2023年6月号のニンドリ買ってきた

 今年もやってきたニンドリサントラ付き号。なんかここ数年は「もう来年は流石にCD付きやらないかな…」と思っていたりしますが、今年も無事サントラが付きました。

 今回のサントラは15タイトル33曲と久々の大ボリューム。収録時間も77分とたっぷり聞きごたえあります。

  • まず収録曲の中の注目は「薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~」のOP曲「華の淑女」。なんとボーカル入りだw 歌詞のパワーがありすぎて聞いているだけで笑えるぞ。
  • あとつい先日発売された「EGGコンソール イース PC8801mkⅡ」の曲も収録。「FIRST STEP TOWARDS WARS」は本当に名曲だなぁ…。
  • 個人的に嬉しいのが「ファミレスを享受せよ」の「過去を照らす月」。黄色一色の特異なビジュアルに映えるちょっとノスタルジー感じる曲調で、聞くだけでゲーム内容を思い出す名曲。これを聞いたらまたちょっとプレイしたくなったよ。
  • そして「ラジルギ2」。マジで続編出るんだなコレ。音楽収録も嬉しいけど、特集記事を読んで初めて「2」に「1」アーケード版も収録されるという事に気がついたよ。やべぇちょっと欲しくなってきたぞw

Switch版「8番出口」レビュー

 つい先日の「Indie World」で発表された、話題のインディーゲーム「8番出口」を早速プレイしました。いやぁ、これは話題になるのも分かるわぁ…

 

 ゲームを始めるとOPとか無しに、謎の地下通路空間に放り出されます。この唐突さがマジで怪異に巻き込まれた感が凄い。

 

 ジャンルとしては、ウォーキングシミュ+間違い探しといった内容で、本作のルールは以下の4つ。

 ・異変を見逃さないこと 
 ・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
 ・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
 ・8番出口から外に出ること

 要は通常ルートと違う状況が発生したら戻る、という3D版間違い探しゲームです。

 

 最初の「0番出口」。正解ルートを進むごとに1番、2番…と番号が進んでいき、最終的に

  • 一度でも間違えると0番出口に戻されるため、ゲームプレイが進んでいくとここを嫌になるほど見ることになりますw いや、マジで…。

 

 通路のあらゆるところに細かな異変が仕込まれるため、

  • この3D間違い探しというゲームシステムの関係から、かなりあちこちキョロキョロしながら遊ぶ関係上、かなり3D酔いを起こします。電車でプレイしていたらめっちゃ気分悪くなったわw 
  • カメラ設定で揺れはある程度軽減できるため、3D酔いする方はプレイ前にカメラ設定を忘れないように。

 

 このオッサンは毎回すれ違う、本作唯一のNPC。後頭部の薄さがいつも気になるw 当然このオッサンに異変が発生する場合もあるので観察は怠らないように。

  • オッサンが動くことと、通路半ばあたりまで進むことで変化する場合もあるため、とりあえず突っ走って真ん中の「Exit」看板したあたりまで進んで、そこでオッサンを観察→振り返って上下確認→少し引き返して全体を観察というのが私なりの攻略方法。

 

 めっちゃ分かりやすい(ホラーチックな演出が多い)間違いはともかく、めちゃくちゃ微妙なやつもあったりして、マジで進めば進むほど疑心暗鬼になっていきますw

  • 0番出口→1番出口のパターン時はとりあえずイチかバチかで突っ込んでみるのも手。
  • Switch版の懸念点として、PC版と比較して解像度の低いため、異変が見つけにくいのでは?というものがありましたが、その点でいえば特に問題ありませんでした(ごく一部、グラフィック描写の問題か異変か分かりづらいものはありましたが、それでも注意していれば分かる範囲)。

 

 や、やっと出口にたどり着いた…。マジで無限地獄に陥るかと思ったぜ。

  • 取り合えず頑張って何とかクリア。最終的なプレイ時間は5時間ぐらい。カンが良ければもっと短い時間で攻略は出来ると思います。結構かかったな…。
  • 最後の8番出口だけは「先に進む」(異変が無い時に進む)でないとクリアできないのがちょっとした罠。最初、何度か異変なので引き返す→また8番が回ってきて「これが異変か?」と慌ててしまった。

