KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

広告好調のメタは時間外で暴落

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京ラジオNIKKEI日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :4月27日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/739bd21e8082f63d203542a65e2b9854/

当然私も参加します(^_^)/

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昨日のNYは個別企業の決算を受けて高安マチマチ。商いは閑散。それぞれ引けにかけてやや売られました。ボーイングは予想を上回る決算を受けて朝方買われたものの、格付け引き下げを受けて2.9%の下落でダウはマイナス。過去最高の入札額となった5年債入札は堅調だったものの、長期金利は4.66%に上昇。引け後に決算を発表したMetaは時間外で16%超の暴落。


投資判断は「売り」。アメリカ株は今までのような力強さがありません。腰が弱くなった原因の一つは、MMF残高が減少したことが挙げられるようです。17日までの一週間で1120億ドルが流出したそうですが、これは08年のリーマンショック時以来最大。税金の納付期限である15日にかけて支払われたことが主因なのだとか。水準的には残高はまだまだ多いですけれど、株価位置も十分高いですからね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-18/SC5S2XT0G1KW00

中でもマグニフィセント7がイマイチ。こういう局面こそ「寄らば大樹の陰」とばかりに資金が集まってくると思いましたが、むしろ逃げています。これらが今週からの決算でどう反応するかが目先のポイントです。

ちなみに短期筋のS&Pのポジションが一転買いに転じ、22年5月以来の水準に。日本同様に短期筋は逆張りスタンスが主体ですが、投資家の目線が変わってきた一つのサインとも言えます。
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-s-p-500-speculative-positions-1619

為替の短期筋の円売りポジションはまた拡大し、07年以来の高水準。ドル円は上値を探りに行く段階になっており、積極的に積み上がりやすい状況です。また過去最高水準を考えると、まだ積み上がりの余地はあります。介入警戒感が高いですが、今はそもそもがアジア通貨危機のような状況で、アジアの通貨全般的に安く、円安ではなくドル高が問題になっています。
https://imm.gradefour.net/

なので日本が単独で介入しても意味は無いのですが、17日の初の日米韓財務相会合で「最近の急速な円、ウォン安に関する日韓の深刻な懸念を認識しつつ、G20コミットメントに沿って、外為市場の動向に緊密に協議する」との文言が織り込まれ、とりあえずアメリカの理解は取り付けることに成功しています。そういう意味で、諸国と連携できるのであれば介入も一定の効果はあるでしょう。市場はそれを警戒しています。

商品市況に関しては、原油は中東リスクの高まりの割には比較的安定している感じです。先週は特に銅が買われており、この辺りがまたインフレ懸念を高めています。穀物は比較的安定していますが、カカオは止まりませんね。来年のバレンタインはどうなるのでしょう。

今週のスケジュールとして本日はアメリカでは1-3月期GDP速報値。前期比年率2.0%のプラスが予想されていますが、足元の好調な経済指標から上ブレが濃厚な感じです。決算はMicrosoftGoogleなど。

26日(金)は日銀金融政策決定会合。今週最大のイベントです。さすがに前回の大幅な軌道修正から一ヶ月で追加利上げは無いですが、足元の円安を牽制するような発言は見込まれています。また引け後にはTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランスがあります。

今回は7~9月期決算銘柄の変更が主体となっていて、四半期毎のTOPIXからの除外銘柄の段階的な低減のタイミングにも当たり、まあまあインパクトがあるリバランスでもあります。決算はアドバンテスト(6857)など、大型株中心に4月の決算集中日。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。ただ後場はトーンダウンし上ひげを残す形。売買代金は867億円と低調でした。引き続き円安や空売りの買い戻しが期待できないグロース市場は厳しいです。本来はプライム市場の決算を控える今頃の時期は買われやすいのですけれど・・・。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は昨日続伸。昨日引け後に出た大量保有報告書ではまたまたニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの買い増しが伝わり9.4%に。期末を超えたのでもう買い増しは無いかと思っていましたが、しっかり買っていました。お陰でチャート的には一目均衡表の雲ねじれ部分の危ないゾーンをしっかり上ブレで回避。今後の展開が楽しみです。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続伸。決算直後の株価水準に戻して来ました。ただまた日経平均寄与度が上がってきて11%に。先物を操る投資家の良いおもちゃですね。胡散臭い指数の上げは、良い結果にならないと思います。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

