1992年アメリカ映画。
ジャック・ニコルソンが楽しそうに悪役
を演じている、トム・クルーズや デミ・
ムーアが手玉に取られている感じ。
人物形成がすこし単純すぎるか、 ケヴィ
ン・ベーコンはやや複雑な役どころでい
いいんだけど。
1992年アメリカ映画。
ジャック・ニコルソンが楽しそうに悪役
を演じている、トム・クルーズや デミ・
ムーアが手玉に取られている感じ。
人物形成がすこし単純すぎるか、 ケヴィ
ン・ベーコンはやや複雑な役どころでい
いいんだけど。
綿矢りさを読むつもりはなかったが、新
聞かどこかで北京の現在が活写されてい
ると読んだので、北京も上海も行ったこ
とがない世界第二の大国にぴんときてい
ないわたしの鈍い感覚を更新できるかと
読んだ。
これはなんだ、ブランド志向のイケイケ
マダムがすべてに物怖じせず北京の街を
快楽優先で駆け回る姿に、こんな話なの
かと思いながら、次第にこれは新しい女
性だと感心しはじめ、そのうち魯迅の阿
Qが云う「精神勝利法」という方向にシ
フトしはじめ、ブランド品なしで勝利す
ることに決めるのである。でもラストに
友だちから「アタマ大丈夫?」と云われ
てストンと終わる。
ぶっ飛び痛快に一気に読んでしまった、
でも裏テーマがあるかな、阿Q正伝なん
て高校以来読んでないからな。