こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

久しぶりの投稿にて

久しぶりの投稿です。最近のことをいくつか

・沖縄について

幼稚園の保護者との絵本の会にて、沖縄をテーマに僕と妻さんで話しました。

僕は沖縄の歴史を中心に、妻さんは沖縄と鎌倉の違いについて、話しました。

沖縄に暮らしていた方、お母さんが沖縄出身の方など、それぞれの沖縄を皆さんが話してくれ、いい集まりになりました。

 

・みみカレ

東京都主催の聴覚障がい総合イベントにて、学生とろう学校の先生と基調講演を行いました。

終了後、うちの大学に入りたい、と相談に来てくれた聴こえない高校生もおり、うれしかったです。また、卒業生が何名か顔を出してくれたのですが、皆今でも手話の勉強を続けており、素晴らしいなと思いました。

私も学び続けよう。

 

・子ども達

上の子は幼稚園に入園し、外の世界との付き合いが始まりました。私たちの知らない世界を家に持ってきてくれます。こうやって大人になっていくのでしょう。楽しそうなのが何よりです。

下の双子は、ハイハイを経てつかまり立ち、そして先日立つことができました。

あっという間に歩いてしまいそうです。時が子どもをどんどん大きくさせているように感じますが、妻さんの子育てがあってのこと、いつもお疲れ様です。

変化の時を生きながら

沖縄から妻子が戻り3週間が経ちました。
本当にあっという間で、時間が無くなるとは、こういうことなのだと実感します。

自分の時間は自分のものだけではなくなりました。

そして、今日で平成は終わり。
僕にとっては8歳から39歳まで、人生の前半がそのまま平成の時代でした。
この間に学校を卒業し、社会人になり、結婚をし、家庭を持つことができました。


次の時代は今やっていることを極めつつ、次世代へのつなぎができたら、と思っています。
どうぞよろしく。

拡大期を生きる

・年度末

今日で今年度の仕事は終わり。

僕の仕事は職員とタッグを組んで進めていくのだが、

職員の方は大体1年から2年で交代になる。

今年の方は1年で交代になってしまった。

一緒に他大学を訪問したり、細かな調整をしたり、この方の尽力で全学的に進めることができたといっても過言ではないだろう。

4月からはまた新しい方と一緒にやっていくことになる。

一人ひとりとの出会を大切にやっていこう。

 

・家電のワクワク

沖縄にいる妻子が帰ってくる日が近づいている。

妻さんからはいくつかの準備リストをもらっている。

例を挙げると

電子レンジ、掃除機、テレビ、エアコン、などなど

結婚し、なるべく物を持たないように、と手放していったものが

帰ってくるのだ。

子どもが育ったらまた、取捨選択をする時が来るかもしれないが、

僕らは「持つとき」になったのだなあと感じる。

まさに今は、物心共に人生の拡大期だ。

 

ルンバもヘルシオブラビアも、

カタログを見ているだけで楽しくなります。

家電はワクワクするものです。

お水と卒業

・沖縄にて
1か月ぶりに出会う双子は、すくすくと育っており、
抱っこしたときに体幹がしっかりしたな、と感じるものでした。
夜は以前に比べれば間隔が長くなりましたが授乳・ミルクがあり、
僕が離れている時も沖縄ではこの生活が送られていることを再認識しました。

長女も元気いっぱいで音楽に合わせて歌ったり踊ったりでした。
これまでは、「イヌのおまわりさん」や「ぞうさん」などの童謡系が多かったのですが、
AKBの「ヘビーローテーション」にも挑戦していました。
サビの「I need you」を「お水―、お水―」と言っているようで
微笑ましくもありました。
沖縄での生活もあと少し、皆を迎える準備を進めます。

 

・大学にて
学長をはじめ幹部の教員、職員対象に障がい学生支援の講習会を開催しました。
当初は外部講師の予定でしたが、僕が話すことになり、
非常に緊張しましたが、僕の役目は学生の活躍を伝えること、と心を決めて話しました。

