どこのだれがそれを操っているにしろ

「おれたちはそれだけ長いあいだかかってやっと気づいたんだよ。人生の目的は、どこのだれがそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っているだれかを愛することだ、と」(カート・ヴォネガット・ジュニアタイタンの妖女』より)

少し解説。これは、この小説の中で、とある人物に人生を操られた主人公の大富豪が、富を失い、記憶を奪われ、太陽系の星々を流浪する中で、その旅の終盤で口にする言葉。
考え方は様々(ここでまで忌み言葉を気にするのはかんべんしてくれ)でしょうが、間違いなく一つの真実であるかと思う。とても面白い小説なので、是非読んでほしいが、今日の本題はそこではない。

さて。
週末は、友人の結婚式・披露宴に行ってきました。
素晴らしい式だった。久しく味わってなかった感動が、僕を包んでいるよ。実に、すがすがしい気分だ。(帰ってきた直後は二日酔いで心はすがすがしくても体がすがすがしくなかったが、今やっと心身共にすがすがしくなった。)今は見るもの全てが美しい。
新郎新婦が全てを企画したという式は、どの場面でも、二人の愛情の強さ、招待客への心遣いを強く感じることができました。また、集まったご家族や友人達からの祝福は、お二人がどれほど愛されているか、つまり、お二人がどれほど素晴らしい人間であるか、ということがよく伝わってきました。
僕は、結婚式に出席するのは初めてのことでしたが、結婚式は、新郎新婦の人間性が強く問われるものだと感じました。中身の無い人間には、このような素晴らしい式はできないでしょう。
それから、披露宴では僕が新郎友人の代表としてスピーチをさせてもらいました。素晴らしい式の中で、僕の言葉などは、ほんのおまけだったとは思いますが、お二人にも喜んでもらえたようだし、自分なりに言いたかったことは言えたと思うし、よかったです。(スピーチ前は緊張してたんだけど、励ましてくれた友人達にも感謝。)
一生に一度の式で、このような役目を与えてもらえたことは光栄に思いますし、何より、先日のような素晴らしい式を開き、多くの人に愛される友人を持てたことを、誇りに思おう。
人生の新たなステージに進んだお二人に、多くの幸せがありますよう!

サーモンとズッキーニのパスタとキャベツのハニーマスタードサラダ

kinnosuke2010-07-10

最近、料理をするんですよ。
僕は、漢にとって料理とは女性に作ってもらうべきものである、という信仰を持っているので、以前は全く料理はしなかったんですがね。
まぁ、僕のために包丁を取ろうって女性は現在いないし(「僕を刺すために」なら分かりませんがね。笑)、友人が料理の様子をブログに載せてるのが楽しそうで、自分もやりたいって思ってね。
作るのはイタリアンばっかり。「バンビーノ」ってイタリア料理漫画がすごく面白くてさ。もろに影響されたよ。笑
やってみると、料理も楽しいものだな。それに、最初に作るものなんて不味くて食べられないんじゃないかと思ってたけど、なかなか美味しいものができる。昨晩のパスタとサラダも美味しかった。ま、レシピ見ながらやってるから、当たり前かもしれないけどね。
しかし、僕は、食べたいもの・作りたいものを作る、ってかんじだから、コストや栄養価はほとんど考えてないんだよね。
節約しながら、栄養価の高いものを作ってる全国の奥様方はすごいよ。笑

ウインブルドン2010

ウインブルドン2010決勝。ナダルチェコのベルディッチを、6−3、7−5、6−4で破り、2年ぶり2度目の優勝。ナダル強し。フェデラージョコビッチを破ったベルディッチも素晴らしかったけどね。
フェデラーが準々決勝で負けたのはやはり残念でしたね。ベルデッチにはちょっと悪いけど。しかし、決勝にフェデラーがいないのが8年ぶりとは、逆にすごいけどね。
僕も先日初めて対外試合だったんですよ。団体戦のトーナメントで、1セットマッチの、ダブルス1、2、シングルス1、2、3の5試合で3勝したチームの勝ち。
しかし、1回戦で、
5−7
0−6
0−6
0−6
0−6
と、惨敗でした。(僕はダブルス2に出場。)
ウインブルドンへの道のりは遠いぜ。笑
さすがに今回は相手が悪かったと言わざるを得ないな。教室のコーチ達のチームだったし。
テニスを始めてちょうど1年。まぁ、なんとかラリーが続くようにはなったので、もっと上達して、試合で勝てるようになりたいですね。

元気にしてますよって話

やぁ、こんにちは。
お久しぶりですねぇ。AKB48総選挙の行方が気になって、ずっと何も手につかなくて・・・。いや、冗談ですけどね。笑
ここんとこ、ちょっと忙しくて。
でも、先週末は遊び倒してね。金曜の昼に大阪行って、まずは司馬遼太郎記念館へ。それから国際美術館でルノワールを見て、夕食は一蘭のラーメン。夜は大阪駅周辺で路上ライブ巡りして(キーボードで弾き語りしてた、vIOって女性シンガーがすごく良くってさ。CD買っちゃったよ。)、深夜バスで広島へ。広島に着いてからは県立美術館のオルセー美術館展に。夜はテニスクラブの新人歓迎会で幹事。その翌日は、ベー・チェチョルのコンサートへ。
いやぁ、お腹いっぱいっす。笑
まぁ、そんな感じで元気にしてますよって話。今は、前からいる本屋と、コンビニで働いてます。相変わらずのろのろやってますが、ま、人にはそれぞれペースってもんがあるからな。