 

 あと、何か全部の異変を見ていたらしい。全く記憶にない奴もあるんだが…。

 

 クリアまでプレイしましたが、これ流行るのも分かる気がする。シンプルなルール、現実感がありながらホラーティストな舞台、短いながらもキレがあるゲーム性でそりゃ配信映えしますわコレ。値段が1コイン(470円)とお安いので手を出しやすいのもグッド。

  • 本作は配信とかもめちゃ流行っていましたが、「そのうちプレイするだろう」と自分的にネタバレを封印していました。今回こうして遊びまして、それらの配信を見れるようになったのが地味にうれしいw
  • 本作はネタバレの有無が面白さにガチで直結するタイプなので、プレイ前はその点注意しましょう。というかPC版の配信みたらどうやらSwitch版限定の異変もあるみたい?(全異変まとめに上がっていなかったものが有った)

ゲームショップ巡りの旅(根岸線編)

 

 まぁ、根岸線とか言っておきながら、京急川崎スタートなんですがw マジで計画性なしで移動するからこうなるw

 

 まずは目的地に行く前に商店街をウロウロ。なんかチャリティコンサートやってたw

  • こういう雰囲気がいいアーケード街とかはついつい覗いてみたくなるのですが、何か食べようとか思うとチェーン店になってしまう。冒険できない性格w

 

 適当に腹ごしらえしてから、まず最初の目的地となる川崎モアーズのブックオフへ。

 

なんかここのブックオフ全国2位の売り上げらしい(1位はどこ? 町田?)。というかこんなポスター作るぐらい気合が入った店舗なんやな。ガチでテッペン目指して頑張って。

 

 ここは昨年、田園都市線沿いの旅で一度訪れたことがありましたが、まぁ店舗が広いのに狭いw 1フロアかなりの面積があるのに、棚の間がぎっちぎちに詰まっており、それでいてめちゃくちゃお客もいるのですごい混雑。確かにこれは全国2位となるだけのことはありますね。

 

 ホビー系はかなり充実しています。おもちゃやフィギュアなどがもう圧迫感を感じるレベルでみっちり詰まっていますw

 

 ミモ先チェック。なんかだいぶ安くなりましたね。それでもめちゃ高いけど。

 

 ここのゲームコーナーは棚一面あって広いフロア内でもそれなりの存在感。

  • 以前訪れたときは(多分)なかったPS5の棚も増設されていました。元々のゲーム棚からは別の面に会って分かりにくかったですが。

 ミニSFCがつるし売りされてた。さすがにコレ(ハード)がつるし売りされているのは初めて見たなw

 

 続けて蒲田。ここも久々ですね。

 

 鎌田の目的地「トップボーイ蒲田」。この今時珍しいゲーム専門店の趣よ。ここ来るのも5年ぶりぐらいですかね。まだ現存していて嬉しいぜ。

 

 このゲーム専門店にしかない空気管がたまらんw

 

 ちょっと変わったのがバスケ関連の商品が推されていたこと。ゲーム2:トレカ1:バスケ1ぐらいの割合になっていました。

 

 PSやDSソフトが普通に棚に並んでいるあたりが如何にもゲーム専門店らしい光景だ。

 

 ちょっとレア目なソフトもディスプレイにずらっと並んでいます。PSソフトの新品(シュリンクあり)とか何気にスゲェもの売っていますね。

 

 お、なんか最近Switch版も出たマブラブのVita版ですね。棚刺しとは思えないプレ値が。

 

 新作予約のコーナーを見て「サンドランド」が来週発売であることに気付いた。うーん…ちょっと迷うけど「百英雄伝」買う予定だしなぁ。

 

 ちょっとだけですがボードゲームコーナーもありました。基本パーティゲームですが、「カタン」がしれっと混じっているw

 

 駄菓子コーナーもあり。なんか店内のゲーム屋空気と合わせてめちゃノスタルジー感じますね。

 

