kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

萩生田 − 小池で創価学会票も動きはじめました。(有田芳生氏のX)

 有田芳生氏のXより。

 

 

 選挙ドットコムの情勢調査では、酒井菜摘候補が「リード」なのだけれど、2位に乙武がつけてるんだよね。だから創価学会票が動き始めた可能性は実際にある。私も日曜日に小池百合子の録音テープが流された怪電話を受けた時に背筋が凍った。

 この動きに、実は江東区内の自民党員が神経質になっている。URLをコピーしておかなかったのでリンクできないけれども、萩生田と小池の関係はどうなっているのか、山崎一輝さんはどう思っているのか、自民党員ならユリコなどあり得ない、などと書いて激怒していた。この人(ほぼ間違いなく自民党員)にとっては一番当選してほしくないのは酒井菜摘ではなく「ユリコ」の息のかかった乙武洋匡であることは疑う余地がない。理由は簡単で、もし乙武が当選すれば衆院本選でも乙武が出てきて地元の自民党が推したい候補は入り込めないからだ。問題は、党員ではない自民党支持者がこの動きをどう思うかということだろう。

 それと、創価学会票が動き始めたといっても、歩留まりがどの程度になるかはわからない。

 そんなわけで、ますます選挙の不確定要因が増したといえるだろう。

保守派こそ歴史と伝統を重んじない元号案を否定すべきだし、左側は元号案ではなく元号制度そのものを批判すべきだろう。(「副主席」氏のX)

 今日はさっきの更新で打ち止めにするつもりだったが、堀新氏のXのリポストに注目したので紹介する。

 

 

 上記Xでいう「保守派」とは故安倍晋三や、今回の衆院東京15区補選でいえば日本保守党(百田尚樹、有本香、飯山陽)のような人たち及びその支持者たちのことで、「新極右」という言葉が一番ふさわしいように思う。ラ行で始まる発音という、おそらくは外来語起源であって日本の歴史では比較的新しいと思われる二字漢語による現在の元号が「伝統を重んじていない」としか言いようがないとは弊ブログもしばしば指摘してきた。

 しかし、弊ブログはそもそも元号制度そのものを否定している。だから新極右の安倍晋三が事実上選んだ現元号を、引用文等以外では原則として使用を自らに禁止する「NGワード」とした。NGの対象には平仮名表記を含むので、弊ブログは某政党を「元号新選組」、略称としては「新選組」「組」などと表記している。

 

 

 

 元号(制度)廃止や天皇制廃止なんて、「いっそのこと堂々と」というほど仰々しいものなのだろうか。現に安倍晋三でさえ法案や予算の絡まない案件だと主に西暦で年数を言っていたし、安倍昭恵に至っては西暦しか使わないと指摘されている。また「新極右」たちは明らかに天皇よりも安倍晋三を上位において物事を考えている。

 むしろ、最近になって人々に迎合したつもりかどうか、機関紙の一面の年数表記に元号を併記するようになった共産党などの方が時流を読めていないと思うがどうか。

 天皇制があらゆる差別の根源であるのはあまりにも明白なのだから廃止が当然だし、そのうち自然に廃止に向かって世の中は動いていくと私は確信している。ただ残念なのは、私が生きているうちには天皇制が終わる可能性はほとんどないことと思われることだ。

立民・五十嵐衣里都議がXでまたまた痛烈に都ファを批判。「権力者である政治家から、国民の自由を制約する罰則強化を声高らかに、自党アピールのために宣言すること自体、こういう人たちに権力を持たせるのは恐ろしいなとつくづく思います。」

 政治おじいちゃん氏のXを見ていたら、下記Xがリポストされていた。

 

 

 発信者のプロフィールを見ると、立民と共産を支持していると書かれている。

 一方、乙武洋匡の「選挙妨害を無くす『公職選挙法の改正』」は、乙武を推薦する都民ファ◻︎ストの会が言っていることでもある。背景にはむろん、今回の衆院東京15区補選で黒川敦彦一派がやらかしている乱暴狼藉への対応がある。

