KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル円は90年以来の安値に

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前日のNYは3指数揃って反発。前日とは対照的に引けにかけて買われました。S&P終値ベースで最高値更新。商いは相変わらずPCEデフレーターや週末の祝日を控え閑散。長期金利も4.20%に低下。NVIDIAは続落で2.5%の下落。一方、ここまで弱かったAppleやTeslaが買い戻されました。WTI原油先物は81ドル台後半に上昇。ドル円は昨晩一時90年以来の安値151.97円を付けました。


投資判断は「売り」。為替の短期筋の状況に関しては、やはりと言いますか足元でまた円売りポジションが拡大。これが足元の円安の原動力になっています。過去の推移を見るとまだ積み上がり余地がある一方で、所詮は短期筋のポジションですから巻き戻しにより円高に振れる可能性もあります。

ただ私も含め、純粋に皆が皆「ドル円は円安が続くに決まっている」という論調があり、円売りポジションが高まっているのは非常にわかりやすくあります。それ故、逆方向の円高に向かいやすい気がしているのですが。
https://imm.gradefour.net/

一方、ここにきてまた人民元安が進んでいます。幸いと言いますか、今の株式市場は中国株安、人民元安、不動産安や金融不安を一切無視してここまで来ているので、今回もあまり気にする必要はないかも知れません。ただ個別で中国と取引が多いところはやはり影響があるでしょう。アメリカにおいてもAppleやTeslaといった企業は中国市場が無視できず、こういうところの業績に響いてくる可能性があります。

商品市況においては、足元原油高もじわりと進んでおり、WTI原油先物は節目の80ドルを突破しましたが、先週はドル高が商品市況全般の上値を重くしました。金、銅、穀物、おまけにビットコインまでアメリ長期金利上昇による重石が意識されています。

ただ個人的には金に関しては今年に入ってからパラダイムシフトを感じており(本当は株に関しても感じるべきでしたけれど)、今後も色々なシナリオが想定される中でも金は安定して上昇できるのではないかと思っています。

今週のスケジュールとしては本日は先日の日銀金融政策決定会合の主な意見。そして権利落ち日です。今回は260円程度が日経平均の配当落ち分と見られますが、この4万円超えといった株価水準になってきたら260円くらい落ちたところで0.7%弱の下押しであり、屁でも無さそうですね。また引けではTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランスがありますが、今回規模はあまり大きくないとみられます。アメリカでは10-12月期GDP改定値。また消費者態度指数があります。

29日(金)は月末でかつ週末。引けでは日経平均の銘柄入れ替えに伴うリバランスがあります。ちなみに3月末は陰線になりやすいアノマリーがあります。00年以降実に4回しか陽線になっていないのですが、実は22年、23年が連続陽線。ただ共にギリギリの陽線ですし、基本的に引けにかけて売り圧力があるのは事実です。

なおアメリカやヨーロッパがグッドフライデーで休場。ただPCEデフレーターやパウエル議長のコメントはあります。また31日(日)は中国で国家統計局のPMIが出ます。

日本株は結局「1、2月が高ければ3月も高い」アノマリー通りで終わりそうです。アノマリーがこのまま継続するのであれば「4月のS&Pは1年で2番目に上昇する月」であり、それに沿って日本株はまたしっかり・・・という感じになりそうです。

需給的に「配当落ち分の再投資買い」が下支えしそうです。ただ上述の裏返しで、株価水準が上がってきてしまったので、相対的に配当権利落ち分の再投資買いの威力は減少。一方、株価が上がってきたところでの年金のリバランス売りや、最後の持ち合い解消売り、更に自社株買い自粛期間とあって売り手の方がやや優勢に感じます。これだけ株価が上がってきたので、週末、月末でのリバランス売りも大きそうですし。

足元では株高と同時に円安が進んでいます。FOMCハト派気味だったという印象からドル円は152円突破とはならなかったものの、未だ高値圏をキープしており、今週どうなるかはわかりません。ただもしアメリカが6月利下げを本気で織り込んで4月以降ドル安となるならば(そもそも大統領選挙もありますし)、4月以降は円高色が強くなる→やはり152円が強力な抵抗線としてしばらく君臨することになります。

