不足の日本ではなかなか実現が難しい看護方式といえます。