あけましておめでとうございます

kanon_59872008-01-01


なんと4月に環境が変わってからというもの
まったくこちらを更新せぬまま年が変わってしまいました。

というか2007年、全然見れて無いんですよね。残念ながら。
なので数えるほどしかない見たもの記録で2007年は終わりにして、
2008からはマイペースに文章化することを目標にします。

一応、記録のために、2007年みたもの。


【1月】
シベ少@お台場
アクラム・カーンとシェルカウイ
ジョセフ・ナジ


【2月】
神村恵カンパニー
ナチョ・ドゥアト(スペイン国立ダンスカンパニー)


【3月】
ニブロール
吾妻橋
BATIK「ペンダントイヴ」
踊りに行くぜ!
映画「DREAMGIRLS」(良かった)


【4月】
なし…。


【5月】
アラン・プラテルバレエ団


【6月】
グレゴリー・コルベールashes and snow


【7月】
Kバレエ ドン・キホーテ中村祥子
横須賀美術館《生きる展》…ヤノベケンジのトラやんが良かった


【8月】
森村泰昌「美の教室」


【9月】
なし…。


【10月】
Noism 安藤洋子・中村恩恵
映画「ヘアスプレー」(これも良かった)


【11月】
ちゃらちゃら踊りには行ってたんだけど。


【12月】
スミ・ジョー来日公演 初サントリーホール
BLUEMAN
六本木クロッシング@森美

The very best of AZAMABASHI

o. 河童次郎「かっぱ橋ダンスクロッシング
1. オープニング
2. 康本雅子「姉?」
3. ボクデス&チーム眼鏡「小手指商事・営業課」
4. 身体表現サークル「ザ・ベスト」
5. 宇治野宗輝&ザ・ローテーターズ「EVEN THE BEST CAN GET BETTER WHEN IT'S BIGGER」
(休憩)
6. Off Nibroll「Chocolate」
7. 康本雅子「ブッタもんだすって」
8. ほうほう堂×チェルフィッチュ「ズレスポンス」
9. KATHY「MISSION / R」
10. Bonus Track「!?????!」


kiiiiiiiが見たかったんですけどね。。。
宇治野さん好きです。

nibroll

「no dierction。」@有明パナソニックセンター

なんつーか、もー振り切れたとこにいったんだなーと。
前は各要素がぶつかりあっちゃってる印象もあったけど
今回はそれぞれの暴走が作品をそれたらしめていると思った。
あと音楽が変わったてのもでかいと思います。
写美で見たときは、もっとシンプルでわかりやすいイメージの作品だった気が。
たぶん今回のは構成の問題もあると思う。

あと、たかぎまゆさんがいい。

とたんギャラリー

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とたんギャラリー@阿佐ヶ谷

下平晃道「HALF ASLEEP」


とたんギャラリーのコンセプト(抜粋)
とたんギャラリーは主軸になる4つのコンセプトがあります。
「場所性と終わりを考える」
「住まい及び団地というフィールドを使う」「ヒトとヒト、時間の重なりを実体化する」
「プロジェクトそのものが1つのインスタレーションである」
 
このコンセプトに基づいて、特異なルールが設けられています。
(1) 原則、現状復帰は行わない。
(2) 参加アーティストは、エキシビジョン終了後、1点以上作品を残す。
(3) 次作家は前作家の作品をどのように扱ってもよい。
(4) ギャラリーの運営者であり取り壊しまで住み続ける住民は、
    一切作品に手を入れることはできない。増殖していく作品たちとともに暮らす。

踊りに行くぜ

踊りに行くぜ!special in Tokyo

酒井幸菜「Noon」
納谷衣美×山下残「シビビビ」
坂本公成+佐伯有香「怪物」
江藤由紀子「砂遊び」
康本雅子「ナ花ハ調」
Ko & Edge Co. 「DEAD 1+」


康本+ASA-CHANGはやっぱりイイ(背中がベスト)
Ko & Edge Co. はこれが最後とか。ざむねむ。

ナチョ・ドゥアト

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スペイン国立ダンスカンパニー
「バッハへのオマージュ」@神奈川県民ホール


すっごい良かったです!久しぶりに本当に感動できるもの観た。
経歴知る前に、見てて、
キリアンとベジャールが混ざった(うえで更にプラスαがある)感じだなーとか思ってたらそのままだったw
あとムードラでケースマイケルと一緒だったみたいですね。


でもそれだけじゃなくて、更に素晴らしいのは
バレエクラシックの美しさと、ダンスっていうものの本質的な熱量?の部分を
うまいことバランスとって両方活かしてるところにあるのかなぁ。


だから、フォルムの美しさに陶酔することもあれば
音楽とのリンクの快感とかユーモアに魅せられたり
ただただ動きの空間に圧倒されることもある。

観ているほうは気を抜く暇がない。


バレエだけの面でいくと、ダンサーの動きが荒々しいっていうかw
ちょっと勢いあまっちゃってるところもあるんだけど
それが逆に作品の中での肉体の強度を増すことに貢献してると思いました。
スペインという土壌のせいなんでしょうかね。



とにもかくにも、三浦さんの文章にもあったけど
確実に舞踊史に名を残す、新しい世代の振付家の一人であることは間違いないですね。
すっかりファンになりました。