[アニメ] 春アニメ 感想 2008 #2


 序盤感想まとめ。まだ未見、未放送もあるが。
 ソウルイーターは総合で1位です。OPは画と音のバランスが良く、内容も前回書いたが、ザ・少年漫画。アニメは基本線で少年少女向き・夢の実現(妄想?)であるべきなので(夕方放送という意味も地味に重要)。『アニメ的技法』として攻殻とかも有り(むしろ好き)なのは勿論として。
 絶対可憐チルドレンは毎回視聴は無理かもしれんが、客観的には大事にするべきとは思う。『小学生が超能力使って事件解決』←これって大事でしょう。『アニメは基本少年少女』にもマッチング。
 他には仮面のメイドガイRD 潜脳調査室、紅(kure-nai)、マクロスFコードギアスは見続けられると思う。
 


あまつき
 2話まで。中学生が布団の中で、寝る前に読んだ時代小説を元に妄想する感じ。地味だが好みの作品である。『異世界に行った時の現代人の利点と欠点、特異点としての存在』って、妄想しませんか?タイムスリップやファンタジーワールドに召還される…などは基本そういう話ですが、その場合は主人公がヒロイックや天才になりがち。2話分だけですが、『等身大』、『人間』…ありきたりの言葉だけど、そんな視点重視の話かと。ただし地味にはなるわな。


モノクロームファクター
 2話まで。脚本アニメ。我の解釈では、『主人公(かわいい)と彼にとりついた異世界の美青年(ホモ)が、二人で異界の化け物とバトル。学園パート有り。でも、美青年のアレな攻めトークが8割。』が内容であるかと。これだと本来100%見ない(男から見て本質的にキモイ)のだが。ノーマルvsホモの会話で笑いが成立するのに、ひたすら感心する。会話の割りとか完璧でしょう。それに合わせて声優が今期上位の豪華さ。『内容は置いといて』、会話劇として感心、勉強するのが正解な見方でしょう。戦闘パートの敵がモブ描写という『斬新な』作りでありながら、上記二人が出てくるシーンはチカラ入れまくり。


隠の王 2話
 前回に1話の感想。うーん。やはり僕の話ではない。ことごとく『逆』な感じはする。お話の時間配分や力点が逆、逆で。今回は新キャラの女の子と、その子の所属する組織の土地へ主人公達が向かうお話。ところが、その道中でのキャラ紹介でほとんどで終わる(しかもカブリ気味)。『忍者』、『巨大なチカラ』とかを描くのなら、この2話の道中シーン大半カットでいいはず。『学校+忍者』なら、新キャラ女子・忍者教師・忍者部活でギャグAパート(この時、一般人の友人キャラ男女一人づつ出せる)、急転シリアスBパート(平和な学園に迫る危機!ってヤツですな)もありだろうし。次回が限界かもしれん。


RD 潜脳調査室
 2話まで。GyaOさんで。僕は面白いと思ったが、人を選ぶアニメだと思う。

2008 春アニメ 

 メモ的なもの。順序は適当。見たものだけ。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 2話まで。これってアンチ多いの? でも、出来はトップクラスでしょう。30分の娯楽番組として十分だし。ただし、『小道具的要素(伏線も)を使い捨て』、『アクション・爆破が見せ場とならない』などは前作と変わらずの匂い。その場、その時を刹那的に楽しむアニメ。テーマとか、心の有り様とか期待すると痛い目を見ると思う。野郎向きではないが、野郎向き成分で偽装されている。


マクロス FRONTIER
 2話まで。金かかってんなあ。河森正治の変形への愛は異常。ニコニコで見るのに適してない。大画面でこそ。
 話は脱線するが、アクエリオンで完全変形は無用だった。そりゃ僕だって幼少の頃に、砂場でゲッターの飛行機(合体前のヤツ)を『ブーン、合体だあ!』とかやって、背中に隠してた合体後の超合金を出してきて『ゲッターロボ!』とかやってて。子供心に『何か違う。』と思ってましたよ。でも、あの世界に完全変形は不要だったことが、アクエリで証明された気はする。
 マクロス=リアルっぽい変形というワードでいいと思う。歌要素がメインになったら見ないかも。マクロス7が耐えれなかった人なので。


