『最高の人生の見つけ方』、これぞ珠玉のキャスティング

アメリカでは2007年に公開され、日本では翌年に公開された『最高の人生の見つけ方』。DVD見ました。
余命宣告された老人二人がやり残したことをつづった棺桶リスト。そのリストに従って人生を締めくくる旅に出るストーリー。良識ある善良な市民であるモーガン・フリーマンに、自由に生き一代で財を成したジャック・ニコルソン。本当に役者のイメージ通りの配役が、この映画を楽しくさせてくれている。

ジャック・ニコルソンは、わたしのヒーローでもあって、あの少々おせっかいな人生への干渉がとにかく心地いい。『カッコーの巣の上で』でもそう役だったよね。結果が幸福なのか不幸なのかはわからないけど、臆病な自分の背中を押してくれるアニキのような雰囲気が大好きだ。

一方、モーガン・フリーマンは、『インビクタス』のイメージもあるのだけれど、善良であり不屈であり正義であり、ジャック・ニコルソンとは自分を犠牲にしても内なる正義に従う男。日本人にも共通するところがあり、もちろん自分も投影しやすい。

フリーマンを自分に置き換え、ニコルソンのような友人に人生を変えてもらいたいという願望をもって、この映画を観てしまうんだろうな。実際、自分にもやりたいことや欲しいものは山ほどあるものの、仕事がとか、家庭がとか、理由をつけて自分を抑え込むところがある。いや、人間誰しもそうなんだけど。この映画を見て、自分の背中を押すきっかけにしたりするのが良いのかも。なんて感じる一作でした。

まどか☆マギカはよくできてる

仕事柄少し控えてはいたのだけれど、自由に書ける場として復活させようかと思います。趣味のことなどつらつらと書くところにしたいと思います。

それがいきなり『魔法少女まどか☆マギカ』かということなんだけど。。。GWで時間が取れたということもあって、ネットで話題のまどか☆マギカを見てみたりした。

タイトルやキャラクターのイメージはミスリードを狙っていて、実際にはダークファンタジーだというのは知っていたのだけれど、評判並み(個人的には評判以上)によくできているという印象を持った。とにかく壮大な謎解きのあとの展開も最後まで破たんせず、見終わったあとの印象も救いのあるきれいな終わり方。魔法少女というイメージを一度は完全に潰してしまいながら、夢のある再生を試みるっていうのは完成度が高いんじゃないかなと。

ほむらは「ひぐらし」の奇跡の魔女だね。ちょっととっつきづらい説明的な展開も「ひぐらし」が好きなのですんなりストーリーにのめり込めた。

あと、普遍的な真理を巧みに使って、壮大な物語に説得力を持たせるという鉄則も上手く活きている。「希望」と「絶望」のバランス。この「希望」があればその分の「絶望」があるという、妙な納得感。誰しも平等であるというのは、受け入れやすいんだよね。プラスが大きければマイナスも大きいなんていうのはさ。

もっとも夢大きい世界を覆してみせる痛快さはあまり他に類を見ないという点で、高評価でした。

まあ、あまり深みに入らず、上辺の感想を書くとこんなところです。

結局wmv9で良かったのか。

一応の決着をみました。DVD to PocketPC も試したんだけど、結局このツールは、MPEG-1を生成しているだけなので、TMPGEncのフリー版で代替できそうです。画質等も、ややTMPGEncの方が勝っている感じかな。元は両方とも、VOBかVOBをリンクしているだけのMPEG-2(m2v)なので大差はないはずです。

これで生成したMPEG-1は、約2時間でサイズの方は1Gバイト少々。うーん、このままじゃやっぱり持ち歩けないので、ここからWME9を使って、wmvに変換しました。画質落とさんためには、MPEG-2から無圧縮AVIにして。。。なんて考えるだけ無駄。とにかく持ち歩けんことには話は始まらないので、強引に変換かけました。

ビットレートは、画像の方はMPEG-1(1150.00kb/s)からWMV9(636.74kb/s)まで落ちて、音声の方もMPEG1-LayerII(224.00kb/s)からWMA9(50.00kb/s)まで落ちたけど、それでも十分見聞きに耐えられる。これでサイズが約150M〜200Mなら十分でしょう。

PPCだとMPEG-1が基本?