ただ上述したように「円安に決まっている。だからオルカンだ」という風潮があまりにも強すぎるので(反対意見を見たことがありません)、私はそろそろ逆の目が出てくるのではないかと思っています。全員一致で儲かるならば誰も苦労しません。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は昨日続落で安値引け。円安メリットも無く3月権利取りも期待できないので売られました。しかし逆に、権利落ち後から4月にかけてかつてのマザーズ市場は強いアノマリーがありました。ただ過去20年のデータではその傾向があるものの、こちらもグロース指数は昨年、一昨年は下落でした。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反発で、一時値上がり率上位にランクイン。特に何か材料があったわけではなさそうですが、純粋にここまで売られた反動が出ただけのようです。月間では2ヶ月連続の下落となっている位置であり、新年度は全体地合に沿って反転を期待したいところ。


SPDRゴールド(1326)は昨日続伸。少しずつですが、順調に上値を追う展開になっています。昨日はドル円が90年以来の最安値を付けたこともあり、円建ての金価格は両面からの上昇の恩恵を受けられます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。

そして次回は3月の成績発表です。またあまり良くない結果になりそうですが、清算してしっかり次に繋げます。お楽しみに!

その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ミラージュランドに行ってみらーれ その5

ミラージュランド「恐怖の館」の話の続きです。

更に奥に進むとドアがあるのですが、ノブが3~4個あり「同時に回せ」と書いてあります。基本的にお化け屋敷系は友人やカップルなど二人以上で入るのが一般的だと思うので、二人協力して恐る恐る回して開けるようになっているようですただダミーのノブも混じっているので「あれ?開かない」と焦らせて恐怖を増幅させるシステムになっている模様。上手いですね

ところが、一歩踏み入れた直後から既に「怖い怖いもう嫌だ」を連発している娘は、早くもギブアップ気味ただ目はちゃんと開けているようで、その辺りは感心しましたが、このドアノブチャレンジの戦力になる感じはありませんまた、個人的に思っていた感じのお化け屋敷ではなかったので、娘の情操教育的にどうなのかとも思ったので、純粋に早く出た方が良いなと思いました。

というわけで私が二つのドアノブを回して、早く次に進みます。私はというと「人が演じるタイプのお化け屋敷だったら嫌だな」と思っていましたが、幸い・・・というか、スタッフがお化けをやるようなタイプではなかったので、大丈夫でしたこういう感じはゲームのバイオハザードで慣れています

そんなわけで、本来は10分から15分くらいかけて、ビックリしながら進んで行くはずの場所ですが、体感的に5分くらいで一気に突破して出てきました最後の出口の扉から光が漏れている感じは、天国への扉のような感じすらありました

最後は口直しに嫁と娘は二人で巨大迷路に入っていきました。「大体20分くらいかかる」とスタッフの方に言われましたが、こちらもものの10分足らずで出て来ましたただ本当は全てのチェックポイントに寄らないといけなかったのに、さっさと出口を目指してしまったことが原因のようですこれもお化け屋敷の弊害ですかね・・・

というわけで、遊園地自体は2時間程滞在して帰ってきました。その後も娘に「恐怖の館」の話をするのですが「思い出すからしないで」とすっかりトラウマに。「どうせ大きくなったら彼氏とデートでまた入ったりするんだぞ」と言うと、「もう一生入らない」とのこと。

もっと架空の地獄やそういった怖さをイメージしていたということで、確かに小1にはハードなお化け屋敷でしたね。ミラージュランド=恐怖の館のイメージがすっかりできあがってしまったので、来年また行くかどうかは微妙な空気です(完)

日米共に商いは細り気味

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前日のNYは3指数揃って軟調。PCEデフレーターや週末の祝日を控え商いは閑散でした。過去最大規模となる660億ドル規模の2年債入札は不調で2年金利が上昇。それに合わせて長期金利も4.25%に上昇しました。中国が政府調達PCにおいてアメリ半導体を排除と伝わり半導体株指数のSOX指数も軟化。ただNVIDIAは6連騰で終値ベースでの最高値更新。WTI原油先物は82ドルに上昇。


投資判断は「売り」。先週のアメリカ株は上昇率が今年最高に。しかしそれ以上にダントツで強かったのが我ら日本株で、日経平均TOPIX共に5%超の上昇率。次いで韓国が3.1%、NASDAQが2.9%、イギリスが2.6%・・・という順位。全般的に中央銀行のイベントを無事通過してリスクオンの動きになりました。一方、香港がダントツのビリで△1.3%、上海が△0.2%と中国が一人負け。

