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軽くて音が良いハイレゾ対応のUSB Type-C接続のヘッドホンATH-S120Cはお手頃価格(23日まで10%OFFクーポン配布中)

色はグレー、ライトバイオレット、ブラックの3種類


キクチャンさんから推薦されて買ったオーディオテクニカのATH-S120Cが良かったのでお勧めしたい。
USB接続の安価なヘッドホンを探そうとすると、音質に期待できないヘッドセットばかり。5000円以上出せば、ゲーマー向けのマイク付きヘッドホンはあるが、5000円以下で探すとないというのが現状だった。その上、安価な価格帯のヘッドホンは昔からのものが多くて、新製品が出なくなっている。そんなところに2月に出た新製品がATH-S120Cだ。
オーディオテクニカはもともとATH-S100という安価なヘッドホンで音が良いと評判の製品を出していたし、USB接続のイヤホンも出しているので、その複合といった感じだが、その完成度の高さには驚く。現在セールで、23日まで10%OFFクーポンが配布中であり、なんと3000円を切って買えるのだ。

音が良い

安価なヘッドホンでありがちな音のこもりはなく、クリアな音を出してくれて、低音もしっかり出る。音の情報量も多いため、こんな音が出ていたのか!という体験ができる。フラット傾向の音なので、どんなジャンルの音楽も聴きやすい。
安価な有線ヘッドホンとして、以前Amazon BasicブランドにあったHP01と比較してみた。このヘッドホンも音が良いと評判だったが、ATH-S120Cと比べると、それほどでもないなと思ってしまうほどに、ATH-S120Cの音は良かった。オーディオテクニカのヘッドホンはATH-MSR7bを所有しているので、こちらとも比較してみたが、さすがに価格帯が違い過ぎるだけあって、解像度の高さや音の深みでは負けてしまっていた。しかし、初めて聴く人ならATH-S120Cの音質で充分満足するだろう。良いオーディオ沼入門機である。
音楽だけでなく、スマホタブレットで映像を見る際にも、低音がよく出るため、映像を迫力の音響で楽しめる。

接続がシンプル

以前、スマホ向けのコンパクトで安いUSB DAC内蔵イヤホンコネクタを紹介したが、コネクタをつけて有線イヤホンやヘッドホンをつけると、どうしても接続が複雑になる。これはUSBで繋げるだけなのでシンプルだ。

USBコネクタの根元は曲げに強そう

軽くてスイーベル機能でコンパクトになる

音が良いヘッドホンというのは、だいたい200g以上はあるのだが、これは110gと非常に軽量だ。またスイーベルがあるのでコンパクトにおさまる

スイーベルでコンパクトになる

マイクとボリュームのコントロールが付いている

リモートワークで良い音質で音楽を聴きながら、ウェブ会議にも対応できる。このヘッドホンが一番向いた目的はリモートワークだろう。

ハイレゾ対応

DACは24bit / 96KHzに対応しているのでハイレゾ音源も安心して聴ける。

ゲーム機で使える

ゲーム機でUSBオーディオ機器を使おうとすると、USB Audio Class 1.0に対応している必要があるが、Switchで使えるそうなので、問題ないだろう。

『怪獣8号』の重低音がすごいので、ぜひとも良い音響環境で見て欲しい

怪獣8号

怪獣8号

  • 福西勝也
Amazon
映像の作り込みが半端ない『怪獣8号』だが、音響面でも力が入っており、特に怪獣が登場するシーンの重低音がとんでもない。1話冒頭のシーンでは、怪獣が動くたびに重低音が鳴り響き、怪獣の重量感、存在感が強く出てくる。防衛隊のヘリの攻撃も重低音が唸り、最後ミナが怪獣にトドメを刺す攻撃で重低音は最高潮になる。映像の素晴らしさと相まって何回も見たくなるシーンであった。サウンドトラックがプレリリースされていたが、音楽も重低音がよく使われていて、迫力があり、怪獣映画らしさが非常に出ている。映像配信の音源は圧縮音源だが、Amazon MusicではCD音質のロスレスで配信されており、映像配信よりも更に音のキレと低音が出ていてすばらしい。低音がすご過ぎて、夜には聴けないぐらいだ。
先行上映会をするテレビアニメは増えてきたが、『怪獣8号』も1話2話を映画館で先行上映会をしており、さぞ迫力のある音響だったのではないだろうか。せっかくだから『ダンジョン飯』みたいに5.1chで作って欲しかったところ。

