鬱々

 昨日の事があって朝から憂鬱なのに、彼からメール…。
 携帯を壁に投げつけそうになってしまった。
 気分を落ち着かせて、友人と楽しみにしていたドライブへ。
 でも、なんだか心の底から楽しめない。すごく心が傷ついていた。体もなんだかぐったりしている。
 友人には申し訳ない事したな…。
 帰宅して、日記を更新して、眠りにつく。
 mixiにはこんな事、書けないな。
 同僚も見てるし。でも、どこかにこのたまりにたまった鬱々とした気持ちを書きたかったのではてなへ封印。
 いつか消すかもしれないけれど。
 早く、彼(先日一緒に飲んだ彼)の仕事が落ち着いて、また一緒に飲みに行きたいな。

告白

 お休みを利用して福岡へ。
 職場の仲間と楽しく飲み、そのまま朝までコース。
 腹を割って色んな話が出来て、今までたまってたストレスとかもすっきり吐き出せた夜だった。
 で、そのまま三人でまんが喫茶で始発を待っていると、事件が起こった。
 三人のうちの一人がまんがを取りにブース(三人用の座敷を借りていた)を出たところ、もう一人の同僚がすっかり眠りこけていた私にいきなり抱きついてきた。
 びっくりしたし、寝ぼけていたしで訳分かんなくてぽかーんとしているとそのままキスされてしまった。
 頭真っ白、パニック状態。
 状況が理解できずにいるとまじめな顔して彼が私を見つめ、
「好き…」
 って、こらー!
 お前結婚してるだろー!子どももいるだろー!
 と、冷静な今なら言えるけれど、あの時はびっくりしたのと恐怖とで一言も声が出せず、抵抗もできなかった。
 ようやく同僚が戻ってきて、お互い眠ってたフリ。
 緊張の一夜が明け、まんが喫茶を出て、三人で仲良く朝マック
 で、昨日告白してきた同僚がトイレに行ったので、昨日の事、もう一人の同僚に相談しようかどうしようか悩んでいると彼からメール。
「二人っきりになりたいな。ダメかな?」
 って……。
 こりゃちゃんと話し合わなきゃダメだな、と思い覚悟を決める。
 彼と私は高速バスで帰宅するので、もう一人の同僚とバスセンター入口で別れ、エスカレーターで見つめ合う。
「キスすると思ってなかった?」
 と言われ、頷く。
「冗談かと思ってた」
 彼も困ったように笑う。
 高速バスに乗るのをやめ、二人で町を歩き、公園のベンチに座ってしばらく話す事に。
「結婚しててもね、好きなものは好きなんだ」
 そう言われて、何も言えずに黙り込んでしまった…。
「今、どうやって逃げようかなーって、悩んでる?困ってる?」
 そう言いながら顔を覗きこまれて、にっこり笑いながら頷いた。
 彼の事を兄のように慕っているから、どうやって気持ちをわかってもらえばいいのか、言葉に悩んでしまった。
「もう大好きって言ってくれなくなるの?」
 と言われて、
「うん、大ッ嫌い」
 と、笑顔で言ってしまった。
「キスしたい。大好きなんだ。どうしたらこの気持ちを信じてもらえる?」
 真剣な目で言われても、私はその気持ちに答える事は出来ない。
「それ以上言ったら、もう二度と、相談も話もしない。本当に大ッ嫌いになっちゃう。だからやめて」
「それは困るな…。仕事にも支障が出る…」
 彼も困ったように笑っていた。

 帰宅して、頭の中はぐちゃぐちゃ…。
 困った。
 心を落ち着けるための頼みの綱…。
 一緒に飲んでいたもう一人の同僚に電話する。
「あのさー、相談なんだけど…」
 その一言に、同僚が黙り込む。
「それは、深刻な相談ですか?」
「そうです。いいですか?」
「はい、いいですよ」
「君、気付いた?私も寝ぼけてびっくりして何にも言えなかったんだけど、君が本を取りに行ってる時、彼がキスしてきたんだ」
「まじっすか?腕枕してるのは気付いたけど、それは気付かなかった!なんで言ってくれなかったんですかー!殴ってやったのに」
「気付いてたのに無視してたのかと思ってた…」
「いや、すいません、マジ気付かなかったです…」
 彼のまじめさと優しさにちょっとほっとする。
「あの人、なんかたまってるんですかねー?最低っすね。絶対近づかせないようにするんで、安心してください!いつでも僕に言ってくださいね!なんなら今からガツンと言ってやりましょうか?」
「いや、いいよ。油断した私も悪かった。でも次はないから。絶対二人っきりにならない。もし次やられたら君に一番に相談するから」
「まかせてください」
 彼の力強い言葉にほっとして、ようやく安心して眠る事が出来た。
 なんだか、好きな人にはなかなか好かれないのに、好きになって欲しくない人には好かれてばっかりだなー。
 ジレンマです。