 だがこの件で「立民と共産を支持する」若年層の方が、都ファ乙武の公約を「素直に評価する」姿勢で良いのだろうか。大いに疑問だ。

 泉健太支持者のnaoko氏のTwilogを見ると、本件に関する立民・五十嵐衣里都議のXがいくつかリポストされている。このところ何度も弊ブログからリンクして紹介している五十嵐都議のXには非常に良いものが多い。naoko氏がまずピックアップしたのは下記Xだ。

 

 

 上記Xは、米山隆一衆院議員の下記Xを受けて発信されたものだ。

 

 

 

 米山議員は批判の焦点を維新に当てているが、五十嵐都議は「都ファも維新と同じ」と断じ、「施政者なら現行法で対応できるか検討するのが先ではないか」という。私はこちらに説得力を感じる一方、何かというとすぐに「罰則強化」を言い出す維新だの都ファだのには強い反感を持つ。しかし今時の30代の立民・共産両党の支持者を自認する方が都ファ乙武)の「公職選挙法改正」との公約を「素直に評価できる」と仰るのだから頭が痛くなる。支持政党は立民や共産であっても、思考は都ファや維新に近いのではないかと疑われる。そんなことで良いのだろうか。もっとも最近は立民や共産もその支持層の組織防衛志向の強さに閉口させられることが多いが。

 naoko氏がリポストした五十嵐都議のXを続ける。

 

 

 上記Xは、同じ五十嵐都議の下記Xを受けたものだ。下記Xにはとりわけ印象に残る、素晴らしい文章が書かれている。

 

 

 都ファや維新に対しては、上記Xに含まれる下記の批判が強く刺さる。

 

権力者である政治家から、国民の自由を制約する罰則強化を声高らかに、自党アピールのために宣言すること自体、こういう人たちに権力を持たせるのは恐ろしいなとつくづく思います。議会での「知事批判の発言削除の動議」しかり、自分たちは王様か何かと勘違いしているのでしょうか。

 

 引用文の後半の「知事批判の発言削除の動議」とは、3月に都議会で都ファと自公とが一体になって立民と共産の都議の発言に対して発したものだ。五十嵐都議はこれを強く批判するXを持続的に発信してきた。これぞリベラル政治家の鑑であり、こういう人が都議選で武蔵野市から立候補して当選するんだなあと、リベラル不毛の地である東京15区に住む私は感心する。私は同都議が東京18区の候補者になれば良いのにと思っていたが、小池百合子一派が独裁し、立民衆院議員・手塚仁雄の秘書だった伊藤悠なる人物がパシリとして目黒区長になろうとしていたというこのとんでもない東京都においては、五十嵐都議のような人が都議会には欠かせないのではないかと思うようになった。同都議には、極悪独裁者・小池百合子が都政から去ったあとには国政に進出してもらいたいと強く思う。

 それにしても、「普通は権力者の自覚があれば、権力の行使は謙抑的であるべきということを理解しているはず」という「普通」の権力者が、今の日本にはなんと少ないことだろうか。

 「謙抑的」というのは、字面を見れば明らかな通り「謙(へりくだ)って控えめにすること」という意味だが、法律家がよく使う言葉なのだろうか。このあたりは宮武嶺さんにお伺いしたいと思う。一般には「権力者は権力の行使に抑制的であるべき」などという。

 この言葉から思い出される近年(といってももう30年以上前だが)の首相としては宮沢喜一がいる。一方、真っ向からこれに反する首相として思い出されるのはいうまでもなく安倍晋三であり、またもしかしたら安倍以上だったかもしれない菅義偉である。菅は、安倍政権を内閣官房長官として支えた人だった。たとえば「権力行使 抑制的」という検索語でネット検索をかけると、4年前の下記毎日新聞記事が上位でヒットする。

 

mainichi.jp

 

 現首相の岸田文雄はどうかというと、昨年、日経に下記のように書かれていた。

 

www.nikkei.com

 

 日経は

宮沢氏が唱えた「権力の抑制的な行使」と安倍氏の決断する姿勢をともに継承する。

と書いているが私は同意しない。岸田が継承しているのは安倍(や菅の)「決断する姿勢」だけである。だから安倍の国葬も、軍事費のドラスティックな増額も、国会のぎろんもほとんど経ずに、ほぼ岸田の独断で決まった。また安倍を国葬して安倍派にすり寄りながら、裏金問題が起きると中途半端な権力闘争を安倍派と展開している。それも、森喜朗萩生田光一のような敵の本丸はむしろ庇い立てながら、塩谷立(しおのや・りゅう)のような小物を狙い撃ちする卑屈さだ*1