 続けてブックオフ蒲田店。ここは前述のトップボーイ蒲田の目と鼻の先(道路挟んだところ)にある。なんと俺得な配置なんだw

 

 建物全体が三角になっている関係から、棚の配置がかなり変則的。全体的に通路が狭いし、なんか妙に迷路じみた複雑な並びになっている。

 

 ゲームコーナーがかなり端っこに会って、しかも通路が狭い。あと18禁コーナーの隣にあって微妙に吟味しづらいぞw

 

 プレ値ソフト。デビルチルドレンの氷の書(19000円)と炎の書(11000円)が並んでるのは珍しいな。

 

 本日最後の街となる大森。ここは川崎や蒲田と比べると駅前に自然が多い(大森だから?)。

 

 というわけで目的地のブックオフ西友大森店。文字通り西友のビルの1フロアぶち抜き型のブックオフ

  • このビルには「キネカ大森」という映画館もあった。今回はちょっと時間が合わなかったのでパスしましたが、ちょっとこういう知らない映画館とかテンション上がるな。

 スーパーバザーなので、古本だけでなく古物関係もまとまっています。デパートの1フロアなのでかなり広い…というか川崎よりも面積だけなら上かも。

  • しかもこっちの方が棚間広くて天井も高いからか圧迫感も少ないぞw

 

 ガチャポン&トレカのコーナーが一瞬ドキッとするほど町田駿河屋で見たこと鳴る光景でびっくりしたw たまたま配置が似ているだけなんですがw

 

 ゲームコーナーはそれなりに広いんですが、なんか棚の位置がハード毎にばらばらになっていて、絶妙に分かりづらい配置。ラインナップは結構充実しています。

 

 レアハード探索。ピカチュウ2DSLLが、背景もあって何かワンピのキャラみたいになっとるw

 

 サントラもチェック。パワードールのサントラが1、2どちらも普通に並んでいたのがビビったw 工画堂はもうパワードールシリーズの新作作らんのかな…。

 

というわけで本日の戦利品となる「世界樹の迷宮Ⅴ」。

  • これ新品で一度買っていたんだけど、結局クリアできなくて引っ越しのドタバタで手放しちゃってたんですよね。今回2300円とそこそこ安価で売っていたので再購入。そのうち頑張ってクリアするぞ。

Switch版「サスペクツルーム 警視庁門前署取調班」レビュー

 本日のゲームレビューは「サスペクツルーム 警視庁門前署取調班」。久々のアドベンチャーゲームになります。

  • アドベンチャーゲーム、実のところちょいちょい遊んでいるんだけど、性質ネタバレ避けづらいので感想避け気味になりがち。

 本作の開発元は「orange」。これまでも当ブログで何度か取り上げてきた乙女ゲーっぽいアドベンチャーゲーム「ゴシックマーダー」「少女首領の推理領域 -黄金島の密約-」「未然探偵 The Protea Cases」などのロマンティック・ミステリーシリーズを出していたところ。

 ただ今回はその系譜ではなく、メインシナリオは「THE鑑識官」「THE推理」シリーズの中の人担当という新作アドベンチャー。それはちょっと見逃せないな!

  • 「THE鑑識官」「THE推理」はどちらもSIMPLEシリーズとして発売されたアドベンチャーゲームですが、「擬人」と言われる人格を持ったAIが登場し、様々な事件を推理していくという世界観が共通しており、どちらもさっくり遊べる推理ものとして(個人的に)評価が高い。
  • というか「THE鑑識官」も「THE推理」も、ひょっこり続編とか出さないかなと今でもちょっと思っている。特に「THE鑑識官」はDSで2作も出たから中々諦められん…。

 

 主人公「真野ハルカ」は交番勤務から「取調班」に異動となった新人刑事。なんというか立ち位置や性格がめっちゃ「THE鑑識官」の識子さんを彷彿とさせるな…。

 

