1日の日記にいくつもの話題を書く場合、それぞれの記事に見出しをつけて話題を区切った方がわかりやすくなります。この文章で言えば、上の「見出しをつけてみる」の部分が見出しにあたります。
見出しにしたい行の先頭に半角の「*」を書けばOKです。日記の入力画面で
*見出しをつけてみる
と書くと、この記事の見出しのようになります。
日記で使用しているテーマやスタイルシートによって、表示のされかたは変わります。時刻を記録するかどうかは、日記の管理ページの設定などで変えられます。
あなたの日記で『http://d.hatena.ne.jp/ユーザー名/archive』というアドレスは、日記の記事一覧ページになっています(例:はてなダイアリー日記の記事一覧ページ)。自分の記事一覧ページは管理ページの『過去の日記』からも見に行けます。
50日分の見出しが一度に見れて、見出しを検索することもできます。過去の日記を見やすく見せやすくしたい方は、見出しをきっちりつけておくと良いでしょう。
(※↓ここから後、次の「いろいろな見出し」までちょっと細かい話になりますので、面倒でしたらいったん飛ばしてください。主にリンクを張ったり張られたりするときの関連情報です。)
見出しの行頭には自動的に『■』がつきます(※スタイルシートによっては■ではないかもしれませんが、たいていの場合)。ここをパソコンの画面でクリックしてみると、アドレスバーに表示されるアドレスが変化します。
これはアンカーと呼ばれるものになっていて、ブラウザに記事の位置を教える役目をはたしています(アンカーは錨=いかりの意)。またアンカーのことを“リンク”とも表現します。よく「リンク」と言いますが、クリックするとジャンプできる「リンクの始点(のアンカー)」だけでなく、ジャンプした先の「リンクの終点(のアンカー)」のこともリンクと言うのです。
他の日記やサイトが、あなたの書いた文章(記事)を紹介するときを考えてみましょう。日記のトップページ(最新の日記)にリンクを張っても日記はすぐに過去へ流れてしまいます。特定の記事にリンクを張りたいとき、相手はこのアンカーのアドレスを指定することで記事の見出しに直接リンクすることができるようになります。たとえば「http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20030227#1046345849」は、「はてなダイアリー日記」の2003年2月27日の8番目の記事に直接リンクします。自分の日記で、過去の記事を紹介する時にもこのようなアドレスを使います。
記事ごとに割り振られたアドレスによるリンクをブログ用語で「固定リンク(permalink)」と言います。サイトが更新されても記事のアドレスが変化する心配がない「固定リンク」が提供されていると他のサイトからリンクを張りやすく、ブログの特徴のひとつにもなっています。
はてなダイアリーでは、固定リンク(見出しのアドレス)に3つのタイプがあります。
『■』をクリックした時のリンク先は2種類ありまして、末尾の前が『/』のものと『#』のものがあります。
自分の日記の『■』をクリックした時に「見出し別表示ページ」と「日付別表示ページ」、どちらを表示するかは、管理画面の『日記の設定 > 日記の基本設定 > 表示モードの選択』で設定します。→「管理ツールのくわしい説明」表示モードの選択
この設定で、日記を日付単位で管理していくか(日記モード)、記事単位で管理していくか(ブログモード)が決まります。
しばらく実際に更新してみないと分かりにくいかもしれませんが、コメント欄やトラックバック欄は1日ひとつのほうが使いやすいという場合は「日記モード」、コメントやトラックバックは記事ごとに分けてもらいたいという場合は「ブログモード」にしておきましょう。
「日記モード・見出し別ページ」というのも選べます。これはコメント欄やトラックバック欄は1日ひとつですが、『■』をクリックした時は見出し別ページを表示するモードです。