ビジネス街における和風建築について

 日本建築はビジネス街のような場所で有用な高層建築には向かないようです。
 巨大な日本建築といえば、世界最大の木造軸組建築である東大寺金堂(大仏殿)ですが、見ての通り容積的にオフィスとして利用するには難がありそうです。

 日本建築の美しさとビル建築の合理性をアウフヘーベンした建築はないのかと考えてみましたが、高層ビルの屋上に屋根をつけるようなアイデアしか思いつきません。
 しかし、建築家 隈研吾 さんは歌舞伎座の新築において、あっさりと答えを提示してくれました。
http://www.kabuki-za.co.jp/rebuild/images/reb_img02.jpg
 低いフロアを日本建築とし、建物中央部分にビルが突き刺さっているというデザインです。コロンブスの卵的発見ではないでしょうか。
 こんな感じで日本建築式オフィスビルが増えてくれるとうれしいですね。ちょっと土地が余計に必要ですけど。

営業業務の解体

 営業という業務には様々な仕事が含まれていて、そのすべてに通じるのはかなり難しいです。
 最近「営業マンは断ることを覚えなさい」という題名が挑発的な本を偶々(ちょっと馬鹿にしながら)読んだのですが非常によい本でして、中に営業業務に含まれる4つの仕事(ステップ)が解説されていました。これがよくできています。

  1. 集客(見込み客の発見)
  2. 見込み客のフォロー
  3. 販売
  4. 顧客化(再販.新しい顧客を紹介してもらう)

 括弧以下は私の追記です

 2番目の見込み客のフォローというのは、見込み客に対して興味を引き続けるための情報提供を続けるステップのことですが、これは新しいですね。いわば見込み客が本当のお客になるための熟成作業を指しています。

 優秀な営業は上のすべてを一人で行います。ですが、そんな超人はメッタにいませんし、時間は有限ですのでふつうはうまくいきません。この本ではそれを組織的に対応して解決しましょうと勧めています。結局は経営陣の取り組みが鍵になってしまいますね。


営業マンは断ることを覚えなさい (知的生きかた文庫)

営業マンは断ることを覚えなさい (知的生きかた文庫)

勝手にクラウド

今回の台風のような災害時には、市役所や鉄道各社のWebサイトが集中アクセスの洗礼を受けます。
それらのWebサイトは Google などのWebサービスのような処理能力を持ち合わせていませんので、だいたいアクセス不能に陥ってしまいます。
ですから、私は公共及びインフラにかかわる企業のWebサイトは、Yahoo!やGoogle のサービス上にWebサイトを構築すべきだと考えていました。個々で対応するにはコストがかかりすぎるからです。
ただ、この台風ではGoogleはいちはやく、市役所のWebサイトをキャッシュしてアクセス分散に協力したようです。ここまで来ると市役所はGoogleが気を利かせてさえくれれば、大量アクセス対応に準備する必要すらないように思えます。それがよいのかどうかは中長期にはわかりませんが。

クラウドサービスの定義

 アマゾンジャパンのジャスパー・チャン氏によると、クラウドサービスと呼ぶためにはいくつかの条件があるといいます。

  1. 『セルフサービス』で即座に利用できる
  2. データセンター機能の拡張性が極めて高く、ネット経由でいつでもどこでも利用可能。
  3. 従量課金制である

 私は、2項目を重要な要素だと思っていて、PaaSサービスについては自動スケールアウトも条件に含めてほしいと思います。

 あと、3番目の意図には「もし有償サービスならば」という但し書きが含まれていると思います。無償のクラウドサービスはすでにたくさんあるので。

Google Spreadsheet の研究 その2

プルダウンリスト

Googleスプレッドシートでちょっとした入力規則を設定
ここは素晴らしい。リストの設定は列名を表示するセルを選択すると▽のボタンがでるので、それを押して「データを確認」を選択します。
あとはリンク先を参照してください。

VOOLKUP

関数VLOOKUP
VLOOKUP(検索条件, 配列, 指数, 並べ替え順序)
並び替え順序はオプション

こんなIPO企業には投資するな

メモ

【最初の決算でコケる企業に見込みは無い】
【IPO後経営者がすぐ辞める会社も駄目】
【2回連続してネガティブ・サプライズを出す会社には見切りをつけろ】
【会計事務所を変更する経営者は馬鹿だ】


MarketHack

このべからずは、IPO企業に限らないんじゃないかな。