アメリカでは22年7月から始まった2年金利との差である逆イールドが、遂に過去最長に。すっかり未知の領域に入ってきました。

ところで過去のアメリカの利下げ局面において、利下げ開始前後2ヶ月は金利は低下する傾向にあるようです。もし今回6月からの利下げが開始されるとすると、金利低下局面に入ったのかも知れません。それは本来ドル安に繋がっていくはずですが。

ただ過去7回の利下げ局面において、大統領選挙と重なったのは前回20年のコロナショック時の緊急利下げくらいしかありません。あまり過去のサンプルが無いので、この辺りは参考程度に認識しておくべきだろうと思います。

植田総裁が「金融緩和は続ける」という強調も殊更あったことで、為替は円安に振れ、執筆現在でドル円は151円半ばに。ユーロ円は先週昨年11月高値を超え、07年以来の高値165円を付けました。ドル円は長期チャートで見ると三角持ち合いが煮詰まってきているので、もしこの152円を明確に上抜けるようであれば、円安は更に2~30円進むような形になります。

スイス中銀がまさかの利下げ。それを受けてユーロ安ドル高が進んでいます。日本に1年半先んじてマイナス金利を解除したスイス中銀の利下げというのは、当然国が違うので事情も違いますけれど、日本も簡単に金利は上げられないだろうなということを予見させてくれます。なお、イギリス中銀は予想通り据え置きで、こちらは中立。

とりあえず日米の金融政策を通過してドル円152円突破はならず。日本当局はホッと胸をなで下ろしているところでしょう。この辺りアメリカ政府と何らかの影の合意があるのかも知れませんが。ユーロの方も上述のスイス中銀利下げを受けて、やや売りが優勢になり、ひとまず一服。あとは年度末に向けて元々円安が進みやすい傾向があるので、残り一週間を乗り切れば、為替はまたしばらく152円突破には時間を要しそうです。

株の方はその為替に左右される面もありますが、今週は自社株買い自粛期間である一方、持ち合い解消売りやGPIFなどのリバランス売りが出やすいので、需給がやや売りに傾きやすそうな日柄です。ただ権利取りの買いや配当落ち分再投資の買いも入ってくるので、強弱感が対立し、また新年度になると新しい資金が入ってくる期待感もあります。

個別では不動産やREITが買われる動き。REITに関しては、2月は外国人投資家や銀行が売り込む一方、個人投資家が下落局面で頑張って買い越したそうで、コロナショックの20年3月以来のレベルとのこと。逆張りの個人が報われそうな局面になってきました。

問題はいつまで「円安と株高が共存できるか」ですが、とりあえず目先はまだそこまで心配する段階ではありません。ここから期末にかけてポジション調整や持ち合い解消の売り、一方で配当落ち分の先回り買いや権利取りの買いが入ることで物色対象を変えながらも、堅調な動きが継続しそうです。

懸念材料は勿論あり、アメリカがまた金利高となった時にアメリカ株がどれだけ持ちこたえられるのか。特にハイテク株には逆風になる・・・と考えるのが自然なので、そういった面でも物色対象は異なってくるでしょう。

ちなみに個人的にはやはり「金」が一番着実に上昇する資産ではないかと思っています。特に円建ての金は円安と金価格上昇のどちらでも伸びる余地があるので安定的です。GPIFも新しい資産運用対象を模索しているということで、中国政府のみならず日本の主要ファンドでも金を狙っていく・・・という方向性はありえそうです。

本日引け後にも最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.6倍→4.8倍に上昇。買い残は4.4兆円となり、17年ぶりの高水準。ただ繰り返しますが、当時に比べ売買代金は倍に膨らんでいるので、個人的にはここは気にする必要はないと思っています。

先々週末時点の裁定残高は買い残2兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き1.6兆円の買い長。前週に比べて1,296億円増えました。やはりこの辺りが上昇の原動力になっています。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。一時先週の高値を超えましたが、引けにかけて売られ安値引け。円安メリットも無く3月権利取りも期待できないので、引き続き厳しい状況は続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】

アライドテレシスHD(6835)は小動き。こちらに関しては持ち合いも続きあまり脈が無いと思うので、本日引けで売却とします。足元でスタンダード市場では低位株ブームが来ていますが、同社はその波に乗れず。またこれ以上の株主還元も望めそうに無いですね・・・。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日反落。ただ途中までプラス圏で推移していたこともあり、相変わらず同社を買い上げることで、日経平均先物が操作されている感じ。指数寄与度は11.65%に。上位4社のFAST銘柄で30%超えと、どんどん上がっています。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ミラージュランドに行ってみらーれ その4

