アニメ
知人がやっている京橋のギャラリーアーキペラゴで、ザグレブのアニメーションの上映会をやるそうだ。チェコアニメなどはここのところ大分ポピュラーになっているが、クロアチアのアニメとはどんなものだろう。たのしみだ!
http://www.archi-pelago.net/ http://www.zagrebfilm.hr/
HIS GIRL FRIDAY・ハワードホークス
ハワード・ホークス監督作品「ヒズ・ガール・フライデー」を本屋で500円で買った。こんな名作を500円なんて、目を疑った。2000円でも買っていたのにな。
仕事に恋に大慌てで、それが見事に会話のテンポにつながっている。台詞を覚えるのはさぞかし大変だったろう。早口言葉が上手いのはアナウンサーだけではないのだ!スクリューボールコメディの傑作中の傑作!
歌舞伎の知恵・山川静夫
山川静夫著「歌舞伎の知恵」を読んでいる。毎晩寝る前の楽しみだ。
歌舞伎を観るようになって約3年。演目もだいぶ観覧した。この本を読むと、自分が歌舞伎を観て感動する理由がよくわかる。歌舞伎は、舞台装置、人物の配置、扮装、大道具や小道具の使い方、色彩感覚、言葉、音楽、全てが洗練されきった芸術品なのだ!その一つ一つの意味を丁寧に本の中で紹介してくれている。
これまで私は、すごいものを目の当たりにしているのだという興奮を覚えても、言葉でそのすごさを表現できず戸惑っていた。それもそのはずで、歌舞伎は江戸時代から脈々と受け継がれ、年月をかけて洗いあげた見事な知恵が込められているのだ。私のような小娘にはまだまだ語る資格すらないのかもしれない。悔しいので、もっともっと歌舞伎座に通おうと決意をした。とはいっても、中村勘三郎襲名披露公演が終わるまでは、行っても中には入れないだろうな。
池田重子コレクション・日本のおしゃれ展
銀座松屋で池田重子さんのコレクション「日本のおしゃれ展」が行われている。改めて、着物を代表とする日本の装飾品の素晴らしさを実感した。今よりもよっぽど斬新で、鮮やで、遊び心に富んだ作品の数々。川久保伶さんや山本耀司さんが服にアシンメトリーを取り入れたのが画期的だといわれているが、もともと着物ではずいぶん前から使われている。色使いはとっても鮮やかで、今のおじいちゃん、おばあちゃん達がこれを着ていたなんて驚きだ。季節感も重要で、桜や秋草などの模様は見ていて楽しい。例えば秋草ならば、夏の着物に描かれる。季節を早取りし、夏でも涼しさを感じさせてくれる工夫だ。それに、本物の秋草にはかなわないからという謙虚な気持ちの表れでもあるという。
このおしゃれは、是非自分も受け継いでいきたいし、後世に残したい。