 そしてハルカの相棒となるマスコットAIの「ウーパ」…って擬人じゃねぇかw どうみてもTHE推理」「THE鑑識官」に出て来た擬人じゃないか。

  • ここまでまんまなキャラ出て来るとか、やはり世界観とかつながりがあるのかな。
  • しかし、THE鑑識官の頃だと未来技術だった擬人が今や手が届くところにある、というのも何か凄い時代になったなぁ(老人みたいな感想)。

 

 システム面ではいつものオレンジ製ADV共通システムで、事件が起こった現場に移動して捜査を進めていく。地図移動が微妙にやりにくいところもいつも通りw

  • なぜか一つ隣に移動するだけでも妙にやり辛いんですよね。

 

 現場に着いたら、怪しい地点を調べる証拠集めパート。ここもいつものorange製ADVらしく、一通り調べれば先に進めます。

 

 アドベンチャーパートではたまに推理モードも挟まる。難易度が微妙に高いあたりも、いつものorangeアドベンチャーっぽい。

 

 証拠が集まったら取調開始。1対1で証拠を突き付けて真相を引き出していくパートとなります。取り調べる相手もめちゃめちゃ怪しい容疑者だったり、事件の証拠を持った商人だったりと様々。

  • 個人的には3章の犯人とかはキャラの濃さもあって中々お気に入り。というかこいつだけやたら逆転裁判のキャラっぽいんですよねw

 

 これまでの推理パートで集めた証拠を突きつけて、規定回数の正解を出すことで取調攻略、逆に間違った推理をするとライフが減るという逆裁式。これまでの「ロマンティック・ミステリーシリーズ」でも採用されてきたアレですね。

  • わりと証拠集めパートをしっかり見ていないと推理が難しかったりする点もわりといつも通り。それっぽい証拠はスクショを撮って見直せるようにするのが攻略のポイント。
  • でもこの取調班もなんでド新人のハルカに取調任せているのかは最後までよく分からんかった。いや、班長以外のメンバーだと如何にも取り調べに向いていない奴ばかりではあるので仕方ないのか。

 

 取調室が舞台という事で、様々な事件をチームで解決していくという短編推理ものといった感じで、いつもの「ロマンティック・ミステリーシリーズ」とはだいぶ変わった趣の本作ですが、取調班の面々の雰囲気が良く、ライトなミステリーとしては中々悪くないです。というかTHE鑑識官っぽさが半端ねぇ。

 

 そしてゲームクリア後に、各章ごとのその後が見られるおまけストーリーが解放される。これもう完全にTHE鑑識官まんまじゃないかw ここまでくるともうTHE鑑識官の続編ではないかなコレ。

  • 推理ものとして手堅くまとまった本作ですが、欠点として「全体的にあっさりしすぎで物足りない」ことが挙げられます。値段相応のボリュームではあるのですが、なまじキャラがいいだけにどうしてもストーリーをもっと見たかった感が強い。これまでプレイしてきた「ロマンティック・ミステリーシリーズ」は通しで一つのストーリーとなっていたため、短編中心の本作はどうしてもシナリオが短く感じてしまいます(プレイ時間的には2~3時間ぐらいなので大差ないんですが)。
    •  おまけシナリオこそありますが本当におまけ程度で、キャラ個別EDみたいなやつもないし。

 

 正直これ続編いくらでも出せる構成だし、システムそのままで新シナリオ出していってほしいですね。せっかく警察が舞台なんだし、どうせならTHE鑑識官のキャラも出そうぜw 

 

いまさらDSソフトレビュー「スーパーロボット大戦W」

 唐突に「スーパーロボット大戦W」をプレイしたのでレビューしていく。

  • 2月ぐらいにDSベスト10で取り上げた後、唐突にやりたくなったので中古で買ってきた。ゲームプレイ計画は常にフレキシブル。高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に遊んでいくのがうちのやり方。

 

 いわゆる任天堂携帯機シリーズと呼ばれる単発スパロボの中でもクロスオーバーの見事さから名作と名高い一本。私も当時リアルに何周も遊んでいた。

  • 発売は2007年。17年前とか…。もうそんなに経ったのか…。なんかDSソフトをレトロゲームと呼ぶのはいまだちょっと抵抗感が(十分にレトロではあるんだけど)。

 

