生活にぼこぼこにされている合間を縫って『鳥姫伝』を再読していたのだよ。最後のクライマックスのシーンしか覚えていなくてしかしそこが気に入っていた覚えがあってまた読みたいと思って数年、段ボール箱から偶然救出できたのだった。最初からウソ中華世界とわかっているので(?)安心して読める。いかにもアメリカファンタジー風味の物語でドタバタしてるんだけど、美しい話。ほんとに詳細を覚えてなくて、普通に展開に驚けているし感動できている。記憶をなくせるって特技よね。まあ買ったの2007年だったらしいのでさすがにか。
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そんなら北京ではじめて分別らしきものに出くわしたってわけだ。
というわけで『鳥姫伝』を読みなおしている。たまには掃除もしてみるもんだね、
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https://shonenjumpplus.com/episode/9324103623764425925
面白かったー。物語って一瞬のことだったな。
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世界に炎の鉄槌が下されて全滅することがわかっていた。鉄槌は比喩ではなくて、空から高温のプレスが迫っている。熱で真っ赤になる世界でおれはうつ伏せになって死のときを待っている。感覚に至る前に脳が破壊されるので痛みはないらしいと聞いていたが、実際にそうで、気づいたときには死んでいた。そしてそんなこと知っていたかのようにすぐに世界が復活する。
名探偵コナンの世界で悪党たちに捕まっている。ここに至ってはどうしようもなくてたぶん蘭ねーちゃんに助けてもらうしかないのだけれどなかなか小屋(ここに悪党とともに軟禁されている)に入ってこない。ヤキモキしているとドアが小さく開いて蘭の瞳だけがこちらを覗いている。もしかして招かれるのを待っていたのか、と考えていると悪党がドアを開け、それに合わせて蘭が殴り込んでくる。蹴ったり殴ったりして事が収まるなら自分でやってもよかったなと思う。
広い広いプールは宇宙で、たくさんの人がいて混み合っているなか同じところに居合わせたのはなにかのスペースシャトルか宇宙ステーションの船外作業機で、宇宙空間のきな粉を集めて船員のエネルギーとしているらしい。笑ってしまったがそれは「宇宙できな粉www」というわけではなくてきな粉じゃエネルギーにはなんないだろ、という点だった。ほかにもプールの水をすくって水分とするらしい。小さいスプーンだがないよりはマシなんだろうと見送った。
複数の女たちがプールのへりにいた男に特攻を仕掛けるも、構造物に阻まれて男を傷つけることはできなかった。なにかの復讐で、過去に同じようなことを決行した例を真似たらしい。男はすでに片腕を失っていて、すでに代償を支払っているのではないかと思えたが。垂金権造の4割引みたいな見た目だったので悪いやつだったのだろう。
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「もうたくさんだ。自分が責任を取るからことを進める」っていう決断があつい、そんな気がする。
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久しぶりに物理・新品で買いたくなった本がでてきたな。というかもう最近は物理で買わないと読めないなというふうにも思ってるのだけど。いやでかいKindle買ったからいけるのか……?
物語がわからなくなったのでネルリをあらためて読んだ。自分がクライマックスだと思っている「僕は誇りを抱く道のりを最初からたどり直さなくてはならない。」から最後まで、それから最初にもどってここまで。ちょうど本の半分で委員会の事件が起きていることと、あとは思っていたより本地民と王国民の対立は根強く何度も描かれていること。カミレの動機がよくわからないこと、レイチの動機もよくわからないこと、農芸隊もけっこう大事な役割を持ってること、一人称に惑わされがちだがレイチもかなり行動していたこと、などが再発見だった。いまだおれには何もわかっていない。
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テレビを見てたら有名人を両親に持つ娘というひとが出演していた。眺めてたけど司会と話す内容も両親のことばかりで、ガワだけで生きている人もいると勇気づけられるよね。新作の本も有名人に会いにいく、みたいなので自己肯定感高ければこういう生き方も可能っ……!