チチハル


ハルビンから列車で3時間半ほどでチチハルという都市につきます。
出張で行って参りました。


チチハルは中国有数のの湿地帯が有名。360度こんな風景です。


そして中国最大の鶴の生息地だそうで。
まあ、いちおう盛り上がって写真撮ったわけですが、


完全に飼ってます。毎日4回向こうのケージから放鳥されます。
で、ぐるっと一回観光客の周りを旋回すると、おもむろに餌を食べだすわけです。
餌を食べてると、鶴同士で喧嘩が始まるので、こちらの軍服のおっさんが、
鶴の頭をばんばんはたいて言うことを聞かせてました。

観光客が周りでばんばん写真を撮ってまして、まあぼくも撮ってたんでアレなんですが、そんなにツル、撮りたいかって言われると、正直、どうなんでしょうね、とふと思ってしまいます。

その他には、回族(中国の少数民族ムスリムです。でもウイグル人とは違う民族)のモスクを見学したりとか。

我的父親母親

いまさらながら「我的父親母親」(邦題 初恋のきた道)を観賞。
チャン・ツィイーが草原を餃子持って走る、いい映画です。

基本的に悪人が出てこない話が好きです。
あとおばあちゃんが出てくる話は無条件で好きです。

それにしてもDVDのパッケージの解説、
日本語で書いてあるのはいいんだけど、
マリファナベトナム戦争、ヒッピー…。さまざまなムーブメントに揺れる
アメリカを風のように駆け抜けた二人のライダー。彼らの生き方を通して時代を映し出した野心作である。主演は反逆の名優ピーター・フォンダ、そして監督も務めたデニス・ホッパー。共演には、あの“怪優”ジャック・ニコルソン。」

……それ、「イージーライダー」!


ハルビンの東京タワーこと龍塔(ロンター)。
上海の有名な方に似てますが、どっちが先に建ったんでしょうか。
去年、こっちに来る前に人生初東京タワーしてきたんで、
そのままこのロンターにも登ってやろうと思ってたんですが、
なんか行きそびれてました。

ということで、一年越しにやっと。


ちなみに、隣はお台場です。
丹下健三の遺作です(ウソ)。
しかも、ほんとにテレビ局だったりするんで、あなどれません。


上からはこんな感じ。ほんと大平原のなかにつくられてる
都市だってのがよく分かります。遠近感が狂う感じ。
ちなみに入場料が145元(約2,000円)もして、東京タワーと変わりません。


展望台に登っていく通路が、なぜかチベットです。
ガラガラまわして功徳を積めます。
実際、中国人の団体客のオッサンたちは、ガラガラガラガラやってました。


タワーのなかもこんな感じで、期待を裏切りません。
なんというか、セルフパロディなチャイナというか、
わざとオリエンタリズムな感じで作ってるっていうか。

これで、東京タワー、エッフェル塔、龍塔と、タワー的なものに
割と登った気分になったので、30代も引き続き、隙あらば
登っていこうと思います。

とりあえず次は新潟のレインボータワーで。

披露宴

春でございますね。あったかいってのは、いいことです。
あったかいと、うれしいです。
花が咲いてると、うれしいです。
なんか、そのくらい大きいくくり方をすると、みんなそうだよ
っていうくらいで生活したいと思います。

で、ひとの結婚式にでるのもうれしいものです。
(自分のは、したことがないので分かりませんが)


縁あって中国の披露宴に初めて行ってきました。
めでたいやら、びっくりするやらで、すっかり写真を撮るのを忘れておりました。無念。


会場は、日本と変わらず、ホテル。
まず受付にあった、新郎新婦の等身大写真をプリントした「のぼり」に驚く。
あの、ヤフーの販促でヤマダ電機の店頭とかに置かれてる上戸彩とかを思い浮かべていただければ。


