・天の声にも変な声

天の声も変な声もたまにはあるな、と、こう思いますね

1978年に自民党総裁予備選で大平正芳に敗北した福田赳夫氏の言葉として有名です。


今回の長野県知事選挙の結果も、まさしくこれ。
敗因(勝因?)を左右したものは、いろいろあるでしょうが、考えても結果が覆るわけではないので、今はやめておこうと思いつつ、真っ先に頭に浮かんだのがこの言葉。


自民党内の権力闘争の罠に落ちた福田氏と、利権勢力の結束に破れた田中氏。
共通点は、どちらも時の権力者が裏で支配していたことです。
福田氏の時は田中角栄、田中氏は小泉純一郎


私にとって確かなのは、これまで以上にやらなければならないことが増えるということです。
駒ヶ根市政を何とかしようと始めたこのブログですが、味方をしてくれた「長野県」が、今回の結果を受けて敵の援軍についてしまうのは、あまりにも悲劇です。


しかし、落胆してはいられない。
選挙期間の2週間で、3万件を超えるアクセスをいただいたことは、このブログの主張が無駄ではなかったと証明してくれました。
このブログを読んでくれた方の支援の輪が広がることを期待します。


長野県民が選択した新知事の政治手法は、現時点ではまったく未知数です。
誰の声を尊重するのかも不明なままです。
県議会や市町村長の言いなりになって、県を破綻させることがないように、市民の声を尊重する姿勢を導き出す働きかけを強める必要を感じます。


長野県の地方都市「駒ヶ根」から、人の暮らしのあるべき姿をこれからも考えていきます。
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