水曜日、雨

9時過ぎに起きる。2限の政策科学概論に出る。この講義は今日が初回。先生が10月11月とカナダの大学で集中講義をやっていたので今日まで休講だった。ガイダンスと政策科学の定義について喋って終了。3限の政治制度論に出る。相変わらず早い。4限はなにもないので友人宅のコタツでまったり。6時半から宅飲みをすることに。5限のゼミに出る。相変わらず退屈。早く終われ早く終われと念じながら粘ること90分、やっと終了。ちなみにゼミ生はこの後飲み会。どうせ女は彼氏持ちorどうでもいいのしかいない。男も馬の合うやつが一人もいない。このゼミオワットル、俺オワットル。6時半からさっきの友人宅で3人で宅飲み。一人が〆張(日本酒)を持ってきてくれた。ハイペースで飲みまくりテンション上がりまくり爆笑しまくり罵倒しまくり運命を呪いまくり励ましまくり・・・、そのうち友人の一人が突然バイトの女の子に電話し合コンのセッティングをし始め、近々合コンが行われるかもしれないことに。普段の俺達のノリでは合コンなどありえないことだ。11時過ぎから近所迷惑を無視しLED ZEPPELINを爆音で流し始め、天国への階段を聞き終わったあたりで意識が飛ぶ。気がついたら2時過ぎ。寒空の下、沈黙した大学を横断して帰宅。風呂に入って4時ごろ就寝。最近ものすごい速度で廃人化が進行しているような気がする。そろそろ歯止めをかけないと本当にダークサイドに落っこちてしまいそうだ。

火曜日、曇り

7時目を覚ます。しかし、眠りについたのが5時ごろだったため1限の法医学に出る気力はない。1限は友人に代返してもらう。結局起きたのは9時過ぎ。2限の政治過程論に出る。ノートを真面目に取るのは何日ぶりだろうか。5限の行政作用法総論に備えて友人宅で3時間ほど眠る。行政作用法総論はこれまで一度も真面目にノートを取ったことがない。さすがにまずいと思ったが、ノートを取る気分になれなかったので、これまでのレジュメを読むことにする。意味不明。今度友人にノートを借りねば。今期は刑法各論、行政作用方総論、債権各論でお世話になります。

日曜日、曇り

午後2時に目を覚ます。目を覚ますも、部屋の中が寒すぎて布団から10分ほど出られず。何も予定がないのでとりあえずGEOと近所の本屋へ。ぶらぶらした後、ほっかほか亭で弁当とコンビニで晩飯を購入し帰宅。洗濯物が溜まっていたので洗濯。いつの間にこんなに溜まっていたのか。筒井康隆『俗物図鑑』を読む。1ページ目から俗物度120%でかなり面白い。『朝のガスパール』や『虚構船団』や『文学部唯野教授』といい、筒井康隆の才能には本当にすごい。「読んだ後で自分も小説を書きたくなるような気分にさせる小説がいい小説だ」と何かに書いてあったような気がするが、筒井康隆の作品はその大半がこの言葉に当てはまる。きっと彼は子ども時代の純粋な遊び心を忘れていないのだろう。だからあんなに面白い文章が書けるのだ。それにひきかえ、刑法の教科書は本当に面白くない。なんであんな面白くない文章が書けるのだろうか。読んでてもまったくワクワクしない。まるで説教をされているような気分。少しは筒井康隆を見習って欲しいものだ。テキストだからつまらないのは当たり前と言われればそうなのかもしれないが。大体良識なんて少しくらいぶっ飛ばしても問題ないはずだが。そんなことをしたら法学徒に悪影響が及ぶ?法律は問題のすりかえを行い、それがあたかも解決されたように見せるだけで、実際は何も解決しないということを知らずに、法律さえあれば世の中全てうまくいくと思ってる阿呆を毎年大量生産してるのが既成の法学部なんですがね(藁)。法律を扱うもの、六法やテキストだけでなく生身の人間も教材にしなければならぬ。

土曜日、曇り

午後2時ごろ起床。近所の書店で立ち読みしているところへ友人からの電話で、暇だから出かけようとのこと。ちょうどリュックが欲しかったので繁華街のかばん屋へ向かう。最初に行った店にはいい感じのリュックがなかったため、店員さんに別の店を紹介してもらう。土曜の夕方の渋滞の中、およそ20分かけて5km離れた店に到着。おそらく新潟市で一番大きいであろうこの店にあるバッグの数は尋常ではなかった。いろいろと試着してみたが、最初に試着したポーターの定番が一番しっくりきたためそれに決定。12000円也。店を出た後、友人の誘いで大学近くのココイチに行くことに。ココイチには行ったことがなかったが嫌な予感はしていた。そしてその予感は待っていたかのように現実のものとなった。ロースカツカレーを食う。このロースカツカレー、いやココイチのカレー、いやココイチは論外の外も極まりない。まずメニューを見ただけで萎える。ロースカツカレーの写真を見ると具はロースカツだけ。下痢便の上にロースカツが乗っかっていたりする。そもそも野菜がまったくと言っていいほど入っていない。入っているのは小さく角切りされて今にも溶けてしまいそうな人参だけ。で650円も取りやがる。というか500円以下のメニューがない。そのくせ量もそんなに多くない。味はかろうじて可のレベルだが、コストパフォーマンスを考慮すると当然不可。注文してからカレーがテーブルに届くまでにも時間がかかりすぎる。カレー専門店(しかも全国チェーン?)で店内は混んでもいないのに10分も待たされることがあるのだろうか普通。少しは吉野家を見習ってほしいものだ。美味そうにカレーを食いながら「どう?」と聞いてくる友人に、憔悴しきった俺は「うん、まぁまぁだね」と答えるのみ。では何故俺はこんなにカレーに五月蝿いのか。その理由は俺の地元、北海道帯広市にあるカレー専門店「インデアン」にある。インデアンは帯広市とその周辺に5店舗ほどあるが、どの店舗でもまったく味が変わらない。一言で言うとと洗練された味である。カレーに無限の可能性があることを教えてくれる味である。文字で表現することは不可能なので実際に食いに行くのが一番いい。そして感動と驚愕。定番の「インデアンカレー」は380円で、どんなに店が混んでても3分以内に出てくる。今まで帯広と新潟でしかカレーを食べたことのない俺が言っても誰も信じないかもしれないが、インデアンに相当するカレーは日本にほとんど存在しないのではないだろうか。「ぱんちょう」の豚丼並みの価値はある。腹を6分ほど満たしたところで久しぶりにビリヤード。かなり腕がなまっている。1時間やったところで10時前。ここで急遽カラオケに行こうということになり、さらに友人3人を誘って計5人でカラオケボックスへ。10時から3時まで5人で歌い続ける。熱唱絶叫。とても気持ちがよかった。3時半ころ帰宅。風呂に入って4時過ぎに就寝。