海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

落とし穴

自宅ラボ設置のために研究室の撮影機材一式を持ち帰るべく車で大学に。で、運ぼうと思って気がついた。これで造網シークエンスを動画に収めることはできるとしても、出来上がりの網の写真を撮るための装置が自宅には設置できないじゃないか。いや装置といってもたいそうなものじゃなくて、網の背景を黒くするための細長い箱なのだけど、全長1.8mもあるので運ぶの大変だし置くところもない。ここまで準備を進めていたのに、とんでもない大穴を見逃していたわけだ。ウエーん、と言っても始まらないので、どうにか問題解決できないかと思うのだが、要は光を反射しにくいクモの糸でできている網の撮影のための長時間露光写真を撮るのに邪魔な背景からの光を減らせれば良いのである、と考える。低反射素材を後ろに置けばひょっとして写るかも。別にきれいな写真である必要はないのでかろうじて写るレベルでも良いからな。やってみる価値はあるべ。ということでちゃんとAmazonで売ってるのでポチッと購入。うまくいきますように。

時限爆弾

アウトドア活動になくてはならないのは帽子。ところが私の頭のサイズはXLで、なかなか合うものが見つからないのが悩みだ。そんな中、ここしばらく愛用しているのがモンベルの笠型の商品。笠型だから頭にフィットしなくても乗せられるし、全方位に幅広のつばがあるので紫外線カット能も抜群。さらに携帯性に難のあることの多い笠だけど、これに関しては4本の骨に布が張ってあるだけの構造なので、コンパクトに折りたためてかばんにひょいっと放り込めるのだ。サイコー。なのだが、2週間前に首のヒモを止めるためのプラスチックの留め具が割れてしまった。これが壊れるとヒモを締められず、そうなると頭に載せてあるだけの帽子は簡単に風で飛んでいってしまう。あー、合いようのオレの帽子がこんなことで使えなくなるのかあ、と悲しんでいたら、ヨメサンが、ヒモをなんとかすればいいじゃん、といい出す。で、今使っているのの前によく似た製品をもう一つ買っていたのだった。この製品は今使ってるのの一世代前のもので骨が2本しかなく、風が吹くと首ヒモのおかげでトビはしないけどつばがめくれて使い物にならないことが判明したものだ。だけど、もったいないから取っておいたのだけど、その首ヒモを見ると、取り外しが可能になっている。じゃあ、というのでそちらのヒモをつけ替えたのだな。オオこれで商品寿命が伸びたわいありがとうヨメサン、と思っていたわけ。そしたら、一昨日また留め具が同じところで同じように壊れてしまった。こんなに連続して同じ故障が起きるなんて。しかし、一度ヒモの交換を行っている私としては、ってことは、ここだけ交換できるような仕組みになってるわけでしょ?モンベルのお店に持っていったら修理してくれるんじゃない?って思うわけで、今日いってきたわけ。そしたら修理どころか首ヒモの交換品が売ってたので、無事に購入。さらに商品寿命を延ばすことに成功したのである。田植えの時期を前にして、これが無くなったらヤバいところだったわ。

領土争い

去年からクモの造網行動の撮影に再度とりかかっている。で、以前のように同時にたくさんの個体を張らせてみて上手く行った個体だけデータ化するのではなく、今回は1日にトライできるのは1個体だけ。で、ギンメッキだと造網率が10%程度なので、ほとんどの場合、仕掛けてみても翌朝来ると失敗していたということになる。だけど仕掛けた以上結果を確認する必要があるので、授業がなくてもこのためだけに大学に来たりしていて、もうこれが私にとってはムダでムダでしかたがなかったわけ。ということで、この問題を解決するには、撮影装置を研究室から自宅に移すことである。これなら仕掛けと確認のための都合2回分の移動にかかる時間がゼロになる。で、幸い、この春から北の大地に行ってしまったぶーちんの部屋が開いているわけだ。私としては去年からここを虎視眈々と狙っていたのだが、実はヨメサンも同じことを考えていて、ぶーちんがいなくなったらあっという間に占領されて、彼女の良いように部屋を作り替えられてしまった。あとから抗議してもダメ。実効支配の力は強いのである。とはいえ、こちらとしてもなら実力行使も辞さない、とプーチン化してみたら、じゃあとヨメサンから提案があった。ウチは子ども部屋を繋ぐ形でロフトがあって、でもそこは子ども時代のがらくたが乱雑に積まれた物置スペースになっているので、そこを整理してスペースを作ればいいじゃないか、と。うーむ全面戦争は避けたいところなので、そのへんで妥協するか。と、言い出しっぺのヨメサンと2人でロフトの掃除と片づけ。もうなんか懐かしいものがどんどん出てきて作業が進まないの。けど、夕方にはなんとかスペースができて、ここ、床とか拭き掃除したら妙にきれいなのな。ずっと物置だったから、逆に使われてなくて消耗してないのな。ここを使えるのはちょっとうれしいかも。

