キーワードのその他の機能や利用方法についてです。
はてなダイアリーキーワード画面説明にも図説があります。
キーワードは通常、自分で作ったような言葉は登録できませんが、ユーザー同士のコミュニケーションや議論の道具として、わざと普通は使わないような言葉のキーワードを作って、ある話題を結びつけるために利用することもできます。
「ごはん日記」や「はてなダイアリー利用者に100の質問」など、いろいろなタイプがあり、「はてなダイアリークラブ」キーワードといいます。特に入会があるようなものではなく、同じキーワードを「含む日記」たちを、クラブのように見なす使い方です。
例えば、「ごはん日記」というキーワードを作っておいて、その日に食べたものの日記を書いたら「ごはん日記」と書き添えるという決まりをみんなで守ります。するとキーワード「ごはん日記」からそのような日記ばかりを読めるという仕組みです。
クラブ以外にも、はてながプレゼント企画のときに使った「はてな本欲しい!」や、キーワードについてユーザーの意見を求めたときの「キーワードモデレーションシステム案」のような、話題を結びつけるためのキーワードがあります。
説明文を利用して「キーワード作成ガイドライン」のように、多くのはてなユーザーにとって役立つと思われる情報をキーワードにすることができます。はてなダイアリークラブ同様、普通は使わないような言葉でネーミングします。
日記のデザインの参考に、ヘッダの色コードを一覧できる「はてなヘッダ色サンプル」や、はてなダイアリー向けのアイコン等を集めた「はてなダイアリー画像一覧」など、主にはてなキーワードカテゴリーの中に収められています。
キーワード説明中の「○○をグラフで見る」リンクをたどると、最近、そのキーワードがどのくらいの日記で言及されたかのグラフを見ることができます。
キーワードの中でのアクセスの順位もグラフ化されますし、他のキーワードとグラフを比べる機能もあります。封切りされた映画や、話題の商品などをライバル比較してみたり。
あんまり正確な指標にはならないと思いますが(例えば「巨人軍」と「ジャイアンツ」のように同じものを指す言葉がいく通りもある場合では票が分かれてしまいます)、グラフは話題の大きさを計る目安として楽しむことができます。
注目のキーワードページには、今週のはてなダイアリー内の日記で言及数の多いキーワードのランキングが掲載されています。
読書・音楽・映画といったカテゴリーに分かれているので、あるジャンルでどんな言葉が多く語られているのか、今の話題を知る手がかりになります。
日記を書いていると、コメント投稿画面や編集画面に「おとなり日記」が表示されることがあります。
これは同じキーワードを多く使っている、他のユーザーの最近2週間の日記の中から選ばれています。
- 2005-02-18 naoyaのはてなダイアリー 3/6 50%
- 2005-02-18 jkondoの日記 4/12 33%
- 2005-02-16 staff diary @ reikon 3/15 20%
「3/6 50%」といった数字は、「共通するキーワード数/相手の日記中の全キーワード数 そのパーセンテージ」になっています。
共通のキーワードが3つ以上含まれる日記がないときや、1週間以上過去の日記ではおとなり日記欄は表示されないようです。
http://d.hatena.ne.jp/calendarは、ダイアリーユーザー共有のカレンダーになっています。個々の日付は「2005-02-24」のような書式のキーワードになっていて、説明文を書込めます(見出しがカレンダーに表示されます)。また、その日付キーワードを含む日記を一覧できます。
その日の大きなニュースやお知らせ情報等の共有になれば、という機能らしいです。
はてなダイアリーキーワードは、はてなの他のサービスにも利用されています。
人力検索はてなでは、質問文からキーワードが抽出されて、質問文の下に表示されます(例:関連キーワードに「プライバシーマーク」「マーケティング」など)。
はてなフォトライフでは写真につけたタイトルがキーワードリンクになって、例えばタイトルに「新江ノ島水族館」がつく写真を一覧するといったこともできます。
はてなブックマークではブックマークしたページの文章からキーワードが抽出され、その記事を分類する特徴的なキーワードが自動的に表示されます。記事のカテゴリー分け、用語の説明になります。(例:「花粉症」を含むエントリー )
はてなグループの日記ははてなダイアリーキーワードの「含む日記」には含まれませんが、日記からはてなダイアリーキーワードに自動リンクすることはできます。
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