 ただ今回プレイしなおしてみて、昔の記憶と結構印象が変わった点があったので、そのあたりを中心に感想などを述べていく。

 

 まず、遊び直して一番印象が変わったことが「思ったより難しい」。

 よくWは難易度が低いといわれたりしてますが、これ意外とそんなことないな? 油断すると結構簡単に撃墜されるし、金策せずに進めたりしているとちょいちょい攻略に詰まる場面もあります。

  • 簡単な印象があるのは二周目以降に改造持越しが出来たり、資金無限稼ぎの裏ワザがあったりするので、強化そのものは楽なところでしょうか。その分、無限稼ぎなしかつ一周目だとそれなりに歯ごたえがあります。案外ENが足りなくなりやすいので補給装置持ちを意識してメンバーに入れていくと良いかも。
  • 具体的にはフルメタルパニック系のボスあたりは出て来るたびに壁として立ちはだかってくる。なんか精神コマンド駆使してくる奴がやたら多くて普通にキツイぞ。

 本作の特徴である「ストーリーが前半・後半の二部作」となっている点も、ストーリーの演出面としてはかなり良く出来ているのですが、その分戦力が揃うのが遅めとなっているところも一周目がきつめに感じる点かな。

  • とくにリアル系で優秀なオーガン、SEED組が二部からの参加で強化もかなり遅いのがキツイ。その分、最終盤ではめちゃ大暴れしてくれるんですが。

 

 最終ステージとか、めちゃ硬い・特殊効果武器てんこ盛りで受けられない攻撃ばかり繰り出してくると苦戦必至。こ、こんなに難しかったっけこのゲーム…。

 

 せっかくなのでラストステージにおける伝説の一言もスクショ(直撮り)。

 

 後は結構機体の強さのイメージも変わりました。

 本作の主人公ユニットにして最強の家ともいえるヴァルザカード。デカい、パーツ4つ持ち、6人乗りで精神てんこ盛りと本作最強クラスのユニット。ただ意外とアリアが仲間になるまで、覚醒が無いので使いづらいところもあった。

  • 主力がマップ兵器、最強武装が近距離に穴があって移動後攻撃できないと案外立ち回りが難しい。何気にそれまで使い道があまりなかったホリスの「突撃」がグッと活きるので、これの使い方次第で強さが変わります。育成でヒット&アウェイを覚えさせるのも良い感じ。

 

 よく本作最強ユニットは?みたいな話題で上がることが多いテッカマンイーベル。マップ兵器の威力と範囲は確かに最強なのだが、気力制限が厳し目なのに素の攻撃力そのものが低いので案外敵を倒しきれずに気力稼ぎにもたつくときがある。

  • というか本作はスキルパーツ「サイズ差補正無視」がバグで機能しないのがかなり痛い。これのせいでSサイズのユニットが攻撃力不足になりやすい。
  • 正直後半はこいつの為に「激励」要員を使っていたレベル。サブパイロットのハヤトが「気合」を覚えると一気に楽になる。

 

 強さという面ではイーベルより強力な面すらあるフリーダム+ミーティア。遠近マップ兵器と隙が無く、ジャスティスとの合体攻撃もあるなどめっちゃ強いのですが、とにかく参戦が遅い(二部から参加で、その後半登場なので)。しかも後半にルート分岐で付いてこない+キラが一次離脱したりもあり、使えるタイミングが少ないのが悲しい。

  • 地味にSEED系は一周目だとユニット足りない気味で、特にムウが乗る機体に困りがち。ドレッドノートガンダム入手するとだいぶ楽になるんですが…。

 

 逆に昔の印象と違って使いやすかったのがSEEDアストレイのリ・ホ-ム。「激励」+「脱力」+「かく乱」の三大サポート精神に修理装置+補給装置持ち、戦艦なので硬いとサポート要員としては存外に使い勝手が良いユニットだった。これで参戦がもう少し早かったらいうことなかったんだけどな。

 