仮面のメイドガイ
 2話まで。テンポが良い。原作かアニメ台本かは知らないが、『通常会話してるのに、思惑や状況の違いから笑いになる。』という笑いの基本もあり。メイドガイ大喜利も可能だ。『○○を△△してやったぞ!ご主人!!』、○○や△△に適当に入れるだけで成立する凄さ。EDが最高に良い。小山力也成分補給所。


絶対可憐チルドレン
 2話まで? 日曜朝10時(京都では)がひたすら正しい感じがする。オタク的デコレーションは不要であるかと。そゆものは求めてはいけない。原作はそこそこ読んだ。原作の長短がそのまま出そうではある。


ソウルイーター
 2話まで。暫定1位。ザ・少年漫画。主役が『棒』とかいうツマらん理由で見ない人は、必ず損をする。少なくとも数話見てからでも遅くはない。メインキャストがそのままテーマになってる解りやすさ。第1話で『COOL』、第2話で『BIG』、おそらく第3話で『PERFECT』という、少年が目指すものを真っ直ぐ描いている。それでいてギャグ要素が豊富で面白い。アクションも2話分見た限りでは素晴らしい。ただし、特に女子には録画推奨。理由は1回で解らんから。1話のロッドの使い方。2話での決め技(ウチの妹は『1回目でも勿論凄いのだけはわかった。2回目でアクションのつながり方はわかった。3回目に兄貴の解説付きで意味が解った。』)とか。何で拳をひねるのか、とか、そこからですか。男子経験値が足りないと瞬間視で理解出来ない模様。小山力也の死神様は、ガミガミ魔王の大塚明夫ぐらいのインパクト。これもニコで見たら損する。


我が家のお稲荷さま。
 2話まで。世界観は興味深い。ただし、マイナス要因が多く、残念ながら録画しておいてお蔵入り、というコースに今後なりそうだ。枚数が少し足りない感じはする。テンポが緩めで、ボケを拾いきれてない。つか、ツッコミがいない。声が無駄に豪華。


・紅
 2話まで。味があるお話。視聴前に設定見てしまって、『何だ、このイカれた世界は。』と感じていたが、いい意味で裏切ってくれた。丁寧な作り方をしている。登場人物の発する言葉、くだらない事や日常会話にも意味がある。紫の『ありがとう』。『ありがとう』を言わされるのでもなく、突然いい子になって言うのでなく、現在の自分の理解の範疇で、しかも己の芯は変えずに昨日までとは違う何かで。これ、やってる役者さんは楽しいんじゃないかと、勝手に想像する。


ドルアーガの塔
 ゲームしてないんだよねえ(終了)。裏表見た。趣味的作品か。剣とファンタジーはエッセンスは各所・各ジャンルに吸収・発展しているものの、純潔やそのものは実はレッドデータだから、貴重ではあります。


隠の王
 1話。視聴後に違和感が。今後違った展開になるかもだが、バトルや特殊能力に特に違和感があった。これは女性視点で書かれているからなのか。カタルシスの力点が僕とは違うような気はする。


ヴァンパイア騎士
 1話。何で見たんだろ(笑)。疲れていたのかも。明らかにターゲットは僕ではない。逆に客観視出来るかもで、感想を。少しクオリティが足りないかもしれん。僕は作画がどーの、やれ構図がどーのとかは言わない方で、むしろそゆのが嫌っぽい人ですが、それでも足りない気がする。美形キャラが『貴』な設定で出てくる女子向け作品なのでしょう?男子向けの『特化』作品を見るがいい。アホ毛、巨乳、研究され尽くした光沢、服の動き…きりが無いが3ステージぐらい先を行っている。女子にとってのそれが何かは僕には不明だが、カンで足りてない気がする。



  