血脇肉躍る

最近定期的に身体が不調だと書いていますが、今度は左脇腹が痛いです一ヶ月前から咳が続き、咳のし過ぎでまずは胸が痛くなり、それがグルグル身体の中を巡って今は左脇腹が痛いという具合あっちを抑えて咳をしたら、別の場所に無理がかかって・・・ということのようです。今、咳の方はだいぶ収まってきたのですけれど。

本当にこの一ヶ月は、症状としては致命的なものではないものの、ずっとどこかの具合が悪くどこかが治っても、次にまたどこか具合が悪いです。総合的には人生でも結構な大病になってきました診断を経たわけではないのですが、恐らくはコロナの後遺症というやつだろうと思っています。先週まで昼になると急激に倦怠感が襲ってきて具合が悪くなっていましたが、それは何とか収まりました。

今回の脇腹の件は、とりあえず食欲は普通にあるので腸の問題ではなさそうです。また、一応昨晩も眠れましたし、まだ別に冷や汗が出るレベルでもないので様子見。ただ一晩ちゃんと寝ても一向に症状は変わっておらずこれから連休に入るので医者も休みになるし、あと2日で改善傾向が見られるのかどうか・・・

もう完全に歳ですね・・・うちの母も毎日「身体が痛い」と言っていますが、その気持ちがよくわかるようになってきましたあまり不健康ばかりをネタにしたくないのですが、困ったもんですね・・・

中東リスク和らぎ金下落

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昨日のNYは先週金曜下落の反動もあり、NASDAQ中心に3指数揃って上昇。S&PNASDAQは7営業日ぶりの反発。ただ商いはやや低調。長期金利は4.62%に若干低下。半導体株指数のSOX指数は1.7%に上昇。NVIDIAは4.4%の反発。一方、値下げが伝わったTeslaは7連敗。イギリスのFTSEは最高値更新。WTI原油先物は中東リスクの緩和や限月交代もあって83ドルに下落。


投資判断は「売り」。まず先週の世界の株式市場の振り返り。上海が1.5%の上昇でトップで、次いでイタリアやスペインといった南欧が0.4%高。NYダウは横ばいで、ドイツが1%超の下落、ラッセル2000、香港、S&Pが3%、TOPIXが4.8%、NASDAQが5.5%、日経平均6.2%といった順でそれぞれ大きく下落しました。ちなみにSOX指数は9.2%の下落。

NASDAQはCPIを受けても更に買われて11日に最高値を付けていました。そういう意味で先週下落率が特に大きくなったのは、無理が祟った反動と言えます。NVIDIAが遂に崩れ金曜は10%の大幅安。「一生一緒にNVIDIA」の大合唱が懐かしく感じますが、アームも17%近い暴落で、先週だけで30%超下げました。ASMLやTSMCの決算を受けて、すっかり流れが変わったSOX指数。

逆にダウはそれまで6連敗と弱かった分、先週はプラマイ0の位置で済みました。アメリカは全く中東リスクなんて痛痒も感じていません。まあダウは個別企業の決算がたまたま良かったことが押し上げに繋がっている面もありますが。とりあえず総じて言えるのは、4月に入ってからザラ場で引けにかけて売られがちになり、各指数共に陰線が目立っていましたから、流れは変わっていました。

その要因は利下げ期待感の遠のき、それに伴う長期金利の上昇にあります。今や6月の利下げは確率が低くなり、年2回の利下げが主流に。中には今年の利下げはない、いや、むしろ利上げだという声すら出てくるようになってきました。

