KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【アドラー】アドラー心理学入門講座を収録(前編)

2024年3月20日(水・祝)

2023年末に、日本アドラー心理学会(JSAP)から、初学者向けのアドラー心理学ビデオ講座を作ってほしいとの依頼が来た。その構成は以下の通り。

(1) アドラー心理学の位置づけと特徴
* その特徴
* 重要な概念
* 理論的枠組
* 心理学史からみたアドラー心理学
* 日本におけるアドラー心理学

(2) ライフスタイル
* 劣等感とその補償
* 所属
* ライフスタイル
* 早期回想
* 夢
* エピソード

(3) 感情
* 感情の位置づけ
* 仮想的目標
* 私的感覚と共通感覚
* 感情の目的
* 感情を使う

(4) ライフタスク
* 仕事のタスク
* 交友のタスク
* 愛のタスク
* 生きることの意味

(5) アドラー心理学の実践と応用
* 親子関係
* 教育
* 職場
* カウンセリング

***

1, 2本目の収録をした。私が講師役で、聞き役に2人をお願いして、3人でZoom収録した。なかなかいい感じにできたのではないかと思う。オーダーは45分の長さだったけど、1時間を少し超えるくらいになった。まあいいだろう。

残りの3本を今度の土曜日に収録して、完成予定。編集も何もしない一発どりだ。だからこそ臨場感があると思っている。

 

【アトリエ】「今日はこれだけ進んだ。うむ、いいぞ」と感じる毎日

2024年3月19日(火)

2022年11月5日(土)にこんなことを書いている。

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各地にある文学館に行くと、ときどき作家の仕事部屋が紹介されていることがあります。美術館でもその作家のアトリエの様子を伝えるものがあったりします。こうした仕事場を見るのはおもしろいです。ああ、こういう環境で作品を作り出していたんだなあという感動に浸ることができます。

そうした自分のアトリエを持つことに憧れています。いや、今でも自宅に自分の仕事部屋的なものはありますし、大学に行けば自分の研究室があります。とはいえ、大学の研究室はあと2年ほどで使えなくなります。それでも、自宅の部屋で十分といえば十分です。しかし、それとはちょっと隔絶した自分だけの場所が欲しかったりするわけですね。

何というか「秘密基地」というべきもの。特に私はひとりでないと仕事のできない人で、スタバとかでパソコン広げる人がうらやましいです。ですので、孤独になれる場所が必要なのです。

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とはいえ、もうすぐ次女も独立してこの家から出ていくので、わざわざ近くに秘密基地を持つ必要もなくなりそうだ。すでに今いる自分の部屋がアトリエになっている。

自分で計画を決めて、「今日はこれだけ進んだ。うむ、いいぞ」と感じる毎日はなかなかステキである。

【テニス】今日の新しいスキルとDeliberate practice

2024年3月18日(月)

マーチンのレッスンは毎回の段取りはある程度決まっている。これは他のコーチでも同じだ。違うところは「今日の新しいスキル」というのを時折入れてくることだ。たとえば、これまでに次のようなスキルを練習してきた。

* フォアハンドシャラポワ打ち
* シャラポワでロブを上げる
* バックハンド縦スライス
* セカンドサーブを前進してフォアハンドで叩く
* セカンドサーブを前進してバックハンドで叩く
* 中ロブをハイボレー
* ボレーをドロップする
* フォアのドロップショットフェイント付き
* ゆるい球をノーリスペクトボレー

これらのスキルを1ヶ月かけて練習する。これはDeliberate practice(よく考えられた練習)になっている。つまり、レッスン内で次のステップを踏んでいる。

* スキルの説明とデモンストレーション
* ペアになり、手出しで打つ
* 全コートを使い、パターン練習で打つ
* 最後のゲームの時に、できれば実戦で使ってみる

このトレーニングの考え方はいろいろなところで応用できるだろう。