支え合い、助け合い

ここのところ、仕事が忙しすぎて徹夜したり、休日出勤の日々…。
バテました。
肉体的にも、精神的にも。
そんな中、以前からずっと色々相談に乗ってくれたり、支えてくれている先輩から、ふと弱音をはかれてグラリときた。
数年前の私と同じ状況。
これは同情なのかもしれない。
お互い大人なので、ちゃんと境界を引いて、距離をとるようにしている。
これ以上近づいたら、危険な感じ。
冗談言い合ったり、チャカしたりして誤魔化してるけど、時々本音と冗談の境界がわからなくなる時がある。
離れた方がいいのかもしれない。
でもそれはできない。
辛い時にこそ、力になりたいと思う。
話を聞いてあげるくらいしかできないけれど、同じ痛みを味わう者(彼はまだだけれど…)として、痛みを分かち合う事が出来たらと思う。
大切な人を失う事は、経験してみないとわからない。
覚悟はしていても、それは想像以上に辛い事だから。

初デート!?

夜、今日も残業きついなー、そろそろ帰ろうかな、どうしようかな?と悩んでいると彼から突然電話が!
焦りつつも出る。
「まだお仕事中ですか?良かったら今晩お食事でもどうですか?」
わーわーわー!
大パニックになりながらもお誘いをお受けする事に。
先日の初電話(4月10日の日記をご参照下さい)以来、2回もお誘いを受けながら2回とも電話に気付かなかったという大失態をしでかしてしまっていたのです。
あれから2週間、ようやく初めて二人っきりで会う機会がやって来ました。
噴水前で待ち合わせて、彼が行ってみたいというので私の行きつけのうどん屋さんへ。
で、食事を済ませた後もそこで2時間ほど話す。
話が盛り上がってしまって最終バスを逃してしまい、どうせタクシーで帰るんだったら飲みましょうか?という話になり、飲み屋に移動。
彼は大分に来てまだ半年くらいしか経っていないので、どこか店を教えて欲しいというので私の好きなバーへ行く事に。
商店街を出ると外は雨で、傘を持っていなかったのだけれど、そのまま行こうとすると彼が傘をさしてくれた。
二人で肩を濡らしながらバーへ入り、そこでカクテルを3杯ほど飲みながら、仕事の事や二人共が尊敬する共通の知人の事、お互いの暮らしや家族の事とか、色んな話をした。
メールでは最近深刻な相談をされてばかりだったけれど、実際に会うとそんな話はちょこっとしかしなくて、お互い会話を楽しんでいた。
で、気付けば午前2時!
彼は明日から京都に出張なので、新幹線の中で眠るから大丈夫ですとは言っていたけれど、最後にはなんだか目がとろんとしていた。
私も明日の仕事に支障が出るのでようやくお開き。
事務所に戻って仕事しようかな、と密かに思っていたのだけれど、そんな考えを彼に見破られていて、タクシーに乗り込むまで見届けられてしまった。
なんだか、今でも夢だったのかな?と思ったり。
彼は私の事どう思っているんだろう…。
ただ一緒にいるのが楽しいから誘ってるだけなのかな?と、不安になったり…。
男の人の考えてる事、気持ちってわからない。

久々の徹夜

最終バスを逃してしまい、気分も乗っていたので久々に徹夜をすることに。
事務所に止まりこんで朝までお仕事。
途中、彼と、同僚から心配してメールが何通も来る。
ありがたいなー。
でも帰らない。
ここで踏ん張らないと、土日がまた休日出勤になってしまう…。
代休取る暇ないので土日だけはしっかり休みたいな。

突然の電話

「近いうちに飲みにお誘いしたいのですが、良ければでいいのですが、、、」
というメールを受け取って、ケイタイ番号を聞かれたので教えたら、夜、かかってきた。
「教えてもらったので一応かけてみました」
というなんとも生真面目な言葉に笑ってしまった。
メールでは色んな事を話しているのに、なんだか電話だと照れます。
まだ仕事をしている私を心配してくれていたようです。
 お誘いしようと思っていたら急に仕事が忙しくなってしまったので、今月はちょっと無理かもしれないとのことだった。
 真面目なのか、おもしろい事を言っているのか、なんとも不思議な人です。
 私も仕事が忙しくなってきたし、しばらく飲みはお預け。
 ちょっと残念ですが、早く仕事を片付けて、心置きなく楽しめるようにしよう。

春の戸惑い

昨日の夜、ちょっと疲れていたので早めに就寝している間にメールが来ていたようです。
通勤途中のバスの中でゆっくりと読む。
いつもの調子で楽しい文面。
で、最後の一文に硬直。
「近いうちに飲みにお誘いしたいのですが、良ければでいいのですが、、、」
……かなりパニック状態。
どう返事しようかなーと思いながら、ようやくお昼休み頃落ち着きを取り戻し、返事を書く。
緊張して文字間違えまくった…。
出会って5ヶ月ほど経ちますが、ずっとメール交換をしてきて、仕事で一度、お花見で一度お会いしているのですが、二人っきりで飲みに行くのははじめて…。
どうなっていくのかちょっと不安です。