本来、景気が良いのですから、それはそれで喜ばしいことのはずです。ただ今のところ出始めたアメリカ企業の決算を受けて、総じて株価は弱い反応が多いです。特に金利上昇で利ざや改善が一番恩恵があるとされる金融機関の株が売られ(ただ決算で急落した後は多少買い戻されてはいる)、半導体も売られ、Netflixも売られました。

S&P500社のうち70社の決算が出た1Q決算の序盤ですが、78.6%がアナリストの予想を上回ってるとのことですけれど、株価の反応は悪いです。

最近の金利上昇で先週一時2年金利と株式の益利回りが逆転し、2年金利の方が上回ったとか。つまり株が稼ぎ出す利益よりも、2年持っていれば無リスクの米国債の方が割安ということで、そちらに資金が移ったという面もあるようです。まあそもそも株価が割高過ぎるんですよね。

日経平均も元々36000円~38000円の価格帯出来高が薄く値が飛びやすいゾーンに入ってきたので、余計に下げがきつくなりました。これまで守護神だった日銀のETF買いも無くなったことで、前場段階でTOPIXも2%超の下落。

そもそも先月まで買われ過ぎていた分の反動もあるのですが、日経平均のチャートは三尊天井を形成済み。今買われるような素地はありません。

結果的に今週空売り比率が高くても戻れなかったのは、肉食的な空売りが増えてきたことによるものだったということですね。

4月第2週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を5,955億円の買い越し。先物も2,354億円の買い越しということで、先週の上昇の原動力になりました。そして信託銀行(年金)は366億円の買い越しということで、わずかですが買い越しに転じました。さすがに株価が下がってきたので、売り止めましたね。売っているのは個人のみ。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発で高値引け。ただ売買代金は785億円と低調でした。空売りが入らない、GPIFなどが買わないグロース市場や小型株は鈍いですね。追い証発生の投げ売りもあったと見られます。なお、4月第2週の投資主体別売買動向でグロース市場は外国人投資家が現物を133億円の売り越し。まだまだ売りが続きますね・・・。


ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は昨日反落。昨晩の海外市場でも金先物は3%近い下落となっており、ひとまず一旦天井を打ったような感じです。ただ引き続き中国を始めとして各国中央銀行が金買いを続けるとみられる以上、まだまだ買われる流れは続くと思います。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日反発。半導体安の裏側で半導体以外のファーストリテイリングがまた買われ、何とか日経平均を支える歪な構図になってきました。日経平均寄与度は10.86%とまた上昇してきた格好。一方、先週まで10%に迫っていた東京エレクトロン(8035)は8.5%に低下し、その他の半導体関連株も低下となっています。
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でもそんなの関係ねぇ!

全然気付いていなかったのですが、あの小島よしおさんが、昨日お隣の氷見市に来ていたのですね富山湾岸サイクリング2024前日祭」というイベントで呼ばれたようですあぁ、事前にわかっていれば観に行ったのに残念です・・・

かねてから一発屋と目されていましたが、今や営業で引っ張りだこの彼特に子供達に大人気ですどこへ行っても会場は超満員ということで、出て来た当初から子供ウケが良かったですが、いつの時代の子供にもウケるというのが凄いところまた、体操教室や、早稲田の教育学部卒のキャリアを活かしてYouTubeで小学生向けの授業をやったりと、精力的に活動されています。

ところで、昨年末くらいから何故か私のFacebookに、小島よしおさんのタイムラインが表示されるようになっていましたそれまで正直全く関心を持っておらず、別に検索をしたわけでもないのに、ある日から突然タイムラインが出てくるようになったのです見ず知らずのタイムラインが流れてくるのは、後にも先にも彼一人のみ。

理由が全くわからないのですが、別に嫌な気もしなかったので、適当に「いいね」をしていたら、余計に出てくるようになってしまいましたそれで今回の氷見のイベントを知ったのですが、知ったのは事後。どうせなら事前告知してくれれば娘を連れて行ったのに

特に丁度先週のニュースで「番組収録中に骨折」とあったので、そもそも今回の出演も危ぶまれたのですが・・・まさかのハンズフリーの松葉杖を装着して、魂のパフォーマンスを見せてくれたのだとかうーん、余計に行けば良かったですね。残念ですまた何かの機会があったら是非観に行きたいです