コメントもらえたのが嬉しくて、DVD to PocketPC を探し中。Google で探したんだけど、よく分からず。見つかって、もしフリーであれば、試してみます。

でも、なんか根本が間違っている気がしてきた。PPCで長時間画像を見る場合には、もしかしてMPEG-1が基本でしょうか。MPEG-2だとどうしたって DVD 並みのファイルサイズから、それほど小さくはならないでしょうし、WMV のような MPEG-4 系でビットレートを下げれば小さくなるといったって限界がありそうな気がする。。。

勝手な希望で言えば、320*240の約2時間の音声付動画を、200MBくらいに圧縮できるCODECって、ないのかな。

PPCでDVDを観るには?

いろいろ試行錯誤中であるが、結果で言えばあまりうまくいっていない。DVD Decrypter でリッピングを行い、直接 VOB を WME9 に渡せば、ある程度パラメータをいじくることで、WMV には変換できる。実はこれもうまいバランスが見つかってなくて、PPC でみると多少コマ落ちしたり、画質が悪かったり、ファイルサイズが大きかったりするのだけれど。ただ、なによりダメなのは10分程度の VOB なら手に負えるのが、それ以上になって VOB が分割されてしまうと WME9 では歯が立たないということ。これじゃあ、ダメ。

仕方がないので、DVD2AVI の登場である。d2v と wav を分割して抽出して、MPEG-2(系のAVI)に変換した後、WME9 にかけるという技に期待して。d2v と wav の抽出は簡単。誰も失敗するはずもない。ここから AVI を作成するために、フリー版の TMPGEnc を使用したのだけれど、これがまた大変。ファイルサイズがものすごいことになる。ある HP には、1800MB/min なんてことも書いてあり、とてもじゃないがうちの PC には展開できない。

うーん。どっちにしても DVD を PPC で観るために、WMV なり、MPEG-2 なりに変換したとして、320*240 で最低限の画質を保持しながら約2時間は、相当なファイルサイズになりそうだということはよく分かった。

ただ、当初の目的は、電車の中で英語を勉強するために、PPC で DVD でも聴くかというようなものだったので、ここで方向転換をすることした。DVD2AVI により、wav は作成できるので、ここから WME9 を使用して、WMA を作成することにしてみた。これであれば、約2時間も、50MB 少々。十分、現実的。まずは、よい方法が見つかるまでは、これで我慢するか。

Star Treck Fact File No.46,47

46号はオブシディアン・オーダーのテインが表紙。47号はウォーフの弟のカーンが表紙。

オブシディアン・オーダーの話は面白い。ガラックが活躍する話は特に良いなぁ。DS9では、報われないキャラが多すぎるんだけど、ガラックも活躍のわりには報われないキャラだった。

Mobile PRESS 冬号

kennie2004-01-24


今シーズンも食指が動くようなモバイルデバイスは特にないですね。最近は携帯電話も中途半端な機能ばかりゴテゴテ多くて、どんどん魅力がなくなってるし。今期で強いてあげるなら、やはりPDA になってしまうのだけれど、Linuxザウルスの SL-C860 だろうか。VGAの画面にキーボード付き、bitWarp PDAで常時128kbps接続月額定額2000円は、今のモバイルライフに比べたら、一ランク上を実現してくれそう。OpenPDAにもまだまだ期待しているので、ザウルス以外にも何か出てきてほしいところです。

衛星を使ったモバイル放送には幻滅。2004年の夏からサービスを開始するそうだけど、端末ごとの課金体系で、専用デバイスが5万円程度、月々視聴料に2、3千円もかかるんじゃあ、誰が見るの?って言いたくなる。地上波デジタルもモバイル向けの放送を開始するそうだし、多少画質が悪くてもこれで十分だな。

「モバイルムービーライフのすすめ」という特集に刺激されてというわけじゃないのだけれど、DVDをPDA向けに変換かけて持ち歩けないかと画策中。以前からちょこちょことやってたんだけど、どうも思い通りの画質やファイルサイズにならなくて、いい加減手を焼いてたんだよね。これを読みながら、もう少し勉強して、どんどんPDAで持ち歩けるサイズに変換していこう。英語の勉強になるだろうし。