書くのも一年ぶりか…


ポアロのあと何分あるの? 再放送が一週間期限かな?
http://www.bbst.tv/home/

2008/04/07 更新分でモヤモヤが氷解した。
エド・はるみ論…からお笑い論的に広げていた。


単純に悪い、良いでなく、『どうしよう…』という感じの放送でした。
POAROの二人が困っていた。


そうなんだよね。エドさん。困るんだよなあ、テレビで写ると。
僕もチャンネル変える派だねえ。



確かに『笑っちゃいけない感、躊躇する感』はあるなあ。確かに人生が透けて見える感あるなあ。そして、確かにその割りに、背景が薄い感あるよねえ。
難しいなあ、ちょっと面白いだけに、全否定できないだけに扱いが難しい。



これ聞いてて怖くなったのは、ひょっとして、世間の多くって、ダメエピソードとか自虐話とか貧乏時代語りとかを、『シチュエーションコント』としてでなく、『ローマ時代のコロシアムの剣闘士』として見てる?だとしたら怖いよ。

 J2 京都サンガ - 札幌

 久々。結果は2-0の勝利。

 良かったこと→

 2トップの得点。相変わらず、斉藤は分身能力付で安心。大卒新人の安藤は開幕レギュラーも納得の出来。


 今後の問題点→

 チームとして:戻りながらの守備の時、ボールへの絞りと逆サイドのケアの『危険分担度』がチグハグ。まだまだ…というより早くも一杯と見る。通用しなくなった時の代替手段を持ちえているかどうか。選手の怪我離脱とのトレードで一考するチャンスと予測。

 

 選手:アンドレの通年稼動を期待してはいけない。あの動き・プレーはまた怪我しますよ。


    中山博貴。一言で表すなら『帯に短し…』であるか。キープもそこそこ。ゴール前には鋭さ見せる。守備はやや軽めで運動量は並。パワーや強引さは控えめ。パスや『気づき』はセンスあるものの、緩めでロストが多い。結果、『才能はあるが、比した場合、どのチームにも居るとも言える。ただ、彼の代わりを探そうとすると、どこにも居ない。』となるか。レギュラーが当然!になるのなら、もう一段のスケールアップが必要であろうか。現状なら、(1)代わりにサイドアタッカーを起用、(2)守備的MFをもう一人入れて斉藤をフリーマンにする、(3)(現在の怪我等状態を知らないのだが)中払入れてガス欠まで…というプランの方が優先順位では上と思われる。……しばらく見てなかったが、ちょっと残念。今後に期待する。

 不二家さんのアレ

 http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200701110411.html


 各所の心配、批判よりも。


 『同工場は環境保護を理由に牛乳を排水溝に流すことを禁じる半面、具体的な廃棄方法は定めていなかった。』


 これだよなあ。僕は大企業には縁の無かった人ですけど、転々とした職場であったもの、実際に。


 
 職種は異なるが、体験談として。

 生産性の向上は常に要求され、際限が無い状況でしたね。書ききれないぐらいの事があったが、誰でも体験するお決まりコース。で、上にもある『環境保護』とか色々外枠の要求も年々高くなる。…まあ、そこで諦めたら試合終了なんでふんばる…みたいな日常。

 不良品、過剰在庫が出る。それに対する認識とか目標設定、危機管理方法かなあ。ゼロ、にはならん。だけど、平気で『ゼロ目標!』とかがスローガンとかになっちゃう。それでも危機管理として『廃棄方法』が決まってるなら救われるんだけど。

 会議とかでその辺の事言うわけですよ。『数%のロスが出ます。』とか。もう、こっちは正直にデータとかも提示して。ところが、『ゼロ目標!』とか言っちゃってるもんだから、『なんだ、最初から諦めてるのか。』と、言われる。

 いや、そうでなくて。こっちは『やっちゃった時の保険を提示』してるのに、相手は理念の話。かみ合わない。保険を設定しようとすると背信と取られるわけで。

 そんな事もあったなあ、と思い出しました。 
 
 

消費者金融のCM

と言っても。


 出てる女性ですけど。歴代も含め。勿論、広告をする側とタレントを売り出す側とのパワーバランス的なものあるとは思うけれど。


 今更、いまさらだけど、『ツボ』に入る人ばっかだなあ、と思いました。テレビの向こう側的な人でなく、んだけどカワイらしい人を選んで……なるほど、脳内から出るナニかで正常な判断力を失わせるにはナイス。