 とまぁいろいろ述べたが、シナリオは本当に良いし、難易度もサポート役を意識して(特に「かく乱」要員を入れること)進めていけば詰まるほどでもないので、今でも全然遊びやすい一本ですね。名作は今遊んでも名作でした。

 

<おまけ>

 本作は中古ソフトを購入してきたのですが、なんか8週クリアしたデータが残ってた。ちょっと試しにこのデータで遊んでみたが、主力級はほぼ育て切っててめちゃくちゃサクサクでした。こういうセーブデータが見られるのも中古の醍醐味ですねw

Nintendo Switch Online版「SUPER R-TYPE」

 なんか「Nintendo Switch Online」の新作として、いきなり「SUPER R-TYPE」が配信されました。マジで前置き全くなしでいきなり配信だったからびっくりしたよ。

 

 「SUPER R-TYPE」はアイレムのシューティングシリーズ「R-TYPE」の一本。一応「Ⅱ」の移植という事らしいのだが、SFC初期ごろに出たためかかなりアレンジされていてほぼ別ものとなっています。というかⅡの移植だという事を初めて知ったよ(昔あれだけ遊んだのに…)。

  • というかSFCあたりまでは結構そういうアレンジ効いた無茶移植が結構あったんですよね。シューティングだと「グラディウスⅢ」あたりとか(あれはむしろオリジナルより好みだった)。
  • 逆に私はR-TYPEⅡを遊んだことが無いので(1と3はあるが)、今回Ⅱとの違いみたいな説明はできません。悪しからず…。

 

 まず本作の良いところはBGM。アイレムシューティングゲームはBGMの良さに定評がありますが、このSUPERもSFC版だけあってテクノなアレンジがキレキレで素晴らしい。個人的には「Ⅲ」よりもこっちの方が好きかな。

  • ただループが長すぎてステージ内で全部聞くことができないw 

 

 初代との大きな違いは、元祖溜め撃ちの「波動砲」のほかに2段階溜めることで 「拡散波動砲」を撃つことができるようになった。

  • リスクは高いが、至近距離で撃つことでボスも瞬殺可能な超威力となっている。一部ボスではこれを使うことでグッと楽になるぞ(ただ、本作のボスは攻撃当てられるタイミング取るのがかなり難しいけど)。

 また難易度的にはそこまで難しくもなく、1や3と比較すると「SUPER<1<3」ぐらいの印象。それでもアイレムシューなので覚えゲー要素が強く、パワーアップの配置等を覚えていかないとクリアは覚束ないぐらいには難しいし、2周目が地獄である点に変わりはない。

  • でもデフォルト難易度がイージーなのは正直助かるw

 

 R-TYPEシリーズらしく、敵は有機的で気持ち悪い(でもこれこそがR-TYPEって感じがしますが)。これとかモチーフが分かりやすすぎる。

 

 このゴマンダーを2つ縦にくっつけたようなボス覚えているわw こいつは拡散波動砲当てられるかどうかで難易度が結構変わる。

 

 シリーズお約束の巨大戦艦ステージ。いつものグリーンインフェルノではなく赤い(レッドインフェルノ?)。攻撃していくたびにパーツがポロポロ剥がれていくのが楽しい。

 

 本作の難易度が急上昇するステージ5。ここでは激しい攻撃が降り注ぐ中、ステージの隔壁が動いて先を阻んでくる。迂闊に移動するとどん詰まりに追い詰められる鬼畜ステージだ。

  • しかも道が狭いのにやたらとスピードアップが出る罠。

 

 ラスボスは胎児みたいなボス。味方が捕まっているので助けることでちょっとだけ援護してくれる。これが攻略の鍵に…はならないんですがw

  • こいつ自身は大した強さでもないんですが、シャッター部分が中々開かないため、結構タイミング合わせるのが難しい。

 

 感動のエンディング。1週30分程度で割合サックリ遊べます。NSO版ではセーブがあるため、二週目のプレイも割と気軽にできるのがいいところ。

 