「うちの大学に支え合う雰囲気ができていることは大変すばらしい」と
学長がコメントをしてくださり、一定の役は果たせたかな、と思います。

終わってホッとしましたが、今回も裏には妻さんの支えあり。
授乳の合間に付き合ってくれました。

そして、一昨日は卒業式がありました。
今年の卒業生は、僕が東京の大学に来た時に1年生だったので
イチから作り上げたメンバーでした。

式終了後に立ち寄ってくれ
ご家族も訪ねてくださり、楽しいひと時を過ごしました。

「一人でいたら泣いちゃう」と在学生が言っていましたが、
皆には大変お世話になり、支えてもらいました。


おめでとうございます。ますますの活躍を。

三月の日々

この間のことをいくつか

 

・朝のお勤め

日の出が早くなり、寒さも緩んできた。

早朝は季節の変化が分かりやすい時間だ。

これから暖かくなり、暑くなっていくのだろうな。

引き続き通えるようにしよう。

 

・座り派ネイティブ

ラジオにて、30代、40代男性の85は座っておしっこをするという話を聞く。

僕も妻さんと同居してから、座り派になり、

今では実家のトイレでも座るようになった。

すっかり習慣化したのだが、長男が大きくなった時、どうやって

トイレを教えるか。

彼は座り派ネイティブになるのかな。

 

・名残惜しく、爽やかに

幼稚園の卒園式に顔を出す。

子どもが作り、親が作る手作りの式だった。

最後は皆で大合唱となり、涙、涙。

職員のみならず、保護者も一人ひとりの人となりを知っているようで

皆我が子のように思っているようだった。

この園庭でたくさんのドラマがあったのだろう。名残惜しく、爽やかに旅立っていった。

 

ちなみに、父は挨拶のなかで、

「幼稚園と小学校の違いは何か?」と皆に尋ね

「小学校では園庭に穴を掘ってはいけません。

掘りたくなったらいつでも帰ってきてください」と語りかける。

なるほど、らしいことを話す。

父も母も1年間お疲れ様だ。

来年度は僕ももう少し園に関わることになる。

卒園もさらに感情移入するものになりそうだ。

 

・空港にて

那覇空港にて、東京の大学の学生に会う。

お互い

「なんでここに居るんですか?」と

トリハダだった。

沖縄の学生ならいざ知らず、東京の学生に会うのは

初めてのこと。


春休みの沖縄旅行だという。

いい旅をー と別れる。


1か月ぶりに妻子に再会だ。

どんな顔をしているか、楽しみだな。

 

子どもと育つ

幼稚園では卒園を控え、様々な企画が持たれていますが
先日は、卒園する保護者が一言話す機会に同席することが出来ました。

「優しい子どもに育ってくれた」
「保護者同士の支え合いに本当に助けられた」
などなど。

涙あり、笑いありの時間で、
皆さん自分の言葉で話しているのが印象的でした。
これは「遺言だ」と仰る方もいましたが、納得でした。
子どもとともに親も育っていくのですね。
僕も子どもの育ちに関われるような育児をしたいなと思いました。

 

夜に
沖縄にいる妻子に電話をかけると、
長女は祖父母と動物園に行ったようで
「象さんに乗ったんだよ、白いライオンがいたんだよ」と楽しそうに話してくれました。

沖縄の皆さんに僕が出来ないことを
やってもらい、恐縮ですが、
家族の思い出をたくさん作りたいと思うものでした。

京都と池掃除

・京都にて
京都でのシンポジウムに参加する。
「日常の言葉は日常生活を語るためのもの
構造化された困難を語るためには専門の言語や概念、そして仲間が必要だと感じた。
だから私は大学で学んだ」
と、ある障がいの当事者の方が仰っていたが、
非常に納得した。

生きるために必要な学問というこういうことなのだろう。そういう場をつくっていきたい。

終了後に顔馴染みの方々へ近況報告し帰宅。
5時間の京都滞在だったが、心をホットにすることが出来た。

 

・池掃除、泥掃除
父は以前より、池掃除がしたい、池掃除が、とぼやいていたのだが
母に止められ、なかなか実行できなかった。
この度、協力して下さる方々が集まり、ついに実行できたのだ。

池掃除といってもヘドロを土嚢に詰めて運び出す、という
超重労働なのだが、
和気あいあいで進めることが出来た。
皆さん腰は大丈夫だったろうか。

人文科学から自然科学まで、お坊さんは総合的な能力が求められるもの。
大変なことだが、様々な試みができるのが楽しくもある。
経験と勉強だ。


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