kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」(東スポWEB)/元々盟友だからな。あれに応じると合同演説会になって、公職選挙法で禁じられてるのを知らない方が政治家に向いてない。(dd369氏のブコメ)

 結局衆院東京15区補選で、須藤元気陣営「だけ」は黒川敦彦一派(つばさの党)の選挙妨害に遭わなかったみたいなんだな。選挙中に候補者自身だかが発した「おれたちは新選組にも敵対している」みたいなXはどうやら目くらましであり、新選組が黒川一派と手を握っているのではないかとの疑惑が深まった。

 下記Xや、それに貼り付けられたYouTubeの動画、それに選挙後の山本太郎のコメントなどを見るにつけ、私の山本及び元号新選組に対する心証はますます悪くなった。

 

 

 リアルのライトな新選組支持者は、組織防衛志向が極端に強い共産党や、日に日に組織防衛志向を強めつつある立民に、いわば「疎外」されているような気がして「消去法で」新選組を選んでいる人たちが少なくないのではないかと私は勝手に思っているが、少なくともネットで熱心に発信している新選組支持者には、本当にろくでもない連中ばかりが目立つ。

 今回の自民や小池百合子、維新などの「敵失」によって、立民はもちろん共産にまで政党支持率上昇の効果がみられるが、新選組はかえって失速気味であることが同組の瞑想を物語る。15区補選のNHK出口調査でも、新選組政党支持率はわずか1%だった。

 なお上記Xの動画で東陽町駅前に酒井菜摘の応援にきていた小川淳也公職選挙法改正の必要性を匂わせる発言をしていたのはいただけなかった。

 立民の五十嵐衣里都議らが主張し、宮武嶺さんも下記ブログ記事で書く通り、今の公職選挙法で対応すべきだ。

 

blog.goo.ne.jp

 

 自民・維新・都ファの、宮武さんの表現では「権力3兄弟」、私としてはここの表記は「強権3兄弟」としたいところだが*1、これら強権(×犬)的政治勢力の思惑に、何もリベラル側が自分から嵌りに行く必要など何もない。

 今回の補選では、あと「表現の自由戦士」とやらが、ネットの立民右派支持系に根を下ろして、ろくでもない動きをしていることを知った。彼らは反共色が強く、ことに女性候補共産党と仲良く共闘していた今回の東京15区補選が許せなかったようだ。だから中には「東京15区は負けた方が良い」とまでXでポストした人間までいたのか。本多平直氏の件と反共とどちらの動機が主でどちらが従かは知らないが、こちらも新選組信者と同じくらいろくでもないとしか思えない。ネットの新選組信者系左派と彼ら表自戦士系右派は、まるで鏡像関係にあるかのように私には見える。昨日だったかにも横浜在住の現代美術作家の河野さおりさんにXでブロックされたとか騒いでいた。本当にどうしようもない。

 

 

 誤記を指摘すると「黒田」→「黒川」、「斉藤」→「斎藤」だ。斎藤まさしの本名は酒井剛(たける)だが、彼は毛沢東主義者だとされる。そんなところから『長周新聞』が山本太郎を応援するのだろう。私は長周新聞にリンクを張る論者は、その一事だけで信用に値しないとみなしている。

 その山本が暴言を発した。かつてプロレス紙として知られた東京スポーツが報じている。

 

www.tokyo-sports.co.jp

 

 以下引用する。

 

山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」

2024年5月16日 20:40

 

 れいわ新選組山本太郎代表が16日、都内でゲリラ街頭演説会を行い、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで警視庁から家宅捜索を受けた黒川敦彦代表率いる政治団体「つばさの党」に言及した。

 

 山本氏はつばさの手法に関して、「いろんな候補者のところに凸っていくというか、要は質問に答えろっていうことで、街宣やっている場所に入り込んできて、向こうもマイクでガーガーやって、やり取りになると。選挙妨害じゃないか、いや、ならない、向こうも立候補者だからというややこしい話」と状況を説明した。

 

 そのうえで山本氏が凸された場合の対処について、「彼らは質問に答えたら帰るって言っているんでしょ。じゃあ、さっさと質問してもらいますよ。だって皆さんにも質問してくださいって言っているわけだから。彼らにも質問しに来た場合には権利がある。なので、来たから隠れるとか意味不明です。そんなことやっているから、いたちごっこになる。さっさと答えろよって。それに答えられるくらいの度量がなければ政治家なんて向いていない」とつばさの凸から逃げ隠れた陣営に〝政治家失格〟の烙印を押した。