一般的にテレビで放映される作品はテレビのスピーカーの性能を考えて、低音をあまり出さないのだが、テレビドラマより音響を作り込む作品が非常に多いテレビアニメ*1も低音を重視するようになってきていたのではないかと感じる。これは音楽もそうで、日本の邦楽はずっと低音が弱いと言われていたが、世界的には低音を強く出すミックスが流行っており、最近は米津玄師氏に代表されるように、邦楽でも低音が多用されている。
特に『怪獣8号』は、映画作品なみに重低音が出ており、テレビのスピーカーではこの低音を感じるのは少し難しい。音響を強化した環境でぜひ見てほしいが、スピーカーで重低音を出すには大きめのサイズのスピーカーやサブウーファーが必要で少々ハードルが高いが、イヤホンやヘッドホンなら低音が出しやすいので、イヤホンやヘッドホンでの鑑賞がお勧めだ。音楽を担当している坂東祐大氏も良い環境での鑑賞を勧めている。


低価格でお手軽イヤホンとしてKZ EDX Liteがお勧めなのだが、日本のAmazonから出荷されるLinsoul扱いのものは在庫切れになってしまっている。
1000円台前半で楽しく音楽が聞ける中華イヤホンのKZ EDX Lite(現在10%OFFセール中) - ARTIFACT@はてブロ
スマホタブレットで見る人なら、最近教えてもらったUSB Type-C接続のヘッドホンであるオーディオテクニカ ATH-S120Cが良かった。スピーカーならウーファー口径が165mmのPOLK AUDIO SIGNATURE ELITE ES20がお勧めだが、なかなか大きいサイズなので設置が難しい。売れ筋スピーカーのウーファー口径は130mmだが、165mmになると、サブウーファーなしでもかなり満足できる低音が出てくれる。スピーカーのスペックの再生周波数をやたらと気にする人がいるが、同サイズでの比較ならともかく、ウーファー口径が大きくなければ低音は出ないのだから、あまり気にする必要はない。サウンドバーを導入するのなら、サブウーファーが別になっているDHT-S517のような製品を選びたいところだ。予算が出せる人なら、ぜひともこんな感じで環境を揃えて欲しい。
『閃光のハサウェイ』のベスト視聴環境はLGの有機ELテレビとDENONのサウンドバーDHT-S517(予算20万円以内) - ARTIFACT@はてブロ

音響にこだわったテレビアニメ

Dolby Atmosで制作されている『ダークギャザリング』*2を見た時、ステレオでも低音がすごかったのを見て、重低音を多用しているアニメを気にするようになったのだが、今のところ、それほど多くはない。『炎炎ノ消防隊』は戦闘シーンの重低音がすごく、作画も良くて、隠れた作画アニメでもあった。『アンデッドアンラック』はスタッフが『炎炎ノ消防隊』と同じ座組だからか、こちらも重低音が多用されている。
『ダークギャザリング』のようにサラウンドで制作されているテレビアニメは意外と多い。最近では『ダンジョン飯』はNetflixでは5.1chで配信されているが、Netflixでは5.1chが配信されているアニメが多い。『空挺ドラゴンズ』『TIGER & BUNNY』二期は放送時から5.1chだったが、放送時から5.1chで一番古い作品は『攻殻機動隊SAC』だろう。『エヴァンゲリオン』テレビ版や『魔法少女まどか☆マギカ』はパッケージソフトで5.1ch化されており、それが配信されている。『スプリガン』『PLUTO』などNetflixオリジナルアニメはほぼ5.1chである。
『アークナイツ【黎明前奏PRELUDE TO DAWN】』『神撃のバハムート GENESIS』『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』も5.1chで放送されていた珍しい作品である。

サラウンドに対応したアニメに関してのリストは下記のブログが詳しい。
【Blu-ray、DVD】サラウンド対応アニメ一覧表【ア行】 - 行け!?俺のサラウンドヘッドホン。

*1:実写と違い、絵だけのアニメは存在感が薄いので音響が重視される

*2:Dolby Atmosで配信されているのはU-NEXTのみ。BDには収録されている

集英社セールで短めに完結している漫画

なるべく5巻程度で完結している漫画を選んだ。

服福人々―ふくふくひとびと― (全4巻)

