これはまあそうだろうなあ。
【速報】衆院3補選で自民全敗「納得する」が79% 5月JNN世論調査
2024年5月5日(日) 22:33
先月28日投開票が行われた衆議院の3つの補欠選挙で自民党が1議席も獲得できず敗北し、立憲民主党がすべての選挙区で勝利したことについて、最新のJNNの世論調査で79%の人が「納得する」と答えました。
「大いに納得する」が27%、「ある程度納得する」が52%、「あまり納得しない」が13%、「全く納得しない」が4%でした。
【調査方法】
JNNではコンピュータで無作為に数字を組み合わせ、固定電話と携帯電話両方をかけて行う「RDD方式」を採用しています。
5月4日(土)、5日(日)に全国18歳以上の男女2143人〔固定850人、携帯1293人〕に調査を行い、そのうち47.3%にあたる1013人から有効な回答を得ました。その内訳は固定電話508人、携帯505人でした。
インターネットによる調査は、「その分野に関心がある人」が多く回答する傾向があるため、調査結果には偏りが生じます。より「有権者の縮図」に近づけるためにもJNNでは電話による調査を実施しています。無作為に選んだ方々に対し、機械による自動音声で調査を行うのではなく、調査員が直接聞き取りを行っています。
(TBS NEWS DIGより)
日本でももっとも保守が強い地域の一つであろう島根があんな結果だったし、東京でも「東部は地方と同じ」と言われたり、立民からも元号新選組からもずいぶん冷淡にされてきた土地柄でこんな結果だった。そりゃ今世論調査をしたらそういう結果になるよ。
同じJNNの世論調査で、岸田内閣の支持率が上がったが自民党支持率は低下した。
【速報】岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査
2024年5月5日(日) 22:32
岸田内閣の支持率が前回の調査から7.0ポイント上昇し、29.8%だったことが最新のJNNの世論調査でわかりました。
不支持率は前回の調査から7.1ポイント下落し、67.9%でした。
また、政党支持率では、▼自民党の支持が前回の調査から1.6ポイント下落し、23.4%、▼立憲民主党は4.1ポイント上昇し、10.2%、▼日本維新の会は0.3ポイント上昇し、4.6%でした。(後略)
(TBS NEWS DIGより)
上記引用文中で「(後略)」としたのは、調査方法やサンプル数等の但し書きが最初の記事と全く同じだったからだ。自民、立民、維新以外の政党の支持率は載っていない。
岸田内閣支持率に関して、三春充希氏のXをリンクする。
要因は主に先月の出来事です。JNNは先月の調査を実施していないので、それが今になって増減として見えています。https://t.co/ckwCwChIyI
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2024年5月5日
一般的に言うならば、報道が増えるからです。たとえ固い支持層や固い不支持層は動かなくても、支持と不支持の境目にいる層がわずかに振れればそれが数字にあらわれます。https://t.co/WGasaTQCh9
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2024年5月5日
その解釈だと内閣支持率が上がる(JNNで7.0ポイント増)一方、自民党の支持率が伸びていない(同1.6ポイント減)ことが説明できません。岸田氏の露出による影響が大きいと思います。https://t.co/S7NDRktsi1
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2024年5月5日
外遊してそれが報道されれば内閣支持率は上がる。ということは6月のサミットでまた内閣支持率が上がる。それで岸田下ろしは収まる。そうすると総裁選再選の道が開けるから負ける可能性の高い解散総選挙を無理に行う必要がなくなる。これが今後一番ありそうな展開なのではないか。もちろん内閣支持率上昇は去年と同じように一時的で、秋からはまたぞろ下がっていくはずだが。
自民党内の反岸田の政治家たちに、自分が総理総裁になればもっとうまくやれるというビジョンを持った人がいればそうならない可能性もあるが、果たしてそうなるだろうか? それなりのビジョン(それは私の好まないものだが)を持った政治家としては石破茂がいるけれども、彼が岸田に挑んで勝てるだろうか? はなはだ疑問だ。ましてや高石早苗なんかには何もできない。おそらく確たるビジョンなど何もない。総裁選に出るなら積極財政で軍事費倍増、財源は国債で賄うとか主張するのだろうが、そのような政策が実現可能であるとは高市本人も思っていないのではなかろうか? 他の自民党の有料政治家も、今総理総裁になるのは貧乏籤を引くようなものだと思っているに違いない。だから衆院3補選に惨敗しても、岸田の責任を追及する声は自民党内からはほとんど上がらなかったと聞く。
以上の理由から、私は可能性として一番高いのは岸田再選で解散総選挙は先送りという展開だと思うが、政界は一寸先は闇だから、岸田内閣支持率が思うように上がらない場合には上川陽子あたりが総理総裁になる可能性がある。その場合には、岸田と同じように直ちに解散総選挙に踏み切ることは確実だから、立民をはじめとする野党がその準備を急がなければならないのは当然だ。そうなると当区では4月の衆院補選、7月の都知事選と都議補選、秋の衆院本選と続くことになるから、さすがにもう選挙は勘弁してほしいと私でさえ思うかもしれない。なにしろ衆院補選の4か月前には区長選もあったのだ。
なお三春氏の予測は当たり、立民の政党支持率は他の調査機関の調査結果を総合しても10%を超えたようだ。
政党支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2024年5月5日
最新のJNNの世論調査を反映しました。各社世論調査の平均は、無党派層41.5%、自民25.3%、立憲10.7%、維新5.7%、共産3.7%、公明3.5%、れいわ2.5%、国民1.9%、参政0.5%、社民0.3%、教育0.3%、みんな0.1%です。 pic.twitter.com/2jZRXAnfVG
政党支持率の平均(10%未満拡大)
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2024年5月5日
最新のJNNの世論調査を反映しました。各社世論調査の平均は、無党派層41.5%、自民25.3%、立憲10.7%、維新5.7%、共産3.7%、公明3.5%、れいわ2.5%、国民1.9%、参政0.5%、社民0.3%、教育0.3%、みんな0.1%です。 pic.twitter.com/OK95YXR79N
立民と維新との野党第一党争いにはどうやら決着がついたようだ。野党第一党の党首がまともな人間であれば、ここは野党第二党に対して攻める一方の戦略を取るはずだが、泉健太は今でも「『維新八策』に大部分協調できる」とでも思っているのだろうか。