 五十嵐衣里都議のXの紹介に戻る。

 

 

 

 

 上記Xには他の方とのやりとりがある。

 

 

 

 「候補者本人はともかく、周りも助言してあげなかったのが残念ですね」というのには笑ってしまった。候補者とはたぶん乙武洋匡のことなんだろうけれども、乙武都ファが「公職選挙法改正」と言い出したから慌ててお題目だけ追随したものなのだろう。問題はそんな候補のXを見て「立民・共産」支持を言明する人が「素直に評価できる」と思ってしまうことだ。いくらなんでも権力に対する懐疑が弱すぎる。

 昨日は、目黒区議選に惜敗したばかりの西崎翔前都議が衆院東京15区補選の酒井菜摘候補の応援に駆けつけたものの、黒川敦彦一派(と思われる)の妨害に遭って演説会中止に追い込まれたらしい。五十嵐都議が西崎氏の下記Xをリポストしていた。

 

 

 しかし、現行法で対処可能と思われるこれらの暴挙に乗じて、公職選挙法改正(厳罰化)を掲げて「やってる感」をアピールするだけの(都)ファの候補に立民・共産支持者が迎合してどうする、と思った。

*1:思い出したが、自民党静岡県連の会長はあの城内実なんだってな。城内はなぜか安倍派には属さず無派閥だが、選挙ではスズキ元会長の鈴木修のバックアップを受けて常に楽勝らしい。この人を選挙で落とせるくらいにならなければ日本に本当の民主主義はやってこないと私は思う。かつてはこの人を「『右』も『左』もない。オレは『下』や」なるスローガンを掲げた某ネット軍師の旗の下で、ネットの反自公政権のブロガーたちに熱烈に応援された時期があった。私はその連中からパージされたのだった。あ、そうそう城内は2006年の正月には「世に倦む」なんとやらのブログに麗々しく登場したこともあったな。20年近くも前の話だからもう誰も覚えていない(知らない)だろうけれども。

人間が少なくなって今ある環境で効率よく働いてくれないと仕事が回らないから、定型の型がどんどん厳しくなっている(SO_pck_まじめにふまじめ氏のマストドンより)

 政治おじいちゃんお化け氏のマストドンにて見かけた「ブースト」(Xのリポストにあたる)より。

 

mastodon-japan.net

 

 これは本当にその通りだと思う。私自身も、この歳になって仕事に忙殺されて自由な時間がどんどん減っていくとは思いもしなかった。

目黒区長選で落選した都ファ・民民推薦の伊藤悠は立民・手塚仁雄の元秘書だった

 都ファ小池百合子びいきと疑われる平河エリ氏がこんなXを発信していた。

 

 

 私は目黒区長選自体ほとんど知らなかったのだが、調べてみると、もともとは民主党系だった多選区長(2004年初当選で、今回も当選したので6期目)に都ファ・民民が推した伊藤悠(ゆう)、立民が推し共産などが支援した西崎翔(つばさ)、自民が推す河野陽子が挑んだがいずれも敗退した。

 この結果について、西崎の得票数が伊藤に及ばなかったため、私は「何やってるんだ」と思ったのだが、小池はどうやらこの区長選に本気で勝ちを狙いに行っていたようだ。

 一般紙よりも、いつも小池だの維新だのろくでもない勢力の側からばかり政治記事を載せるスポーツ紙が「小池系候補の敗北」として伝えていた。

 

www.nikkansports.com

 

 記事の引用は省略する。

 私が強調したいのは、この伊藤悠というのが本当にとんでもない人だということだ。

 伊藤は、もともとは手塚仁雄の秘書だったが、民進党を離党して2017年都議選に目黒区から都ファ推薦で立候補して当選した。その後の都議会での乱暴狼藉ぶりは、立民の五十嵐衣里都議のXを見るとよくわかる。同都議はたとえば、下記Xをリポストしている。

 

 