遊園地話の続きです。

ミラージュランドの「恐怖の館」の入り口に向かうと、スタッフの方に説明を受けます。まず懐中電灯を手渡され「途中リタイヤはできません」「引き返すこともできません」というようなことを説明されます。そう言われると怖いですが、それぞれ了解して入りますお化け屋敷なんて好んで入りませんから、せいぜい学生の時に行ったディズニーランドの「ホーンテッドマンション」以来でしょうか

全然予備知識無く入ったので、どういうタイプのお化け屋敷かもわかりませんでした。勝手に古い日本式の、井戸や幽霊的なものが出てくるお化け屋敷と思っていたのですが、全然違うタイプでした。あとで詳しく解説を見ると、ここ魚津は元々漁師の町ですから、コンセプトとして北欧の漁師町で起こった殺人事件をイメージして作られたもの

いきなり目に入るのは漁具と骸骨。そして「首斬り注意」の看板屈まないと入れない程の小さな入り口を通り抜けると、周りから聞こえる不気味なうなり声と悲鳴棚には20以上と思われる生首が並んでいます

スマホ撮影OKということなのですが、片方の手は懐中電灯、そして片方の手は娘がしっかり握ってくるので、撮影なんぞできません。ぶっちゃけYouTubeにアップされているので、今後特に行かないだろうという人は見てみてください(※心臓の弱い人は除く)(つづく)

日経平均一時41000円突破!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

金曜の日経平均は続伸。前日のNYは3指数揃って買われ最高値更新。商いはやや低調。長期金利は4.27%に低下。ただスイス中銀の利下げを受けてユーロが売られ、ドルは買われました。マイクロンの好決算を受けて半導体株指数のSOX指数は2.3%の上昇となり、ハイテク株を牽引しました。一方、Apple独禁法違反疑いで司法省から提訴され4%超の下落。WTI原油先物は81ドル割れ。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が151円台後半まで円安が進んだことで、一気に41000円を突破する動きに。ただその後は買いが一巡し上値が重く。アメリカでインデックスファンドが中国株価指数連動型の一部商品に投資することを禁じる新法案が米議会に提出
され、人民元安が進んで中国株が大きめの下落となると、日本株も売りに押されました。

後場は一旦マイ転となりましたが、窓埋めを実現したこともあり、一転引けにかけて買い戻しが優勢に。引けにかけて41000円を回復しましたが、最後は力尽きて前引け近くまで押し戻されました。6営業日ぶりの陰線になりましたが、TOPIXは6営業日連続陽線。売買代金は5.3兆円台と活況。REIT指数は続伸で1月以来の高値水準に。


投資判断は「売り」。金曜のNYは高安マチマチ。長期金利は4.2%に低下し、ハイテク株に買いが入ってNASDAQは続伸で最高値更新。目標株価引き上げを受けたNVIDIAや、中国のiPhoneでBaiduの生成AI導入が報じられたAppleなどが買われ、マグニフィセント7銘柄が総じて買われました。それらを受けた日経平均先物は40500円となっており、週明けの日経平均軟調なスタートが見込まれます。

まず、NVIDIAがカンファレンスで発表した新製品「B200」は従来の「H100」に比べAI学習能力が4倍、推論時の性能が30倍、電力効率が25倍も改善するという驚愕の性能(※価格は現時点で未公表)・・・だったように思われますが、市場の反応は想定内。専門家に言わせれば「想定内」だったようです。また本格出荷は来年の話とのこと。

そして日銀金融政策決定会合は事前報道通りの結果になりました。植田さんも黒田さんの後始末といった大仕事を上手く乗り切ってくれた感じがありますが(まだ3発撃たれたバズーカの半分くらいしか回収できておらず、宿題はまだまだ山積ですけれど)、ともあれこれで少なくとも半年は大きな政策変更がないだろうということで全般的に出尽くし感の買いが出ました。

為替に関しては円安方向に振れやすいけれど、一方でこれまで通り神田ラインも意識され150円より上は重そうです。

先週の話題は春闘の結果として5%の賃上げでしたが、これは当然日本全体として喜ばしい結果である一方、企業側にしても社会保険料負担を考えるとそれ以上に支払わないといけないわけで、人件費コストの上昇が重石になります。

