日記のキーワードリンクをコントロールする方法についてのまとめです。
※まだ「キーワード」についてのガイドの前ですので、順に読まれている方はここを飛ばされてください(次の「リンク元・トラックバックの見方」へ)。
図の『キーワードリンクを編集』をクリックすると、その日の日記文章の中にあるキーワードが一覧できる画面になります。
リンクスコアをリンク不要に設定すると、そのキーワードは今後自動リンクされなくなります。リンク可に設定することで、リンクスコアがあがり、重要なキーワードであるとみなされて、おすすめ商品の表示などに反映されやすくなります。この日の日記だけ、例外的にリンクを行いたくないキーワードは、「今回は不要」にチェックを入れてください。
またこの画面では各キーワードのスコアが表示されています。自分の日記の設定で、スコアいくつ以上のキーワードをリンクしようかと考える時の参考になるでしょう。(スコアについてはキーワード「リンクスコア」などをご覧ください。)
文中のキーワードリンクを見えなくする方法は他にもいくつかありますが、キーワードから日記へのリンクも同時に外せるのがこの機能の特徴です。編集で消したキーワードのキーワードページの方ではあなたの日記が「そのキーワードを含む日記」のリストから外されます。
日記の設定より低いスコアのキーワードは日記上でリンクになりませんが、キーワード側から日記にはリンクが張られています。その低いスコアのキーワードから読みにくる人もいるかもしれませんが、キーワード側からのリンクを切っておきたい場合は同じように『キーワードリンクを編集』で外していきます。
『キーワードリンクを編集』で「今回は不要」に設定した後に『この内容を登録する』で日記を普通に更新すると、編集したキーワードリンクが全部元に戻ります。けっこう不満のタネになってますけどそういう仕様なんです。
せっかく編集で消したキーワードリンクを元に戻したくない場合は、『ちょっとした更新』で更新して行くと元に戻りません。ただし『ちょっとした更新』では新しいキーワードリンクも発生しませんし、自動トラックバックなども行えません。対策としては発生させたいキーワードを「[[」と「]]」で囲って「ちょっとした更新」していくとか……自動トラックバックはあきらめて手動で送るとか……。
つまり、1日の終わりに編集すると楽です。
他にも日記のキーワードリンクを編集する方法はたくさんあるので、ここでまとめてご紹介します。
下のようにキーワードリンクが発生している文章も
キーワードは日記と日記を結ぶ掛け橋です。
入力画面でとで囲ってやることによって(「」は半角の「[」と「]」)[]
キーワードは日記と日記を結ぶ掛け橋です。
キーワードリンクがなくなります。
キーワードは日記と日記を結ぶ掛け橋です。
面倒くさい例。で囲った文章中に「改行」や「リンク」など(つまりタグ)が入ると無効になってしまいます。例えば
はてなダイアリー日記(id:hatenadiary)から引用しました。
と書くと
はてなダイアリー日記(id:hatenadiary)から引用しました。
のように表示されてしまうでしょう。id:hatenadiaryは自動的にリンクになるからです。
この場合、リンクが発生する部分の前後をさらにで囲むように入力すると
はてなダイアリー日記(id:hatenadiary)から引用しました。
キーワードが消えてリンクが残ります。
はてなダイアリー日記(id:hatenadiary)から引用しました。
「管理ツールトップ > 記事の設定」の「キーワードの自動リンク設定」でカテゴリーを設定します。
カテゴリーとは分類のことです。キーワードはその言葉のジャンルによって、ユーザーが各カテゴリーに分類しています。例えば、自分は「音楽」のことを日記に書くことはないなと思ったら「音楽」のチェックを外しておくと、そのカテゴリーに属するキーワードはすべてリンクしません。カテゴリーは時々、はてながユーザーの要望を反映して増えています。
「管理ツールトップ > 記事の設定」のキーワードの自動リンク設定にある『スコアが○○より大きいキーワードを自動リンクする』で、一定のスコア以上のキーワードだけをリンクするようにします。(スコアについてはキーワード「リンクスコア」などをご覧ください。)
有料オプションに加入している日記は、55から100までの数値も選べます。
もしキーワードリンクが発生して「文章が読みにくくなる」ことが問題なら、スタイルシートで見た目を工夫してみましょう。テーマの中にははてなダイアリー用に開発されていないものもあるので、キーワードリンクが普通のリンクとまったく同じに見えるものも多数あります。
スタイルシートを使って、これを変更するとわずらわしさはだいぶ減少します。詳しくは応用編「キーワードの見栄えだけ目立たなくしてみよう」をご覧ください。
キーワード自体を削除すると(誰かがまた同じキーワードを登録しない限り)キーワードリンクが発生しません。
ユーザーの共有物であるキーワードを削除するので、他のユーザーとのトラブルを回避する方法を身につけている必要があります。はてなダイアリーに慣れ、ユーザー全般がどのようにキーワードを利用しているかがわかってくるまではやらないほうが無難でしょう。
ちょっと大変ですがはてなダイアリーのヘルプ「キーワード機能」の他に、ユーザー作成の「キーワード作成ガイドライン」「キーワード削除ガイドライン」に目を通すことをお勧めします。やり方については基本編「キーワードの削除」をご覧ください。
意図しないキーワードリンク、いわゆるミスヒット(誤爆)の対策です。「キーワード作成ガイドライン」の「いわゆる「誤爆」問題について」などを参考にしてください。
たとえば「タッチタイプって難しい」が
タッチタイプって難しい
になってしまう場合、キーワードとして「タッチタイプ」を登録し、日記を更新すれば
タッチタイプって難しい
になります。
また日記に現れたキーワードからキーワードページを見てみたとき、「自分の思っていたものとは違うものに関する説明」が書かれている場合もあるでしょう。その場合はキーワード画面の下の「別の○○○○を作る」で、同じ字面の別のキーワードを登録できます。キーワードは今も登録され続け、より大きなデータベースになっている途中なのです。
「ちょっとした更新」で日記を書き続けると、キーワードリンクが発生しません。
発生させたいキーワードがあるときは、その文字列を「[[」と「]]」で囲って(このように)、「ちょっとした更新」をします。
自動トラックバックが起こらなくなるので、トラックバックしたいときは編集画面の『トラックバックを送信』を使います。
有料オプションを申し込むことでキーワード自動リンク機能がオフにできます。日記内にキーワードリンクが発生しません。
発生させたいキーワードがあるときは、その文字列を「[[」と「]]」で囲います。
管理画面の「管理ツールトップ > 記事の設定」のキーワードの自動リンク設定で、『日記内に同じキーワードが複数ある際、2回目以降のキーワードもリンクする』のチェックを外すと、日記の文中で同じキーワードが何回か出たとき、最初のキーワードだけがキーワードリンクになります。
“説明用のキーワードリンクは1度だけでいい”という方は外しておくと良いでしょう。
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