左翼運動崩壊カウントダウン

(4/9)「眞悟の時事通信」の一部を再び転載。
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi

 我が国は既にイラク自衛隊を派遣している。国際社会のなかで、対テロ鉄則を守りテロに屈服しない国家として歩むべきである。しかし、国内のマスコミ論調や「識者」のなかには、既に「自衛隊撤退論」が出始めている。
 そこで思い浮かんだことがある。
・・・「北朝鮮による日本人拉致問題に冷淡だったマスコミや識者ほど、この度すぐにテロリストの要求どおりに自衛隊を撤退せよと論じ始めている」

 この2、3日、朝日新聞サヨク系知識人は必死になって「自作自演などと酷い事をいうな!」「イラクの人達の為に努力してきた彼らを批判するな!」などと表明する声が多い。しかしその中でこれまでに北朝鮮による日本人拉致について批判し、制裁を主張してきた人間はどれだけいるか。ほぼ絶無だろう。そのくせ、警察が拉致の事実を掴み公式に発表してきたというのに、それに目を伏せて無視を続けてきたのは誰だろう。めぐみさん救出を訴える横田夫妻に玉子を投げ付けたり、市民集会で協力を求めた増元照明さんに罵声を浴びせていたのは誰だろう。そりゃ、イラク邦人人質の家族に嫌がらせの電話をかけるだなんて奴はただの下司野郎だ。だが、北の拉致被害者家族はもう四半世紀もの間苦しんだ。今もなお、苦しみ続けている。なにが「アメリカのポチになるな」「日本は大義のない戦争に加担するな」だ。偽善者めが。だったらまず、国防軍の設立を主張して、国民を300万人以上も餓死に追い込んでいる人権蹂躙国家の北朝鮮を潰せ!と叫んでみろ。「力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。」という言葉があるが、ブッシュから学ぶべきは後者では無く前者である。「ブッシュ妄言録」を読んで悦に入っている奴なんざ、ブッシュ以下の低脳だ。そう言えば、最近反米を売りにしている小林よしのりは、何故か北の拉致事件には全く触れないな(笑)。
 
まあ、ちょっとした常識があれば「純粋に、イラクの為にボランティアに行った青年達が不幸にも捕われの身になってしまった」だなんておかしいと思うのが当然だ。ネット上でこのような論旨で日本の外交政策を批判しているサイトを見つけたら中身をじっくりチェックして頂きたい。例外無く、人質やその支援団体の「日本赤軍」「革マル」「民青」「北朝鮮」絡みの情報は無視されているはずだ。そうした戯けた文章は論評にすら値しない。そのだいたいは人質の命の心配などしていない。本当に心配しているのは、今回のような姑息な利敵行為が明らかになり、自分がシンパシーを感じる思想や団体が粉々に崩れ落ちてしまう事だ。これぞ「自己愛」ではないか?
 
三人が帰ってくれば、全ては明らかになろだろう。それを機に日本の左翼運動はこれまで以上に減退するだろう。と言うか、させなきゃダメだよな。
 
 
今日発売の「週刊新潮」の見出し
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html

「人質報道」に隠された「本当の話」
◆「共産党一家」が育てた「劣化ウラン弾」高校生
◆「12歳で煙草、15歳で大麻」高遠さんの凄まじい半生
◆「子持ち・離婚」でも戦場カメラマンを選んだ郡山さん
◆「官邸」にまで達していた「自作自演」情報
◆「小泉首相」を激怒させた人質家族の「不遜な態度」
◆「仲間」に対してだけお詫びをした「異様な家族声明文」
◆「福田官房長官」と「安倍幹事長」水面下のバトル
◆「自衛隊撤退」に賛成した「小沢一郎
◆お涙頂戴で早くも馬脚「古舘伊知郎」の平和ボケ
◆自己責任だから「家族負担」との声も出た「救出費用」

タイトルはそれなりに過激だが「自作自演」情報に関しての記事は「首相官邸はこんな風に踊らされていますよ〜」という逃げが打たれている。新潮も意外とヘタレだな。