ファッションにあまり興味のない人間でも、気持ち良く読めるファッション漫画だった。それはファッションのルールを解説するのが目的でなく、服を着るのを楽しむ姿をしっかり描いているからだろう。登場人物に対するセクシャリティに対する気遣いが細やかさが印象的な漫画でもある。

アリスさんちの囲炉裏端 (全4巻)

囲炉裏をテーマにした田舎暮らし漫画。

たぬきときつねと里暮らし(全3巻)

秩父を舞台に人間に化けるたぬきときつねの少女と都会生活に疲れた女性の交流を描く。

ココロのプログラム(全4巻)

心を学びにきたロボットの少女と一緒に暮らすことになった少年。繊細な絵が美しい。

もえばな(全4巻)

華道をテーマにした珍しい漫画。

シャドウクロス(全5巻)

ダンス漫画

ペンションライフ・ヴァンパイア (全4巻)

最終巻のみセール対象外だが、ゆるゆる異種族百合として。

神々の山嶺(全5巻)

エベレスト初登頂の謎をテーマにした登山漫画。フランスでアニメ映画化された

恋は光(全7巻)

7巻とちょっと長いが、せっかくなので紹介。恋をしていると光って見える不思議な能力の持ち主の主人公が、幼馴染と一目惚れの間で揺れる。原作を読んだら、映画もぜひ見て欲しい。

LDAC対応でノイズキャンセル付きのイヤホンSOUNDPEATS Capsule3 Proが約4000円という衝撃(4/1 23:59まで)

前回の記事は「ワイヤレスイヤホンを買おうかなと思って集めた情報の整理」だったので、試聴はしているもののかなりコタツ度が高い記事であったのだが、Amazon新生活セールで結構安いものがあったので買ってしまった。ノイキャン付きのワイヤレスイヤホンは一つしか持ってないので、それが不調になった時用の対策!と言い訳をしながら。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro

ぼんやりとワイヤレスイヤホンが欲しいなと思っている人にぜひ勧めたいのが、SOUNDPEATS Capsule3 Proだ。セールで安い時は6000円ちょいというのが相場だったのだが、セールの割引+1500円オフクーポン+割引クーポンコード「CP3PDEAL2401」で、なんと4,266円で買えてしまうのだ。
SOUNDPEATS製品は音の良さで評判があるが、このイヤホンももれなく音が良かった。安い製品にありがちな音のこもりはまったくない。
ノイズキャンセルの性能が高いのも良い。ノイズキャンセルは音を消すというより、騒音の音量を下げる感じで、話し声などは完全に消える訳ではない。雑然とした音はかなり消える。
再生時間は最大8時間で、LDAC接続のノイズキャンセルONだと4時間。
CODECはSBCでも充分という声もあるが、Androidなら再生中にCODEC切り替えがでできるので試してみると、LDACとSBCでは空間の広がりの違いが大きい。ただ、AACとLDACで比べると違いは僅差であると感じた。
欠点はマルチポイント接続がないことと、この製品特有でなく、SOUNDPEATS製品全般に言えるのだが、操作のカスタマイズができないこと。特にノイズキャンセルと外音取り込みの間にノーマルモードというのがはさまっているのが困る。
同じSOUNDPEATSから出ているAIr4 Proと性格がかなりダブる製品なのだが、ハイレゾの対応CODECが、Air4 ProがAptX Adaptive、Capsule3 ProがLDACという違いと、Air4 Proはマルチポイントに対応しているのが大きな違いだろう。AptX Adaptiveは対応している機器が非常に少ないので、LDAC対応のCapsule3 Proの方が汎用性が高いといえる。どうしてもマルチポイントが欲しい人はAir4 Proがいいだろう。*1

Donner Dobuds ONE

BA+DDのドライバー構成でありながら、5000円を切るDonner Dobuds ONEも買ってみたのだが、こちらはBAドライバーらしく高音がよく出ていて、すっきりした音だった。高音好きにはぜひ聴いて欲しい。女性ボーカル曲がいい感じで聴けるの。ただ、高音がシャリつくと感じることもあり、あまりそういう高音が好みでない人には勧めない。
あとノイズキャンセルの効きが悪いのも難点。モードの、切り替えもノーマルモードが挟まってしまっている。
ともあれ、最近の安価なワイヤレスイヤホンすげーなーと思った次第であった。