NASDAQが2%超の下落

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日時 :4月27日(土) 13:30~
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金曜の日経平均は反落。昨日のNYは高安マチマチ。売買高はやや低調。ダウは決算が好調だったユナイテッドヘルスが引き続き上昇し牽引も、NASDAQTSMCの決算を受けて半導体関連株が売られ軟調半導体株指数のSOX指数は1.7%の下落。またFRB高官によるタカ派的なコメントで長期金利は4.65%に上昇。引け後に決算を発表したNetflixは決算は好調も、会員数の発表を控えるとしたことで時間外で下落。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。半導体関連株中心にグイグイ売られましたが「イラン、シリア、イラクで同時に爆発が発生し、イランの空港、核施設付近にイスラエルがミサイル攻撃」と伝わると、急速に値を消す展開に。日経平均の下落率は3%超となりました。また、リスク回避の米国債買いでアメリカの長期金利が低下したことで、為替が円高に振れたことも日本株を冷やす形。

ただ昼に「イランの核施設は無事」「そもそもイスラエルからのミサイル攻撃は無い」とイラン国営テレビが報じたことで、後場はやや下げ渋り。情報が錯綜し、後場は上下しながらも結局最後は後場寄り水準に戻して終えました。下げ幅1011円は歴代15位。売買代金は5.5兆円台と膨らみました。REIT指数は小幅続落。


投資判断は「売り」。金曜のNYは高安マチマチ。ダウはアメックスが決算を受けて買われたことでプラスも、NASDAQNetflixの決算を受けた下落や、SOX指数が4.1%の下落となったことで2.1%の下落。長期金利は4.62%に低下。WTI原油先物は中東リスクを受け時間外で急騰する場面がありましたが、最終的には83ドル台前半。それらを受けた日経平均先物は37100円となっています。


中東リスクはイスラエルが「10倍返しのイスラエル」の異名通り反撃。ヘタするといよいよ第5次中東戦争になるわけですが・・・さすがに米英が自制を求めるでしょうね。しかし、中東の人種は我々と考え方が異なり血の気が多いですからね・・・。今やすっかり悪者扱いになっているイスラエルに肩入れしても、大統領選挙を控えるバイデン政権にとってはプラスメリットは何も無く。

ただこれまでは遠くの地政学リスクは、良い押し目を形成する場面ですらありましたし、今回もそのように思っていましたが、どうも「地政学リスクを隠れ蓑にした別の変化」が起きているような感じはしています。

為替はそもそもドル高であることが主因なので、日米だけの話し合いで何とかなる問題ではないですね。あとはどのタイミングで介入が行われるかという具合。

チャート的には日経平均の方は懸念していた三尊天井が完成。こうなってくると4万円回復は今回の決算シーズンで余程期待を上回る数字が出ないと難しいとみられます。

何より、これまで日経平均を牽引してきた半導体製造装置関連に強烈な逆風。ついこの前まで売買代金最大となっていた大人気銘柄レーザーテック(6920)はASMLの失望受注を受けて急落。日本市場は早く次の中核銘柄を見出さないといけません。

一方、円安でメリットを受けるはずのトヨタ(7203)なども今週は弱く、陽線続いたTOPIXの神通力が無くなってしまった点が痛いです。この前まで日本株はやたら強かったですが、今は逆に日本株がやたら弱い。短期筋の外国人投資家は4月からサーッと居なくなってしまった感じです。(金曜こそ膨らみましたが)売買代金がじわり低下しているのも、その辺りの証左です。

日経平均も25日線回復は難しいでしょうし、そもそも新年度になってから一度も終値で4万円を回復できていないことなどを考えると、上値は相当に重く、単なる円安進捗だけでは突破は難しいとみられます。

一方、頑張っているのがREIT。指数は75日線に下支えされて踏ん張っています。3月下旬から持ち合い相場が続いており、もう一伸びできればREITの時代が来ると思うのですけれど。