癒しの農作業

お休みも明日まで。明日は雨の予報なので、連休の農作業も今日までだ。ということでGさんが手伝いに来てくれる。ので新旧田んぼの回りをひたすら草刈り。もちろん草刈り機など使わずカマでザクザクやるのだ。途中から私はクワに持ち替えて耕耘。12月に一度土をひっくり返しているので、今回はそれほど重労働でもない。ノゲシの葉とかクワでサクサク切れるので細かく土にすき込むことができるのね。一方掘り返していると12月にすき込んだイネの根っことか出てきて、こっちは死んで長いので硬くなってて切りにくい。もうちょっと分解が進んでたら良いんだけどなあ。夕方はトウモロコシの種を蒔きに行って作業終了。Gさんも喜んでくれて、ウチも人手が50%増しになったので助かった。夜はくたびれたのでリンガーハット皿うどん

ゴンスケ

昼、ヨメサンが新しい田んぼに出かけて行く。で、しばらくして退屈してきた私としては、ヨメサン何してるかなあ?と思って冷やかしに出かけるわけだ。すると色々作業で忙しいヨメサンがいて、ニヤニヤとその姿を眺めていたらば、「冷やかしてないでお前も何かしろ」と言われる。ううむそれはもっともだ、と思って12月に開梱したところにまた草が生え始めているので、再度クワを奮って少し伸びた草を漉き込む作業。来月には田植えだからまた耕耘しておかないとね。なのだが、小一時間もクワを振るうとめまいのしてきそうな暑さである。5月になったばかりやど。ということで早々に退散。一方のヨメサンは一時戻ってきたけど、再度出撃して結局17時まで作業していた。すごいなー。私はと言えば、もう一度出れたのは17時を過ぎてから。それでもさらに1時間作業して、全部で20平米くらい耕したかな。昔の人は機械なしに米作ってたんだし、と思うと、まあクワもスムーズに動くわけよ。っていうか、家族が食う分だけで良いなら十分人力でもできることについては確信があるよ。

親孝行連鎖

連休なので老父母の顔を見に。もう免許も返納したので、買い物とか車で連れて行くのは息子の役目である。ということで酒屋と苗屋に連れて行った。いやもう元気に暮らしてくれているのでそれだけで感謝感謝なので、運転手くらいいくらでもやりますよってもんで。それほど遠いところに住んでいるわけでもなし。ついでに馴染みの床屋にも行って伸び放題だった髪を切る。サッパリした。ちなみにヨメサンと上の子も来たわけだが、往復ともに上の子が運転してくれるのでホント楽。

クリシェ撲滅運動

zoomで某密談。どうも10連休は私だけのようでやむなし。今日は暦上は平日である。うまく逃げれていたはずなのにもうどうにも巻き込まれてしまっている。こうなったら主体性を持って関与するしかない、ということで割と遠慮なく発言した。っていうか、なんか最近鈍りが目立ってきてヤバみを感じていた自分の頭のキレが今日は割と良かった気がする。きっとここまで5日間休んでいたからだと思う。人間に必要なのはお休みと、そこで過ごす無為な時間である、ということを身をもって証明したのですよ今日の私は。知らんけど。昼からじゃがいもの追肥