 さて、シューティングゲームとしては傑作な本作ですが、最大の難点が処理落ち。

 ちょっと敵が多くなるとすぐ処理落ちするのはまぁ仕方ないとしても、この処理落ちがかなりコマ切れに発生するため、地形ギリギリを移動しているときにいきなり速度が変わってぶつかることが頻発する(というか間違いなく死因一位)。もう少し安全な場所まで処理落ちしててくれないかなと思うw

  • しかも本作、戻りポイントが一切なく(なんで?)、死ぬとステージ最初から。SFC版のときはこれにマジでイライラしていましたが、此度のNSO版だと巻き戻し機能があるためリカバリーは非常に容易。というかコレが無ければマジでキツイぞ。
  • というかセーブと巻き戻し機能があるだけでこれだけ楽になるとはね。

 

 R-TYPEとしてはそんなに難易度が高くない本作。唯一厳しかった「復活地点無し」も、NSO版ならセーブや巻き戻しでリカバーできるのでめっちゃ遊びやすくなっています。

  • 次はぜひ「R-TYPE Ⅲ」も移植してほしいですね。あの地獄をまた味わいたいw
  • というかSFCのシューティングはもっと移植してほしいですね。

イジンデン:黄単英傑ビートデッキ

 三か月ぶりのイジンデンデッキ構築。今回も特定のカードに注目し、それを活かしたデッキを組んでいきますよ。

 

足利義政

イジン/黄7/6000

赤のイジンが自分の戦場に置かれたときに発動できる。2ドローするか、イジン召喚権+2する。
遺業能力:魔力化

 

 なんといっても能力がかなり強い。続けて赤イジンを出すことでイジン召喚権を追加できるため、手札にイジンがあれば連続で場に展開できるし、2ドローに変えることでさらなる後続も呼び込めます。ただしコストが非常に重く、それでいて性質的に先に場に出す必要があるため、使いこなす難易度が高いイジンといえます。

 というわけで本日はこのカードをメインに据えたデッキを組んでみました。

 

■第二段限定・黄単英傑ビート

<イジン>23枚

<マホウ>0枚

<ハイケイ>4枚

  • 英傑集う大河 (黄・3):4枚

<マリョク>13枚

  • イエローオーブ:4枚
  • GYマーブルオーブ:3枚
  • BYマーブルオーブ:3枚
  • RYマーブルオーブ:3枚

 

 構築していくうちに黄単になってしまったため、せっかくなので第二段のカードのみで構築していました。URも1枚もないので(Rはオーブと義満だけ)、ブースターを適当に狩っているだけでも案外組みやすいよ。

  • 基本戦術としてはイジンを場に出し続けて殴り続けていくというビートダウンデッキ。デッキの切り札は場に出たイジンを3色(赤青緑)追加するハイケイ「英傑集う大河」で、これを場に出し、色を参照するイジンと組み合わせて使って行くのが基本コンセプト。
  • まず「足利義政」を場に出す→次のターンに「英傑集う大河」を出すことで、そこから召喚するすべてのイジンが「召喚権+2」「ドロー+2」に化けるため、一気に場に展開していき、最後に即応を付与する「姜維」に繋げてワンパンを目指します。
  • コンボ完成度を高めるのであれば、「サモン」などのイジン以外で召喚権を増やすカードを入れるべきですが、そうするとイジン割合が減って義政から連続召喚し続けるのが難しくなるというジレンマ。あと「英傑集う大河」に大きく依存するため、こいつを引け無し&対処されるのもかなり厳し目。
  • なのでコンボ繋げられない場合でも「足利義満」を使って場のメンバーに航海(1ドロー)付与し、中速域からでも殴り続けられるように構築を寄せています。というかこいつもこいつでデッキテーマに出来るぐらい強いな…。
  • なお、マホウを一枚も積んでいないためハイケイ対策が一切ありません。相変わらずターボ行基には弱いよw とはいえ、こちらはハイケイを押さえる「新井白石」や、「英傑集う大河」と相性も良い「スカーレット」あたりで少し対処できるかな。

 最近はオーブで自分のガーディアン削る傾向にあるため、案外こういうシンプルなビートデッキの方が刺さるのかもしれません。レア度低めで揃えやすいのも中々良し。