2024-04-26 有栖川有栖「スイス時計の謎」(講談社文庫) <ツイッターへの投稿の再掲デス>有栖川有栖「スイス時計の謎」#読了スイス時計の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫)作者:有栖川有栖講談社Amazon4編収録の短編集。いやあ、表題作でのロジックの追求には感服しました。ここまで詰めるのか!と。個人的には、全編を通じてちょこちょこと現れる音楽の小ネタがうれしかったです
2024-04-24 野田昌宏「銀河乞食軍団」(ハヤカワ文庫) <ツイッターへの投稿の再掲です>#今日買った・届いた本を紹介する 野田昌宏「銀河乞食軍団」全25巻。幼少期に図書館で一気耽読したシリーズ。もう絶版になっているし、古本屋で探すものの見つからずだったけど、揃いを手に入れました!うれしいです!
2024-04-20 いしいひさいち「たまのののののちゃん」(蜻文庫) <ツイッター(現:X)への投稿の再掲です:補注あり>いしいひさいち「たまのののののちゃん」#読了たまのののののちゃん作者:いしいひさいち蜻文庫Amazon朝日新聞連載のののちゃんの岡山県バージョン。「たまのの」の「ののちゃん」と発します。ののちゃんを始めとする愉快な山田一家が岡山県で大活躍。新聞連載版と異なる方言のやりとりがおもしろさを増し増しています。(補注) いしいひさいち。ゲバ棒を振り回して戦争ごっこをやっている人たちをコミカルに描いていたのが災いして、デビューまでたいへんだったそうな。友人たちが、彼の才能を惜しんで金を出し合い自費出版したのが始まり。いまとなっては(後付かもしれないが)、戦争ごっこよりも笑いのほうが力を持っていることは明白だと思う。
2024-04-18 東野圭吾「予知夢」(文春文庫) <ツイッターへの投稿の再掲デス>東野圭吾「予知夢」#読了予知夢 (文春文庫 ひ 13-3)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon第一作「探偵ガリレオ」につづく短編集。一作目は科学的機械トリックを駆使したものであり、個人的には大満足とは行きませんでした。ところが本作は、オカルトと科学を絡めた傑作ぞろいです。そしてガリレオ湯川のやさしさも印象的でいい味を出しています。