勿論、それ以上に値上げが通る企業は益々追い風ですが、競争が激しい企業の場合はより厳しくなってきて、二極化が進みそうです。一応、上場企業の場合は競争力もありかつ海外売上も大きいですから、総合的にプラスには働くでしょうけれど。

楽観的に考える人の中には「この賃上げ分を原資に益々資産運用に資金が回る→株式市場にお金が回る」と考える人も居るようですが、一体どの程度効果があるのでしょうか。私の経験則上、過去に株高になる度に「株をやってみようかと思う」という人の個人的な相談がちらほら来ていたのですが、今回の日経平均4万円超え局面に限ってはたった一人だけ(親戚)であり、熱はそれ程高くないのが実感です。(それ故、まだ過熱感が出ていないのかも知れませんけれど・・・)

一方、ようやく息を吹き返してきた感のあるREIT指数。先週後半以降の値動きを見る限り、期末を前に売りはもう出尽くしたのではないかと思っています。どうやら2月は外国人投資家による売りがあったようで、そして3月は恒例の地銀による期末に向けた売りが出やすい時期ですが、この持ち直しに期待しています。

商品市況に関しては、ここにきて原油が80ドルの節目を明確に突破。また銅も中国精錬大手の減産報道を受けて上がっており、これらがドル高が進んでも上がっている辺りに強さがあります。この辺りがまたインフレ圧力に繋がりかねませんね。

金はさすがに一服してきましたが、元々金ETFの残高が減り続けているところにここまで金価格が上がってきた=金自体の需要が強いということで、逆に言えば金は更に上がるポテンシャルがありそうです。ビットコインも一服。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反落。イベントや為替の影響を受け辛いグロース市場に関しては、上値の重い状況となっています。iSpace(9348)が公募をしたり、仕手化していた売れるネット広告社(9235)が赤字決算を出したりと、人気株ほど下げがきつくなっています。3月期末権利取りの動きも出にくい市場ですから、下支えも期待できません。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は反発。カサノバ会長が一身上の都合で退任(家族と一緒の時間を過ごすため)とのことでしたが、特段株価には影響なく。プロ経営者とされる原田氏の後を継いで日本のマクドナルドの立て直しを図り、最初は様々な問題噴出で大変でしたが、何とかここまで成長できる企業に大復活できました。お疲れ様でした。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続伸で連日の最高値更新。半導体株が相対的に弱い動きを見せる中で、同社がとにかく買われ指数を牽引するパターンになっています。寄与度は11.58%に。いくら胡散臭いとここで繰り返しても、上がるものは上がりますね。突然寒くなった気候の変化で春物の売れ行きは悪いと思うのですけれど、そういう問題じゃないのでしょうね・・・。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ミラージュランドに行ってみらーれ その3

遊園地話の続きです。

お次は「パラトルーパー」という、クルクル高速で回転しながら浮き上がるものですこれは以前も乗ったことがありますが、結構怖い子供はキャッキャッキャッキャッと喜びますしかしここも我々ともう一組のみ。この貸し切り感はマイケル・ジャクソンの気分を味わえます

その後は娘がメリーゴーランドに乗り、「バズーカ」という空気砲で的を狙うアトラクションを経て、「バイキング」・・・も乗りたかったのですが、こちらは娘の身長が足りず断念。すると娘が「恐怖の館に行きたい」と言います。つまりお化け屋敷のこと。対象年齢が小学生以上ということで、小1の娘も遂にお化け屋敷に入れるようになったのです。

元々娘は怖い物が大好き図書館で借りてくるのも「がっこうのおばけずかん」シリーズですし、YouTubeで見るのは妖怪が出てくるものばかり。また先にも書きましたが「名探偵コナン」が好きな理由も「コナンが推理で鮮やかに事件を解決するから」・・・ではなく、「事件が起こるから」です

そんな怖いもの好きな娘にとって、お化け屋敷はある種の憧れのスポットようやくお化け屋敷に入れるということでワクワクしてテンションが上がっていましたそして案の定、その数分後にはお化け屋敷の強烈な洗礼を受けることになるのでした(つづく)

FOMCも無事通過で日経平均最高値へ

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前日のNYは注目のFOMCにおいて年3回利下げ観測が維持されたことで3指数揃って上昇し終値ベースでの最高値更新。ただ商いは通常時並でした。長期金利は4.27%に低下。マグニフィセント7が揃って買われた他、半導体株指数のSOX指数も上昇しハイテク株中心に買われました。引け後に決算を発表したマイクロンは予想を上回り時間外で急伸。WTI原油先物限月交代もあり81ドル台に下落。