 

 黒川氏が2017年の衆院選山口4区から無所属で立候補した際、山本氏は応援に駆け付けた過去がある。山本氏は共通の知人を通じて、黒川氏から相談があったことを振り返り、「あなたが一番おかしいと思う人の選挙区に乗り込んでいくのが筋」とアドバイスしたところ、安倍晋三首相(当時)の地盤である山口4区から立候補したという。

 

 山本氏は「その選挙でちょっと私自身も疲れた部分があったんで、それ以降の付き合いは、ほとんどないかな。でも(黒川氏は)世の中を変えたいという思い、アメリカの言いなりになって、日本が植民地状態であることに対しての憤りは当時も持っていたし、今も主張していると思う」と考えはブレていないと評価した。

 

 最後に「この国に生きる人間の一人が、ああいう形での表現の自由を選挙という形を借りてやった場合にどのように弾圧をされていくのかってことは表現の自由の幅を考えた時に見守る必要はある」と今後の捜査の行方を注視したいとした。

 

東京スポーツより)

 

URL: https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/302570

 

 記事についたブコメより。

 

山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」 | 東スポWEB

<a href="https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/5010" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/5010 元々盟友だからな。あれに応じると合同演説会になって、公職選挙法で禁じられてるのを知らない方が政治家に向いてない。

2024/05/17 06:14

b.hatena.ne.jp

 

 「あれに応じると合同演説会になって、公職選挙法で禁じられてるのを知らない方が政治家に向いてない」か。私も知らなかった。まあ政治家になろうなどと思ったことは一度もないけれども。

 上記ブコメグリーンスターを献呈した。

 

 Xでの反応。

 

 

 

 まあそんなところだろうな。

*1:組織内権力の発動の問題は立民や共産も抱えているため。

「今の野党のままでは自民は過半数とる」 次期衆院選に立民・小沢(朝日=タイトルを一部改変)

 小沢一郎がまた妄言を発した。以下朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

「今の野党のままでは自民は過半数とる」 次期衆院選に立憲・小沢氏

2024年5月14日 16時01分

 

立憲民主党小沢一郎衆院議員(発言録)

 今の野党のままでは、自民党は(次の衆院選で)過半数すれすれ(の議席を)取るよ。でも、野党がちょっとでもまとまれば絶対に(野党が)勝つ。国民は、「自民党も野党もだめだ」というものから、「自民党に代わってもらいたい」という心理になりつつある。だから野党がちょっとでもまとまれば絶対に勝つ。難しいことではないんだよ。

 

 (日本維新の会は)今の(立憲)執行部に対して批判しているだけ。お互い大人になって、天下のために譲り合って力をあわせなくちゃ。人間関係、信頼関係だ。野党第1党の(立憲・泉健太)代表には、(維新との信頼関係が)ないんじゃないか。「あの人なら絶対に信頼できる」というふうにならなきゃだめだ。(国会で記者団に)

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASS5G23WJS5GULFA00SM.html

 

 この件に関するX。

 

 

 本当かよ。そんなの今に始まった話じゃないじゃない。小沢のいう「野党共闘」には維新から共産まで漏れなく入っていることは常識中の常識だよ。小沢が2012年に「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたことなど、もう何回書いたか知れやしない。

 この点で立民党内で小沢に一番近い政治家は野田佳彦だ。野田も維新との選挙協力固執するが、共産党幹部と同じ演台に乗って街宣もする。この点では野田と小沢の考え方はきわめて近い。

 なお小沢一郎の政局勘は、政権交代が成った2009年以降に限れば最悪だ。

 2012年に公開した弊ブログの記事から拾う。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

小沢の政局展望もめちゃくちゃだ。

そんな時に選挙になったら、民主党はほぼ全滅ですよ。かといって、自民党過半数を得られない。


何言ってんだこの馬鹿。今の小選挙区制で民主党がほぼ全滅したら、自民党が前回総選挙の民主党並みに圧勝するに決まってるじゃないか。それとも、「みんなの党」が2003年総選挙における民主党と同程度の議席数を確保するとでも言ってるのだろうか。そうでもなければ「民主党ほぼ全滅」と「自民党過半数確保ならず」という事態は同時には起こり得ない。それとも、「維新の会」の国政進出か何かか?