 ひとことでいえば、都ファの権勢をかさに威圧的な行動をとる憎むべき人物であって、小池はこんな人を区長選で応援していたわけだ。

 また伊藤が手塚仁雄の秘書から出発した人だったことにも留意されたい。手塚自身は野田佳彦グループに属していて、たまたま野田が小池に「排除」されたことから(おそらく細野豪志の進言でも入れたのだろう)立民入りしたが、民進党右派だった野田Gの人たちは本来は小池になびくような成功を持っていたといえそうだ。

 そんな小池一派になびきがちな平河エリ氏とは、同じ「えり」でも五十嵐衣里氏は大違い。下記Xなど、都議会の呆れた実態を私たちに教えてくれている。

 

 

 2021年の都議選初当選時にはよく平河氏が五十嵐氏をリツイート(当時)していた記憶があるが、どうやらお二人の主義主張や思想信条などは大違いのようだ。近年、平河氏は右派新自由主義者としての正体を徐々に表し始めたように私には思われる。

 一方の五十嵐氏のXは非常に良い。

 

 

 

 

 

 この最後のXには特に強く共感した。今の日本は、都ファに限らず、「異論も言えず、自分の頭で考えて自分で善悪判断出来ない」政治家や有権者だらけではないか。本当に腹が立つ。

 Xを眺めていて時々イライラさせられるのは、衆院東京15区補選で酒井菜摘候補を応援する人たちの中に「乙武が伸びていないのが痛い」という人たちがいることだ。「だから金沢結衣にまくられるかもしれない」と言いたいのだろうが、とんでもない。考えたくもないが、万一酒井候補が「まくられる」可能性があるとしたら、それはこのところ政党支持率が低下気味の維新の金沢にではなく、乙武にだろうと私は思う。それを直感したのが、一昨日にブログ記事を1件書き上げようとした時に固定電話にかかってきた、小池百合子乙武への投票を呼びかける録音テープを流していると思われる音声だった。

 あれで、投票所に行くつもりがなかった人たちが投票所に行って乙武の名前を書くかもしれない、小池はこの補選を諦めていないどころか激しく執念を燃やしていると思ったのだった。それは自民党の江東総支部にとっても迷惑極まりない話だろうが、小池にとっては江東総支部山崎一輝を応援する人たちのことなど知ったことではないのである。

 乙武とは、そんな人間に応援された候補だということだ。

 維新と(都)ファとは同じくらい悪質な政党で、どちらがより悪いともいえないくらいだと私は思っているが、仮に乙武洋匡と金沢結衣のどちらかをとることを強制されるなら私は金沢をとる。主義主張や思想信条だけをとれば乙武のほうがマシだろうが、自らの意思で5年間1万5千回の辻立ちをした金沢の方が、小池の操り人形でしかない乙武と比較すれば、人間としてはまだ評価できると思うからだ。なお今回の記事は、最低限、選挙のためだけに他の土地からやってきた乙武(だの飯山某だの)には負けたくないという思いから書いた文章であって、維新を評価するつもりなど毛頭ないことを申し添えておく。

 

[追記]

 調べてみたら、五十嵐衣里氏も野田Gの小西洋之衆院議員の秘書経験者のようだ。野田Gといっても人それぞれということか。

「次の選挙で政権交代」だ。そういう闘いをしなければ次だって次の次だって負けるだろう。闘わなければ情勢は動かない。闘うときに支持が集まる。怯むな。(三春充希氏のX, 2021年4月16日)

 結局衆院の3補選すべてについて、立民候補の名前が二番手以降に出てくる情勢調査結果は一つもなかった。一番接戦予想だったのが朝日の東京15区で、酒井わずかにリードとの表現。共同と読売も弱いリードの表現だった。ここでは三春充希氏のXをリンクするにとどめる。

 

 

 また島根1区では朝日のみ亀井候補の「やや優位」、他は大差とみているようだ。

 

 

 2021年衆院選で立民の退潮を唯一言い当てた朝日の調査結果が不気味ではあるが、今回の朝日調査は特に東京15区のサンプルが少なく286人だ。結果も他機関の調査と大きく違って乙武洋匡須藤元気を上位に予想している。朝日の記事は有料なので、以下にプレゼントのリンクを張る。有効期限は24日6時44分。