投資判断は「売り」。先週の世界の株式市場は香港株が最も強く、次いでフランスがボーイングの敵失によるエアバスの上昇により最高値更新。ちなみにユーロ・ストックス50指数は13日に5000ポイントの節目に到達。一方、NYダウやS&Pは小幅安で、韓国と台湾が共に△0.5%、NASDAQが△0.7%、インドとTOPIXが△2.0%、ラッセル2000が△2.1%、そして日経平均がワーストの△2.4%という成績でした。全般的にここまでの巻き戻しが出ている印象。

アメリカ株はCPIやPPIなどの経済指標が重くのしかかり、長期金利が上昇したことが特にNASDAQSOX指数の重石になりました。先週はアメリカのREIT軟調

その長期金利がまた上がってきている点は気がかりです。先週イエレン財務長官が「長期金利はコロナ前の低水準まで戻らない」と発言しており、それが足元の金利上昇速度を高めている感じです。

先週は案外地銀株が下落。本来アメリカの景気が底堅く、そして金利が上がっているのであれば銀行株全般には良い流れであるはず。例のSVB破綻から1年を経過し、緊急融資プログラムが終了したことが一因かも知れません。FRBのバランスシートは先週若干上昇していますが、終了前の駆け込み借り入れがあったのではないかと思われます。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

一方で、GDPの最も大きな部分を占める消費に関しては影があります。先週発表された小売売上高において、悪かった1月分が更に下方修正されました。1月分は△0.8%→△1.1%に、そして2月は前月比+0.8%予想に対して+0.6%。1月分が悪くなったのだから2月の「前月比」は更に上がっても良いはずなのに、予想を下回ったという辺り、相当に悪かったということです。民主党政権は選挙までは何とか景気の腰折れを食い止めたいと思っているでしょうけれど。

株式の需給面においては、アメリカのMMFはまた最高を更新。6.1兆ドルということですが、この辺りが相場の下支えになっているとは思います。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-14/SACZOBT0G1KW00

日本のREITに関しては3/14に高値引けして以来強調。高値引けは1/22以来で、その後今回の下落相場に繋がりました。ただ当時に比べMACDもマイナス圏にあり、今回は上へのトレンド転換に繋がりました。なお14日の上昇は野村のREIT市場のレポートも契機になった模様。株でも以来不動産や陸運といったところがしっかり。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の裁定残高は買い残1.9兆円に対して売り残0.4兆円で差し引き1.5兆円の買い長。前週に比べ0.5兆円減りました。先々週はメジャーSQがあったので動きがありましたが、この裁定解消売り圧力などが下落の一因だったと言えます。

また3月第1週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1763億円の買い越し。先物も244億円の買い越しということで、2週連続の買い越しでした。買い越し額は小さいですが、先々週はメジャーSQ週ということで、例年玉移動の売り越しが出やすい時期。にも関わらず買い越しだったということで、実質的には結構な買い越しだったのではないでしょうか。
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/investor_trends

なお個人も3,274億円の買い越しで大きめ。ただこちらは信用買いによるもので、急反落したところに逆張りの肉食買いが出た模様。その投げが今の上値を抑える一因でもあるようです。一方、売り手は信託銀行(年金)で6,865億円の大幅な売り越し。なお、グロース市場に関しては外国人投資家は現物を134億円の大幅売り越し。また結構な売り越しが続いています。


新興市場は「中立」。火曜のグロース指数は続伸。大型株同様にほぼ高値引けで終えました。ただ足元では円安が進んでいることで、円安メリット株が買われやすい地合。また3月権利取りの動きも考えると、どちらにも当てはまらないグロース株はやや蚊帳の外感が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は火曜反発で3万円乗せ。昨晩のアメリカでもFOMCの結果を受けて金価格は上昇しており、更に為替の円安も加わります。この辺りは株のような大きな値上がりこそ期待できないものの、着実な上昇が期待されます。ちなみに値幅を取りたければ金ダブル・ブルETN(2036)という商品もありますね。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は火曜反落。3/1の急騰以来、連日下値を切り下げています。ほぼ今年の安値水準であり、そこを割り込むと大発会時に空けた窓を埋めに行く動き。今や海運人気は離散しており、年度末までこの基調は続くのでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。