ネットのブログ記事などを見ていると、いわゆる「小沢信者」のみならず、必ずしもそうではない人たちも含めて、この「小沢予言」のおかしさを誰も指摘しないが、いったいどうしてなのだろうか。

 

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20120109/1326073559

 

 上記は2012年1月9日に公開した記事だが、この年の末に行われた衆院選の結果は、弊ブログがそのほぼ1年前に予測した上記記事に書いた通りになった。

 その「逆神」小沢が「自民は過半数とる」というのだから、自民は過半数割れをする可能性の方が高いのではないだろうか。

「表自」系の支持者や地方議員、女性の支持者や議員に攻撃していく場面もあり自浄作用も低いため一部ではかなり嫌われていますが、某政治学者などがこちらに接近しつつあったりして掃き溜めのようなことになっています。(「おのざか」氏のコメントより)

 やはりこの件は書いておくしかない。

 別々のエントリにお寄せいただいた2件のコメントを紹介する。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 魔の山

こんにちは。
僕はこちらのブログで初めて本多平直のことで酒井菜摘が批判されていたことを知りました。
kojitakenさんは本多平直云々を持ち出すのは為にする議論が多いとお考えのようですが、僕のように一時期立憲に期待してきた者にとって衝撃的な出来事な事だったとご理解ください。
本多平直はリベラルで予算委員会でも舌鋒鋭く安倍政権を追求してきました。なによりちょっと下品な質疑が面白かったです。憲法調査会でも護憲の論陣を張って頼もしかったです。
異例の抜擢で脚光を浴び寺田学らのやっかみと表現の自由派として一部フェミニストや追随するリベラルから陥れられたのだと思っています。
マスコミから面白おかしく叩かれ発言の事実関係もあいまいなまま辞職に追い込まれました。本人の無念さを思うと胸が痛みます。これは人権問題と捉えています。迫る衆議院選のために問題を詰めず有為な人材を消し去ったことは許せません。
酒井菜摘批判には様々な思惑がからんでいるでしょうが本多平直を持ち出したことでこの問題の重要性を浮き上がらせる格好の機会だったのだと思います。
枝野の秘書だったこと西村ちなみの夫であることが逆に名誉回復を妨げると思いますが復帰を希望します。
なお僕の酒井菜摘の評価ですが、なぜ井戸まさえで戦わなかったのかこちらも人権問題として本人の心情を思うとつらくなります。野党統一候補としてはよかったと思います。
あと室井佑月は好きですね。面白いしめげないし、別に変節したとは思っていません。新撰組との決別は良かったし、Drナイフのことも明らかにして欲しいですね。

 

 私も本多平直のことで酒井菜摘が批判されていることは4月29日、つまり補選の翌日にかけたネット検索で初めて知りました。

 なお以前にも書きましたが、先の東京15区補選の立民候補は井戸まさえ氏を立てるのがベストだったと私も思います。酒井氏は私にとってはセカンドベストで、この2人以外の人であれば立民が公認ないし推薦する候補には投票しないと記事で公言しました。今回の補選を経て高野勇斗区議の株が大きく上がったので、今なら高野氏も候補に入るかもしれません。

 それから室井佑月日刊ゲンダイと同じセンセーショナリズムのカテゴリに属する人だと認識しているので昔から大嫌いです。室井氏を初めて認識したのは政権交代前の2008年頃でしたが、その頃から嫌いです。余計なことですが、日刊ゲンダイプロ野球の日本ハムが読売相手の日本シリーズ八百長をやったかのような記事を書きやがった1981年からもう43年間も嫌い続けています。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 おのざか

たぶん学生氏は立憲支持者を見落としたのではなく、「表自戦士」に含んでぼかしたのだと思います。さすがに露骨に書いたらハウリング起こるでしょうし。
立憲右派と、「表現の自由戦士」と蔑称されるような人はかなりの部分重なり合っていて、露骨なそういう発言がなくても人脈的に近いところまで含めるとほぼ一致します。
ジェンダー平等や反差別の立場を強く出している共産党のことも嫌っていて、「反共」的な態度ともつながっています。
このエントリーで紹介されているポストで批判の的になっている人もほぼその中でくくれる人達です。特にd sはポストの中で言及されている「AFEE」と関係が深く問題が多いです。
本多氏はもともと表現の自由を重視している議員なのでそういう意味では辻褄は合うのですが、おっしゃる通りここでは「ダシ」に近いと認識しています。
「表自」系の支持者や地方議員、女性の支持者や議員に攻撃していく場面もあり自浄作用も低いため一部ではかなり嫌われていますが、某政治学者などがこちらに接近しつつあったりして掃き溜めのようなことになっています。