アイドルかよ!と突っ込みながら会場入りした訳ですが、
すみません、アイドルでした。


地平線の彼方まで円卓が続いています。
たぶん500人以上は出席していたんではないかと。


中央のステージの周りには照明、カメラ等完備なのはもちろんですが、カメラ、クレーン装備!そんな上からの引きの画がいりますか。


ファンファーレとともに登場する新郎新婦。
ステージに上がると、バックからはシャボン玉が吹き上がります。


まあ、装置の派手さにくらべると、スピーチとかはあっさりしてました。


あとはひたすら乾杯してました。こっちの乾杯は、ほんとに飲み干すので、イッキ大会です。途中からビールになってくれたのでよかったです。
ずっと白酒だったらやばかった。


そして、最後に不思議だったのは、流れ解散だってこと。

近況報告あるいはケツが痛い件

近況です。順不同です。

授業が始まってます。クラスはほぼ持ち上がりなので、わりと知り合い多し。
またもや、おっさんだからという理由で班長(クラス委員)やらされてます。

「黒板、毎日1人ずつ順番で消そう。今日はぼくから。」と提案したところ、
「明日も班長で、ていうか毎日班長で」と言われ、
えー、ちょっとー、という情けなさめなリアクションしてたら、先生からわりとマジフォローが入って、逆に焦る。

韓国は年齢が数え年だと知る。なんで、先学期17歳と言ってた同級生は、16歳と判明。

そんな16歳たちから、もっと食え、なんだその太ももは、としかられる。

風邪を引く。いつものように歯茎が腫れる。でも前にそのまま親知らずまで抜く羽目になったことがあるので、密かに心配。

お祝い事のために花束を買う。花にキラキラのラメが振りかけられていて、そのとってつけたゴージャス感にちょっとうける。

花束抱えて、帰り道、凍った路面でコケる。周りではちょうど30人くらいの学生さんたちが路面解凍中で、恥ずかしい思いをする。

ハルビンは雨

ということは、雨が降るくらいあったかいってことですよ。
春ですね。

どうも、自称ハルビンの草食系男子です。
こないだまではロハスでした(買い物はマイバッグだし、野菜育ててたし)
そんな団塊ジュニアマーケティング直撃のぼくですが、とりあえずハルビンに戻って自分探しを続けています。

日本にいる間に出席した結婚式では、ふと気がつくと周りはほとんど夫妻で参加でした。また、N夫妻は赤ちゃんを連れて現れました。

自分探しよりもヨメを探したほうがいいのかもしれませんが、
部屋履きのサンダル買って帰って履いてみたらサイズが小さすぎて、かかと無し健康サンダル状態になってるアラサー男にヨメは来ないと思います。

年の瀬


もうすぐ春節旧正月)です。日本でも中華街とかで、爆竹をならす光景が見られますが、こっちもかなり大々的にならすみたいです。残念ながら春節の前に帰国してしまうので、今年は体験することはできませんが。

で、今日ぐらいから近所の飲食店が閉まりだしました。帰国まであと数日とはいえ、結構ピンチな気がします。


写真は、完全に凍り付いた松花江。人が写ってるところは、元々全部、川です。向こうの中州まで馬ゾリで行けるらしいです。あと犬ゾリもありました。スケートリンクになってたり、氷の上でコマ(握りこぶしくらいの金属製)をまわしてる人とかがいます。


一昨日、仕事先にタクシーで向かってたんですが、途中で道が混み始めたなと思ったら、タクシー停車。
ドライバー曰く、ここで降りてみない?目的地はあっちだ!今のメーター表示よりも安くしとくから。
結局なんだか降りる羽目に。あっち(なんか斜め上指してたし…)というかなりユルイ情報の下、本能でたどりつけはしましたが、バス停2区間分くらいあったぞ、もう!




今日は、お茶屋さんにお茶を買いにいったんですが、試飲させてくれるというんで、日本的に一杯飲んで、あ、美味しいですね、じゃあこれください的なやり取りを想像して軽い気持ちでお願いしたところ、お茶葉がいっこうに出がらしにならず、すげーなこのお茶と思っているうちに、どんどん何杯も注がれて、結局店員さんと小一時間茶飲み話状態でした。