先週末時点の信用倍率は前週6.0倍→5.9倍にやや低下。売り残、買い残共に少し増え、差し引きでは前週と大きな変化はありません。ただ最近少しずつ売買代金が減ってきているので、ジワジワと上値の重石になっている感はあります。

また先週末時点の裁定残高は買い残2.4兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き2.0兆円の買い長。前週に比べ1,029億円増えました。売り残が大きく減少した形で、これが先週上昇の原動力になった模様。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続落でまた年初来安値更新。800ポイントこそ割り込みませんでしたが、昨年10月以来半年ぶりの安値に。弱い時は更に売られるのが新興市場です。円安メリットもない、空売りも入り辛いから買い戻しもない、ということで、買い手掛かりがありません。そろそろ追い証投げ売りを余儀なくされそうな具合です。


ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は反発。中東情勢の緊迫化を受けてまた最高値更新となりました。ただETFに資金が集まりすぎているという話や、中東懸念の落ち着きもあって、上ひげを残す形。一旦は買い一服感が出そうですが、中東リスクが高まったらビットコインは下げるのに金はきちんと買われます。やはり現物ですね。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は反落。中東リスクの高まりでこちらは海運運賃市況の高止まりが期待され、海運株は買われる動き。同社だけマイナスでした。日本郵船(9101)の方は自社株消却という好材料もありました。しかし相場が戻ったら今度は海運株が売られるパターンでしょうね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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目医探偵コナン

娘の右目に「もらいもの」的な腫れが出来、眼科に行ってきましたずっと家族皆の体調が悪い中で「すわ、また次の感染症」と思いましたが、幸い感染するようなものではないとのこと。涙の油分が目の下の方に溜まってしまい、それが腫れになったようです。ほっと一安心すると共に、涙に油分なんてあるんだと初めて知りました(それでドライアイを防いでいるそうです)

その腫れを取るために、先生が腫れに小針をチクリ。すると膿のような白い油分が出て来たのですが、娘が怖くて少し動いてしまったせいで傷口が拡がり、血も出て来ましたそんな大した話ではないのですが、血が止まるまで時間がかかりました。まあ確かに目に針を持ってこられたら、私でも怖いですからね娘は「もうあの医者行きたくない」とすっかり恐怖に。この辺では腕の良いお医者さんなのですが

その後、薬をもらいに向かいの調剤薬局に。最近調剤薬局もどんどんサービスが良くなり、無料で飲み物が飲めたり、子供にはガチャガチャがあったりそうなってくると逆にそういうものがない調剤薬局は、避けがちになりますね。どこも値段は同じですし。

ところで「病院あるある」なのかも知れませんが、待合室の子供用に置いてあるマンガは必ず「名探偵コナン」がありますね床屋のゴルゴ13ばり。今回の眼科も、コナンがあったからまだ娘の機嫌が崩壊せずに済みましたしかしコナンはあの単行本の小ささに文字がたくさん並んでいて、私は未だに好きになれません・・・

ASMLの受注期待外れでSOX急落

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(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :4月27日(土) 13:30~
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昨日のNYは朝方こそ堅調なスタートになったものの、オランダASMLの受注が予想を下回ったことで半導体関連株が売られ、引けにかけてNASDAQ中心に3指数揃って下落。S&Pは4ヶ月ぶりの4連敗。売買高はやや低め。半導体株指数のSOX指数は3.3%の下落。中でもArmが12%の大幅下落で2月決算後の安値に。長期金利は4.58%に低下。WTI原油先物は83ドル割れまで下落。


投資判断は「売り」。一応前回のブログで「イランの報復も形通り済んだ・・・ということで終わると思う」としたような具合で、プロレス的(プロレスファンの人には失礼な表現ですけれど)な報復で終わりました。イランからイスラエルへの直接的な攻撃は初めてということで緊張感はあったものの、周辺国には事前通告もしていたということで、偶発的な負の連鎖拡大は避けるような配慮もあった模様。

