本日の1本(メモ) ゾンビ・クエスト

ゾンビ・クエスト [DVD]

ゾンビ・クエスト [DVD]

 
・オランダ産のゾンビ・コメディ。
・主人公はダメ兄貴のせいでケンカに巻き込まれて留置場に。で、気付けば、町はゾンビだらけになってた、というパターン。
・ゾンビ化すると、血が緑色になっちゃう。なので、グロさは皆無に等しい。
・ストーリーも陳腐、映像もイマイチ。そんなクズ映画にも関わらず、なんか微妙にセンスの良さを感じました。
・テンポも良い。だれない。
・そして、音楽の使い方が良い。
・ゾンビに噛まれた仲間に殺すよう請われ、殺そうとするものの失敗ばかりで、その噛まれた男が延々と痛い思いをする場面が秀逸。
  
 
 

本日の1本(メモ) ロンドンゾンビ紀行

 
・「ショーン・オブ・ザ・デッド」へのリスペクトとオマージュを捧げた作品。と聞いて期待して観たんだけど、やっぱ「ショーン」のような、笑いあり涙あり、そしてゾンビ映画の怖さもあり、という完璧さにはなかなか届かないね。
・軸になる人間ドラマが設定されているのがポイント高い。祖父の老人ホームを閉鎖の危機から救うため、銀行強盗を決行した兄弟。人質を取って銀行の外に出てみたら、ゾンビがロンドンの街に襲いかかっていた、、、という流れはイイ感じである。
・あと、若者たちとゾンビが繰り広げるスピーディな展開と、老人たちとゾンビとのユルい展開と。このセンスは素晴らしい。
・歩行器でヨタヨタ歩く老人を、フラフラ歩くゾンビが追いかけるシーンは特に秀逸。
・若者たちより老人のほうが「強い」のもイイね。
・しかし、グロい場面はほとんどなし。コメディ要素中心で引っ張れてるのでいいとは思うけど、やっぱゾンビ映画なんだから内臓を引きずり出したりして欲しい。
・観てるときは分からなかったけど、お婆ちゃんは「007ゴールドフィンガー」でプッシー・ガロア役だった人だと。
・発売元はアミューズ。僕がPerfumeにつぎこんでる金銭の一部でも、今後もこういうC級作品の配給につぎこんでいただきたい。
 
 
 

本日の1枚 Perfume

 Perfume / Magic Of Love (CDS)

 
 パフューム新曲は、とりあえずジャケがキュート。こういう色合いのジャケって、今までなかったんじゃないかい。
 楽曲はいかにも(ここ最近の)パフュームな音であります。
 キャッチーなメロディに、ややプログレ的なシンセのフレーズ、そして時折激しく唸るブリブリした低音。そして、いつもどおり細部まで作り込まれたアレンジの妙。圧倒的なクオリティに聴き入ってしまう。
 でも、とても好いのだけど、衝撃的な何かをあまり感じなかった、というのが正直な感想であります。
 中田サウンドの狂気的な部分は、全部きゃりーに注がれちゃってるのかなぁ。
 しかし、PVを観るとまた印象はガラリと変わります。素敵すぎる。特に逆再生ダンスは凄すぎる。
 
 カップリングの『Handy Man』もイイ曲なんですけど、『Magic Of Love』と同タイプなことがちょと残念。
 良い曲であると同時に、過去に無い試みがあることが当たり前になってしまった、パフュームには期待しすぎ?
 
 
 

本日のひとりごと まんせん?

 ちょっと前から気になってたんだけど、うちの子らが、道路の中央線のことを「まんせん」と呼んでいる。
 真ん中の線だから、まんせん?
 そのような言葉は無い、と説明を繰り返していたのだが、今日、他の学区の子供たちが、ドッチボールのコートの真ん中の線を「まんせん」と呼んでいるのを耳にする。
 念のためヒアリングしたところ、普通に「まんせん」を使用しているらしい。
 うーむ。
 しかし、今しがた「まんせん」でググってみたら、やっぱり出てこなかったよ。
 京都ローカルな新語??
 そして、全く関係無いけど、ググってたら郷ひろみのこの曲がヒットしたよ。
 
 
 さて、写真は昨日購入した3冊。
 
 昨日は休日出勤だったので豪華ランチにしよう、と昼休みに勇んで飛び出したものの、結局は本屋で散財して300円の弁当を買って職場に戻ったのでした。
 さらに図書館に予約していた本が2冊届いたり、森見新刊が届けられたりと、未読本があまりにたまってきたので、今夜はこれからネットを遮断して読書に勤しみます。
 

ここ数日で読んだ4冊

 「ヘンな日本美術史」

ヘンな日本美術史

ヘンな日本美術史

 珍妙な絵を紹介した本かと思いきや、日本画家ならではの視点で、独特の画風の作品をわかりやすく論じたものであった。
 わざと遠近法をずらしたり、構図をはずしたりすることに、「味」を見出した先人たちのセンスとその説明の妙にグッときました。
 
 「リアさんて、どんなひと?」
リアさんて、どんなひと?―― ノンセンスの贈物

リアさんて、どんなひと?―― ノンセンスの贈物

 画家にしてノンセンス詩人、エドワード・リアの詩集。韻を踏むことに面白みのあるリメリック(5行ざれ詩)が、日本語訳でも面白いことにビックリ。
 著者よりも、訳者の言葉選びのセンスに感心することしきり。
 
 「JORGE JOESTAR
JORGE JOESTAR

JORGE JOESTAR

 舞城王太郎による「VS JOJO」第3弾を今頃読む。原作に登場しないジョースター2世を描いた作品、かと思いきや、パラレルな世界にジョジョ・シリーズのキャラが次々とブチ込まれてもう何が何だか。ボスキャラ総動員だし。
 著者らしいメタメタな世界に疲れた、というのがとりあえずの感想。
 
 「その本、読みたい! 低学年」
その本、読みたい!低学年―読みきかせ+ぷちブックトーク

その本、読みたい!低学年―読みきかせ+ぷちブックトーク

 子供たちにどんな本を読ませるべきか、結構悩ましい。小さい頃は絵本が好きだったけど、小学生になると他に面白いことが増えてきて、本を読むことへの興味がどんどん薄れていってるのを、なんとか止めたい思いが強いんですけど、まぁ難しいですねぇ。