 

digital.asahi.com

 

 読売と朝日は飯山陽を下位に予想しているが(朝日5位、読売記述なし)、これは是非とも当たってほしい。金沢結衣の維新も十分に危険な政党だが、日本保守党など論外の超極右政党だと私は考えているからだ。そんなところの候補が突然出てきて上位に進出されてはたまったものではない。

 長崎3区の立民対維新は本当にお話にならない大差がついているようだ。

 昨日は目黒区長選も行われた。多選区長に都ファ・民民、立民、自民の3勢力が挑むというよくわからない構図の選挙だったようだが、多選区長が勝った。ただ気になったのは2位争いで都ファ・民民連合軍が野党共闘型の立民候補の得票を上回ったことだ。一方良かったのは自民推薦の候補が2位、3位に大きく水を空けられたことだ。各候補の得票数は下記目黒区の開票結果を参照されたい。

 

www.city.meguro.tokyo.jp

 

 目黒区で野党共闘都ファ・民民連合に負けるようではリベラルの弱い江東区ではどうなるかと多少心配ではある。昨日は檄を飛ばすブログ記事を書き終えようとしたタイミングで、小池百合子乙武洋匡への投票を呼びかける音声の録音と思われる電話がかかってきたが、背筋が凍る思いがした。ああいうのにつられて乙武に投票する人が増えるかもしれない。右派勢力の得票数の分布がどうなるかは、本当に蓋を開けてみなければわからない。

 今回の補選は、立民の1勝2敗の場合はもちろん、2勝1敗でも野党第一党として信認されたとはいえない結果と総括されることになる。島根で負ければ自民党に一息つかせて6月解散の可能性が高まるし、東京15区で負ければあれほどの右派勢力乱立でも勝てないことが示されるから、これまた大きなダメージを受ける。15区民の私がどうしても気に入らないのは、今回の補選立候補表明と同時に酒井菜摘氏の総支部長就任が決まるまでの間、2年半もの長期にもわたって東京15区総支部長を空位にし続けてきた立民都連及び泉執行部のあり方だ。21年衆院選での井戸まさえ氏は東京4区から選挙の直前に国替えでやってきて、金沢結衣を上回る2位の得票を得ていたにもかかわらず、立民は井戸氏からの再任要請を黙殺し続けていたようだ。今回リードが伝えられる酒井氏は、区議2期目を1年も務めないうちにやり直し区長選、ついで衆院補選に立候補した人であって、酒井氏の総支部長就任は柿沢未途の件がなければあり得なかった、いわば「成り行きでそうなった」人事といえるだろう。野党第一党がそんなあり方で良いのだろうか。勝てば「結果オーライ」になるのかもしれないが、仮に立民が今回の候補者選定で酒井氏と天秤にかけた須藤元気に食われて負けるようなことがあれば、最低でも都連の手塚仁雄は都連幹事長職を辞任すべきだし、私は泉も代表を辞任すべきだと思う。

 前記三春氏が下記Xをリポストしていた。

 

 

 リンクされた三春氏のXは、まだ枝野幸男が立民代表だった2021年4月に発信された。

 

 

 だから上記のXは、泉健太を批判する意図でポストされたものでは決してない。

 昨日も書いたが、泉は昨年11月に「5年後の政権交代を目指す。ホップ、ステップ」などと言っていた。その結果、十分な闘志をもって補選に挑めたとは言い難い。候補者選定の遅い段階まで無所属候補に乗っかるオプションを残していたことがその証左だ。

 それで負けたら、補選の情勢調査はどうやらやっていないと思われる毎日新聞の全国世論調査で示された「次の衆院選政権交代を求める」62%の人々のニーズに応えられなかったことになるのだから、代表辞任に相当するとしか私には思えない。

立民・酒井菜摘氏がやや先行 維新・金沢結衣氏、諸派・飯山陽氏が追う 東京15区補選情勢(共同)

 衆院東京15区補選、共同通信調査では「酒井やや先行、金沢・飯山追う」との結果らしい。

 共同の調査結果を載せた産経の記事を以下にリンクする。引用は余裕があればのちほど行う。

 

www.sankei.com