海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

反ハメハメハ

先週鴨川に鳥見に行った少人数授業は今日は裏山に登る予定。だけど昨日雨がしっかり降って、そうすると裏山の道はずぶずぶになって歩きにくい。さらに今日も時々パラパラする天気で、もう完全に山歩きには不適な状況なのね。で、もう私なんか、スケジュール変更して室内でグダグダ話すつもり満々だったのだけど、受講生に念のため、どうしますか?状況悪いけど行きたいなら行くよ、と聞くと、行くとのこと。私の経験ではこう尋ねると9割行かないってなるのだけど、今年は外が好きな人たちらしい。良いことである。で、登ってみたら案の定グズグズ。動物もあまり出てこなくて今一つ面白くなかったから2kmのコースを駆け抜けて終わる。夕方は伸ばし博士なのだけど午後に教授会が入っていることに気がついていなくて、議題が長引きませんように、とひたすらお祈り。っていうかしっかり口をつぐむ。おかげさまで間に合った。先週の畔塗りで固くなっていた背中が柔らかくなってありがたい。

選択の連続

混んでいる電車はイヤなので、授業に間に合うギリギリ遅い時間の電車に乗るようにしている。が、もちろんこれには遅延のリスクがあるわけで、その場合は京都駅からタクシーなのだが、この物価高の時代にそうそう贅沢なことも行っていられない。っていうか止まったらどうするのか、はさらに問題だが、幸い通勤路は二重化されており、さらには車という手もある。というわけで、最適経路選択問題に毎朝取り組むのが私である。で、今日はあと30分ほどで出発でコーヒー飲んでる時に、JRの運行アプリが運転停止を知らせてきた。が、予定では間もなく再開とのこと。間もなく、ったって、10分なのか30分なのかで全然話が違う。運転再開ったって、そこに遅れが乗ったらヤバいじゃん。うーんと思って現在車両位置を調べると、京都行各停は近傍にはまったくいない。少なくとも新大阪より西だ。つうことは、すぐに運転再開したって、乗ろうと思っていた列車は遅れることは必至。じゃあ次の策の阪急だけど、今日は雨だ。駅からの距離が微妙に長くて歩くのもイヤだしタクシー代もかかる。うーんこの時間から車だと駐車場探しに往生するよなあけど迷ってる時間はないからこれ!とすると、道は空いてて駐車場も第一候補にぴしゃっと停められ、着いたのでJRの車両位置を再度調べたら、やはり乗ろうと思っていた車両はダダ遅れだった。ということで、朝から最適経路選択に成功して、今日は良い日だ。

数の暴力

受講者数爆発のオンデマンド2科目の動画録り。先週は丸一日かかったところ、これはやってられないので今日は極力急いで片づけようと試みる。丁寧さより速度を優先するわけだ。結果、午前中に録音を開始することができ13時半に終了。エンコードも終えてLMSに15時半にアップできたので先週より時間短縮に成功した。しかし、目標は昼過ぎに終わることなんだが。。。受講者数が多くて対応すべき質問コメント数が多いとどうにもならない。。。けど、講義というものは回が進むにつれて求心力が失われていくのが常で質問コメントも漸減してくるはず。。。そうすればいつかは。。。

時限爆弾

体ガタガタかつ雨なので1日引きこもり。トウモロコシの種を蒔きたいと思っていたのだけどそれも見送り。午前中に雨の止み間があったのだけど、ダラダラしていてそこを捉え損ねたのが痛恨だという。どうでもいいけど、先週蒔いたタネが発芽している。だけど、各場所から今のところ1本ずつしか出てこない。実は、余っていた使用期限切れの古いタネを使っていて、一応保険に各穴に一つずつ新しく買ったタネを混ぜておいたのである。つまりこれって古いタネはことごとく発芽しなかったってことだろうか。

泥遊び

新しく運用する田んぼの畔塗りを朝から。ウチだけじゃ扱いきれないのでチームを作っている関係で、作業の一つ一つに意思統一が必要になってくるのはやむをえない。で、私は畔に生えている草と根っこはできるだけ除去してから畔塗したい土木野郎であるが、できるだけ人為を排除してあるがままを残したいという意見もあるので従う。なんだけど、そうすると泥に植物体が混じるので(私の認識的には)上手く塗れないんだよねー。これで水漏れしないかどうか心配なんだけど、まあやってみるしかないですね。つうことで朝10時から16時まで途中1時間の休憩をいれてずっと作業してたもので、体ガタガタですわ。なんせメンバーの中で唯一の50代。つらい。ヨメサンに、君たちは敬老精神とか無いのか、とかいってみるも詮無い。

おもちゃ

午前中を去年の活動報告を作るのに溶かしてしまう。こんな誰も読まないもののためにオレの貴重な時間を使わせやがって。しかし午後は自由な時間だ。幸せなことに書くべきものがない。そんなときはインプットも良いけどデータを作ることも必要。ということで、以前から懸案だったDeepLabCutのインストールにとりかかった。造網行動の動画からクモ位置データをUMATrackerで取得することはできているわけだが、DeepLabCutが使えればもう少しいろんな情報を得られるだろうと期待するわけだな。っていうか、ミーハーな私だから、これだけ流行っているDeepLabCutをスルーできないのよね。どうでも良いけど、最近動物行動の研究する若い人が増えてる印象があるんだけど、その要因の大きな一つがDeepLabCutにあるんじゃなかろうか。生態学における分子系統解析や環境DNA技術が果たした役割を行動学においてはDeepLabCutが果たす、みたいな。泥臭い観察をせずに大量のデータが取れるようになると若者が算入してくるの法則。それはともかく、これだけポピュラーなソフトであるからインストールガイドもふんだんにある。のだが、その通りにやってもなぜかできない。で、あーでもないこーでもないとやってるウチにオンラインセミナーの時間になるので電気魚の話を聞きながらさらに試行錯誤。セミナーの終わる頃に、やっと手こずってたところを突破。その後1時間かけて起動に成功。ネズミの絵が出てきて万歳の18時。なのだけど、今日はヨメサンがいないので晩ご飯当番だった!セミナーが終わった17時にすぐに帰って18時から作り始めれば19時くらいに食べられると思っていたが1時間遅れだ。つうことで上の子にゴメンと謝って20時夕食。

レジリエンス

引用文献リストのスタイルフォーマットは、OSが古い自宅のMacを使えばできるということに気がついたので、サクッと作業してできた原稿は英文校正に送り付ける。これで当面は書くべきものが何もなくなってしまった。自宅にいるとデータも取れないし、どうしようかなあ?と思って、こういう時こそ勉強である、としおらしい気持ちになって、たまっている論文を読む。いやマジでずっとインプットが足らなさすぎたから。夕方、ジャガイモの芽かきと追肥をしにいく。今年は調子に乗って去年の1.5倍も作つけしたのだけど、考えてみれば北の大地で暮すぶーちんがいないので胃袋容量は1/4減なのだ。だからといって北の大地に収穫物を送るには、ジャガイモはいかにも不適。つうことで、死ぬほど食うことを覚悟している日々である。っていうか再来月なら食糧危機でもなんでも来い。