ハイチ大地震と募金活動
大地震に見舞われたハイチでは大変な被害が出ているようです。貧困と政情不安に苦しむ彼の国の被災者を支援するため、国際社会の迅速な援助が求められています。
アメリカでは携帯電話のテキストメッセージを使った募金活動が大きな成果を上げています。一口の寄付金額は比較的少額なものが多いようですが、手持ちの端末から簡単に寄付できる手軽さが人気を呼び、多くの人々が利用しているそうです。
日本ではKDDIが携帯用ウェブサイトを使った支援活動を開始しました。au携帯から「被災地支援 義援金サイト」を通じて携帯電話用の壁紙を購入すると、売り上げの全額が日本赤十字社に寄付されるとのことです。
ちなみにau携帯電話からのアクセス方法は以下の通りです:
「EZボタン」
→ 「トップメニューまたはau one トップ」
→ 「災害用伝言板」
→ 「被災地支援義援金サイト」
自分がauユーザーということで目に留まったのですが、他にも様々な支援の方法があると思います。ただし、悲しいことに募金を騙る詐欺などの悪質行為も報告されているため、注意が必要です。
Googleの辞書を使ってみました
TechCrunchの記事で知ったのですが、Googleが新しく辞書のサービスを始めました。その名もGoogle Dictionaryというようです。ぼくはネットでことばを調べることが多いので、これは興味深いニュースです。
早速アクセスしてみたところ、30近い言語の辞書が用意されていました。ただし、残念ながら今のところ日本語辞書はないようです。英語と中国語などいくつかの言語ペアについては簡単な翻訳機能もあります。
Googleのアカウントにログインした状態で使うと、検索した単語にスターを付けることができます。スターを付けた単語は記録され、後で呼び出すことができます。
試しに英語版で検索してみると、一般的な定義に加え、発音、品詞分類、類義語などの情報が出てきます。単語によっては他のオンライン辞書やWikipediaなどから引用された定義のみが示されます。
辞書の充実度は言語によってまちまちのようです。たとえば英語版では、言語学用語であるallophoneやmorphemeなどのような、ある程度専門的な単語でも解説が出てきました。これに対しフランス語版では、maisonやaimerなどの簡単な単語であっても、外部から引用された定義しか示されませんでした。
英語版については、ざっと見た限り学習辞書程度の内容だと思います。単語の基本的な意味などはこの辞書で調べ、具体的な用法や細かいニュアンスなどはネットの海に探しに出かけるといった使い分けが考えられます。
英語辞書に関して個人的な要望を言えば、単語の意味ごとにより多くの用例が掲載されるようになれば、もっと使い道が広がると思います。Googleが誇る情報量と検索技術を駆使して、このあたりを充実していただけると嬉しいです。実際には辞書やコーパスの編纂に付いて回る様々な問題を解決する必要があるでしょうが。
ごついブロックからスリムなカードへ?
イギリスの電化製品のプラグは、巨大なブロックに差し込みを付き立てたような形状で、かさばって仕方がありません。常々やっかいだなあと思っていたのですが、そんな邪魔物をすっきりスリムにしてしまう画期的なアイデアが、整理術ブログUncluttererで紹介されていました。元記事はこちらですが、下の動画をご覧になれば、その素晴らしさは一目瞭然でしょう。
このプラグはデザイナーのMin-Kyu Choi氏が考案したもので、2009年度James Dyson Awardsの候補作品にもなったそうです。まだ商品化はされていないようですが、いずれ店頭に並ぶ日がくるかもしれませんね。
Amazon UKでビルマ支援
イギリスにThe Burma Campaign UKという団体があります。
「ミャンマー」として知られるビルマの軍事政権を批判し、
かの国の人権状況の改善と民主化のために様々な活動を展開するNGOです。
そのBCUKが興味深いキャンペーンを始めました。
Amazon UKで買い物をする際にBCUKのウェブサイトを経由すると、
売り上げの一部がBCUKに寄付されるというものです。
・The Burma Campaign UKのウェブサイトにアクセス。
・サイト内に設置されたAmazon UKのリンクをクリック。
・買い物を楽しむ。
対象となるのはAmazon UKの全商品。
もちろん手数料などの別料金は課金されません。
ただし、毎回BCUKのサイトを経由する必要があります。
クリスマスの贈り物として商品をイギリス国内の住所に届ける場合、
12月18日までに注文すればSuper Saver Deliveryが適用されます。
なお、このキャンペーンはクリスマス以降も続けられるそうです。