 

 「学生氏は立憲支持者を見落としたのではなく、『表自戦士』に含んだぼかした」というのは仰る通りでしょう。私はこの分野に関して全く無知の人間ですから。

 私など立民党員ではないし、それどころか支持者ですらありませんから「ハウリング」が起ころうが知ったことではないので書きますが、「d s」という人のポストを見ていたら本当に腹が立ちます。また「駅前は朝の七時」という人も事実に反するXをポストして撤回もしないのだから許せません。

 やはり「ダシ」に近いという認識で良いのでしょうね。「魔の山」さんのような本当のリベラルの方が本多氏の件で酒井氏を批判する分には問題ないのですが、「共産切れ」が本音で、実は本当に腹を立てているのは本多氏の件よりも補選で酒井氏が共産党の小堤東氏などとよろしくやっていたのが一番気に食わないような連中が「ダシにしている」のが腹立たしい次第です。それは立民支持層右派にとっては同リベラル派を分断する格好の材料になりますからね。あの連中は実に熱心に「どうやったら立憲民主党共産党から引き離せるだろうか」などとXで議論しています。

 それと、この記事を書いて公開しようと思った最大の理由は、コメントの最後に

政治学者などがこちらに接近しつつあったりして掃き溜めのようなことになっています。

と書かれていたことです。

 例のかつて共産党支持系だった軍師さんのことですよね。

 あの人のXは、共産党内での不当な権力行使を批判する一連のポストには問題ないものが多いと思いますが、立民に関するポストはリポストも含めて激しく右派に偏向しているものが多くて見るに耐えません。本当にひどい。

「9月まで今の泉代表のもとでやるのは当然のこと。ただ、任期満了という訳ですから、9月の代表選では改めてどなたを代表に選ぶか考える機会になる。」(枝野幸男)

 立民の政党支持率比例区の投票先に選ぶ人の比率が上がっているらしく、「次の代表も結果を出した泉健太さんを」との声が高まっているようだが、今回の立民の上げ潮は自民と維新の自滅という「敵失」によるものであることを忘れてはならない。

 このことを踏まえて、下記Xに書かれた立民前代表・枝野幸男の発言に注目したい。

 

 

 「9月の代表選で改めて誰を代表に選ぶかを考える」のが基本だ。

 かつて小沢一郎民主党代表時代の2008年に代表選潰しをさんざんやりまくって無投票で再任されたことがあった。そのようなことは許されてはならない。

 たびたび野村克也の名言を持ち出して恐縮だが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」である。敗因を十分分析してその対策を講じた集団だけが強くなれる。

 たとえば今回の3補選で0勝2敗だった維新にしても、昨年4月の補選では1戦1勝で、4 戦全敗だった泉立民とのコントラストが際立っていた。当時の維新は、立民・泉執行部の「提案型野党路線」転じて「維新へのすり寄り」という「敵失」に助けられて支持を伸ばし、野党第一党の座を窺えるところにまできていた。しかし維新の躍進が立民の敵失に助けられた「不思議の勝ち」だったことを理解も分析もできていなかったために退潮を招いた。今回の衆院補選の東京15区で馬場伸幸が「立憲共産党」を連呼して自党の公認候補者に大ダメージを与えたのは、およそ信じ難いほどの無能さだった*1。つまり昨年春頃までの維新の上げ潮に、馬場など何の貢献もしていなかったことが明らかになったといえる。

 今の立民も、このままでは昨年の維新と同じ誤りを繰り返す可能性がある。

 だから、泉執行部の2年半については、最近の上げ潮だけではなく、就任当初から昨年春までの退潮期の分析と批判がしっかりなされる必要がある。

 たとえば、三春充希氏の下記Xに示されたグラフをよくご覧いただきたい。

 

 