ご報告

本日、無事、入籍を済ませました。
・・・という記事を4月1日に書いたら、さすがにベタ過ぎるでしょうね。笑。(しかも、もう日付が変わっている。)
僕に結婚の予定はありませんが、最近、友人の結婚が続いて、今後も続いていきそうです。
僕としても、うれしいことです。
情としては、友人達がうらやましいね。かなり。が、思うところあって、僕自身は生涯独身と決めています。
最近の婚活ブームでは、結婚すれば幸せ、しなければ不幸、という考えが広まっているようですが、それは視野が狭いでしょう。結婚するもしないも、より良い人生を創るための選択の一つに過ぎないと思います。幸せな家庭、とは、幸せな人生の一つの例であって、それが全てではない。
・・・いや、べつに、友人達をひがんでこんなこと言ってるんじゃないぜ?笑
僕が言いたいのは、結婚する人生も素晴らしいものになり得るし、結婚しない人生もまた、素晴らしいものになり得る、ということですよ。(国家や種族の繁栄といった視点を考えると、また違うのかも知れないけど、ここでは、個人の話。)
そして、後者を選ぶことを僕は決めているんだけども、同時に、前者を選んだ友人達がうらやましいという感情も持っている、と。
話は少し逸れるようだが、この前、司馬遼太郎の『国盗り物語』を読んでね。すごく面白かったんだけど、その中で、前編の主人公斉藤道三が、京では油商人山崎屋庄九郎、美濃では領地乗っ取りを企てる斉藤道三、と、一人の人間でありながら、二人の人生を演じているんですよ。(斉藤道三の実績とされるものは、親子二代によるもので、実際にそこには二人の人間がいた、というのが真実らしいですが。)
僕も、一生の間に、二人の人生を演じる器量があれば、一人は生涯独身で、もう一人には、妻を娶らせるのに。願いが叶うのならば、色々な男の人生を演じてみたいものだ。まぁ、それができないから、生涯独身の一人を演じることを選んだわけさ。
まぁ、それはいいとして、幸せな家庭を築くためには、(どんなことでもそうでしょうが、)センスと努力と運が必要でしょう。そして、僕の友人達は、前ふたつは問題ない。(何だか偉そうな物言いだけど。)それならば、幸せな家庭を築くことができる可能性は高いと思うし、是非、そうなって欲しいと思います。

情けない

先週、祖母が手術をしてね。だいぶ容態も良くなってきたので、とりあえずは、まぁ、良かった。
この病院はさ、以前に僕が一騒動起こしてしまったとこでね。
反省の意味も込めて、恥部を晒すが、数年前、この病院で祖父が手術をしたとき、手術がうまくいかずに再手術となり、そのことに怒り狂った僕が担当医と院長を散々につるし上げた上に、他の患者さんもいらっしゃるにもかかわらず、待合いでも怒鳴り散らした、という事件を起こしてしまった。
当時は当然の主張をした気になっていたが、今から思い返せば、もっと違う対応があったと思う。
僕は、本当に、人間ができていないと思う。別にしょっちゅう怒ってるわけじゃないが、いざ頭に血が昇ると、全く自制が効かないところが僕には、ある。
今回の手術においても、後から聞いたことだが、祖母は「万一のことがあっても、きんのすけがお医者さん達に危害を加えることのないよう、くれぐれも注意してくれ。」と周りに言い含めていたらしい。
病人にこんな心配をさせるとは、ただただ情けない。なんというか、まぁ、今、落ち込んでいる。

水曜夜は足が痛い。

水曜の夜は、ボランティアに行ってることが多いんです。それで、家から会場までがおよそ8?なんですが、最近は走って行って走って帰るようにしてるんですよ。
途中、どうしても歩道が狭いとこを通らなきゃなんだけど、トラックとかデカイ車が横をブァー!っと行くのがおっかないね。あと、夜の学校の前を通るのもおっかない。窓から誰かこっちを見てそうでさぁ。もう、そこだけは全力疾走で駆け抜けるね。笑
僕は、走るのは非常に遅いんだけど、結構好きなんです。ランナーズハイになるほど体を追い込んでるわけじゃないけど、走ってると不思議と気分が高揚してきて、前向きな考えが浮かんでくるんですよね。
「苦しいときこそがんばらなきゃ!」とか、
「ゴールが遠くても、1歩ずつ近づいていけば、いつかはたどり着くんだ!」とか、
「おばけなんてないさ、おばけなんて嘘さ!」とか。
いつか是非マラソンもやってみたいんですよね。できれば、富士登山をやったときみたいに、仲間と一緒に目標に向かってがんばれたらいいんだけど。どこかに同志はいないものかな?