KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【松本3日目】「草間彌生 魂のおきどころ」

2024年3月30日(土)

松本最終日は市内を歩く。まずは松本市美術館。建物からして草間!になっているのだが、特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」が終わると何か変わるのだろうか。会期は2022年4月21日〜 2025年3月31日の約3年間で、あと1年ある。

水玉のイメージしかない草間だが(実際「水玉強迫」という作品もある)、中に入るとむしろ体験型のインスタレーションがすごい。写真が撮れないので、行ってみてというしかないが。

常設展は数は多くないが、松本ゆかりの作品が集められていて、落ち着く。併設のカフェでコーヒーとチーズケーキをいただく。

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さらに歩いてあがたの森へ。桜が少し咲いていた。さらに歩いて、松本民芸館へ。民芸館は全国にあるが、つい行ってしまう。日常の手触りの芸術という感じが好きだのだろう。自分の家にはひとつとしてそういうものがないけど。

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ここまでで1万歩を超えたので帰りはバスに乗る。先月、2万歩あるいた翌日にテニスをしたら軽い肉離れをしたので、あまり歩きすぎないようにしなくてはならない。

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中心部に戻って、また蕎麦を食べる。源智のそばというお店。天ざるを頼む。普通盛りで中盛りくらいなので、これが基準なのだろう。

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帰りはあずさで約3時間で新宿に着く。5割くらいの座席が埋まっていた。土曜日に帰るのは混まなくて良い。

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松本は気に入った。今度は安曇野に足を伸ばしてみようかな。

 

【松本2日目】湖衣姫(こいひめ)に会いにいく

2024年3月29日(金)

いつでも山が近くに見える暮らしはいいな。自然のおかげで生きていられるということを感じさせるから。

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今回のメインイベントである諏訪湖に向かう。松本駅から岡谷駅までJR各駅停車で30分ほど。駅からスワンバスで湖衣姫(こいひめ)の供養塔のある龍光山観音院に向かう。湖衣姫は大河ドラマ「武田信玄」で南野陽子が演じた。武田信玄の側室である「諏訪御料人」で武田四郎勝頼の母。ドラマ中では信玄の初恋の人「おここ」の生まれかわりとして描かれています。勝頼を産んで、若くして死んでしまいます。

ドラマ放映時は、大型バスがやってくるほどにぎわったそうな。今は、誰もいなく、ひっそりとしていました。ドラマは1980年代ですからね。なお、湖衣姫は、2007年の大河ドラマ「風林火山」では由布姫として描かれています。小説によって名前が違うので。


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そこからSUWAガラスの里まで歩く。諏訪湖はぐるりと遊歩道とサイクリングロードが整備されていて、一周16kmとのこと。走っている人も多く見かけた。晴れた日は気持ちいい。

ガラスの里ではガラス工芸品がたくさん展示販売されていた。心はミニマリストなので、何も買わずに眺めるだけ。

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そこから再びスワンバスに乗って高島城へ。スワンバスは諏訪湖を周回している。1回150円だが、本数は1-2時間に1本程度。高島城は、諏訪氏の居城。当時はすぐそこまで諏訪湖の水が迫っていて「諏訪の浮城」と呼ばれたそうだ。今は湖からはかなり離れている。明治維新の時撤去され、1970年に再建された。

天守に上ると、山々の向こうに富士山が見えた。今日は暖かいので、もう数日で桜が開花するのではないだろうか。提灯がつってあって、花見の準備もできているようだ。城の中に「武田信玄」の古いポスターが飾ってあって、それがまさに湖衣姫であった。


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そこから歩いて上諏訪駅へ。松本に戻る前に、駅前の秋月そば本店へ17時開店と同時に入る。昼を食べていなかったので。ここで、みそ天丼を初めて食べる。タレが味噌味になっていておいしい。壁にはたくさんの色紙が貼ってあったので有名な店なのだろう。

そんな感じで2日目終了。

【松本】松本に2泊の遠征

2024年3月28日(木)

3月の3回目の遠征は松本へ2泊3日。遠征は平均月2回にしているが、この日程はテニススクールもなく、テニスコートも取れないので、どこかに行くことにした。割と近めの電車の旅。おりしも「武田信玄」を見ているところなので、諏訪湖を見に行こうということにした。甲府は前に行っているので。諏訪には東横インがないので松本ということになった。

特急あずさ松本行きは新宿で6割が埋まっていた。シウマイと鯵の押し寿司とビールで車窓を楽しむ。山々の向こうに富士山がちらっと見える。信玄が今川義元に、(駿府から見る)富士の全体よりも(甲斐から見る)富士の裾野を山々が隠しているほうが上品だ(尻を隠しているから)、と言った感じがよくわかる。

松本の街は、ゆったり、しっとりしてすごくいい。新幹線は通っていないけれどもにぎわっている。また来たい街だ。

もう夕方だが松本城に行く。外国人客も多くにぎわっていた。天守に登って気がついたが、多分昔登ったことがある。急な階段で思い出した。鉄砲の展示が豊富だった。城の歴史の説明が欲しい感じだった。

帰り道で蕎麦を食べる。信州に来たら蕎麦だな。地元の蕎麦屋に入る。天ざるを頼む。「中盛と大盛にできますが」というのでちょっと迷って中盛にする。来たら、これは完全に大盛なので、中盛にしておいて良かった。手打ちの感じが残っていて美味しい。

ホテルは東横イン松本駅東口。新しいタイプの作り。松本にはもう一軒東横インがある。13階から山々がよく見える。駅も目の前なので鉄道好きにはいいだろう。