感謝

ちょうど去年の今頃ノロウィルスに感染し、夜中に下痢と嘔吐にのたうち回った。またこの同じ時期に、あの苦しみがやってくるのではないかと不安にかられ、寝るのが怖くなるときがある。

 無事何事もなく朝が迎えられたとき、「あ〜、よかった」と心から安堵する。

「神様 ありがとう」

特別な宗教を信じているわけではないけど、自然に口をついてしまうこんな言葉。

何ということもない普通の朝に感謝する…。こんな時に、自分が年齢を重ねているんだと感じる。

どう、言ったものか…

私以外誰ももいない早朝のバス停。
向こうからやってきた軽自動車。
中から30代くらいの女性が、グローブほどの塊を持って降りてきた。
それを、バス停に置いてある空き缶用のごみ箱に、ポイッ。



「(生ごみ?)…」唖然とする私…。




その翌日も、私は同じ時間にバス停にいた。

またもや昨日の女性が、軽自動車に乗ってやってきて、
全く同じ行動をした。



そういう人は、私の「目」があっても全然気にしないんだ…。




先週、そのごみ箱を烏が荒らして家庭ごみが散らかり、あたりは悲惨なことになっていた。
「なんでこんなところに家庭ごみが散乱?」と不思議だったが、
これが原因だったのね。


これから暑くなってくると、においも気になる。
観光客もいっぱい通る道。


私は、また今週、同じ時間帯のバスに乗る。
きっとまた、彼女に出くわすだろう。




私は、いったいどう声をかけたらいいものか。
心の中で、シミレーションを繰り返す私…。




やっぱり、やんわり、言ったほうがいいよね。










.

La La Land


いや〜、もう「ドはまり」でした。

ジャズ、ピアノ、ダンス、歌…私の好きなもの満載。
久々に映画で涙しました。


先に見ていた友人は「ラストがもやもや…」って言っていたのですが、いやいやどうして、私はラストが好きでした。



途中、何回か会話に出てきた「〇〇〇〇〇〇」(ネタバレになるので隠します)を彷彿とさせるラスト。
そして、渋滞する高速道路を途中で降りた意味…。こちらの道を行けば、こうなっていたかも、の思い…。

あ〜、もう一度見たいです。


映画が終わった後、女の子2人が「曲が1曲終わるたびに、拍手しそうになった」って言ってましたが、わかります!






(余談)
入口で
スタッフ「学生証お持ちですか」
男子  「(ごそごそ)忘れっちゃったんですよ〜(ごそごそ)」
スタッフ「定期券でもなんでも…、大学名の入ったもの…」
学生  「あっ、学食のカードでもいいですか?!」

思わず「むふっ」…入れて、よかったね。


最近の大学は、学生証に学食プリペイド機能がついているものもあるし、出席確認、図書館等、すべてこの1枚に集約しているところが多いようです。








.

息子の結婚式、無事終了

これまで、



就職で家を出たとき
新居へ引っ越して、2人の新生活を始めたとき
入籍したとき



いろんな節目があったけど、
何なんだ、今日のこの虚無感…。




親の知らないたくさんのお友達に祝福を受け、
親の知らない表情をたくさん見て、

完全にもう手の届かないところにいってしまった、という感じか。






「27年間、ありがとう」と言われたところで、
全然、響きません。





私の心が回復するには、もう少し時間がかかるかな。









.

表情

 イートインカフェの向こう側のレジに外国人男性。
 もうここ何年も見かけていない顔見知りのネイティブ講師に似ている気がして、ずっと見てしまった。あまりにその表情、雰囲気が魅力的だったから。

 カフェスタッフとのやりとりするときの、その表情。大げさすぎず、笑顔をたたえ、ときどき相手の目を見て…。


 私は、ニューヨークを舞台にした映画が好きで、ときどき無性に見たくなる時がある。それは、ごくごくありふれた市井の人々の日常に触れたくなるから。日本人とは全く違う表情や会話を見たくなるから。って、偉そうなことを言っているけど、一度も行ったことありません。


 まさに昨日のシーンは、映画の一場面だった。


 口角を下げたまま、無表情でむすっとしたままの自分。反省しました。
 生物学的な老化は、誰にも共通に訪れるもの。表情一つでこんなに人を引き付ける魅力が作り出せるんだから、今日から。今から。絶対!











.

DV

昨夜、TVニュースの中で紹介されていたこと。
http://rocketnews24.com/2014/10/28/502549/ から引用させていただきました。

北米の緊急電話番号「911」にかかってきた電話について、匿名のオペレーターが明かした内容は、驚くべきものだった。その電話をかけてきた人物は、「ピザを頼みたい」という良くあるイタズラ電話での内容を口にしたのだが、このやりとりは意外な結末を迎えることになる。

・オペレーターと電話をかけてきた相手のやり取り

オペレーター 「911です。どちらで緊急事態が発生しましたか?」
相手 「大通りの123番地です」
オペレーター 「OK、そこで何が起きましたか?」
相手 「ピザの配達をお願いしたいのですが」
オペレーター 「奥さん、あなたは911に電話していますよ」
相手 「はい、わかってます。ラージサイズのピザをペパロニ、それとキノコとトウガラシのハーフアンドハーフでお願いできますか?」
オペレーター 「う〜ん……、申し訳ありません。あなたは911におかけになったことを承知してますよね?」
相手 「はい、どのくらいかかりますか?」
オペレーター 「OK、奥さん。そちらは大丈夫? 緊急事態なの?」
相手 「はい」
オペレーター 「誰かがそこにいるから、正直な話ができないの?」
相手 「はい、そうです。どれくらいかかりますか?」
オペレーター 「そちらまで約1マイル(1.6キロ)の距離に警官がいます。あなたの家に武器はありますか?」
相手 「いえ」
オペレーター 「このまま会話を維持することはできますか?」
相手 「いえ。それでは、ありがとう」

家庭内暴力の履歴

この後に、オペレーターは電話のかかってきた住所を調べると、家庭内暴力事件に関する履歴があることを知った。そして警官がその住所に急行したところ、ひどく暴力をふるわれた女性と、酔っぱらった男を発見することになる。この匿名オペレーターは海外の掲示板サイト「Reddit」でこのことを明かし、「このトリックを使った女性は賢かったと思う。忘れられない通報のひとつだ」と感想を伝えたそうだ。