 上記グラフが示しているのは、2021年11月に立民の代表が枝野幸男から泉健太に代わってからしばらくの間、立民が無党派層からの得票を大きく減らした時期があったということだ。そのさなかに行われたのが2022年の参院選だった。立民党内で一時蓮舫が激しい泉健太批判をしばしば行っていた大きな理由として、参院選の東京選挙区での蓮舫の得票が、民進党時代の2016年と比較して激減したことが考えられる。蓮舫は2016年には得票数1,123,144票、得票率18.0%でぶっちぎりの1位当選だったのが、2022年には得票数670,339票、得票率10.6%にまで票を減らし、順位も4位に落ちた。蓮舫は実に4割もの票を流出させてしまったのだ。この衰勢は半端ではない、と強い危機感を持ったに違いない。しかしその参院選の開票速報のテレビ番組で「なんとか踏みとどまった」と強がったのが泉健太だった。

 2022年の参院選や2023年の衆参補選で立民はなぜ負けたのか。この敗因の分析も改めて行われなければならない。それをやらなければ、今日の維新の姿は明日の立民の姿だ。

*1:それにもかかわらず、馬場は責任を取るそぶりも見せていない。このあたりも誰かさんに実によく似ている。

政党支持率と比例投票先5年分、重ねたグラフで検討します(三春充希氏のnote)

 下記三春充希氏のnoteが興味深かった。

 

note.com

 

 しかしもっとも興味深かった部分は有料部分に書かれたことなので、ここで詳しく紹介することはできない。それは立民の支持率と比例投票先の差に関する指摘であり、その分析から、立民代表が枝野幸男から泉健太に代わった当初の立民の路線(具体的には提案型野党路線と維新へのすり寄り)が誤っていたとの推論が可能になると思われる。この程度の記述にとどめたい。

昨日午後2時頃、南砂町の商店街で自転車に乗って電飾たすきをかけた須藤元気に遭遇した

 昨日(5/12)午後2時頃、南砂町の商店街を歩いていたら、自転車に乗って電飾たすきをかけた須藤元気氏に遭遇した(もちろん昼間だったので光らせてはいなかったが)。そう、先月の衆院選補選の時と同じ格好だった。顔がはっきり見えたので頭を下げてやったら喜んでいた。選挙での予想外の善戦(2位)に気を良くしているのだろう。その姿を見て、これは近いうちに行われる衆院選の本選にも東京15区から出馬するつもりなんだろうなと確信した。おそらく無所属で。元号新選組の公認は多分受けない。当地は他の下町の選挙区と同様に新選組の支持率が低く、NHKの補選の出口調査でも新選組の支持率はわずか1%に過ぎなかったからだ。須藤氏は無党派層自民党支持者から多くの支持を受けた(無党派層からの得票は酒井菜摘氏も須藤氏と互角ないしそれ以上だったけれど)。

 須藤氏はたぶん昨日は地下鉄東西線の工事で南砂町駅が使えなかったので、住民への周知も兼ねて自己PRをしていたのだろう。今度はたぶん、というより間違いなく自民党の公認候補が出てくるから、補選で自民支持者からの得票が多かった須藤氏にとっては補選よりも不利になるとは思うが、侮れない候補には違いない。

 昨日も取り上げた東京12区の立民学生党員さんが下記のXを発信していた。

 

 

note.com

 

 枝野幸男は「長崎島根はしっかりとした(立民の)後援会組織がある」のに対し、東京15区は「区議ひとりだけ(高野勇斗氏)でものすごく弱い」との認識だ。前代表だけあって地域の特徴がよく頭に入っている(当たり前だけど)。

 つまり、島根1区や長崎3区では立民が「横綱相撲」をとれたけれども、東京15区(やその他の東京下町の選挙区)での立民は「弱者の兵法」をとるしかなかったということだ。

 それなのに、下記Xのように「島根1区補選の体制こそ立民が目指すべきもの」などと押しつけないでいただきたい。そんな体制を取ろうにも取れない地域もあるのだ。

 

 

 上記Xの発信者はプロフィールに「非維新・非共産」を掲げており、今回の補選に関しても本多平直氏云々を振りかざして酒井菜摘氏を盛んに批判していた有力者の一人だ。その人が発信した上記Xをリポストしていたのが、かつて共産党系学者とされていたさる軍師氏である。

 そのあまりの振幅の大きさには唖然とするほかない。