下記は堀新氏のX。
ほら、低投票率で酒井氏が勝ったでしょ?
— Shin Hori (@ShinHori1) 2024年4月28日
東京はサイレントマジョリティが投票に来ない方が野党は有利。
善し悪しは別にして組織や固定客に頼るノイジーマイノリティなんだから。
投票率が低いほど、投票意欲の高いマイノリティが政治を握れるわけだ。
これは本当にそうで、私はブログ記事には書かなかったけど、投票率なんか上がらない方が良いと思っていた。その方が酒井候補に有利なことは明らかだからだ。好ましくないことかもしれないが事実だから仕方がない。
少し前にも書いたが、現在の立民は政党としては支持されていない。私も酒井菜摘候補を応援も投票もしたけれども、立民の右半分はむしろ嫌っている。
昔からブログをやっている『日本がアブナイ!』のmew氏も反泉健太で、立民を半分しか支持していないとコメント欄に書いていた。私がカッコ付きの「リベラル」とか「都会保守」などとさんざん揶揄してきたmew氏でもそうなのだ。
ただ、自民党にとことんうんざりした有権者が、単に野党第一党だから立民候補を投票の対象に選んでいるだけである。今はそういう政治状況だ。
江東区民として言わせてもらえば、多くの区民が「また選挙かよ」と思う気持ちはよくわかる。同じ酒井氏が立候補して敗れた区長選からまだ4か月しか経っていないのにまた選挙が行われた(酒井氏はここ1年あまりで3度も選挙を戦った)。私自身、今月はブログにかまけ過ぎたために仕事にしわ寄せがきて、一昨日の金曜日に仕事を終えた時には疲労困憊してしまった。だから、投票率の低さを責めるかのような下記Xには正直言って腹が立った。
あーあ😟 投票率は午後も伸びず 東京15区補選
— 盛田隆二 🌐™ (@product1954) 2024年4月28日
午後5時の投票率19.61% 前回衆院選の30.42%を10.81ポイント下回る。
◆前回の最終投票率は58.73% このままじゃ48%にも届かないよ。
みんなー #選挙にいこうhttps://t.co/MZmAcXewDu
低投票率を責められてはたまらない。この区の立民の政党支持率の低さを知ってますか? 今回の補選でも酒井候補があと伸びしたという情報には一つも接しなかった。典型的な先行逃げ切り型の戦いだった。野球でいえば、相手が二線級の先発投手(乙武洋匡)を出してくれたおかげで序盤に挙げた先制点を守り切った展開。投票率なんて上がらなくて良かったんだよ。立民がもっとどういう社会を目指すのかなどのビジョンをはっきり打ち出して人々から積極的に支持されるようになったら、00年代後半の民主党候補のように選挙戦中に立民候補があと伸びして勝つような勢いもつくかもしれないが、今の立民はそのような政党では全くない。投票率が上がったら逆に不利になるような政党なんだよ。今回はガチのリベラル層と共産党の固定票で勝った選挙であって(もちろん右側が小池百合子一派、維新、超極右に三分裂してくれたために漁夫の利を得た形だ)、投票率が低いほど酒井氏が有利だったことなど、ものがわかっている人には自明だったんじゃないかな。
下記は前記堀氏のXへの反応。
低投票率故の酒井氏勝利ですね。
— Shpfive (@Shpfive2) 2024年4月28日
なんで、こんな自明なことが分からない人が多いんだろうとは思います。
私も同感だ。
元号を使うと、過去を振り返らない悪弊が身につく
「令和4年」「平成26年」「2024年」→「2022年」「2014年」「2024年」
■同じ学校で生徒2人相次ぎ自殺 横浜市教育委 重大事態で調査へ
2024年4月24日 21時43分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014432131000.html
横浜市教育委員会は横浜市立の同じ学校に通う生徒2人が令和4年度に相次いで自殺していたことを、24日明らかにしました。1人については遺族からいじめの訴えがあり、今後「重大事態」として調査することを検討しています。
横浜市教育委員会は4年前、市内の中学校の2年生の女子生徒がいじめを理由に自殺した問題を受け、平成26年度以降に起きた児童・生徒の自殺41件のうち、学校の調査のみで終わっていた事案については、いじめの疑いがなかったか外部の弁護士による点検を行っています。
こうした中、教育委員会は24日会見を開き、41件の中に横浜市立の同じ学校に通う生徒2人が令和4年度に相次いで自殺した事案があったことを明らかにしました。
このうち1人の生徒については遺族からいじめの訴えがあり、いじめ防止対策推進法で定める「重大事態」として今後調査することを検討しているということです。
法律では、いじめによって自殺や不登校などが起きた場合、再発を防止するため速やかに「重大事態」として調査するよう義務づけています。
その調査をまだ始めていないことについて、教育委員会は「遺族の意向を最優先に判断したが、国のガイドラインに合っていないところもあるかもしれない」と話しています。
また、もう1人の生徒については、専門家による詳細な調査をすでに行っているということです。
同じ学校で生徒の自殺が相次いだことについて、横浜市教育委員会は「あってはならない事態で、大切な子どもの命を守れなかったことを深く反省している」と話しています。