日本にとって今週何より大きかったのはぐんぐんと円安が進んでいくこと。これまでは少なくとも前場円高方向に振れるのが「お約束」でした。朝の財務官などのコメントに敬意を表した動きだったようにも思えますが、にも関わらず今週は円安に振れると、その後も円買いポジションのロスカットを誘うような上昇に。

円安=日米金利差ばかり目が取られがちですが、ユーロ安がドル高に拍車を掛けている面もあります。ECBの方は市場が期待する程6月利下げを楽観視していないようですが、それでもまだユーロ圏の方が先に利下げをするという見方は根強いです。結局このドル高が収まらないと、円高への説得力は高まらない感じです。

商品市況も値動きの大きな展開になっています。元々市場規模が小さいので、少しでも資金が入れば値が飛びやすく、ましてやそれぞれ高値更新となれば尚更です。金は先週高値で先物市場での出来高が膨らんでおり目先一服感が出そうです。ここまで買われてきたこともあり、地政学リスクの高まりで、逆に売られるパターンになりそうな感じはします。

ドルがこんなに強いのに商品市況が強いという辺り、今後ドルが弱くなった時の上昇圧力も残していると言え、商品市況が一番ホットなのかも知れません。カカオやコーヒーも高値圏ですし。ちなみにビットコインは先週から軟調

今週のスケジュールとしては、本日は台湾でTSMCの決算。こちらは月次が先行して出ており業績面が問題では無く、日本株にとっては投資額がどうなるかに注目が集まります。アメリカでは中古住宅販売。決算はNetflix

19日(金)はアメリカがウィッチングデー。決算はP&Gやアメックスなど。

先週末のSQは一つ波乱めいたものもありました。まずSQ値が随分と高く付きましたが、何とか3月SQ値を上回らせたい勢力がかなり頑張った模様。ただわずかに43円届きませんでした。そしてその無理が祟った感じで、現物の高値は50円届かないまま終えました。今回はオプションSQではありますが、結構効いてくる感じがします。

しかしこうして考えてみると、4月から世界的に株が頭打ちとなっています。連日高値更新を続けてきたヨーロッパ株も4月から弱く。期末を意識する日本のGPIFや金融機関などが世界株に及ぼす影響は大きいのでしょうね。なお、日本株だけの話で見れば、昨年10月4日の投資の日をボトムにした上昇トレンドから信用半年期日が経過したことによる日柄もあると思います。

アメリカも銀行株が決算が始まり売られましたが、日本の方も小売中心の2月期決算が出そろい、そして売られる傾向が強くなっています。意外に中堅スーパーマーケット株は買われたものが多かったですが、全体的には売られている形。やはり人件費負担が大きく円安デメリット株ですから当然といえば当然の結末です。これでちゃんと来週辺りから始まる3月期決算銘柄、特に円安メリット株が今期強気のしっかりした見通しを出せるかどうか。そこが日本株の帰趨を分けます。







新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続落でまた年初来安値更新。グロース指数は引き続き悲惨な状況。連日安値圏で引けています。円安メリットが受けられない(それどころかデジタル赤字がデメリット)ことで、買い手掛かりが全くありません。

プライム市場の方ではSHIFT(3697)やSansan(4443)など決算を受けてグロース株も売られる展開が目立っており、ITエンジニアの不足や獲得コスト、人件費の上昇が重くなっています。マグニフィセント7のようにそれを上回る成長が出来るのであれば問題ないのですが・・・。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日反発。前日急落した反動が出ました。中東の緊張感の高まりが、また海運株の刺激材料にも。チャート的には一目均衡表の雲ねじれ部分を目指した動きになりそうです。ただ25日線や地合の弱さに上値を抑えられそうで、5月の本決算までは方向感も出辛いでしょうか。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続落。2/15~4/15の日足を離れ小島とする巨大な「アイランドリバーサル」が出来ていましたが、その窓をほぼ埋めて改めて売られる動きになりました。半導体株の方がより売られたので日経平均寄与度は10.51%に再度上昇。この辺りを意識していく動きになりそうです。
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